育毛促進には血流改善!ツボ押し療法の効果

AGA(男性型脱毛症)をはじめとする薄毛に悩んでいる人の中には、すでに治療を始めている人も多いでしょう。

一定の効果を挙げている人もいれば、まだそこまで至っていない人もいます。

ただ、薄毛治療を行うと、どうしてもかなりのお金がかかってしまいます。

AGAクリニックをはじめとする医療機関ならば、安くても月に約1万円、HARG療法など最新式の治療法を行うとすると数十万円が必要になってくるでしょう。

クリニックに通っていない場合でも、育毛剤や育毛サプリメントの費用はの購入には、それなりの費用が必要です。

効果が出るまでに数カ月かかるとされており、月に数千円の出費も痛いのではないでしょうか。

そんなあなたにおすすめしたいのが、ツボ療法による育毛です。

ツボ療法は医療機関や育毛剤ほどのお金をかけなくても効果が期待できるため、収入が潤沢とはいえない若ハゲの人にとっては嬉しいところです。

ツボ療法とはどういうものなのか、どのようなツボが育毛に効果があるのかなどについて、分かりやすく解説していきましょう。

ツボ療法とは経穴を刺激することで体調を整える治療方法

ツボは東洋医学で「経穴」と呼ばれており、体が悪くなった時に刺激を与えて治療をするポイントのことです。

全身に670カ所あるとされています。

東洋医学では、経穴は「気」と「血」の通り道とされています。

体の調子が悪いときは、気と血のめぐりが悪くなっており、ここに刺激を与えて気と血のめぐりを良くし、調子を整えるのがツボ療法なのです。

ただ、西洋医学の観点でも、ツボは重要な神経や血管の上に位置していることが分かっています。

体の痛みの根源となる「トリガーポイント」とツボが7割程度一致していること、ツボに刺激を与えることで特定の疾患に対して一定の効果をもたらすことができることについても同様です。

