強い日差しは「AGA」につながるかも。太陽光(日光)が髪の毛に与える3つの影響

太陽光が頭髪に与える影響は3つ

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よく、「太陽光(日光)に当たりすぎるとAGAや抜け毛の原因になる」、「帽子を被らないとAGAが進行する」と噂される事がありますよね。

これについてですが、結論から言えば、この噂は本当です。

太陽光は、髪の毛に対して悪影響を及ぼす要素を持っていますので、長時間屋外で髪の毛や頭皮を太陽光にさらすと、AGAや抜け毛の原因となる事があります。

これについて、具体的な理由としては次の3点が挙げられます。

紫外線が頭皮の老化を促す

太陽光には「紫外線」が含まれており、この紫外線というのは長時間過度に浴びると肌を老化させてしまう作用を持っています(光老化現象)。

女性が、肌の老化やシミを防ぐためにUVカットに励んでいるのはこの為です。

そして、頭皮も、顔や手の肌と同じく肌の一種となりますので、長時間紫外線を浴びていくと老化が通常より早く進行します。

老化が進行すると、頭皮の細胞が弱くなったり、頭皮のホルモンバランスが崩れてきますので、AGAや抜け毛に間接的に影響してしまう場合があります。

毛母細胞を破壊してしまう

太陽光に含まれる紫外線は、長時間過度に浴びると頭皮内部にある「毛母細胞」を直接破壊してしまう恐れがあります。

毛母細胞というのは、毛根で髪の毛を育てる働きをしている細胞です。

毛母細胞が破壊されると、ヘアサイクルを乱して髪の毛が上手く育たなくなってしまったりするなどの原因となりますので、AGAや抜け毛に間接的に影響してしまう事があります。

頭皮環境が悪化する

太陽光に含まれる紫外線は、長時間過度に浴びると頭皮を酸化させ頭皮が炎症を起こしてしまう事があります。

他にも、頭皮が日焼けし頭皮が固くなってしまったり、紫外線の熱により汗が分泌され、頭皮を汚してしまう事があります。

こういった頭皮の炎症・頭皮が固くなる・汗で頭皮が汚れる、といった頭皮環境を悪化させる要素は、髪の毛がスクスクと育つ力を妨害します。

このため、これらもAGAや抜け毛に間接的に影響してしまう事があります。

太陽光がAGAや抜け毛の原因となる理由は、基本的には以上の3点です。

厳密に言いますとこれらは、AGAを「発症させる要素」ではなく、あくまで”AGAを促す要素”です。

AGAは、男性ホルモン5αリダクターゼが体内で結合し、ジヒドロテストステロン(DHT)に変換されることで発症します。

太陽光そのものにはAGAを発症させる力はありません。

AGAが既に発症している上で、こういった太陽光を長時間浴びる行為を行うとAGAを促し悪化さる原因に繋がるという意味になります。

ただし、それではAGAを発症していなければ太陽光を浴び続けても問題ないかと言えば、それはまた違います。

たとえAGAを発症していなくとも、太陽光に含まれる紫外線には上述の通り、髪の毛や頭皮に悪影響を与えます。

ですので、AGAを発症してるしていない限らず、太陽光を長時間浴びるのは、髪の毛や頭皮にとって危険です。

太陽光は適量は浴びる必要がある

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太陽光は、前述の通りAGAや抜け毛に悪影響を与えます。

ただし、一方で太陽光は全く浴びないと逆に身体に悪影響を及ぼします。

人間は太陽光からビタミンDを吸収し、太陽光を浴びる事で体内リズムを整えていますので、髪の毛の為といって全く太陽光を浴びずにいると、逆に身体を壊す事があります。

AGAにまで影響を及ぼすかははっきりとは解明されていませんが、ビタミン不足や体内リズムの乱れというのはホルモンバランスの乱れに関与する可能性がありますので、間接的にはAGAに影響を及ぼす可能性は十分あります。

ホルモンバランスが乱れてしまうと身体の機能をコントロールできなくなってしまいます。

その結果、ホルモンの分泌、ヘアサイクルの乱れが引きおこりAGA発症へと繋がる原因に。

したがって、「適量」の太陽光は浴びておく必要があります。

国立環境研究所などの研究チームによると、現在1日に必要なビタミンD量は、成人の方の場合、5.5マイクロ(マイクロは100万分の1)グラムの様です。

時間に換算すると、1日約15分~30分は太陽光を浴びる必要がある様です。(地域差や天気によって差があり、例えば晴天の那覇市であれば1日約8分、札幌市であれば約76分)

