頭皮の状態によって使い分け!育毛剤と育毛トニックの違い

育毛剤と育毛トニックは同じ働きのように見えますが、働きかける所に違いがあります。

育毛トニックという名称は、整髪剤にあるヘアトニックとヘアリキッドにある「ヘアトニックは頭皮用」として「ヘアリキッドは毛髪用」として使い分けられています。

育毛トニックはヘアトニックの名称からきているものです。

頭皮の「毛穴の収縮力をつけることで抜け毛を予防」して「フケやカユミの元になる菌や乾燥」などの症状がある時に殺菌・保湿作用をするものが主な働きです。

つまり、頭皮のケアをするものが育毛トニックの働きと言っても良いでしょう。

メントールやエタノールを多く含ませているので、清涼感・爽快感がありスッキリします。

*近年、血行促進作用を配合させた育毛トニックも発売しています。

育毛剤は「毛髪の育毛や頭皮の血行を促進する天然成分」が多く含まれています。

育毛トニックのように、殺菌・保湿作用でフケやカユミを抑えて抜け毛も予防します。

育毛剤の目的は「頭皮を整えて毛髪を育てたり保護したりする有効な天然成分を配合されている」ものですから、頭皮だけのケアをするものではなく毛髪もケアするものなので育毛トニックと比べると価格にも差が出てきます。

育毛剤はメントール・エタノールなどを多く含ませていないものが多く、爽快感や清涼感を出すことはないですが、「血行促進作用や育毛作用」は育毛剤の働きが大きい」と認識した方が良いでしょう。

今回は、育毛トニックと育毛剤の違いや使用方法について解説していきます!

育毛剤と育毛トニックの違い

育毛剤と育毛トニックの違いは、頭皮の保湿や殺菌をして抜け毛を予防する役目をするものと頭皮を整える役目に加えて毛髪のトラブルを改善することや育毛できるところに違いがあります。

育毛トニックは、一般的なイメージで言うと爽快感・清涼感があり頭皮がスッキリした気分を味わうことができます。

毎日、頭皮のコンディションを守る時の整髪剤として使用するなど、一時的なカユミやフケ・抜け毛予防をすることに使用すると良いものです。

また、現在の育毛トニックは、血行促進成分を配合しているものが多くなっています。

新しく発売されている育毛トニックは、今でも育毛剤に比べると安価で購入することができます。

しかし、効果的に働く成分を比較してみると清涼感を出すためのメントールや保湿剤・殺菌などの抗炎症剤が主に含まれているもので、血行促進成分は含まれていても育毛できる成分はないと言えます。

育毛剤は、

「パーマやカラーで髪が傷んできた」
「毛髪が細くなってきた」
「最近抜け毛が多くなってきた」
「頭皮の乾燥やフケが気になる」
など、

頭皮や毛髪のトラブルが起きた時に使用すると効果が期待できるものになります。

初期的な抜け毛や育毛対策ができるものが育毛剤です。

育毛トニックにも従来のものと現在のものと比べると、含まれている成分にも違いがあります。

従来の育毛トニック

従来からの育毛トニック(理容・美容院)で使用されているもので市販もしているものです。

<従来の育毛トニック例>

名称 プリミナ・アドバンス価格 約¥1400
薬効成分センブリ抽出液(スエルチアマリンKI)

ビタミンE(酢酸トコフェロール)
殺菌作用オクトピロックス(ピロクトン オラミン)
刺激成分トウガラシチンキ
清涼成分i-メントール・エタノール・無水エタノール・精製水
クレンジング性能イソノナン酸イソノニル
噴射原料二酸化炭素

従来の育毛トニックは、殺菌成分と刺激成分・薬効成分で構成されていたため、清涼感と刺激成分の効果が強かったため使い続けると、頭皮トラブルになることが多くありました。

現在販売されている育毛トニック

今でも変わらない成分は「清涼成分」の多さですが、薬効成分には大きな違いが出てきています。

<新しい育毛トニック例>

名称 スカルプDジェット価格 約¥3200
薬効成分カッコンエキス・豆乳発酵液・ニンジンエキス・タケノコ皮抽出液・イリス根エキス

チンピエキス・ホウセンカエキス
抗炎症・抗アレルギー作用グリチルリチン酸ジカリウム
血行促進成分酢酸DL-α-トコフェロール・タマサキツヅラフジアルカロイド
清涼成分 バンジロウ葉エキス・i-メントール・エタノール・無水エタノール・精製水
保湿剤グリセリンモノ2‐エチルヘキシルエーテル・濃グリセリン・1,2-ペンタンジオール・BG
可溶化剤ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
噴射剤二酸化炭素・DME