現在ではツボ療法はWHO(世界保健機関)においても効果があると認められています。

国によってばらつきのあったツボの位置が、2006年にWHOによって統一され、その後の治療指針のひとつになっているほどです。

このようにツボ療法は、医学的な根拠の乏しいものではなく、世界的に効果が認められている医療行為なのです。

メリットが豊富!簡単にできるツボ押し

ツボ押しのメリットとしては、以下のことが考えられます。

・自分でできる
・お金がかからない
・育毛以外の他の健康効果も期待できる
・副作用がない

AGA治療を行うためには、AGAクリニックをはじめとする医療機関に通う必要があります。

プロペシアやミノキシジルといった治療薬は、医療機関で処方してもらう必要があります。

育毛剤や育毛サプリ、シャンプーを購入するとしても、選択肢が多く迷ったりしてしまいますよね。

これに対して、ツボ押しは空いた時間に直ぐ自分で行うことができます。

自分のペースで好きな時にできるというのは、メリットと言っていいでしょう。

クリニックで治療をするとなると、薄毛の治療は健康保険の適用外となるため、かなりのお金がかかってしまいます。

プロペシアとミノキシジルを処方してもらった場合、最低でも毎月約1万円~、HARG療法をはじめとする最新式の医療行為だと、総計で数十万円が必要です。

育毛剤や治療薬の個人輸入についても、お金がかかるという点では変わりません。

かかる金額そのものが月に数千円であっても、年単位だと10万円近くなるからです。

その点、ツボ押しならば自分で経穴を押すだけなので、ほとんどお金はかかりません。

かかるとすれば、ツボについての知識を得るための書籍や、インターネットの接続料金など間接的な負担がある程度です。

薬剤は人によっては副作用があり、体に悪影響を与えることも考えられます。

しかしツボ療法ならば、ツボを押すことで育毛以外の効果も期待できるのです。

例えば首・肩こりに効果のあるツボは血流を改善します。

副作用について言えば、医療機関で処方されているプロペシアやミノキシジルはその点で不安があります。

プロペシアはED(勃起障害)や精子減少、ミノキシジルは頭皮のかぶれや湿疹が副作用として確認されています。

ツボ押しには副作用がありませんので、安心して治療できるというのは大きなメリットとなるでしょう。

ツボ刺激が頭皮の血行促進につながる

なぜツボ押しが育毛を助けてくれるのでしょうか。

それは、ツボ押しによって頭皮の血行促進が期待できるためです。

頭髪が成長するためには、タンパク質や亜鉛、ビタミンB群といった栄養素が必要になります。

他にも、毛母細胞の分裂を活発にするためには、エネルギー生成に欠かせない酸素も必要です。

頭髪の成長に必要な栄養素や酸素は、頭皮から取り入れられるわけではありません。

消化器や呼吸器で取り入れられたものが、血液によって頭皮まで運ばれてくるのです。

生活習慣病やストレスによって血行が悪化すると、栄養素や酸素が十分に頭皮まで届かなくなってしまいます。

これによって頭髪の成長が妨げられ、抜け毛を促進させてしまうのです。

ツボに刺激を与えることは、血の流れをスムーズにし、頭皮の血流を改善することにつながります。

これによって、毛根に十分な栄養素と酸素を与えて頭髪の成長力をアップさせることができるのです。

ツボ押しによって気の流れをスムーズにすることで、ストレスを和らげることも期待できます。

ストレスは自律神経のうち交感神経を興奮させ、末梢血管を収縮させて血行を悪化させます。

ツボ押しによるストレス解消も、頭皮の血行改善につながってくれるのです。

育毛効果が期待できるツボは頭部と足裏に点在

育毛効果が期待できるツボとしては、どのようなものがあるのでしょうか。

頭部にあるツボのうち、主なものから紹介していきましょう。

・百会
・通天
・玉枕

百会とは、両耳を結ぶ線と眉間から頭頂部に向かう線が交わる位置、頭頂部に存在しているツボです。

「体中の血液がここを通過する」という意味を持っています。

百会を押すことで、頭皮の血流をアップさせることができます。

これによって、毛根に十分な栄養素と酸素を送り込み、頭髪の成長力アップが期待できるのです。

百会は自律神経の働きを整えてくれる効果もあります。

ストレスによって交感神経ばかりが活発になることは、頭皮の血行悪化につながります。

百会を押すことで自律神経のバランスを整え、もうひとつの自律神経である副交感神経を活発にすることで、頭皮の血流促進が期待できるのです。

通天は百会からやや左右にずれたところに存在しています。

通天にも頭皮の血流を改善してくれる効果がありますので、百会と一緒に押さえるようにすると相乗効果か望めます。

玉枕は後頭部の真ん中付近の飛び出た部分から、指2本分ぐらい外側に出たところにあります。百会と同様に、頭皮の血行を促進させる働きがあります。

玉枕の特徴は、頭頂部の薄毛に効果があることです。

AGAは原因となる男性ホルモン由来物質・DHT(ジヒドロテストステロン)が生成されやすい前頭部と頭頂部で症状が出やすいとされています。

玉枕はDHTの進行抑制に打って付けのツボといっていいでしょう。

育毛に効果的な手足のツボ

主なものとして、以下の2つが挙げられます。

・合谷
・湧泉

合谷は親指と人差し指の付け根、骨と骨とが交差するあたりにあるツボです。

合谷を押すと全身をリラックスさせる効果があり、これが頭皮をはじめ全身の血行促進につながってくれるのです。

湧泉は両方の足の裏、すべての指を曲げたときにくぼむあたりにあるツボです。湧泉にも全身の血行を促進させる働きがあります。

湧泉には、内臓の調子を整えてくれる働きもあります。

湧泉によって内臓の調子が良くなれば、頭髪の成長に必要な栄養素の吸収がうまくいくようになり、頭髪の成長力アップにつながります。

特に亜鉛は吸収率が良くないので、湧泉の働きに期待をかけたいところです。

首・肩こり解消のツボも頭皮の血流改善に役立つ

頭皮の血流改善に効果があるのは、上記のツボだけではありません。首・肩こりの解消に効果があるツボも、頭皮の血流改善に役立ってくれるのです。

首・肩こりは周辺の血流を悪化させる原因となります。

心臓から送り出された血液は首や肩の血管を通って頭皮に運ばれますので、首や肩の血流が悪くなると頭皮の血流にも影響が出てしまうのです。

首や肩の血流を良くすることで、頭皮にも十分な血液が行き渡るようになるというわけです。

肩こりに効果的なツボのうち、代表的なものは以下の通りです。

・肩井
・肩中兪
・中府

肩井は首の付け根の出っ張った部分と肩の端との中間、ほぼ肩こりの起きる部位にあります。

肩中兪は首の付け根の出っ張った部分から、左右に指3本分のところに位置しています。

中府は鎖骨の下側の外端から指2本分下にあります。

いずれも血行促進によって首・肩こりを解消してくれるため、頭皮の血行促進にもつながります。

中府にはこれに加え、円形脱毛症にも効果があるとされていますので、薄毛対策には打って付けのツボと言っていいかもしれません。

