薄毛の進行が早まるのは、4つの原因が最も多い

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一般的に春先などに起こりやすい「抜け毛や脱毛症」と、夏場の暑さが影響し秋口などで起こる「抜け毛」は既に多くの人に知られている情報だと思います。

しかし、他の原因で抜け毛が始まると薄毛になるまでの進行が早くなる症状もあります。

一般的に抜け毛が多いと言われる季節

春先に多い抜け毛の症状 極度に神経的な緊張と不安が積み重なった時に起きやすい症状
秋口に多い抜け毛の症状 夏場に冷たいものを過剰に飲食した時に起きやすい症状

などです。

秋口の抜け毛では、頭皮が柔らかくなる春先から毛穴も開きやすいので、頭皮の汚れを洗い流しやすくなり抜け毛の量も多くなる時期でもあります。

逆に言えば、外用育毛薬を頭皮につけて治す時期としても、毛穴から育毛薬が浸透しやすいこともあり、改善するにはベストな時期でもあります。

☆抜け毛になる原因は、年齢や抜け毛の速度にも違いがアリ。

順位 抜け毛が早くなる症状 年齢 性別
1 ・ストレス性・神経性の症状がある場合 全般 男女共
2 ・AGA(男性型脱毛症) 30~ 男性の脱毛症
3 ・脂漏性皮膚炎・粃糠性脱毛症・頭皮のダメージ(パーマ・カラー) 全般 男女共
4 ・FAGA(女性男性型脱毛症) 40~50 女性の脱毛症

*症状が出やすい年齢を示していますので、例外もあります。

粃糠性脱毛症(ひこうせいだつもうしょう)ストレスや神経性の症状により、ホルモンが分泌異常を引き起こして抜け毛を発症させる。

皮脂の異常分泌が常在菌(マラセチア菌)の繁殖につながり炎症(湿疹)を起こす。

初期症状:フケが大きい・異常に多く出る 痒み

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)

皮脂の分泌が多くなり毛穴に詰まることで、常在菌(マラセチア菌)が繁殖して炎症(湿疹)を起こす。

初期症状:細かいフケが多い

完全に治しきれないと再発を繰り返すことが多い。

症状により改善策がありますが、自己判断するにはとても難しい症状もあります。

自己判断が難しい症状
・ストレス性の脱毛症とAGA(男性型脱毛症)が似ている
・抜け毛の症状が複合している

*治療する順位や方法も異なるためです。

上記のような、薄毛の原因や改善策を含めた内容を、これから解説していきたいと思います。

薄毛になってしまう原因はどこにあるのか?

食生活を含めた生活習慣の乱れが薄毛の原因になることが最も多いようです。

下記のように、生活リズムを作ることができなくなる環境の主な要因を表にしてみました。

薄毛になる原点 薄毛に影響を与える要因 薄毛の原因
労働環境の問題精神的影響が多い 管理職など重い責任を負わされる

緊張状態が長く続く仕事内容

絶え間なく続く仕事の重圧

コミュニケーションの悩み

ストレスが原因 ホルモンの分泌異常

皮脂を過剰に分泌するなど発毛を停止状態にする

食生活の乱れ・睡眠時間の減少

栄養素が偏り生活リズムが作れなくなる

うまく対応できない悩みがストレスとなり積み重ねで起こる

精神疾患を引き起こす可能性もある

家庭環境の問題精神的影響が多い 介護・身内・家族の病気・将来の悩み・生活が安定しない目先の不安など 精神的な苦痛や悩みがストレスとなる

積み重なると精神的苦痛へと変わり精神疾患を引き起こす可能性もある

食の欧米化飲酒

身体の影響

血流循環機能の問題

肉や小麦をとる習慣が多く高血圧や高カロリーになる傾向塩分・脂分・タンパク質が大量に増える

脳・肝臓・心臓などの病気にも発展し身体的にも問題になる

食生活の偏り体内中の栄養素が発毛に必要な栄養素を不足させる

運動不足

血行不良

毛根まで栄養素が運び込まれてこなくなる

など、主に3つの問題から薄毛に発展し影響していると思われます。

現在ではAGA(男性型脱毛症)の人も多いようですが、その他の原因で薄毛になる人も多くいます。

抜け毛の年齢は、20代前半から始まる人もいますが、中には10代から始まる人もいます。

年齢が高くなるほど、嗜好物が多くなり運動不足や食生活のリズムを崩しやすくなっていくことから薄毛になる確率が増す原因にもなっています。

比較的薄毛になりにくい年代の理由(*例外もあります)

