M字型ハゲはAGAの始まり!~気になる原因と初期症状~

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通常、頭頂部中心から始まる抜け毛が多い脱毛症状ですが、前頭部から抜け毛が始まる時やM字型と呼ばれる前髪・こめかみの上にあたるところから脱毛する症状もあります。

特徴がある脱毛場所

1 側頭部や後頭部あたりから部分的に100円玉・500円玉ハゲになる
2 頭頂部の中心あたりからハゲていく
3 前頭部全体から頭頂部へ向かってハゲていく
4 前頭部の生え際の両側面からハゲになる。通称:M字型脱毛症

など4つの場所にあたるところから抜け毛が起こります。

前頭部のM字型で起こる脱毛症には、AGA(男性型脱毛症)と呼ばれている悪玉酵素DHTが原因になっている症状です。

前頭部と頭頂部の毛根のまわりにある毛乳頭細胞だけに悪玉酵素DHTが存在しています。

悪玉酵素DHTは、男性ホルモンが5αリダクターゼⅠ型・Ⅱ型とそれぞれが結合してできたことで脱毛症の元になります。

前頭部のM字型と呼ばれる脱毛症は年中起きてもおかしくない症状です。

毎日の整髪時に頭皮チェックしておくことが大切です。

今回は、前頭部のM字型を中心にした脱毛原因と進行パターンからみる「M字型ハゲの症状」と「改善策」を解説していきます。

前頭部から薄毛に。M字型ハゲの状態とは

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画像のようなから抜け毛が始まることをM字型脱毛症といいます。

前頭部の両サイドにある生え際から頭頂部へ向かって抜けていくとローマ字のMのように見えることから呼ばれています。

M字型の脱毛症の特徴は、個人差がありますがこめかみより上の両側面から抜け毛が始まります。

右側から左側に抜け毛が進行していく場合もあり、抜け毛は両側面同時に始まるとは限りません。

フケやカユミがない場合は、AGA(男性型脱毛症)の可能性が高くなります。

M字から抜け毛が起きる特徴

対処法 クリニックでの受診や治療が必要 クリニックへ行かなくても治せる薬があるが、複合した難しい症状もある
原因 AGA(男性型脱毛症) 脂漏性皮膚炎の進行(アトピー・湿疹)
進行 M字あたりから抜け毛が始まり頭頂部の中心に向かって脱毛が進行する

頭頂部とM字部分に分かれて脱毛する場合もある

★脱毛範囲は個人差がある

両サイドのM字から脱毛が始まる

細菌の繁殖(マラセチア菌)などの繁殖が治まれば、M字のあたりで抜け毛は止まることが多い。

★脱毛範囲は個人差がある

症状 カユミや頭皮など痛みはない カユミやフケを伴う
改善方法 AGAクリニックへ受診し専門の育毛薬で治療を行わないと一般の育毛剤では回復しない症状です。

育毛剤+育毛薬+育毛サプリを併用して治療する場合もあります。

皮脂の過剰分泌が原因

ストレス・食生活・生活習慣などから原因を探す必要があります。

頭皮が荒れている場合や湿疹・デキモノがある場合、ステロイド剤で治療することが多いです。

治療が終わってから育毛薬を使用し治療を行います。

*アトピー性皮膚炎やじんましんなどの症状から抜け毛が始まる場合もあります。

*前頭部は隠しにくい場所なので一番ショックが大きい部位でもあります。

*慌ててクリニックへ駆け込む人や治療中、部分的なカツラをする人もいます。

M字型ハゲになってしまう原因

M字型の脱毛症は、一般的にAGA(男性型脱毛症)に多く見られる症状だと言われています。

しかし、脂漏性皮膚炎から起きる脱毛症状もあり、主に2通りの原因が考えられます。

下記は、2通りの症状を表にしたものです。

1. 食生活や生活習慣からくるM字型脱毛症の初期症状はカユミからくるものが多い。
原因 カユミの原因になるものには、血行不良や過剰な皮脂の分泌による常在菌(マラセチア菌)の繁殖が原因で起きている場合が多いことです。