効果的なツボ押しの方法のコツは集中と呼吸との連動

ただ、いくらツボ押しが育毛に良いといっても、やみくもに押すだけでは十分な効果は出てくれません。

きちんとした方法でツボ押しすることで、より効果がアップします。

<ツボ押し時のポイント>

・「ながら押し」はダメ
・急激に押さない
・呼吸との連動が大切

ツボ押しをするには、ある程度の集中力が必要です。

テレビを見ながらツボ押しをするなどの「ながら押し」は、集中力を分散させ、効果を下げる原因となってしまいかねません。

力任せに急激にツボを押すのも、あまり効果的とはいえません。

力を入れるのも抜くのも、徐々に行う方が効果的です。

3~5秒かけて力を入れ、同じ時間をかけて力を抜くようにすれば効果的でしょう。

そして、ツボを押すときには息を吐き、力を抜くときに息を吸うというように、ツボ押しと呼吸を連動させると効果がアップします。

息を吐くときには体の力が抜けるため、同じ力でもより深くまでツボを押すことができるためです。

これらのポイントに気をつけるだけで、ツボ押しの効果がアップしてくれるのです。

今まで押し方を気にしていなかった人も、試してみる価値があるのではないでしょうか。

ツボを打つ鍼灸療法も育毛治療のひとつ

ツボ押しは個人でもできますが、より効果の高いツボ押しの方法として鍼灸療法があります。

実際に鍼灸院に行き、ツボに鍼やお灸を打ってもらう方法で、効果は個人のツボ押しよりも高くなります。

鍼灸院の診療費は地域によって差がありますが、1回当たり3000~5000円というのが相場です。

AGAクリニックの相場が最低でも月に1万円台ということを考えると、リーズナブルといえます。

実際に鍼治療を行うに当たって、最も心配なのは「痛くないのか」ということではないでしょうか。

ツボに鍼を刺すわけですから、不安に思うのも無理はありません。

個人差がありますが、痛みは気にならない程度です。

治療で使用する鍼は、太さ0.2ミリ前後と極めて細いため、痛点に刺激を与えにくいです。

施術するのは素人ではなく、国家資格を持った鍼灸師であるため、刺激を抑えることにも長けています。

お灸については「熱くないのか」「やけどをしないのか」という点が心配になってくるでしょう。

火のついたモグサを肌の上にのせるわけですから、不安になってくるかもしれませんが、それほど心配はいりません。

モグサの原料であるヨモギにはネチオールという成分が含まれており、燃焼温度を下げてくれるのです。

実際に肌に当たる部分の温度は60~80度ぐらいとされていますので、見かけほどには熱くないというわけです。

鍼灸治療は医療行為のひとつなので、自分でできる、お金がかからないというメリットは薄れてしまいます。

ただ、それでもAGAクリニックよりは割安ですし、治療薬による副作用のリスクもありませんので、検討してみてもいいかもしれませんね。

育毛とツボ療法の関係まとめ

ツボ押しは頭皮の血行を促進させ、育毛効果を高めてくれる働きがあります。

医療機関での治療や育毛剤に比べ、ツボ押しはお金がかからないうえ、副作用もないというのが大きなメリットです。

育毛に効果的なツボとしては頭部の百会、通天、玉枕、手のひらの合谷、足の裏の湧泉などがあります。

肩や首にある肩井、肩中兪、中府など、肩・首こりに効果的なツボも、育毛効果につながります。

効果的にツボ押しをするためには、「ながら押し」をしない、3~5秒かけて押す、呼吸と連動させるなどの工夫が必要です。

より高い効果を求めるならば鍼灸治療という方法もあります。

AGAクリニックほどではないとはいえ、コストがかかってしまうのがたまにキズですが、AGA治療薬のような副作用がないというメリットがあります。

育毛治療をしたいがお金をかけたくないという人や、治療薬の副作用が怖い人、現在の治療の効果をよりアップさせたいという人にとって、ツボを押して血流を改善することは効果的だぞ!

育毛には自然乾燥はダメ!ドライヤーを欠かさずに

ドライヤーを使うと髪が傷んでしまうので、髪を洗った後は自然乾燥させるようにしているという人は、意外と多いのではないでしょうか。

確かにドライヤーは、使い方によっては髪を傷め、枝毛や切れ毛の原因となってしまうことがあるのは確かです。

これが「ドライヤーは育毛の敵」というイメージにつながっているようです。

ところが、実は髪を自然乾燥させることが、薄毛の原因となってしまったり、頭皮の状態を悪化させてしまったりすることはご存知でしょうか。

きれいでフサフサな髪のためにドライヤーを使わないようにしているのに、それがかえって髪にとって良くないと言われても、にわかには信じられないのではないでしょうか。

ドライヤーは使い方さえ気をつければ、髪の毛を守ってくれる大切なアイテムになるのです。

問題はドライヤーそのものではなく、使い方。

どのようにドライヤーを使えば髪の毛に良いのか、説明していきましょう。

また、最近では髪にダメージを与えにくいドライヤーも販売されています。

最新のドライヤー事情についても触れていきます。

ドライヤーは育毛に必須のツール

ドライヤーが髪に良くないと言われている理由のひとつは、熱風によって髪の表面のキューティクルを破壊してしまうことがあるためです。

キューティクルは髪の表面を覆っており、顕微鏡で見ると鱗のようになっています。

髪に含まれている水分の蒸発を防いだり、髪に弾力を与えたりしているのが、キューティクルの役目なのです。

キューティクルはケラチンというタンパク質からなっていますが、タンパク質は熱に弱いという性質があります。

キューティクルは70度を超える熱にさらされると変質し、剥がれてしまうのです。

ドライヤーの熱風は100度前後が平均的で、200度を超えている製品もあります。

こんな高い温度の風を当てられれば、キューティクルはひとたまりもないでしょう。

また、ドライヤーが頭皮を乾燥させる原因になることも「育毛の敵」とされる理由です。

洗髪後は頭皮を守る皮脂の膜が薄くなっているため、熱風を当てることで頭皮の水分が蒸発してしまうのです。

頭皮が乾燥するとターンオーバーがうまくいかなくなり、頭皮が塊のまま剥がれ落ちるようになります。

これによってフケが増えるなど、頭皮環境の悪化につながるというわけです。

この頭皮環境の悪化が薄毛につながる可能性があるのではないかと、心配している人もいるでしょう。

ただ、実際のところドライヤーによってハゲになってしまうようなことはありません。

ドライヤーを使用している最中に髪が抜けてしまうこともありますが、これは気にするようなものではありません。

頭髪は毎日、一定の数が抜けているんだ。

1日当たり平均で60本前後、多いときでは200本を超える頭髪が抜けているぞ。

これは寿命を迎えた頭髪が生え替わっているのです。

髪が抜けるのを恐れてドライヤーを使わないというのは、神経質になりすぎです。

実際には、自然乾燥のほうが頭髪に悪影響を与えてしまう可能性が高いのです。

自然乾燥は頭皮環境を悪くする!

