「女性の薄毛」原因は頭皮環境の悪化から!

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薄毛というと、男性の「ハゲ」のイメージがありますが、美容重視の女性の方には深刻な問題です。

女性の薄毛は頭皮環境の悪化が大きな原因。

頭皮環境を良くするためには、女性ホルモンの分泌や自律神経のバランスを良くして、ホルモン分泌や血行を促すことが1番大事です

しかし現代では。この2つを壊してしまう原因が山のようにあります。

その上、最近ではカラーリングや縮毛矯正と、ヘアのオシャレも盛んですよね。

これが、また頭皮の環境を悪化させて、薄毛を促進させてしまうのです。

頭皮環境の悪化で解りやすいのが、フケや頭皮のべたつき、抜け毛、湿疹など、頭皮のトラブルに素早く気付き、改善するのが、薄毛を防ぐ大きなポイントになります。

はたして、女性の薄毛にはどういった原因や形があるのでしょうか。

女性の薄毛の原因は意外にシンプル!

女性の薄毛の大きな原因、それは女性ホルモン女性特有の行動の2つ。

この2つを具体的に解決していけば、薄毛脱却の道は見えてきます。

女性ホルモンは分泌も大事ですが、それ以上にバランスを保つことが大事、少しずつ改善するだけで、薄毛は改善の方向へ。

原因その1 女性ホルモン分泌

若い女性にハゲが少なく、髪が綺麗なのは、女性ホルモン「エストロゲン」が安定して分泌されているから。

このホルモンは妊娠のためのホルモンなので、血管を強くして、血行を良くしたり、全身の働きを高めて、若々しい体を維持する力があるからです。

中年女性に動脈硬化が少ないのは、これが原因です。

歳を取ると、女性ホルモン分泌が低下して、薄毛だけでなく、肌の不調から健康の不調までいろいろなトラブルが増えてくるのですね。

反対に、血行不良などを栄養や運動で補うようにしている中高年は、美魔女のような外見を保ち、加齢の影響を感じさせません。

若くても、不規則でいい加減な生活をしていると、女性ホルモン分泌はガタガタに狂い、骨がもろくなり肌もボロボロ、一気に薄毛に近づいてしまいます。

※血行不良

最近ではパソコンやスマホをよく使いますよね。

眼精疲労は側頭部の薄毛を加速させます。

目の奥の血管と側頭部の血管はつながっているため、疲労により血流が悪くなるからです。

目の疲れを解消するシステインという物質がありますが、システインは髪の材料になるアミノ酸でもあります。

眼精疲労はこの貴重なアミノ酸を、消費してしまい、地肌の働きにまで手が回らなくなります。

また、肩こりで頭皮に血が回りにくくなることもありますし、ストレスで自律神経の働きが狂い、余計に血の巡りが悪くなるという悪循環もあります。

こういった生活は全体的に運動不足になりがち、全身の血行が悪いと、末端の血行ももちろん悪くなっていきます。

※自律神経の調整が狂う

女性ホルモンを分泌するのは脳下垂体、そして自律神経をコントロールするのも脳下垂体の視床下部、と場所が似ているため、お互いに影響し合います。

「1寝不足、2ストレス、3ダイエット(栄養不足)」→「自律神経のバランスを崩す」→「女性ホルモン分泌が崩れる」→「血行不良」→「薄毛など各種体調不良、老化」となり、これが悪循環になっていきます。

原因その2 女性特有の習慣

女性にとってヘアのおしゃれは、美容の中でもかなり重要事項。

しかし、ヘアカラーやヘアアレンジはものすごく地肌に負担をかけてしまいます。

カラーリング剤はもちろん、髪を引っ張り続ければ、地肌へのダメージは蓄積します。

その上にエアコンや紫外線、ドライヤーなどで、地肌は乾燥させ、どんどん傷んでいきます。

しかも、シャンプーを選ぶときに、香りや「髪の毛」のダメージ対策を重視、地肌に刺激が強いシャンプーを選び、トリートメントをたっぷり付けすすぎ残しなんていうことも、珍しくありません。

頭皮改善方法~この3点を抑えれば薄毛は解消できる!

