頭皮へのダメージは薄毛の原因!回復には正しいケアを

薄毛の原因といえばAGA(男性型脱毛症)ばかりが注目されがちですが、AGA以外にも薄毛の原因はあります。

頭皮へのダメージ蓄積も薄毛の原因となることがあります。

ダメージの原因としては皮脂の過剰や頭皮の乾燥などがあり、頭皮の炎症や毛根の栄養不足を招いて、脱毛症の原因となってしまうこともあるのです。

頭皮へのダメージを与える原因は、これ以外にもいろいろなものがあります。

頭皮のダメージの主な原因、ダメージのチェック方法、頭皮の状態を回復させる方法などについて説明していきましょう。

頭皮にダメージを与えてしまう原因!

頭皮は体の中で最も皮脂の分泌量が多い部位ですが、これは頭皮の表面に皮脂のバリアを作る必要があるためです。

それだけ、ダメージに弱い証拠だと言ってもいいでしょう。

頭皮にダメージを与える原因

・皮脂の過剰

・頭皮の乾燥

・頭皮の血行悪化

・パーマやカラーリング

皮脂の過剰は、男性に起こりがちです。

男性ホルモンの影響で皮脂の分泌量が多いうえ、洗髪をはじめとする頭皮ケアをサボっている人が多いためです。

過剰になった皮脂が毛穴に詰まり、そこに細菌が感染すると炎症の原因となります。

炎症が悪化すると抜ける時期になっていない頭髪が抜けるようになり、脂漏性脱毛症を引き起こすこともあるのです。

逆に頭皮の乾燥は、女性に起きやすいとされています。

皮脂の分泌量が少ないためバリアが薄く、皮膚内部の水分が蒸発してしまいやすいからです。

乾燥の原因は多様です。

まず、紫外線の浴びすぎによる水分の蒸発が考えられます。エアコンの乾いた風を受けることも、頭皮の乾燥の原因となります。

洗髪が過剰になることも、頭皮の乾燥につながります。

合成界面活性剤が配合されているシャンプーは、皮脂を洗い流し過ぎてバリアを壊し、皮膚の水分が蒸発しやすくなるためです。

頭皮が乾燥するとターンオーバーがうまくいかなくなり、フケが増えて毛穴に詰まります。

ここに細菌が感染することも、皮膚炎や脱毛症の原因となるのです。

頭皮の血行悪化の原因として考えられるのは、ストレスや生活習慣病です。

ストレス性のものは自律神経のうち交感神経を活発にするため、末梢血管が収縮して血行が悪化するのです。

生活習慣病だと、動脈硬化は血管内部が狭くなるため、流れる血液の量が減少します。

糖尿病は血糖値の高い血液によって血管が傷むことが、血行悪化につながります。

血行悪化によって、ターンオーバーに必要な栄養分が十分に供給されなくなり、頭皮の状態が悪化してしまいます。

頭髪の栄養分も足りなくなり、薄毛の原因にもなります。

パーマやカラーリングが頭皮に悪影響を与えるのは、使用される薬剤が原因です。

いずれも頭髪のタンパク質の結合をゆるめるために使用する、アルカリ性の薬剤が問題なのです。

そもそもタンパク質を分解する働きを持っているのですから、同じタンパク質でできている頭皮に付着するとダメージを与えるのです。

頭皮に薬剤を付着させないのはプロであっても難しいため、ダメージを避けるのも難しいということになるのです。

このように、頭皮にダメージを与える原因は多様です。

頭皮へのダメージの蓄積が頭皮の状態を悪化させ、炎症や薄毛の原因となってしまうこともあるのです。

自分で頭皮を確認してみよう!