では、頭髪を自然乾燥させることには、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

自然乾燥のデメリット

・雑菌が増えやすくなる

・頭皮が冷えて血行が悪化する

・キューティクルが剥がれやすくなる

洗髪後に頭髪を自然放置していると、長時間にわたって頭皮に水分が残ってしまうことになります。

頭皮に水分が残っていると、頭皮の雑菌の繁殖を促進させてしまうのです。

夏場に腋の下が臭いやすいのは、汗をかきやすく、その水分によって雑菌が繁殖しやすいためです。

頭髪を自然乾燥させると、同じことが頭皮に起きると考えると分かりやすいでしょう。

頭皮に雑菌が増えると、毛穴に感染して炎症の原因になることがあります。

頭皮の炎症が悪化すると脱毛症を起こし、薄毛の原因になってしまうこともあるのです。

また、頭皮を濡れたままにしておくと、水分の蒸発によって熱が奪われて冷えてしまいます。

頭皮が冷えると、体温を逃がさないようにするために血管が収縮し、血行の悪化につながってしまうのです。

頭髪の成長にはタンパク質や亜鉛などの栄養素が必要ですが、これらは頭皮から吸収されるわけではなく、消化器で取り入れられたものが血液によって頭皮まで運ばれてくるのです。

ところが血行が悪化すると、頭髪の成長に必要な栄養素が頭皮まで十分に届けられなくなってしまいます

これによって頭髪の成長が妨げられ、薄毛を促進させてしまうというわけです。

そして、キューティクルは髪が濡れていると結合が弱まり、剥がれやすい状態になっています。

このような状態でブラッシングなどをすると、キューティクルは簡単に剥がれ落ちてしまいます。

キューティクルが剥がれ落ちた頭髪は水分が蒸発しやすくなってパサパサになり、弾力を失って切れやすくなってしまうのです。これが髪そのものの状態悪化につながるというわけです。