しっかり睡眠を取る、運動をする、バランスの良い食事を取る、この3点が自律神経と女性ホルモンのバランスを維持して、血管を若く保ち、血行促進させます。

女性ホルモン分泌が減っても、その働きをサポートできるので、女性ホルモンが担っていた「美髪」の役目を維持してくれるんです。

髪に必要な栄養はこれだ!

食生活は、「髪の元」になる成分が入ったものを食べるのが1番効果的!

髪を作るシステインという成分は、元々メラチニンという物質ですが、これが多く含まれているのが、肉、青魚、チーズ、牛乳、大豆などです。

肉の食べすぎは腸内環境を悪化させ、血行不良を招くので、大豆などをメインにすると良いですね。

また髪の成分、ケラチンたんぱく質の合成を助けるLリジンも、大事な成分です。

必須アミノ酸で牛乳やしらすに含まれていますが、サプリを飲んでおくのもいいですね。

砂糖やジャンクフードは、ビタミンB系など、体に必要な栄養を取りこむ働きをする成分を使ってしまったり、壊してしまうこともあります。

良質なたんぱく質を取り、油分多めのジャンクフードは回避することがポイントです。

ヘアケア改革

まず大事なのは、シャンプー選びです。

髪の毛より地肌ケアをするタイプのものを選びましょう。

シャンプーはしっかり手で泡立て、地肌に刺激を与えないように指の腹で洗ってください。

べたつきが気になる場合は、2度洗いをしても良いです。

☆頭皮に良いシャンプーとは

×アルコール系シャンプー・・界面活性剤が地肌を傷めます。特に「ラウリル硫酸」「ラウレス硫酸」と書かれているものは刺激が強めです。

△石鹸シャンプー・・刺激が少ないと言われますが、すすぎ残しも多くなることがあります。また皮脂を取り過ぎるので、脂性肌、乾燥肌両方に向いていません。今までこれで問題がない人の場合は大丈夫です。

〇アミノ酸系シャンプー・・地肌に優しいと言われるシャンプーの多くがこれですが、先に書いた界面活性剤「ラウリル硫酸」と表示があるものもありますので、注意してください。

シリコン入りは頭皮に刺激が強く、脂性肌の場合は、地肌の油分に付き、残りやすい傾向があります。

しかし最近は、地肌を意識した商品も多く出ており、そういう商品がシリコン入りのこともあります。

アルコール系ではなく、今まで使ってきたものが合っている場合は、無理に変更する必要はありません。

どれを選んでいいのか解らない場合は「低刺激」と書かれたものを選んでください。

シャンプーの際に、地肌を丁寧にもむと血行も良くなるので、より薄毛対策には効果があります。

☆すすぎとヘアスタイル作りに注意!