主に、薬効成分の数が多くなっていることと菌を抑制する成分の違いや血行促進作用がある成分を取り入れていますので、配合されている量が多い育毛トニックは価格も高くなっています。

育毛剤は、噴射剤を含まないですし清涼成分も含まれている量に違いがあるため、育毛トニックと違い清涼感・爽快感はありません。

育毛剤に含まれている成分

育毛剤フィンジア価格 約¥9,980
植物有効成分センブリ・ボタンビワ葉・フユボダイジュ花
キハダ樹皮・褐藻ヒオウギ・ヒキオコシ
抗炎症作用・保湿パンテノールグリチルリチン酸2K
アミノ酸+合成成分キャピキシル5%アカツメクサ+アセチルテトラペプチド-3
ミノキシジル誘導体ピディオキシジル2%
発汗作用カプサイシン

上記の育毛剤には、イソフラボンを多く含む「キャピキシル」や「ピディオキシジル」(ミノキシジル誘導体)が含まれるようになっています。

強い毛髪に育てる成分が配合されています。

育毛剤は「毛髪を強く育てるために必要な成分を配合している」ところが価格にも違いが出ています。

育毛剤と育毛トニックの効果

育毛トニックを使用する時は、普段の生活でカユミなどの不快感があった時や頭皮の乾燥を感じた時に使用すると殺菌・保湿をしたり毛穴を収縮させたりしてカユミを防ぐ効果が得られます。

但し、育毛をすることで使用してもあまり効果が得られないものですから、育毛をする時は育毛剤を使用するようにしましょう。

*i-メントールが配合されているので頭皮がスッキリして気持ちが良い商品です。

育毛剤を使用する時は、普段よりも髪が細くなってきている時や抜け毛を感じる時などに使用すると、カユミやフケを防ぎ抜け毛を予防し毛髪のツヤ・コシなどの改善をすることができるます。

育毛トニックと育毛剤の宣伝では、AGAでも発毛するようなことを掲載しています。

しかし、どんな症状や年齢でも対応できるものだとは限りませんので、過剰に信じることは止めましょう。

AGAや薄毛の治療を考えている人はAGAクリニックへ行って内服薬治療する方が早く解決することを覚えておいてくださいね。

育毛剤は、あくまで頭皮や毛根のまわりを清潔に保つ効果で育毛できる環境を作るものです。

AGA治療薬にも外用薬がありますが、外用薬の成分を全て毛根まで届かせることは難しいのです。

AGAクリニックでも内服薬の効果が早いので外用薬を使用することは少ないです。

※皮膚科の治療では外用薬を使用することが多いです。

名称育毛トニック育毛剤
使用方法一時的に起きた頭皮のカユミや不快感・抜け毛がある時に使用すると効果があるカユミやフケを防ぎ普段よりも抜け毛が多くなったり毛髪が細くなったりツヤやハリがなくなった時に使用すると効果がある
洗髪後洗髪後軽くタオルで水分を取りますが毛髪が濡れた状態で使用します
頭皮をマッサージしてからドライヤーで乾かします
毛髪や頭皮が完全に乾いてから使用して
マッサージを行います
清涼感・爽快感あるない
カユミやフケの効果あるある
血行促進効果ない(あるものが販売されている)ある
育毛効果期待薄いある

使用方法によっては頭皮に悪影響

育毛トニックを使用する時は、頭皮に湿疹やかぶれを起こしていないか確認してから使用するようにしましょう。

一時的に起きる頭皮の不快感・カユミに効果がありますがトニックの成分は強いので、湿疹やかぶれを悪化させてしまいます。

湿疹やかぶれがある時は、他の治療薬を使用して治してから育毛トニックを使用するようにしましょう。

育毛剤を使用する時も、同じことが言えます。

育毛剤にも刺激成分である血行促進成分で、湿疹やかぶれがある時に使用すると悪化させてしまうことがあります。

必ず、使用する前には湿疹やかぶればないか確認してから使用するようにしましょう。

また、育毛剤を薄毛の「治療」に使用しても効果は現れませんから注意が必要です。

育毛剤は、頭皮の環境を整えて毛髪を育てることができても発毛させることができないものです。

育毛トニックと育毛剤を併用して使用することは止めておきましょう!