このように、髪を自然乾燥させることは頭皮や髪にダメージを与え、薄毛の原因となってしまうのです。

ダメージを防止するためには、頭髪や地肌をドライヤーで乾かすことが必要になってくるのです。

正しいドライヤーのかけ方とポイント

ただ、ドライヤーは使い方が悪いと、かえって頭皮や髪にダメージを与えます。

頭皮や髪を守るための、正しいドライヤーの使い方

まずタオルドライを行う

髪から20センチ以上離す

仕上げには冷風を使う

まず、洗髪直後の髪は水を多く含んでいるため、キューティクルの結合が弱くなっています。

キューティクルの結合が弱い状態でドライヤーを使うと、頭髪から剥がれる原因となります。

タオルドライによって水分を減らしてからドライヤーを使うと、キューティクルが剥がれにくくなるのです。

この時に気をつけてほしいのは、タオルドライを力任せにしないことです。

髪とタオルの間の空気をかき混ぜるような、ふわっとした感覚で行うといいでしょう。

水分によって結合が弱くなっているキューティクルは、摩擦によるダメージに弱くなっているため、タオルによる摩擦をできるだけ起こさないようにすることが重要なのです。

ドライヤーを髪から20センチ以上離した方がいいのは、熱風の温度が下がるためです。

多くの製品は20センチ離すと熱風の温度が70度以下になり、キューティクルが熱によって変質しにくくなるのです。これならば髪を傷めるようなことはないでしょう。

ただ、それでも長時間熱を当て続けると、キューティクルが変質してしまうこともあります。

低温やけどと似たような現象が、キューティクルにも起きるということです。

これを防ぐために、ある程度髪が乾燥したら、温風から冷風に切り替えるようにするのがおすすめです。

冷風ならば、キューティクルが温度によって変質することはまずありません

熱風によって頭皮から髪の根元にかけてほぼ乾いたと判断したら、冷風に切り替えて毛先までしっかりと乾かすようにするのがおすすめです。

ドライヤーはこの3つのポイントをきちんと守って使えば、雑菌の繁殖や頭皮の血行悪化を抑えられ、育毛に役立ってくれる貴重なアイテムとなってくれるのです。

やってはいけないヘアドライ方法

逆に、育毛にとって逆効果となる、やってはいけないドライヤーの使い方としては、以下のようなものが考えられます。

タオルドライをしない

力任せのタオルドライ

不潔な布でのタオルドライ

ドライヤーを近づけすぎる

洗髪直後、頭髪が水分を多く含んでいるときは、キューティクルの結合が緩くなっており、いきなりドライヤーを当てると、キューティクルが剥がれ落ちてしまいやすいのです。

キューティクルが剥がれ落ちると頭髪が乾燥したり、弾力を失ってしまったり、枝毛や切れ毛の原因となったりするなどの悪影響が出ます。

また、キューティクルの結合が緩いということは、摩擦によってキューティクルが剥がれ落ちてしまいやすいということでもあります。

タオルドライを力任せにゴシゴシとふいてしまうと、摩擦によってキューティクルが剥がれ、頭髪に悪影響を与えてしまうのです。

頭髪のダメージは薄毛につながるものではありませんが、頭髪がツヤや弾力を失ったり、プチプチと切れやすくなったりするのは避けたいところでしょう。

タオルドライのときには、絶対に洗いたての清潔な布を使用するようにしましょう。

体をふいたタオルなどを使うと、頭皮に残った水分をうまく吸い取ってくれません。

これでは自然乾燥によって細菌が繁殖してしまうのと大差なくなってしまいます。

ドライヤーは、最低でも20センチ以上離して使用するようにしましょう。

ドライヤーを近づけすぎると、70度を超える熱風が頭髪や頭皮に当たってしまうためです。

キューティクルはタンパク質なので、70度を超える熱風に当てると変質し、剥がれ落ちやすくなってしまいます。

また、頭皮に熱風が当たると乾燥し、状態が悪化する原因となってしまうのです。

このような使い方をしなければ、ドライヤーは頭髪や頭皮の状態を整え、薄毛対策に役立ってくれるのです。

薄毛に悪影響を与えるのはドライヤーそのものではなく、ドライヤーの使い方なのです。

進化を遂げる最新ドライヤー事情

最近では、従来の製品よりも育毛に役立ちそうなドライヤーが販売されています。

頭髪や頭皮に良さそうなドライヤーとしては、次のようなものがあります。

遠赤外線タイプ

マイナスイオンタイプ

遠赤外線は電磁波の一種で、当たった物質の分子を振動させ、これによって熱を発生させる働きを持っています。

つまり、体の外から温めるのではなく、内側から温めるのが遠赤外線です。

遠赤外線タイプとしては、最近話題のヘアビューザーなどが挙げられます。

遠赤外線のメリットは、頭髪や頭皮に含まれている水分が蒸発しにくいことです。

洗髪によって頭髪に付着した水分を、遠赤外線効果によって、頭皮や頭髪にダメージを与えることなく蒸発させることができるのです。

また、遠赤外線を頭皮に照射することで、血流を促進させることができるのもメリットです。

頭皮の血流促進は、毛根に栄養分を潤沢に届け、頭髪の成長力をアップさせ、これが薄毛対策になります。

AGA患者に薄毛治療薬として処方されているミノキシジルは、頭皮の血管を拡張させて、血流を促進させるものです。

遠赤外線ドライヤーなら、薬を使わずに育毛効果が期待できるというわけです。

マイナスイオンタイプのドライヤーは、ドライヤーにイオン発生機を組み込んでいます。

シャープのプラズマクラスター、パナソニックのナノケアなどが有名です。

マイナスイオンタイプのメリットのひとつは、静電気を除去してくれることです。

静電気はキューティクルにダメージを与え、頭髪の状態を悪化させる原因となります。

これを除去することで、頭髪の状態を健康に保とうというわけです。

マイナスイオンの殺菌効果も、育毛に役立ちます。

頭皮にはさまざまな細菌が住んでいます。

皮脂やフケなどが毛穴に詰まると、頭皮の細菌が感染して炎症を起こし、脱毛症の原因となることもあるのです。

マイナスイオンによって細菌を退治することで、頭皮の炎症を防止することができます。

これによって脱毛症を防げば、育毛効果につながってくれるというわけです。

このように、最新型ドライヤーには育毛効果が期待できますが、問題はどの製品も価格がそれなりに高価であるということです。

購入前に、じっくりと検討してみる方がいいかもしれませんね。

髪の毛とドライヤーの関係性

頭髪を自然乾燥する場合には、以下のようなデメリットがあります。

・頭皮の細菌の繁殖を促し、悪化させる

・頭皮が冷えることで血行が悪化し、頭髪の成長が妨げられる

これらを防いでくれるのがドライヤーです。

ただ、ドライヤーは使い方を間違えると育毛にとって逆効果になってしまいます。

まず、ドライヤーを使う前にタオルドライをしましょう。

力任せにゴシゴシとふくとキューティクルが剥がれ落ちるので、注意が必要です。また、きれいな布で行わないと、頭髪や頭皮に細菌が繁殖してしまう原因となります。

ドライヤーは20センチ以上離して使うのがおすすめです。

近づけすぎると熱風の温度が70度を超えてしまい、熱によってキューティクルが壊れたり、頭皮が乾燥したりする原因となります。

最近では、遠赤外線やマイナスイオンを発生させる機能のあるドライヤーも販売されています。

いずれも育毛効果を発揮してくれますが、それなりに高価なので購入するかどうか悩むところです。

いずれにしても、ドライヤーは育毛のためになくてはならないものなのです。


「ドライヤーは育毛にとって逆効果」という認識は間違いだぜ!

確かにドライヤーを当て続けると頭皮が乾燥しすぎてしまうことも考えられるが、自然乾燥させるよりドライヤーで乾かした方が頭皮は清潔に保てるんだ。

イソフラボンは育毛に効果的な理由!

大豆にはタンパク質をはじめ、いろいろな成分が含まれています。そのうちのひとつに「イソフラボン」というものがあります。

イソフラボンは女性ホルモンの一種であるエストロゲン(卵胞ホルモン)に似た働きをしてくれます。

このため、豊胸効果をはじめ、女性らしい体を作るために役立ってくれます。

また、エストロゲンの不足が原因で起きる疾患に骨粗鬆症や女性の更年期障害があります。

イソフラボンは、こうした疾患の症状を和らげてくれる働きもあるのです。

こうしたイソフラボンの働きについてはよく知られているところですが、男女関係なく育毛効果を発揮してくれることについては、意外と知られていないのではないでしょうか。

イソフラボンとはどのようなものなのか、どのような働きで育毛効果を発揮してくれるのか、イソフラボンの効率的な摂取法にはどのようなものがあるのか、過剰摂取によって問題が起きないのかどうかなどについて、説明していきましょう。

イソフラボンはエストロゲンに似ている!

