薄毛の男性は要注意!男性型脱毛症の特徴とは

現在、全国で1200万人を超える男性が、男性型脱毛症であるAGAに悩まされています。

遺伝や男性ホルモンのバランスが崩れたりすることで、男性型脱毛症を発症してしまい、おでこの生え際の前頭部や頭頂部からどんどんと薄毛になっていきます。

発症しないことがベストですが、もし発症してしまっても、しっかりと男性型脱毛症の症状を見逃さず治療をすることで最大限防げます。

薄毛が進行… 男性型脱毛症の症状

男性型脱毛症は、思春期以降の男性に起こる脱毛症の一種で、特におでこの生え際が後退していく前頭部、そして頭のてっぺんが薄毛になっていく頭頂部の脱毛が起きます。

歳をとって髪の毛が自然に抜けていくと言うよりは、いくら若い大学生でもこの男性型脱毛症を発症することは十分にあり得ます。

男性型脱毛症を発症した男性は、上記のどちらかの症状か又は両方ともに発症するケースもあります。

一度、男性型脱毛症を発症すると、治療を施さない限り、どんどんと症状が悪化していきます。

自然に治っていくものではないので、まずは頭皮の異変に気付いて対策をする必要があります。

発症原因 男性ホルモンから発展するジヒドロテストステロンが影響!

一体なぜ、男性型脱毛症は起きてしまうのでしょうか?

それには、まず男性ホルモンについて知る必要があります。

男性型脱毛症が薄毛や抜け毛のような髪の毛トラブルには、男性ホルモンが大きく関係しています。

男性ホルモンと聞くと、どのようなものをイメージしますか?毛深い?筋肉質な体型?などが浮かぶと思います。

男性ホルモンはテストステロンという物質が全体の95パーセントを占めています。

このテストステロンという物質には、私たちの筋肉を作ったり、体毛を濃くしたり、制欲を旺盛にしたりする役割があります。

では、どのように男性ホルモンが男性型脱毛症に関係しているのか説明していきます。

男性ホルモンのほとんどが、男性的な体を生成する物質であるテストステロンでできていると説明しましたが、このテストステロンが男性型脱毛症(AGA)ととても深く関係しているのです。

言い換えると、薄毛や抜け毛の原因を作っているのはこの男性ホルモン(テストステロン)です。

テストステロンは、5αリダクターゼという変換酵素の働きで、ジヒドロテストステロン(DHT)というホルモンに変換されます。

このジヒドロテストステロン(DHT)が毛乳頭細胞にある受容体に結合することで、髪の毛の成長を邪魔してしまい、脱毛や抜け毛を引き起こしています。

遺伝によって発症するケースも考えられる!

よく、「俺の家系はみんなハゲているから将来絶対はげる!」と聞いたことがあると思います。

学生時代などに、みんな冗談で言うことですね。

男性型脱毛症の発症原因を説明しましたが、実は昔冗談半分で言っていた「遺伝」も、男性型脱毛症に関連していることが、ある研究でわかっています。

それが、ハミルトン博士という人の研究です。

このハミルトン博士という人は、去勢された男性の薄毛の進行を調べたのです。
「参考:AGAルネッサンスクリニック

去勢とは、いわゆる金たまを取ってしまうことです。なんていう実験なのだ…と思いますよね。

男性ホルモンのテストステロンは、睾丸から分泌されているので、去勢することで分泌されなくなります。

・思春期以前に去勢された男性は薄毛になることはなかった

・薄毛男性が去勢された場合、薄毛の進行が止まった

ということが彼によって調べられています。

男性ホルモンのテストステロンは、思春期以降に分泌されます。一つ目は、テストステロンが分泌される前に去勢されたケースでは薄毛になることはなかったということです。

二つ目は、去勢された後に、薄毛が止まったということは、テストステロンが分泌されなくなると薄毛の進行は止まるということです。

大切なのはここからです。彼は、次に去勢後の男性にテストステロンを注射しました。

その結果、

・去勢前から薄毛だった男性は、テストステロンの中佐によって薄毛が再度進行し始めた

・去勢以前から薄毛ではなかった男性は、テストステロンを注射しても薄毛になることはなかった

このことから、テストステロンが増えると薄毛になるタイプ・テストステロンが増えても薄毛にならないタイプがいることがわかります。

要するに、前者が遺伝的に薄毛になりやすい人で後者が遺伝的にハゲにくい人になります。

このハミルトン博士の実験では、テストステロンと男性型脱毛症の関係性について調べていますが、薄毛の原因は男性ホルモン(テストステロン)が変換したDHT(ジヒドロテストステロン)です。