頭皮へのダメージ蓄積によって状態が悪化しているかどうか、完全ではありませんが、調べる方法はあるのです。

セルフチェックポイント

・頭皮が脂ぎっているか

・フケは多いか

・頭皮の色が青白いか

・頭皮に柔軟性があるか

・頭皮にかゆみや赤みはあるか

まず、頭皮が脂ぎっていれば、皮脂の量が過剰になっている可能性が高いです。

毛穴の詰まりによって炎症を起こすことを警戒しなければなりません。

皮脂が過剰になっていないかどうかを調べるために、タオルで額を拭いたあと、上を向いて500円玉を載せ、そのまま正面を向いてください。

500円玉が落ちるまでに3秒以上かかるようならば、皮脂が過剰になっている可能性が高いです。

ただ、これだけでは皮脂が不足しているかどうかは分かりません。

皮脂の不足は、フケが多いかどうかである程度把握することができます。

頭皮の乾燥はターンオーバーを妨げ、頭皮が塊のまま剥がれ落ちてフケを増やす原因になるためです。

いくら洗髪してもフケが減らない人は、過剰な洗髪による頭皮の乾燥を疑った方がいいでしょう。

頭皮の色が青白いのは、血流がちゃんとしている証拠です。

この状態ならば、血流悪化を心配するようなことはないでしょう。

もし頭皮が赤かったり、黄色かったりするときには、血行不良によって酸欠になっている可能性がありますので、注意が必要です。

頭皮の柔軟性の確認は、実際に触ってみるのが一番です。

こめかみの部分と似たような手触りならば、正常な状態だと言えます。

頭皮が硬くなっている場合は要注意です。

頭皮が硬くなると突っ張って内部の血管が狭くなり、血行が悪化して頭皮や頭髪に悪影響を与えてしまう可能性があります。

逆にブヨブヨして柔らかすぎるのは、むくみがあるという意味で問題になります。

むくみが発生しているということは、静脈の血流が悪くなっている可能性が高いからです。

頭皮にかゆみや赤みがあるということは、炎症を起こしている証拠だと言っていいでしょう。

湿疹があるような場合は、炎症がかなり悪化しているとみていいでしょう。

炎症でありがちなのが、紫外線の浴びすぎが原因で起きるものです。

紫外線によって起きる日焼けは炎症そのもので、頭皮にも起きるものなのです。肌のデリケートの女性は注意が必要です。

これらのセルフチェックに問題がないようならば、あなたの頭皮は正常な状態です。

当面、現状の生活を続けていても基本的に問題はありません。

逆に何らかの問題点があるようでしたら、あなたの頭皮は健康な状態とは言えません。

状態に適した方法で回復させる必要があります。

頭皮改善へ、頭皮の状態を回復させたい!