イソフラボンとは、大豆に含まれているポリフェノールの一種です。

ポリフェノールは植物が光合成を行う際に生成される物質で、苦味や渋み、果実の色などはこのポリフェノールによって生じます。

ポリフェノールはほとんどの植物に含まれており、その種類は5000にも及びます。

ブルーベリーに含まれるアントシアニン、お茶に含まれるカテキンなどが広く知られています。

植物は光合成によって成長に必要な炭水化物を生成していますが、このときに活性酸素が生じるという問題点があります。

活性酸素は正常な細胞を傷付け、老化の原因を作ってしまう困りモノなのです。

ポリフェノールは、この活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐことができるのです。

植物の中には樹木のように数百年もの寿命を持つものがありますが、これはポリフェノールによって老化を防いでいるためと考えられています。

植物はポリフェノールを生成することができますが、人間をはじめとする動物は体内でポリフェノールを生成することができません。

植物を摂取してポリフェノールを体内に取り入れており、これが寿命の差につながっているとされているのです。

イソフラボンは大豆やクズなどといったマメ科の植物が生成するポリフェノールで、他の植物で生成されるものと同様に抗酸化作用を持っています。

ただ、ポリフェノールは抗酸化作用以外にもいろいろな働きを持っており、その効果は種類によって違っています。

アントシアニンなら肝機能の強化、カテキンならコレステロールの減少といった具合です。

そして、イソフラボンはエストロゲンに似た働きをしてくれます。

女性ホルモンに似た働きにより育毛効果を発揮!

まず知っておいてほしいのは、ホルモンは受容体と結びついて効果を発揮することです。

そして、イソフラボンとエストロゲンは分子構造が似ていることです。

イソフラボンは分子構造が似ているため、エストロゲン受容体と結合しやすいです。

これによって、イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをすることができます

いくつか例を挙げて説明していきましょう。

卵巣は加齢とともに衰え、エストロゲンの分泌量が低下します。

その影響から、さまざまな不具合が生じるのが女性の更年期障害です。

イソフラボンを摂取することは、この女性ホルモンの不足を補うことになります。

補うことで、更年期障害の症状を和らげることができるのです。

また、エストロゲンには骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐ働きがあります。

女性ホルモンの分泌量が減少すると、骨からカルシウムが溶け出しやすくなり、骨粗鬆症の原因となります。

イソフラボンによるエストロゲンの補完は、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐことにもつながるのです。

エストロゲンが育毛に効果を与える理由

それは、IGF(インスリン様成長因子)の一種であるIGF-1が関係しています。

IGF-1は、頭髪の成長を促す効果があります。そして、エストロゲンにはこのIGF-1の生成を促す働きがあるのです。

女性が男性に比べて頭髪が伸びやすいとされているのは、男性に比べてIGF-1の生成量が多いためだと考えていいでしょう。

AGA(男性型脱毛症)はその和名から男性固有の疾患だと思っている人もいるでしょうが、実は女性もAGAを発症することがあるのです。

治療法の違いなどからFAGA(女性男性型脱毛症)と言われることもあります。

女性の体内でも卵巣などから男性ホルモンが分泌されており、AGAの原因である男性ホルモン由来物質・DHT(ジヒドロテストステロン)も生成されているためです。

ただ、女性は男性とは違い、若年層のAGA発症は極めてまれです。

これは若い女性はエストロゲンの分泌量が多く、IGF-1によってDHTの働きを抑えられているからです。

DHTはTGF(トランスフォーミング増殖因子)の一種であるTGF-βの生成を促します。

TGF-βは毛母細胞の分裂を抑制し、頭髪の成長を妨げる働きを持っています。

IGF-1の逆の働きと考えていいでしょう。

若い女性はIGF-1の生成量が多いため、TGF-βの働きを抑えることができます。

ところが、加齢によってエストロゲンの分泌量が低下し、IGF-1が減少すると、TGF-βの働きを抑えられなくなります。

これが女性のAGA発症メカニズムです。

これに対して、男性はそもそも体内のエストロゲンが女性に比べて少なくなっています。

つまり、IGF-1の生成量がTGF-βを抑えられるほどないということです。

男性ホルモンの分泌量が増え、DHTの生成量が増加するだけでAGAを発症する可能性があり、これが若ハゲを発症させてしまいます。

エストロゲンに似た働きをするイソフラボンの摂取は、IGF-1の生成量を増やすことにつながるぜ!

IGF-1の生成量を増やす=毛母細胞の分裂が活発化し、育毛につながってくれるというわけだ。

イソフラボンによってIGF-1の生成量が増えるのは、男性も女性も変わるところはありません。

女性ホルモン受容体は、男性も女性も持っているためです。

これが男女関係なく育毛効果を発揮してくれることにつながっているのです。

豆乳はイソフラボンの王者! 朝豆乳を始めてみよう

イソフラボンを摂取するためには、大豆製品を食べたり飲んだりする必要があります。

豆乳は、イソフラボン摂取のためにおすすめできる食品のひとつです。

豆乳をおすすめする理由は、手軽に摂取できることです。

イソフラボンの含有量

・無調整豆乳なら100グラム当たり34ミリグラム、

・調整豆乳なら25ミリグラム、

・豆乳飲料ならば15ミリグラム前後

「参考:食品安全委員会

この数字自体は、特筆すべきものではありません。

同じ100グラム当たりなら納豆は79ミリグラム、きな粉は160ミリグラムも含まれているのです。

「参考:フジッコ

ただ、同じ100グラムでも摂取の難易度には差があります。

納豆なら2パック、きな粉なら市販品1パックです。

納豆2パックは決して少なくありませんし、きな粉1パックなんて無理ですよね。

その点、豆乳なら市販品1パックで200グラム入っています。

豆乳1パックを飲むならばそれほど時間はかかりませんし、おやつ代わりにもなるのでおススメです!