ジヒドロテストステロン(DHT)は、毛乳頭のアンドロゲンレセプターと呼ばれる部分に結合して、毛乳頭はTGF-β1という因子を分泌し、毛母細胞の分裂が止まり、毛母細胞が死んでしまいます。

まだ、遺伝がハゲに完全に関係していると証明はされていませんが、遺伝的にハゲやすい人はアンドロゲンレセプターがDHTとくっつきやすいということ。

このような人は、ハゲにくい人と比べてもDHTの作用が強く出るので、薄毛になりやすいのです。

薄毛になりやすい遺伝子配列

アンドロゲンレセプターの感受性が強い人の遺伝子配列はもうわかっています。

アンドロゲンレセプターの感受性が高い人=CAGリピート、GGCリピートが短い人

CAGリピート、GGCリピートとは、遺伝子のある部位の配列のことを言います。

CAGとは、Cという塩基、Aという塩基、Gという塩基があり、CAGという順番になっているという意味です。

リピートとは、CAG→CAG→CAG→・・・とCAGの並びがリピートされていることを意味します。

リピートが短いというのは、CAGの繰り返しの数は少ないということです。

このリピートが少ないと、アンドロゲンレセプターがDHTに反応しやすい(薄毛になりやすい)ということです。

薄毛が進行している、抜け毛が増えた。AGAは早期治療をすべし!

男性型脱毛症を発症してしまえば、いくら対策をしても改善は見込めません。こうなれば、「対策」ではなく「治療」が必要になってきます。

治療でも、AGAの度合いによって治療方法が異なってきます。順に説明していきます。

症状の軽い人

まずは、髪の毛のボリュームがなくなってきた、産毛が増えてきた人は、軽度の症状と言えるでしょう。

いくら症状が軽いといっても、自然に治ることはなく放置していれば徐々に進行していきます。

早い段階で治療をした方が、完治するまでの時間が短く済み、軽度の状態から発毛した方が、より自然に見えます。

ここに症状の軽い人はどういった可能性があるからどういう解決方法をしていけば良いか という説明を入れてください。

・育毛シャンプー

育毛シャンプーには、植物由来のアミノ酸系が配合されているので、毛髪・頭皮に刺激が少なく、無駄に皮膚の皮脂を取り除きません。

アミノ酸は頭皮や髪の毛の原料で、洗髪で傷んだ髪の毛や頭皮を修復してくれる作用もあります。

育毛シャンプーは、普通の街のドラッグストアなどに販売されている市販のシャンプーのように洗浄力の強い成分が少ないので、髪の毛にとっても優しいのです。

・育毛剤や発毛剤を使う

脱毛症を改善するのに育毛剤や発毛剤を使うのもいい治療方法ですね。

育毛剤と発毛剤の違いを以下の通りです。

育毛剤は、産毛を含めて、現在生えている髪の毛を太くして上部に育てるものです。それに、健康なヘアサイクルを保つために必須の血行促進、脱毛の原因になる男性ホルモンの抑制、頭皮の毛穴の汚れを除去し頭皮の環境を健康的にするものなどいろいろあります。

それに対して発毛剤には、髪の毛が生えなくなった毛穴から、再び髪の毛を生やすものです。直接髪の毛に作用するのではなく、体内部に作用して髪の毛の発毛を促すします。

・育毛メソセラピー

育毛メソセラピーは、あまり聞きなれない言葉かもしれません。

治療目的に応じた薬を注射器を利用して頭皮に直接注入させる医療的な治療方法です。

「毛乳頭や毛包を細胞レベルから活性化させ、毛幹を再成長させる事」が目的です。

症状の重い人

前髪のこめかみ付近の生え際が後退している場合は、AGAの症状はかなり進行している証拠です。

その人には、軽度の人とは別の治療方法が必要になってきます。

・ミノキシジルとフィナステリドの服用

ミノキシジルは、元は血管拡張剤として開発されたものですが、体毛が濃くなると報告を受けたことから、副作用に多毛症があることが判明しました。それから、脱毛症の治療薬として利用されるようになりました。