育毛トニックと育毛剤を併用して使用すると両方の成分が重なることで頭皮に負担がかかってしまい、頭皮の炎症を引き起こして悪化させることがあります。

育毛トニックと育毛剤には、「血行を促進する成分と刺激成分」が含まれています。

この成分が必要以上に頭皮にかかってしまうことで炎症を引き起こす原因になります。

炎症をひき起こすとカユミが止まらなくなり、頭皮が赤く腫れることや強く爪でかいてしまうことで湿疹や化膿させてしまうことになりますので、併用して使用することは止めましょう。

炎症や化膿してしまうと対処できなくなりますので、皮膚科で炎症を抑えるステロイド剤で治療することが必要になります。

育毛トニックと育毛剤の使用は、どちらか一つに決めて使用するようにしましょう。

2つの商品の決定的な違いは「成分」にあり!

育毛トニックと育毛剤の大きな違いは、毛髪の保護・保湿・育毛できる成分が含まれているかいないかの違いです。

育毛トニックは、主に頭皮を中心にした有効成分を配合しています。

育毛剤は毛髪と頭皮の両方に効果がある有効天然成分が含まれています。

抜け毛を予防する作用は、育毛トニックと育毛剤共にありますが毛髪を育てるための栄養素は育毛剤にあると覚えておくと良いでしょう。

育毛トニックは一時的に、育毛剤は継続的に!

育毛トニックと育毛剤の違いと効果は、下記の表になります。

育毛トニック育毛剤
毛髪を育てることは難しい毛髪を育てることができる
頭皮中心のケアができる毛髪と頭皮中心にケアができる
清涼・爽快感がある清涼・爽快感がない
価格は安い価格は高い

育毛トニックは、普段の頭皮のケアをする時に一時的に起きた頭皮の不快感や抜け毛の時に使用すると、頭皮の清涼感を与えて頭皮の不快感・殺菌・抜け毛の予防作用で効果を現わすものです。

つまり、頭皮のケアをするものと認識する方が良いでしょう。

また、育毛剤のように育毛で効果的に働くものは少ないです。

育毛剤は、毛髪のトラブルが起きた時や普段よりも抜け毛が多くなった時に使用すると頭皮環境を整えて毛髪に必要な栄養分を補給します

毛髪のトラブルを回復させて抜け毛を予防し強い毛髪に育てることができます。

つまり、育毛剤は抜け毛を予防し毛髪を育てる効果があるものです。

ただし、薄毛やAGAの「治療」ができるものではないことは覚えておきましょう。

育毛剤・育毛トニックのそれぞれの効果

<育毛トニックと育毛剤の効果>

育毛トニック

・抜け毛の予防効果
・カユミフケを抑える抗炎症効果
・頭皮の保湿効果

育毛剤

・抜け毛の予防効果と毛髪の栄養補給や保護
・カユミやフケを抑える抗炎症効果
・頭皮・毛髪の育毛・保湿効果

頭皮の保湿・カユミを抑える抗炎症作用や抜け毛予防ができる効果があるものが育毛トニックです。

毛髪を強く育てることや頭皮の状態を保湿して安定させる効果があるものが育毛剤です。

併用して使用はしないこと!

併用すると湿疹・かぶれの原因になる恐れがあります。

育毛トニックと育毛剤の有効成分が重なると、頭皮に必要以上に刺激を与えることになります。


頭皮は敏感肌だから、毛髪や頭皮の状態に合わせて1つに絞って使用するといいぜ。

湿疹やかぶれを起こすと治りが遅くなって、皮膚科の治療を受けることになりかねない。

使用する前には必ず頭皮の状態(湿疹やかぶれ)がないか確認してから使用するように!

湿疹やかぶれがあると悪化させる恐れがあるから、湿疹・かぶれを治してから使用してくれ!

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