豆乳の中でもおすすめは、無調整タイプなんだな。

味には癖があるけど、無調整豆乳には豆乳飲料の2倍以上のイソフラボンが含まれていて、効率的に摂取できるんだな。

無調整豆乳の味が気に入らないという人は、料理に使ってみるのもいいでしょう。

おすすめは味噌汁に混ぜることです。

同じ大豆製品のかけあわせで、より多くのイソフラボンが摂取できるためです。

飲む時間としては、朝がおすすめです。

朝は昼や夜と比較すると体が栄養素を吸収しやすくなっており、イソフラボンの吸収率もアップしてくれるとされています。

また、豆乳を温めて飲むと、イソフラボンの吸収率はアップします。

ただ、あまり温度を上げると豆乳に含まれているタンパク質が壊れてしまいますので、40度までにとどめておきましょう。

重要なのは、豆乳は毎日飲む方がいいということです。

イソフラボンは摂取してから24~48時間で体外に排出されてしまうため、常に補充が必要なのです。

そして豆乳の1日当たりの摂取量は、200グラムまでに抑えておくのが理想的です。

イソフラボンは摂取量が多ければ良いというものではなく、過剰摂取すると体に悪影響が出るためです。

豆乳はイソフラボン摂取に適した食品のひとつですし、値段も決して高くありません。

ただ、せっかくイソフラボンを摂取するならば、より効率的に吸収するために飲み方を工夫しましょう。

一日の摂取量を目安に上手にイソフラボンを食すのが大事

ただ、イソフラボンは摂取すればいいというものではありません。

厚生労働省が1日当たり70~75ミリグラムを上限値と定めていることからも分かるように、イソフラボンの過剰摂取は体にいろいろな不具合を起こしてしまう可能性があるのです。

女性の場合、イソフラボンを過剰摂取すると、体が「エストロゲンが過剰に分泌されている」と勘違いしてしまいます。

これが体の不具合を引き起こす原因のひとつです。

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロン(黄体ホルモン)があり、エストロゲンが過剰だと判断するとプロゲステロンの分泌量が増加するのです。

PMS(月経前症候群)の症状が重くなってしまったり、生理不順の原因となってしまったりすることがあるとされています。

イソフラボンの過剰摂取は、子宮内膜症を悪化させてしまったり、乳癌のリスクを高めてしまったりする可能性があることも分かっています。

男性の場合は、女性とは違った不具合が起きます。

例えば、イソフラボンの過剰摂取によって、女性のように胸が隆起してしまったという臨床例が報告されています。
「参考:中国新聞網

これは、イソフラボンによって男性ホルモンの働きが弱くなってしまったことが原因とみられています。

男性ホルモンには体を筋肉質にしたり、体毛を濃くしたりする働きがあります。

イソフラボンの過剰摂取で男性ホルモンの働きが弱くなると、筋力が低下したり、体毛が薄くなったりすることがあり得ます。

また、男性ホルモンには性欲をアップさせる効果もあるのです。

イソフラボンによって男性ホルモンの働きが抑えられると性欲が低下し、ED(勃起不全)の原因になってしまうことも考えられます。

これはAGAより深刻な悩みになりかねません。

ただ、こうした不具合はサプリメントなど、吸収率の高いアグリコン型のイソフラボンを摂取した場合に起きやすいものです。

豆乳をはじめとする大豆製品に含まれているのはグリコシド型といい、アグリコン型より吸収率は劣るため、必要以上に過剰摂取を心配しなくてもいいでしょう。

付け加えると、アグリコン型のイソフラボンを含む食品は味噌や醤油といった調味料なので、基本的に食物からイソフラボンを摂取する際に、過剰摂取になることは考えにくいのです。

とはいえ、1日に1リットルも2リットルも豆乳を飲むと、イソフラボンの過剰摂取になってしまうことは否定できません。

イソフラボンは摂取すればいいというものではない」ということを頭の片隅にとどめておき、厚労省の定めた摂取上限量を超えないようにしましょう。

育毛とイソフラボンの関係性

大豆に含まれているイソフラボンは、エストロゲン受容体と結合することで、エストロゲンに似た働きをし、これが育毛効果につながるのです。

エストロゲンには毛母細胞を活性化させ、頭髪の成長力をアップさせるIGF-1の生成量を増やす働きがあります。

頭髪の成長力がアップすれば、薄毛解消につながるというわけです。

特に女性は、エストロゲンの分泌量に伴うIGF-1の生成量減少がAGA発症の原因となっているので、イソフラボン摂取による育毛効果がより効果的になるでしょう。

イソフラボンを手軽に摂取できる食品のひとつとして、豆乳があります。

1日200グラム程度ならば簡単に摂取できるのが理由ですが、朝に飲んだり、温めて飲んだりすることで、イソフラボンの吸収率をアップさせることができます。

ただ、イソフラボンは過剰摂取によって身体に不具合が起きる可能性があります。

女性はイソフラボンの過剰摂取が生理不順の原因となったり、子宮内膜症の悪化につながったりします。

乳癌のリスクを高めてしまう可能性もあるのです。

男性の場合は、イソフラボンの過剰摂取が男性ホルモンの働きを低下させ、女性のように胸が出てきたり、筋力が落ちてしまったりすることがあります。

男性ホルモンの働きの低下によって性欲が低下し、EDの原因にもなります。

イソフラボンは育毛効果があるとはいえ、無闇に摂取すればいいというものではありません。


イソフラボンはエストロゲンと合わさることで、毛母細胞を活性化につながるんだ!