一度悪くなった頭皮の状態を回復させるためには時間がかかりますが、不可能というわけではありません。

回復へと近づくためにすべきこと

・洗髪の方法を見直す

・頭皮ケア用の化粧水を使う

・ストレスを解消する

・頭皮マッサージを行う

<シャンプーを替える>

洗髪の方法の見直し方としてはまず、シャンプーを替えることが真っ先に考えられます。

そもそも一般的に販売されているシャンプーは、合成界面活性剤を使用しているため、洗浄力が過剰になっています。

具体的にはラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウムなどがこの合成界面活性剤です。

洗浄力が強すぎると頭皮に張られている皮脂のバリアを破壊し、乾燥の原因となってしまいます。

これらの合成界面活性剤は、食器洗い用洗剤に使用されているものと同じです。

水仕事によって手が荒れてしまった経験がある人は多いでしょうが、これと似たようなことが頭皮に起きています。

頭皮の状態回復のためには、アミノ酸系の界面活性剤が配合されているシャンプーを使用することが適しています。

洗浄力が適度で頭皮の皮脂バリアを壊すことがなく、乾燥の原因になることがないためです。

「育毛シャンプー」といわれるものは、ほぼこのタイプになります。

<シャンプーの方法を見直す>

頭皮の状態回復のためには、シャンプーそのものだけではなく、やり方も見直すべきです。

洗髪時に温度の高い湯を使用すると、頭皮が乾燥する原因になってしまいます。

頭皮の乾燥を防ぐためには、38度以下の湯を使用するのが理想的なのです。

洗髪の回数も重要です。

皮脂の分泌量が多い男性は毎日洗わないと皮脂過剰の原因となりますが、女性の場合は体質によっては毎日洗わなくても皮脂過剰にならないとされています。

むしろ問題になるのは、洗髪の回数が多すぎることです。

清潔感を出すために1日2回の洗髪をしている人もいるでしょうが、頭皮の乾燥によってフケを増やす原因となってしまいます。

洗髪は必ず1日1回にとどめて、頭皮の乾燥を防ぐようにしましょう。

洗髪方法を替えるだけでは不十分だという乾燥肌の人にとっては、頭皮の保湿力アップのために化粧水を使用するのが効果的です。

最近ではいろいろな製品が販売されていますので、自分に合ったものを選ぶようにしたいものです。

<血流回復のためにストレス解消を>

頭皮の血流改善のために効果的なのは、ストレス解消です。

ストレス解消によってもうひとつの自律神経である副交感神経が活発になり、末梢血管が弛緩して血流が良くなるためです。

ストレス解消の方法は多様で、人によって効果的なものも違っています。

個人的に最もオススメしたいのは、ウオーキングなど軽い運動をすることです。

ストレス解消効果に加えて、運動によって心肺機能が強化され、血流促進の相乗効果が望めるためです。

日常生活から簡単に頭皮をケア!

頭皮の状態が悪化してから治すまでには、時間もお金もかかります。

普段からの頭皮ケアによって頭皮の悪化を防止することが、時間とお金を節約する最善手となります。

頭皮の状態悪化を防ぐケア方法

・食生活の改善

・AGA対策

・紫外線対策

・パーマやカラーリングの回数を減らす

脂肪と糖分の過剰摂取に注意!

食生活における最大の注意点は、脂っこいものと甘いものを過剰摂取しないことです。

脂っこいものは皮脂の過剰分泌や血流悪化、甘いものは頭皮の老化などにつながるためです。

脂っこいものを多く食べると、皮脂の分泌量が増加します。

普段から脂肪の摂取量を控えめにしておけば皮脂の分泌量が増えず、皮脂過剰による頭皮の状態悪化を防ぐことができるのです。

また、脂っこいものの過剰摂取は血中の悪玉コレステロールを増やし、動脈硬化の原因となってしまいます。これは頭皮の血行悪化につながります。

甘いものを過剰摂取することは、活性酸素を増やす原因となります。

活性酸素は健康な細胞を傷つけて老化させてしまうため、活性酸素の増加は頭皮の老化にもつながってしまいます。

頭皮は活性酸素によって老化することで硬くなり、血流悪化の原因となります。

また、甘いものを多く摂取することは血糖値の急激な上昇を招き、糖尿病を発症する原因になることも。

普段からの食事を見直すことで、皮脂の過剰分泌や血流悪化、頭皮の老化を防止することができ、頭皮の状態悪化を防ぐことにもなるのです。

紫外線対策はどうするの?

紫外線については頭皮の乾燥や炎症の原因となるため、いかにして照射量を減らすかが課題になってきます。

帽子や日傘を利用して直射日光を減らすことで、紫外線による頭皮のダメージを防げます。

最近では頭皮用のUVカットスプレーも販売されていますので、利用してみてもいいでしょう。

ただ、帽子にはかぶりすぎると頭皮が蒸れ、かえって状態を悪化させる原因となります。

屋内では帽子を脱ぐなど、蒸れないようにすることを心がけましょう。

パーマやカラーリングは控えめに

パーマやカラーリングの薬液が頭皮に付着しないようにするのは、極めて難しいものです。

薬液が付着して頭皮のダメージになるのは、ある程度は避けられないと考えていいでしょう。

オシャレのために頻繁にパーマやカラーリングをやる行為は、頭皮にダメージが蓄積してしまうことを忘れずに。

頭皮へのダメージを減らすためには、パーマやカラーリングの回数を減らすのがベターです。

また、腕の良い美容師にパーマやカラーリングをしてもらうことで頭皮への薬液付着を抑え、ダメージを減らすこともいいのではないでしょうか。

頭皮の状態を見極めてケアをすること

頭皮へのダメージの原因としては皮脂の過剰や不足、頭皮の血流悪化、パーマやカラーリングなどが考えられます。

こうしたダメージが蓄積すると炎症を引き起こし、脱毛症につながることもあるのです。

皮脂やフケが多すぎないか、頭皮が赤くなっていないかなど、セルフチェックしてみましょう。

頭皮が悪化していると判断できる状態なら、洗髪のやり方を見直すなど、状態を良くするようにしていきましょう。


頭皮の状態を自分で確認してみてくれ!

セルフチェックで問題がない人も、生活習慣によっては今後、悪化する可能性もある。

頭髪を「作物」とするならば、頭皮は「畑」のようなものだ。

頭皮の状態を整えることも、脱毛予防につながるぞい!

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