20代30代前半 独身と違い結婚し子供が生まれ仕事・家庭も気合が入る時でもある

気が抜けない意気込みで生活している

友人や仲間が多くて楽しく日々が過ごせる

薄毛にならない原因 体内に十分なミネラルや栄養素が蓄えられている

精神的に残すようなことをしないようにコントロールができている

40代から抜け毛になる年齢の境目になるのではないでしょうか。

40代~ 急に体力が落ちたと感じるようになる

今まで以上に仕事量が増えること・家族の心配事が多くなる

考え事・悩み事の数が多くなりすぎて処理が進まなくなる

精神的に抱え込むようになる

薄毛になる原因 体内の十分な栄養素が数多く足りなくなっている

ホルモン異常を起こしやすくなっている

精神的に抱え込んだことをコントロールできなくなっている

つまり、20代30代は、精神的に深く受け止めずストレスを感じることが少ないということです。

仮にあったとしても仲間との飲酒や家族・スポーツなどで発散し解消できていたのだと思います。

40代に入ると20代30代からの仲間も減ってくることで頻繁に会うことがなくなってきます。

仕事を任される地位に就く人、逆に仕事を失うこともあり、これからの道を大きく変えることが多く精神的に強くなれる人が少ない年齢でもあります。

さらに「親が病気になった・介護が必要になった」など身内の問題が大きく出てくると、「仕事・家庭・仲間」に対しても、精神的に悩むことや抱え込むといったことが多くなるのです。

薄毛の問題は、食の問題でもカロリーや栄養素の偏りにもありますが、精神的ストレスを抱え込んでしまうと、発毛をストップさせてしまう確率が高くなります。

精神的な問題の解消方法には、精神的な薄毛予防の他、認知症予防にも共通するものがあります。
「運動」・「スポーツ」・「趣味」・「読書」など「何でも好きなことに没頭できること」です。
簡単に言えば、「切り替えを早くする」・「思い込まない」・「悩みを引きずらない」ことです。
しかし、切り替えがうまくコントロールができないので、好きなことに没頭する方が悩みや考え込むことをなくすきっかけがあるということから進められているものです。

40代は色々な問題が一気に押し寄せてくる年代でもあり、悩みを解決できないほどの悲しさや苦しさが精神的に安定しなくなってくる年代でもあります。

【ハゲてしまう進行速度はどれくらい?】

短期間で薄毛になる早い症状は、ストレス性を持った抜け毛です。

脂漏性皮膚炎頭皮湿疹粃糠性脱毛症など複合した症状がストレス性に加わると、順番に治さなければいけない症状もあるので長期間必要になる場合もあります。

薄毛になるまでの期間

短期で起きる薄毛の進行期間

(1週間~3ヶ月位の期間)

神経性ストレスで起こる薄毛の症状

*粃糠性脱毛症・脂漏性皮膚炎など何らかの原因が複合している場合も早く薄毛になります。

長期で起きる薄毛の進行期間

(6ヵ月~1年位の期間)

慢性化した脂漏性皮膚炎(ある程度の抜け毛までは進行しますが遅い)

女性に多いFAGA(女性男性型脱毛症)は時間をかけて薄く広く範囲を広げて薄毛になるので発見が遅いと言われています。

*例外もあります

に分けられるかと思います。

*例外もありますので限定的に言える期間ではありません。

年齢別の抜け毛進行速度

ストレス性の脱毛症とAGA(男性型脱毛症)は、抜け毛の範囲もよく似ていて進行が早い抜け毛の症状です。

また、ストレス性の脱毛症は、脂漏性皮膚炎・粃糠性脱毛症、湿疹などと併用して炎症を起こすことが多く抜け毛の進行も早く複合している症状のため治療期間も長くなることがあります。

脂漏性皮膚炎・粃糠性脱毛症単独で発症した場合は、ストレス性脱毛症やAGAに比べると比較的遅くなりますが、とにかくフケが多く出る・炎症を繰り返すことが多いところが特徴です。

