ノコギリヤシは薄毛に効果がある可能性も・・・過度な期待は要注意!

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ノコギリヤシは薄毛に効果がある可能性も・・・過度な期待は要注意!

前立腺予防効果で有名なノコギリヤシですが、実は薄毛の改善にも効果を発揮する可能性が出てきました。

天然成分なので副作用もほとんどなく、しかも飲むだけで薄毛を改善するというものすごい力を持っています。

前立腺の肥大化を予防する作用は、薄毛を改善する5αリダクターゼ抑制作用とすごく似ています。

このノコギリヤシの作用によって、育毛にも働きかけて抜け毛予防にも効果的に働く可能性が高いとして注目を集めています。

ノコギリヤシはヤシ科の植物ですが、前立腺肥大症薬の開発過程で誕生したフィナステリドという薬と似た効果をもつとされ、育毛効果が期待できるサプリメントとして商品化されています。

摂取量はサプリメントによって異なる場合がありますが、薄毛の改善を目的にするのであれば1日に320mg以上は摂取する必要があります。

育毛サプリメントとして販売されているものを使用する場合には適量とされているだけ飲めば良いので1日2錠としていされていればそれにしたがって飲むことをおすすめします。

ノコギリヤシの育毛効果に関しては研究対象が少なかったことや期間が短かったことなどが原因で効果が疑問視されています。

しかしアメリカ国立衛生研究所の学術論文では、男性型脱毛症に6ヶ月間使用し続けることで6割以上の人の薄毛を改善したという肯定的なデータも存在しています。
「参考:Clinical Research and Development Network, Aurora, CO, USA.

ノコギリヤシは薄毛改善の効果はあるのか

ノコギリヤシは、前立腺の肥大をおさえる効果に関して医療現場でも認められています。

とくに排尿困難などの重い症状がない場合には、ノコギリヤシサプリメントをすすめられる場合があります。

前立腺肥大の原因となるのは男性ホルモンから作られるDHT(ジヒドロテストステロン)という物質で、この物質が前立腺の細胞組織を過剰に増殖させてしまうことで前立腺が大きくなります。

薄毛も同様のメカニズムで進行することが知られていて、DHTという脱毛物質の働きを止めることで薄毛を防ぐことができます。

他のAGA治療薬と同じように男性ホルモンのテストステロンがDHTに変換されるのを防ぐ働きがある!
ということで注目されるようになったんだ。

けど、薄毛改善の効果に関してはまだ研究段階だから過度な期待は禁物だぞ。

ノコギリヤシの育毛効果に関する否定的な意見はアメリカに多いです。

その理由として、効果を証明したとする研究論文が実はノコギリヤシの製造メーカーによって作成されたものであったために科学的根拠が疑わしいという理由です。

研究対象も少なすぎるとされているので、今後ノコギリヤシの育毛効果が認められるかどうかは研究対象を増やし、投与する期間ごとに薄毛改善に関する肯定的なデータが出てくるかにかかっています。

効果を高めるためには栄養補給も必須

ノコギリヤシの効果を高めるために一緒に飲むと良いとされているのが亜鉛やビタミンB6です。

亜鉛はケラチンという髪の毛の材料を作り出す働きをしていて、不足してしまうと細く短い髪の毛が増えてしまいます。

ビタミンB6は亜鉛が髪の毛の材料のケラチンを作る時に必要とされるビタミンです。

この栄養素が不足していると亜鉛を摂取していても効果が発揮できません。

これらの成分を摂取することでノコギリヤシと亜鉛とビタミンB6の相乗効果によって抜け毛を防いで男性型脱毛症の進行を抑える作用が高まります。

ノコギリヤシと亜鉛の効果を利用した商品として、育毛サプリBOSTONがあります。

このサプリメントは飲む抜け毛対策として医学雑誌にも掲載された商品で、リダクターゼ抑制成分と、育毛成分によって、中高年男性の抜け毛を予防します。

薄毛改善の効果ははっきりとは示されていないノコギリヤシですが、前立腺肥大を予防する効果に関してはヨーロッパでさかんに研究されていて、代替療法としての地位を確立している成分です。