ミノキシジルには飲むタイプのミノキシジルタブレットと塗るタイプのミノキシジルリキッドの2種類あります。

飲むタイプのタブレットの方が直接体内に入るため、副作用が出やすいです。

したがって、タブレットの方が手軽に服用できますが、直接頭皮に塗るタイプの方がより安全に治療できますね。

ミノキシジルの最も多い副作用は、頭皮のかゆみです。さらに頭皮の炎症や湿疹などです。

これ以外にも、眠気、倦怠感、頭痛、体重増加などの症状も出る可能性があります。

フィナステリドは、別名プロペシアともいいます。

プロペシアは、脱毛を引き起こす成分を体の中で阻害する働きがあるので、脱毛症状をストップさせます。

プロペシアは、あくまでも症状を止める役割なので、これにプラスして発毛効果のあるミノキジルを併合して使うことで、効果的な治療になります。

プロペシアの最も多い副作用は、頭痛、腹痛、下痢や眠気、そして胃部不快感や頻尿のような消化器系の副作用もあります。

最も気をつけなければいけないのは、性機能障害、いわゆる男性機能低下です。

プロペシアの副作用で最も多く見られるのが、この男性機能低下です。

男性機能低下と聞いても、いまいち何かわからないかもしれません。

要するに、EDです。

実際にこの薬を使用して勃起機能不全になった事例が2件報告されているので、心得ておきたいですね。
「参考:浜松町第一クリニック

プロペシアの使用を中止したら、男性機能低下の副作用が止まったという人もいますが、中には服用中止しても副作用が継続されている人もいると報告されています。

男性機能低下に限らず、何か変があれば、プロペシアの服用をもう一度考えてみたほうがいいでしょう。

プロペシアの利用で一つ注意したいことがあります。それが女性の使用です。

プロペシアは、男性ホルモンであるDHTの増加を抑制することで、発毛治療をするAGA治療薬です。

したがって、男性の薄毛の原因と違う女性がプロペシアを使用しても効果はありません。

使用できない以上に、プロペシアの有効成分のフィナステリドが体内に吸収されると、お腹の中にいる男の子の生殖器官にの発達以上を引き起こしてしまう可能性があります。

妊娠中の女性は特に注意が必要ですね。

皮膚からプロペシアの有効成分フィナステリドは吸収されてしまうので、薬に触れるだけで、副作用が出てしまうことがあるので、触ることさえNGです。

・植毛

植毛には、人工毛植毛と自毛植毛の2種類があります。

人工毛植毛は、ポリエステルなどの合成繊維で作られた人工毛のことをいいます。髪の毛の量や長さを自分の好みにでき、1回の植毛で理想の髪型にすることが可能です。

自毛植毛は、自分自身の髪の毛を植毛したい部分に移植するものです。

AGA専門クリニックでも治療可能

AGAの治療は、病院の皮膚科かAGA専門クリニックのどちらかになります。

病院の皮膚科は、あくまでも「現状維持」のプロペシアを処方してくれるに過ぎませんが、専門クリニックに行けば、あなたの症状の度合いに合わせた最適な治療をしてくれます。

AGA専門クリニックでは、無料カウンセリングを行ってから、患者一人一人に合わせた生活習慣、睡眠時間などを考慮し、ヘアサイクルの崩れの原因になっている食生活のアドバイスもしてくれるので、より効果の高い治療を望むのなら専門クリニックに行くことをお勧めします。

男性型脱毛症が解決できる!

男性型脱毛症は、思春期を過ぎた男性ならたとえ若くても発症する可能性のあるものです。

男性ホルモンの(テストステロン)がジヒドロテストステロン(DHT)に変換されることで脱毛を引き起こします。

それだけではなく、遺伝によって発症するケースも調査で明らかになっており、親やかけにハゲている人がいる人はさらに注意が必要になってきます。

AGAは治療すれば、改善できます。

治療方法は、症状の重さによって変わってきますが、軽度の人なら育毛シャンプーで頭皮環境を整えたり、育毛剤を使い髪の毛を育てることです。

額が見えてきているなどの症状が重い人なら、AGA専門クリニックにて専門的な治療をすることが必要です。

AGA専門クリニックなら、あなたの症状に合わせた最適な治療を施してくれるので、他のどの方法よりも高い効果が期待できます。

AGAを発症してしまっても、治療をすれば改善はできます。

諦めないで、まずは少しずつ治療をしていきましょう。

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