50歳後半に起こる可能性が高い脱毛症では、「壮年性脱毛症・老人性脱毛症」があります。

ストレス性脱毛症やAGAと同じく抜け毛は早く進行します。

抜け毛が始まる所で多い部位は、頭頂部から始まることが多い

頭頂部の中心から側頭部・後頭部・前頭部にかけて抜け毛の範囲が円を描くように広がっていきます。

やがて、M字(コメカミ)のあたりなどに抜け毛の範囲を広げていきます。

抜け毛をさらに進行してしまう要因の中には、複数存在

・薄毛の原因などは無視して、ただ育毛剤をつければ良いと思っている人
・毎日、強力な整髪剤(ハードジェルやスプレー) を使用している人
・パーマやカラーを中止しない人
・ポニーテールなど髪を引っ張るスタイルを頻繁にする人
・シャンプーを必要以上にする人
・洗髪を丁寧にしない人
・頭皮マッサージを必要以上する人・力を入れすぎる人

個人の症状により、抜け毛の部位やスピードは違います。

頭頂部・前頭部・M字と別々に起きた人もいますし、同時に起きた人もいるほど個人差があります。

前頭部の抜け毛に対して頭頂部の抜け毛の発見は遅く「抜け始めた時期を思い出しても」「抜け毛の範囲が広がり始めた期間を覚えている人は少ない」ので、気づいた時は既に頭頂部のあたりが抜けていたというような曖昧な記憶を持つ人が多いです。

頭皮ケアでは間に合わない!?薄毛が進行してしまう恐れ

「薄毛の原因は1つとは限らない」ことを前提に早く対処する必要があります。

単に皮脂汚れが詰まった状態であれば、シャンプーや頭皮マッサージなどで頭皮を解し、育毛剤を使用すると回復は早いでしょう。

しかし、ほとんどの抜け毛や薄毛の症状には、

・発毛をストップしてしまう指令を毛根が受け取り休眠状態になっている
・発毛に必要な栄養素が行き渡らずに毛根の機能を果たしていない
・ホルモン分泌異常を起こしてしまい、正常な機能を行っていない

などが原因していることが多いです。

下記のような症状を感じたら、専門のクリニックで相談する方が良いでしょう。

予兆を感じる時 抜け毛の初期症状前で変化を感じる内容
毎日の洗髪 「明らかに普段より抜け毛の量が多く1週間以上続く」とき

早めの対処法を取ることが必要になります。

朝起きた時 枕に多く抜け毛がついている
毎朝の整髪時 フケが目立つ・カユミがある・頭皮の色がおかしい・
日中 毛髪にハリ・コシ・ツヤがなくなってきた

毛髪がパサパサでまとまりがつかない

通常の量では毛髪のケア製品がなじみにくくなった

頭皮乾燥や頭皮のベタベタが極端に出て気になる

頭皮ケア製品などでは抜け毛を止めることができませんので、続けているとさらに抜け毛を進行させる可能性もあります。

ほとんどの人は、「仕事で忙しい毎日を送っています」から、初期段階の抜け毛でクリニックへ行くよりも「自分で育毛薬や育毛剤を購入して目立たないように治したいのが心情」です。

しかし、上記のような予兆段階の時点でクリニックへ行く方が、より早く治せる近道だと思っていた方が良いでしょう。

クリニックへ行く方が良い理由
・自分で治すといっても薄毛の原因がわからないこと
・年齢が30代40代50代と高くなるにつれて複合した薄毛の症状が増えていること
があると対処できないからです。

育毛薬や育毛剤は、それぞれの薄毛の症状にあったものを使用しないと高価な育毛剤でも効果が出ませんから、一度クリニックで抜け毛や薄毛の原因を調べてもらう必要があります。

自分で治したいのであれば、それから行うべきだと言えるでしょう。

抜け毛・薄毛になる原因の全般に対応できるクリニックを選択する方が良いでしょう。

おすすめ クリニック名 取り扱う内容
AGA専門のクリニック 主にAGA専門に扱うクリニック
一般皮膚病を扱うクリニック 主に、湿疹・かぶれなどを扱うクリニック
 ◎ 薄毛・脱毛症を全般に取り扱うクリニック AGA・薄毛・脱毛症全般取り扱うクリニック

など、症状別に分かれているクリニックも少なくありません。

HPで調べてもAGAが多いので、電話やメールなどで症状を問い合わせてから受診してください。

「AGA・薄毛・脱毛症を全般に扱う」と書いてある皮膚科やクリニックへ行って相談する方が良いでしょう。

専門の皮膚科やクリニックへ相談すると良いメリット
・薄毛・脱毛原因がわかる
・血液検査(コレステロール値・肝機能)で身体の健康状態がわかる
・血流状態(血液の流れ)がわかる