アレルギー症状でもあるアトピー性皮膚炎などが関係していることもあります。

特徴 何度シャンプーをしてもフケが出やすいことやカユミが治まらなかったりします。

湿疹・デキモノができやすくなり、放っておくと頭頂部に向かってカユミを伴いながら抜け毛が進行していきます。

抜け毛が始まってから、徐々に頭皮の色が薄茶色っぽい色に変わることが多く、明らかに健康な頭皮の色(青白い)との違いに気づきます。

改善方法 初期段階から2段階までは食生活や生活習慣などを改善すると回復することがあります。

しかし、2段階を過ぎていると外用薬だけではなく内服薬を服用して治療しなければいけないなど、複数の薬やサプリを使用する時もありますから、自分で対処するには大変な場合もあります。

専門のクリニックで相談する方が早道と言えるでしょう。

2. AGA(男性型脱毛症)
AGA原因 男性ホルモンが5αリダクターゼⅠ型とⅡ型が別々に結合することでできるDHTと呼ばれる悪玉酵素が脱毛を引き起こす原因となっているものです。

M字を含めた前頭部や頭頂部の毛乳頭細胞には5αリダクターゼⅠ型とⅡ型が存在している関係でM字型と頭頂部の脱毛症状はAGAが多いと言われています。

特徴 M字型で起きたAGAの抜け毛は、痛みやカユミがないことが特徴です。

洗髪時・ブラッシングや手ぐしをしても触った部分から髪の毛がボロボロと抜けてしまいます。

抜け毛が始まると早い人では1~2ヵ月で地肌が見えてきます。

改善方法 AGA(男性型脱毛症) であれば、AGA専門の治療薬でなければ治すことはできない症状です。

薬の取り扱いなど注意事項もありますので、AGAを取り扱う専門のクリニックで受診して治療を行うと良いでしょう。

M字型ハゲの進行パターン

下記のように、M字型が進行する段階を3つの段階に分けた髪型を表しています。

初期段階                              2段階                             3段階       *イメージ画像

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*抜け毛が進行していく様子をわかりやすくするために、元の毛があった場所を青白くしています。

初期段階 1.両サイドどちらかの生え際から脱毛することもあります。

2.脂漏性皮膚炎の場合はカユミを伴うことが多くデキモノやフケが出やすくなります。

3.抜け毛があるたびに髪の毛が細くなっていきます。

4.地肌が見え始め頭皮の色が肌色(薄茶色)に変わってきていることがわかる場合もあります。

2段階 1.明らかにM字型とわかる抜け毛の状態がはっきりしてきます。
2.全体的に毛量が少なく感じる時もこの頃からになります。
3.この段階まで進む期間は個人差に違いがあります。

*私のまわりで最も多かった脱毛期間は3ヶ月くらいが多かったです。

3段階 1.既に頭頂部などと一緒に脱毛している症状もあります。

2.毛髪が全体的に固くなっている場合や細くなっている場合もあります。

毛髪の色にツヤがなくなることがあります。

また、薄黒い色から茶色の髪に変わっていき白髪が目立つようになる場合もあります。

3.頭皮の地肌がはっきりと見えてくる段階と言えます。

4段階 個人差があるため上記の図には表示していません。

頭皮全体が「ハゲる」場合や前頭部と頭頂部に分かれて「ハゲる」場合もあります。

M字型脱毛の進行速度は個人差もありますが、AGAが原因でも脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎が原因でも、休息せずに脱毛が続く場合もあれば、それ以上脱毛しない場合もあるので、全ての人に進行が早いとは言い切れない現状があります。

M字型の休息状態が終わっても、引き続きM字型から脱毛が始まるのでなく頭頂部に移り抜け毛が始まる場合もあります。

つまり、抜け毛が移動して始まる場合も多くあります。

生活習慣の見直しからM字型ハゲを改善!