ノコギリヤシの成分によって、DHTの働きが抑制されることはすでに証明されています。

この抑制効果によって頭皮の脂質が減少すれば、毛母細胞の働きを活発にさせて健康な髪の毛を増やすことができます。

これらのことからノコギリヤシ成分が髪の毛を増やすということは理論的には十分な説得力があるといえます。

育毛目的でノコギリヤシを使用する場合は、ノコギリヤシだけでなく薄毛予防に有効な成分が複数含まれている方がより有効的なので、ボストン育毛サプリのような育毛専用に開発されたものがおすすめです。

目に見える育毛効果は期待できない!?

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ノコギリヤシは男性ホルモンのしくみに関与することで薄毛を改善する効果があるのではないかと期待されている成分です。

しかし、術研究などによる検証は不十分な段階なので、完全に育毛効果があると断言することができません。

前立腺肥大を予防したり、改善するという効果に関しては多くの研究機関などで検証が進められている段階です。

実際の医療現場などでも手術などを必要としない軽度の前立腺肥大の患者に対しては、医療行為の必要性がありません。

そのため、ノコギリヤシサプリメントなどを飲んで症状の進行を抑える代替医療が行われています。

男性ホルモンと女性ホルモンのバランスを変化させることで、前立腺肥大をおさえるのがノコギリヤシサプリメントを飲む目的です。

5αリダクターゼの働きを阻害するという面ではプロペシアと似たような作用を持っています。

ノコギリヤシがAGAに有効性が正式に認められない理由

どうしてノコギリヤシにはAGA治療薬と同じように5αリダクターゼの働きを阻害するのに有効性が認められていないのでしょうか?

実際に統計的な資料を集めて行われるメタ分析では過去に一度、ノコギリヤシ抽出物は薄毛治療薬の成分フィナステリドよりも安全性が高く効果的であるという結論がでています。

一方で大規模な臨床試験を行った結果、偽薬(正規品の治療薬でないもの)との差がないことが指摘されたことで、1年程度の短期的な使用では効果が確実にあるとは言えないという結果も出ています。

男性ホルモンに働きかける時に精子の運動を助けている「PSA」というタンパク質分解酵素の働きを抑制しないという性質があります。

このPSAの働きを抑制しないという性質があることで、性機能障害などの副作用が起きる心配がないために安全性が高いとされています。

ノコギリヤシは主に前立腺肥大に効果がある

ノコギリヤシが前立腺肥大に効果があるのは、DHTの働きの抑制するだけでなく、βシトステロールというコレステロールのような物質である可能性も指摘されています。

このβシトステロールは様々なハーブに含まれている成分です。

男性ホルモンに働きかける成分と、βシトステロールの両方を含んでいるのはノコギリヤシだけということで、前立腺肥大の予防効果やAGA育毛効果が注目されています。

前立腺の肥大も中高年男性に多いとされていますが、高齢化に伴って、薄毛と前立腺肥大のどちらの症状も高齢者の割合が非常に多いです。

早い人では30歳から症状が進行し始めて50歳くらいになると約30%の男性に肥大の症状があらわれ、70歳で80%、80歳で90%と加齢に応じてその割合が増えていきます。

一般的な服用は1日320mg ノコギリヤシの服用方法

ノコギリヤシの1日の摂取量は320から345mgとされていて、多くのサプリメントの摂取目安が1日2錠程320mgになるものが一般的になっています。

日本のノコギリヤシサプリメントの多くが320mgという配合量なのですが、サプリメント大国アメリカでは320mgよりも多くのノコギリヤシ抽出物が含まれているものがあります。

アメリカで販売されている多くのノコギリヤシサプリメントには1日量600mgが配合されているものもあるので、使用量は320mgとはっきりと定められているわけではありません。