などです。

食生活や睡眠など生活習慣についても指導がありますから、体を改善することが一緒にできます。

*皮膚科・クリニックには、AGA以外での血液検査を行わないところもあります。

早期治療で行う症状別・処方薬の主な内容

薄毛の原因 使用する薬 作用・効果
脂漏性皮膚炎・湿疹・デキモノ・赤み ・ステロイド剤

・サプリメント

・育毛薬・育毛剤

炎症を止める

発毛に必要な栄養素補給

発毛促進・抜け毛を抑える

粃糠性脱毛症 ・育毛薬・育毛剤

・精神安定薬

・ステロイド剤

・サプリメント

発毛促進・抜け毛を抑える

ストレスを抑える うつ症に使われている薬を使用することもある

発毛に必要な栄養素補給

ストレス性

抜け毛・薄毛

・育毛剤・育毛薬

・精神安定薬

・ステロイド剤

・サプリメント

発毛促進・抜け毛を抑える

ストレスを抑える うつ症に使われている薬を使用することもある

発毛に必要な栄養素補給

AGA(男性型脱毛症) ・AGA専用

・内服育毛薬

プロペシア

ザガーロ

ミノキシジル

・外用育毛剤

ミノキシジル

サプリメント

悪玉酵素を阻害する役目のある薬

血管の拡張・血圧を下げる効果 発毛を促進

血管の拡張・血圧を下げる効果 発毛を促進

発毛に必要な栄養素補給

FAGA(女性男性型脱毛症) ・内服育毛薬

パントガール

・外用育毛剤

パントスチン

発毛を促す成分

発毛に必要なビタミンD-パントテン酸・薬用酵母

悪玉酵素DHTを抑制する働き

*他にもクリニック独自の育毛薬・治療薬が多数あります。

抜け毛の原因で調べることがある血液検査には、「コレステロール値」が要因になっている場合や栄養素をエネルギーに変えるもとになる「肝機能が正常に機能している」ことも調べることができます。

また、AGA(男性型脱毛症)を調べることもできますので、全ての薄毛の原因がわかります。

薄毛の進行は4つの「型」が存在している

薄毛の進行が早まる4つの原因を「型」で表すとよくわかるかと思います。

「ストレス型」「食生活型」「男性型」「女性型脱毛症型」の4つになることがわかるかと思います。

薄毛の原因を単純に分けることが難しい理由には、薄毛の症状が複合して起きていることが多いことです。

上記の表にあるように、4つの抜け毛の原因を見つけ出すことは、素人判断ではとても難しいことが現状です。

1.「ストレス・食生活・睡眠時間」などの生活習慣の乱れは、頭皮や毛髪だけではなく身体にも大きく影響を及ぼしていきます。

「生活リズムと栄養管理不足」からの抜け毛は、年齢が高くなるほど栄養バランスをとることが難しく改善できなくなっていきますから、AGAと同様に抜け毛が進みやすくなります。

*頭皮や毛髪だけではなく身体にも大きく影響を及ぼしていきます。

2.「男性ホルモンが他の物質と結合する」ことで抜け毛を引き起こす「悪玉酵素」が原因の抜け毛もあります。

*1+2が複合して起きる脱毛症も少なくないからです。

抜け毛の予兆を感じた時は、抜け毛が始まっていたとしても早く専門のクリニックへ行くことが必要です。

*理由は一つ、4つの抜け毛の原因を見つけ出すことが大切なのです。

*原因さえわかれば、自分で治療する方法もありますからね。

結果、抜け毛が始まったら頭皮が目立たないうちに専門のクリニックや皮膚科を受診して原因を確かめる方法が一番良い改善方法といえるのです。

但し、薄毛の原因がわかっても安心はできませんよ。

薄毛を改善すると決まれば「毎日、必ず育毛を行う心がけ」を前提に考えておく必要があります。

育毛や治療を始めたからといって、頭皮ケアを怠るような日が続くと、脱毛の進行を防げずに再発する可能性が高くなります。

しっかり育毛計画を立てて毎日行うことが薄毛を改善するには重要なことだと覚えておいてください。

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