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AGA(男性型脱毛症)が原因ではない場合、食生活や生活習慣を見直すことでM字型脱毛症の改善を試みることができます。

発毛効果が出るまでには、最低でも3ヶ月以上かかると思って根気よく行うことが必要となりますが、さらに進行させないように食生活や生活習慣の改善を早く行うことが大切です。

食生活の改善方法で主に効果があるものを、下記のイラストで表現しています。

貝 類     魚の煮物や煮付け・焼き魚 大根の煮物  豆  類  ゴボウなどの根菜類

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酢の物・おひたし・野菜サラダなどは料理を食べる前に多く摂ると脂肪を分解する早さが加わります。

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果物 キウイ レモン バナナ ビタミンが多く含まれるものであれば、他の果物でも良い

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 スポーツドリンク   ミルク   水分補給も血流にとっては大切なことです。

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サプリメント        育毛薬(内服薬)

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上記の食材を摂っていても、不足している栄養素を補うことができるサプリメントを利用することも良い補給方法です。

*上記のような、代表的にあげたもの以外にも野菜類や果物類はたくさんあります。

運  動
ウォーキング 四股立ちストレッチ ストレッチ 肩・腕・足の関節
 20分×3回 30秒~2分×3回  10分

*基準となる目安ですから自分に合わせた時間や回数で行うようにして下さい。

ランニングを無理にしなくても、上記のようなウォーキングやストレッチだけでも血流の循環は良くなります。

ランニング・水泳・リズム体操などの有酸素運動は、代謝をよくするだけでなく体内に溜まった有害物質を排出する内臓機能を促進する作用がありますから、あわせて行うとさらに効果が期待できます。

*ウォーキングは、無理なく行うために20分から始めましょう。

*ウォーキングが慣れてきたら、2~3回に分けて行うとより効果が上がります。

ストレッチは、呼吸法をうまく使いながら体幹を鍛えることができる運動で汗をかくことができます。

社内デスクワークの仕事や営業で外回りをしている人でも、関節が固くなっている人が多いのではないでしょうか?

日頃から使わなくなっている関節が多いので、ストレッチをしただけでもかなり効いてくると思います。

ストレッチもいきなり長くやりすぎると、後日痛くてやる気が起こらなくなりますから、10分~15分位からゆっくり始めると良いでしょう。

ふくらはぎのマッサージも、体全体に血液の流れを助けているポンプの役割をするので血流をよくします。

入浴した時にゆっくり揉んであげると女性に多い足のむくみがなくなります。

*最初は関節が固いので痛いと思いますので、風呂上りにする方が良いかもしれません。

個人差はありますが、3日程すれば関節の痛さもなくなってきます。

食生活の対策

対  策 食材を控えるもの
食生活 カロリー食材を控える スナック菓子・アイス・粉もの類(ピザ・お好み・タコ焼き)他
脂もの量を控える 鶏のから揚げ・ハンバーグ・牛肉ステーキ・フライドポテト・串カツ・とんかつなどの各種脂もの料理
飲酒・タバコを控える 飲酒やタバコは血液がドロドロになる原因にもなり内臓に影響が出やすくなります。

できるだけ休肝日や休煙日を決めると良いでしょう。

改善対策 毛髪を作り頭皮の状態を整える作用があるもの 食 材
食生活 大豆類や食物繊維を多くとる 植物性たんぱく質 ニンニク・玉ねぎ・唐辛子
亜鉛 大豆・豆腐・納豆・枝豆
毛髪を作る元になる 魚介類・アーモンド
・ビタミンB2