日本のサプリメントの多くは、正しい服用方法として320mgを1日2回で飲むことをすすめています。

理由として、食後の消化酵素による有効成分の吸収のされやすさです。

口から物が入った段階で消化酵素が働くのでこの酵素に注目するのであれば、いつ飲んでも効果は同じという結論になります。

過剰摂取という問題が存在するとしたら600mg以上の摂取でリスクが高まる可能性があります。

しかし、ノコギリヤシは3年にわたる臨床試験による安全性が確認されている成分なので正しく飲んでいればほとんど問題は起こりません。
「参考:健康食品の素材情報データベース(ノコギリヤシ)」

<過剰摂取の問題の被害事例(320mgを3ヶ月継続して摂取した場合)>

脳出血・めまい・息切れ・呼吸困難・不眠

などの副作用が報告されていますが、ノコギリヤシとの因果関係は不明です。

サプリメントとして飲む場合には安全性が確認されていますが、妊娠中や授乳中の女性が摂取するのはリスクが高いとされています。

女性に関しては経口避妊薬を飲んでいたり、ホルモン療法をしている場合には治療薬の身体に悪影響を及ぼす可能性があります。

子供の服用に関しては安全性に関するデータはあまりないため飲むのを控える必要があります。

子供がノコギリヤシを服用したケースとして、脱毛症の女児に対して投与されたものがありますが、ホットフラッシュの症状が出たという報告があります。

薄毛の改善のために飲む場合には、ヘアサイクルの半年というのが使用期間の目安になります。

ノコギリヤシ成分で薄毛改善などの効果がみられるのならば、治療薬に頼らずAGAを予防することができます。

ただし、お茶として加工された製品には効果がみられない可能性が高いです。

理由として、ノコギリヤシの有効成分は水には溶けない非水溶性であることがあげられています。

安全性の面からのこの成分の評価を見ると口から飲む場合には安全性が高く副作用に関しても軽いものばかりなのでほとんど心配はありません。

しかし消化器疾患や高血圧症の人が飲む場合には医師に相談をしてから飲まないと、副作用の症状が出たときの対応が遅れるおそれもあります。

ノコギリヤシに過度な期待は厳禁!

自宅でできる薄毛・抜け毛対策としてノコギリヤシのサプリメントを飲むという選択肢もありますが、ノコギリヤシの成分については薄毛の改善効果に関するデータがあまりありません。

そのため、ノコギリヤシサプリメントは同じ摂取量でも効く人と効かない人との個人差が大きくなる可能性があります。

ノコギリヤシは前立腺肥大症の予防や改善効果を期待された成分で現在でも前立腺の肥大を防ぐためにのまれています。

海外の研究データによって、頭皮の毛母細胞に作用するDHTの働きを阻害する働きも期待できる可能性も出てきました。

薄毛改善効果が期待できるノコギリヤシは育毛成分として育毛サプリボストンなどの育毛用のサプリメントにも配合されています。

ノコギリヤシの摂取量は、日本で販売されているサプリメントの場合1日320mgとされています。

しかしアメリカで売られているサプリメントの中には1日600mg摂取可能なものもあるので、過剰摂取の基準は定まっていないのが現状です。

服用リスクに関しては、すでに消化器疾患がある人や高血圧の人に対しては慎重に使用する必要があるとされています。

確認されている副作用の多くが軽いものなので深刻な症状が出るリスクは少ないとされています。

女性が服用する場合には、妊婦ではないこと、授乳中でないことを確認する必要があります。

ピルを服用していたり、ホルモン療法を受けている場合には、ホルモンバランスを変化させる可能性があるので、服用を控える必要があります。

前立腺肥大症の治療のために飲む場合には、効果が認められていて、安全性の高いサプリメントとして高く評価されています。

ノコギリヤシの薄毛改善効果を高める目的で、亜鉛が配合されているサプリメントもあります。

これは亜鉛の髪の毛を作り出す効果とノコギリヤシのDHTの働きを阻害する作用の相乗効果によって、より確実に薄毛を改善するのが目的です。


治療薬に比べ価格が安く、安全性の高いので、サプリメントを試してみる価値はあるかもしれないぜ!

薄毛に関しては複数の研究で有効性が認められているものの、正式には効果が認められてはいないので過度な期待はしないでくれ!

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