1番大事なのは、すすぎです。シャンプーよりも普段の1.5倍程度の時間をかけ、しっかり流してください。

生え際などに、残らないように気を付けましょう。

リンス、トリートメントは基本的に「ヘアケア用」です。

地肌につくと地肌が汚れるだけ、しっかりすすぎましょう。

過剰なヘアスタイル作りは、スタイリング剤を多用するうえ、それをシャンプーできちんと落としきれないことが多く、地肌を傷め、薄毛を促進してしまいます。

その代わり、頻繁にスタイリング剤を使わないようにする、分け目を変える、無理に引っ張らないヘアスタイルを選ぶなどの工夫をすれば、地肌への負担は少なくて済みます。

育毛剤を取り入れる

生活改善をしているのに、イマイチ薄毛が治らない・・こんなときは育毛剤を使ってみるのもいいでしょう。地肌改善の後押しをしてくれます。

使用方法は、シャンプーのあとの乾いた地肌に、液体をかけ、頭皮をマッサージするものが多いです。

1日2回のものもありますが、シャンプーに関して特に明記がなければ、回数を守って使いましょう。

ただし、育毛剤を使う前に、地肌にスタイリング剤や流さないトリートメントを付けるのは、やめてください。

トリートメントは、毛先にだけつけておき、地肌に付かないようにすれば大丈夫です。

次に育毛剤の選び方ですが、育毛剤には、大きく分けて

1.血行促進、地肌の保湿

2.毛根の細胞を刺激する

といった2パターンがあります。

1には化粧品と、医薬部外品(薬用と表記のあるものは、概ね医薬部外品ですが、パッケージをよく見てください)があり、2には、医薬部外品、医薬品があります。

医薬品は「改善が期待できる薬」医薬部外品は「改善や予防効果があるもの」です。

化粧水<医薬部外品<医薬品の順に改善効果が高くなります。

したがって「ちょっと髪のボリュームが落ちてきたかな?」という程度のときは、化粧品を、急にフケが出始めたり、頭皮が脂っぽくなってきたりするときは、薬用育毛剤、薄毛が進んできたと感じる時は医薬品を選びましょう。

頭皮の脂が気になる時や、逆に乾燥が気になる時は「皮脂予防」「保湿効果」などと書かれたものを選ぶと良いでしょう。

頭皮の血行と保湿は誰にでも大事ですので、悩む場合は、この2つを重視すると良いでしょう。

男性用の使用はやめてください。

医薬品であっても育毛剤は「細胞に刺激を与える効果」が限界です。

弱り切った毛母細胞が必ずしも働くとは限らず、ましてこれだけつけて置けば大丈夫!というものではありません。

あくまで、健康な地肌を作り、髪を生えやすくする環境を整える効果のあるもの、と思っておいてください。

頭皮湿疹など、地肌にトラブルがある場合は、使用しないでください。

つまり、まず食事から栄養を補給して、充分睡眠をとって、血の巡りを良くして、栄養が地肌に行くようにする。

栄養+地肌を綺麗に、刺激を与えずってことね!

クリニックでの治療を徹底解説!

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いい髪にはいい地肌!が大前提ですが、それに加え医療機関のサポートを受けるというのも1つの手です。

クリニックでは、診断により原因を突き止めてもらえる上に、医療機関でしか出せない薬での治療や、施術をしてもらえます。

また、地肌を傷める生活習慣も定期にチェックしてもらえるメリットがあります。

医療機関による治療にもいろいろありますが、まず薄毛を解決する医療機関は

1婦人科、2皮膚科、3内科、4精神科(心療内科)5頭髪専門外来です。

皮膚に異常があったり、女性ホルモンバランスが狂っていたり、という病的な理由がある場合は、1~4の科に保険診療で治療を受けることが可能です。

円形脱毛症や、頭皮湿疹が酷い場合は、まずこちらへ行くと良いでしょう。

一般的には5の頭髪専門外来で、自費診療を受けることになります。

・診療の流れ

1、カウンセリング(無料の所が増えているようです)

2、頭部の写真撮影、診察(頭皮をスコープで見たり、全身の状態を見たりします)

3、採血検査(治療用の薬を使うのに問題がないかどうか、という意味とホルモン分泌を調べ、FAGAであるかどうか、また貧血や栄養状態など、薄毛の原因になる要素をチェックします。)