ただし、太陽光は頭皮以外の肌からでも吸収できます。

もしAGAや抜け毛が気になる方であれば、頭皮は帽子でしっかりと覆い、顔や手など別の肌から太陽光を吸収するのが良いかもしれません。

長時間の帽子の着用は頭皮の圧迫や蒸れの原因

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前述したとおり、太陽光は頭皮以外の肌からでも吸収できますので、AGAや抜け毛が気になる方は、帽子を被った上で適量の太陽光を浴びるのが良いでしょう。

ただし、帽子は時として、AGAや抜け毛に対して逆効果となってしまう事があります。

理由としては、帽子による「圧迫」や「蒸れ」が関係してきます。

帽子を常々被っていると、頭皮が圧迫されますので頭皮周りの血行が悪化します。

また春~夏にかけての暖かい時期や暑い時期に長時間帽子を被っていると、帽子内部で蒸れが発生し、汗がどんどんと流れ出てきます。

こういった頭皮の血行悪化や汗の過剰分泌は、頭皮環境を悪化させますので、AGAや抜け毛を促す原因となりかねません。

ですが、帽子を被らず太陽光を直接頭皮に当てるのは、それはそれでAGAや抜け毛を促す原因となります。

それではどうしたら良いのかという話となりますが、これは以下の工夫を加える事がある程度回避できます。

リスクを減らし帽子を被るための工夫

  • 頭皮を圧迫しない、やや大きめサイズの帽子を被る
  • 「麻」など、繊維が粗く通気性の良い素材の帽子を被る
  • 適度に帽子を脱ぎ、圧迫感や蒸れをを開放する
  • 汗をかいてしまった場合は、定期的に帽子を洗い、衛生的にする など

こういった工夫を施す事で、AGAや抜け毛を促す頭皮の圧迫や蒸れを回避した上で、帽子を活用する事ができます。

特に春~夏の時期に帽子を被る場合は、この工夫を取り入れていってみてください。

加えてもう一つ、帽子を被ると太陽光による殺菌効果が得られなくなります。

本来であれば、太陽光により頭皮の雑菌が殺菌されますが、帽子を被るとその効果が得られず、頭皮に雑菌が溜まり易くなります。

頭皮に溜まった雑菌というのも、間接的にはAGAや抜け毛を促す原因となってきますので、帽子を長時間被っていた日は、加えてよくお風呂やシャワーで頭皮に溜まった雑菌を洗い流しておく事が大切になります。

AGAを発症している方は改善ではなく治療へ

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AGAは男性ホルモンと5αリダクターゼが体内で結合し、ジヒドロテストステロンになる事で発症する脱毛症です。

既にAGAを発症している場合は、いくら太陽光を防いでもAGAが治る訳ではありません。

あくまで太陽光はAGAを促す一要素であり、根本的な原因ではないためです。

AGAが既に発症している場合は、「治療」を行う必要があります。

その上で、太陽光を防ぐ対策をしていけば、よりAGAの早期治療につながるでしょう。

AGAの治療法は生活習慣改善はもちろん、投薬治療や育毛剤治療など様々な方法が掲げられています。

自身の体質やAGA進行度によって適切な治療法は変わってきますので、まずはクリニックに行き、自身のAGAの状況、頭皮の状況をよく確認してもらう事が大切です。

クリニックの専門機材でAGAの状態をしっかりと把握し、その上で専門医とカウンセリングを行うことで適切な治療法を選び、スムーズに治療することができます。

太陽光は長時間は避け適度に浴びる

直射日光によってAGAになってしまうということはありません。

しかし、長時間日差しを受け続けてしまうと、

・紫外線によって頭皮が老化

・毛母細胞にダメージを与えヘアサイクルを乱してしまう

・頭皮環境が悪化させ、炎症を引き起こし、育毛を阻害

といった症状が引きおこる可能性があります。

日に当たらない生活をしてしまうと、ホルモンバランスを乱すことも少なからずあるので、1日15分~30分は日の光を浴びましょう。

帽子などで頭皮を日光から守るのも良いですが、被り続ける事で頭皮が圧迫されたり蒸れたりすることも。

頭皮ダメージを与えないよう、適度に帽子を外して通気性を保ちましょう。

既にAGAの人は直ぐにクリニックにて治療を行う必要があります。

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