・ビタミンB6

・ビタミンC

・ビタミンE

魚介類・ほうれん草・卵・ワカメ

マグロ・サバ・いわし・レバー

クルミ・バナナ・大豆

レモン、柿、ミカン・ブロッコリー・小松菜

アーモンドなどナッツ類・卵

サプリメント ビタミン・E・C・B群・アミノ酸や亜鉛など食事では摂りきれない栄養素を補うことができます。

脂物を改善しにくい場合:野菜をできるだけたくさん食べてから脂ものを摂ると脂をより早く分解します。

生活習慣の改善

原   因 改善点 内容
生活習慣 ・睡眠時間が短い

・寝つきが浅い

・通勤以外の事情がない限り、PM22.00までには寝床に入る

・慢性的ではない限り、市販薬の漢方などを利用することで改善できます。

*慢性的になっている場合は、専門の治療薬が必要です。

M字ハゲの症状と改善法をおさらいしよう!

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前頭部から薄毛に。M字ハゲの状態からわかるポイント

前頭部の生え際あたりの両側面から抜け毛が始まり、頭頂部へ向かって進行する症状がMの文字に似ていることからM字型脱毛症と呼ばれています。

M字型の脱毛症は、AGA(男性型脱毛症)の可能性が多いこともあり、悪玉酵素DHTが抜け毛を起こす原因とされています。

AGAは、頭頂部とM字部分を含めた前頭部の毛乳頭のまわりだけに男性ホルモンと5αリダクターゼが結合してできた悪玉酵素DHTが発生しているので、脱毛が起こりやすい場所と言われています。

頭皮が荒れてしまうことからハゲてしまうことも

AGA(男性型脱毛症)の他にも血行不良やホルモンの分泌異常により、脂漏性皮膚炎になることでM字のあたりから脱毛する症状もあります。

2つの症状の大きな違いは、カユミやフケ・湿疹やデキモノの有無で判断できるところです。

カユミやフケなどデキモノの症状から見てもわかるようであれば、脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎を疑った方が良いでしょう。

<AGA(男性型脱毛症)の場合>
AGAはカユミなど特定する症状がないため抜け毛が多いと感じたら、なるべく早く専門のクリニックで受診することをお勧めします。
AGAであっても栄養補給をする必要はあります。

食生活を改善し運動をすることで血流が良くなりますから、より早く栄養素を毛根まで送ることができます。

*但し、脂漏性皮膚炎や湿疹・アトピー性皮膚炎などと一緒に複合して起きる場合もあります。

M字ハゲの進行は早い段階から治療を

M字脱毛症は、前頭部から頭頂部に向かってM字の型ように脱毛が進行していく症状でしたね。

AGA(男性型脱毛症)で脱毛が始まると、早い人では3ヶ月ほどで地肌が見えます。

*但し、個人差があります

シャンプーや洗髪する際に毛髪の抜け落ちる量が多いことから、洗髪後、鏡の前でセットした時にM字のあたりが脱毛していることに気づきます。

毛髪にも異常を感じることがあります。

毛髪が固くなったり、毛髪が折れるように成長したりします。

AGAは専門クリニックの治療薬薬でしか治すことができない頭皮の病気です。

一般の育毛剤でも「男性型脱毛症に効果がある」などと言われている製品があるようです。

しかし、配合されている有効成分量は専門の育毛薬よりも少ないので、初期の脱毛症状に対応できるかできないか微妙なところでもあります。

AGAクリニックで受診して専用の育毛薬で治療する方が早く回復する可能性が高いと覚えておく方が良いでしょう。

生活習慣の見直しからM字ハゲを改善

AGA・脂漏性皮膚炎どちらの脱毛症状でも控えるポイント

・カロリーの多いものや脂ものを控えること
・飲酒や喫煙を休む期間をできるだけ設けること
・ビタミンやミネラルの多い食材に改善し栄養素を多く補給すること
・運動を行うことで血流を安定させること

などは脱毛症に限らず体の健康を保つには必須と言えるでしょう。

結果、脱毛の初期症状が出た時に対処できる日が短ければ短いほどM字型脱毛の回復は早いと言えます。

しかし、脱毛が進んでいくと回復がかなり遅れる場所がM字型脱毛症であると言えるでしょう。