これらの費用が1万円程度になります。

採血の結果がすぐには出ないため、初回はこれで終わりです。

大体1~2週間程度で検査結果が出ますので、それを踏まえたうえで、投薬(内服、外用)治療や施術治療を受けることになります。

☆内服薬

※パントガール

最近FAGA対応薬として脚光を浴びている薬です。

主に女性の症状である、びまん性薄毛に処方されます。

※ミノキシジル

薬剤名はいろいろありますが、毛母細胞を活性化する治療薬として、おなじみです。

外用薬としても処方されます。

血管拡張作用があるため、内服は心臓疾患などの場合は使えないこともあります。

医療用は、やや濃度が濃く、また外用薬に比べ、効果が高く早いのが特徴です。

※プラセンタ

美容でおなじみですが、ホルモン分泌を調整する役目があると言われています。

内服の他に、頭皮に注射する方法もあります。

☆外用薬

※パンテノン

FAGA対応の外用薬で男性ホルモンが変化して、発毛阻害するのを防ぎます。

またステロイドにも発毛効果があり、円形脱毛などに使われますが、副作用の大きさも知られており、あまり薄毛治療で継続使用されることはありません。

その他、亜鉛、ビタミンB系(細胞の活性化に役立つものが多い)A、C(皮膚の健康維持)など処方されることがあります。

これら1回分は、再診料と合わせて3万円程度になります。

通院は大体月に1度、半年程度で効果が出てくることが多いですが、また薄毛に戻らないよう、生活習慣指導の意味を込めて、1年半程度かけるところが多いようです。

☆施術

HARG療法

今もっとも注目されている薄毛治療法で、成長因子(主にたんぱく質)~幹細胞を頭皮の中に注射します。

周囲の毛母細胞を活性化させ、発毛スイッチをオンにする方法です。

1回15万円程度ですが、この方法で使う成長因子には色々な種類があります。

HARGカクテルと呼ばれる成長因子の他に、栄養やその他発毛サポート成分を混ぜて注射するケースもあり、最も高価なものを半年程度続けると100万以上かかることもあります。

注射は月に1度、単発で済ます場合もありますが、最低3,4回、長いと1年~1年半程度かかります。

※メソセラピー

頭皮注射ですが、幹細胞ではなく、やや安上がりな発毛成分や栄養成分を使うケースを指すことが多いです。1回2~5万円程度です。

円形脱毛症の場合は、光療法といってピンポイントに紫外線を当てる方法、ドライアイスで局所を冷やして刺激する「炭酸圧抵療法」があります。

女性の薄毛はホルモンバランスが影響

<女性の薄毛の原因>

1.女性ホルモンの減少による老化(血行不良や、地肌の乾燥や脂性化、栄養不足など)

2.スタイリング剤やシャンプーの刺激、ヘアアレンジなど(地肌への刺激、地肌の不潔さ)

3.ストレス(※血行不良の元にもなります。)

<改善方法>

1.女性ホルモンを維持する生活

※規則正しい生活(特に睡眠)

※血行を良くしたり、女性ホルモンを維持する効果のある食品を中心にきちんと栄養を取ること

※運動をする、デスクワークやスマホなどで、同じ姿勢を取ったままにしない

2.地肌を清潔に、刺激を与えないこと

※地肌に優しいシャンプーを使い、頭を強く擦らず正しいシャンプーを行う(すすぎをしっかり)

※髪を引っ張るヘアスタイリング、カラーリング、パーマなどは控えめに。紫外線にも注意。

※育毛剤を取り入れ、地肌に保湿効果を与えるのも良い。(血行促進も期待できる)

3.ひどい場合は医療機関を頼るのも1つの手

いずれの場合も、髪が育ち、立派な髪の毛になって生えてくるためには、時間がかかります。

半年程度は、血行を促進したり、頭皮を清潔にするような努力をして、更に継続することが大事です。


女性の場合は、男性みたくハゲてしまうということはほぼ考えられないわ。

女性ホルモンのバランスが乱れてしまうと身体にも良くないし髪にも良くないの。

薄毛が気になったら頭皮のケアをしっかり行ってみよう!

それでも改善しなければ、クリニックで相談してみるといいわよ。

薄毛解決に向け、自分にとってやりやすい習慣を、少しずつ作っていきましょう!

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