摂取する場合、一番摂取しやすい方法は「豆乳」だぞ!

200グラム程度を毎日飲むようにすると効果の期待があがるかも!

育毛剤は化粧品の分類に!?育毛製品の違いを解明

育毛製品を購入するとき、製品の分類を確認していますか?
口コミや評判だけで育毛製品を選んでいませんか?

世の中には数多くの育毛製品が存在し、育毛剤・養毛剤・スカルプケアなど、製品名称もさまざまです。

どの製品がどういう効果を持っているのかも、名称を見ただけではよくわかりませんよね。

これらの名称はどのような基準でつけられているのでしょうか。

育毛製品は薬品です。

すべての薬品は、薬機法(旧薬事法)の定めに従って「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の3種類に分類されます。

分類ごとに目的、効果、広告規制、製造販売の許認可などを細かく定めています。

育毛剤や養毛剤というのは、その成分や作用に基づいてつけられた名称です。

つまり、購入を検討している製品がどの分類なのかを確認すれば、自分の求める効果があるかどうかを知ることができます。

広告やパッケージの宣伝文句に目が行きがちですが、最初に分類を確認すると、より製品の特徴を理解することができます。

今回は、育毛製品を購入する際に知っておくと便利な情報を解説していきます。

医薬品・医薬部外品・化粧品の違い

最初に、日本の薬機法で定められている「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の定義について解説します。

<医薬品>

・厚生労働省から製造販売の承認を得ている
・病気の治療や予防を目的としている
・有効成分の効果が認められている

医薬品は、さらにいくつかの種類に分かれています。

風邪薬などのように簡単に買えるものもあれば、薬剤師の対面販売が必要なもの、医師の出す処方箋が必要なものなど色々あります。

明確な効果が認められている分、副作用が起きる可能性もあるので、使用には注意が必要です。

<医薬部外品>

・あせも・吐き気・体臭などの防止、脱毛防止や育毛、害虫駆除などが目的で、効果や副作用がゆるやかである
・厚生労働省によって医薬部外品に指定されている
・厚生労働省が許可した効果・効能の成分が含まれている

例:ビタミン剤、うがい薬、整腸剤など

全体的に、医薬品と比較して効果や副作用がゆるやかなものが指定される傾向にあります。

病気の治療ではなく予防が主な目的です。

<化粧品>

・美容や皮膚、髪の毛の健康維持が目的
・体に塗ったり吹き付けたりして使う
・効果や副作用が医薬部外品よりもさらにゆるやかである

口紅やファンデーションから基礎化粧品まで、一般にいう「化粧」をするためのものはすべてこれに該当します。

法律上はシャンプーやリンス、石鹸、歯磨き粉も化粧品として扱われます。

育毛製品を選ぶときに確認すべき3つの分類と特徴

各育毛製品が3つの分類のどれに該当するのかを解説します。

具体的にどんな効能が期待できるのかもあわせて見ていきましょう。

<医薬品>

髪の毛に関する薬品のうち、医薬品に該当するのは「発毛剤」です。

成分としては、ミノキシジル(商品名:リアップなど)やフィナステリド(商品名:プロペシア)などがあります。

クリニックで育毛の専門治療を受けた場合、大抵はこれらが処方されます。

医薬品だけあって、発毛剤は直接的な「毛を生やす」効果が期待できます。

その分副作用もあるので、注意しつつ使用しましょう。

体調に気になるところがあれば、定期検診の際に医師へ伝えるようにしてください。また、すべての人に効果が現れるとは限らないので、了承の上で使用しましょう。

また、風邪薬などと違い、発毛剤は基本的にクリニックで処方してもらいます。

市販で売られているリアップは薬局でも購入できますが、薬剤師による対面販売が必須です。

初めて購入する場合は使用法や副作用について薬剤師から説明があります。

持病や既往歴についても確認されるので、薬剤師に話を聞きましょう。

<医薬部外品>

髪の毛に関する薬品のうち、医薬部外品に該当するのは「育毛剤」です。

直接的に毛を生やすのではなく、髪の毛が生える環境を整えてくれるタイプの薬品が中心です。

病気を治すというよりは、予防することがメインになります。

例えば、「薬用◯◯」という表記がされている製品があれば、それは医薬部外品です。

医薬品よりは効果がゆるやかですが、医薬部外品も効果・効能が確認されています。

含まれる成分の種類や濃度にも、一定の制約があため、「薬用◯◯」という表記をすることが可能です。

一方で、含まれる成分をすべて表記する義務がないのも医薬部外品の特徴です。

「有効成分」と「その他の成分」に分けた上で、特に定められた成分(アレルギーを引き起こすおそれのあるものなど)さえ記載していれば販売できます。

<化粧品>

髪の毛に関する薬品の中では、「養毛剤」と呼ばれるものが化粧品になります。

髪や頭皮に栄養を与えて健康に保つことを目的としたものです。

細胞の増殖や分化を促進するタンパク質である成長因子や、後述するキャピキシルも化粧品に含まれます。

化粧品は、医薬品や医薬部外品に記載が認められている効果・効能を謳うことができません。

にきびや肌荒れの防止、殺菌作用といった効能を表記することができないのです。

仮に表記があれば、その製品は医薬部外品です。

「薬用化粧品」という表記がある製品も、分類上は化粧品ではなく医薬部外品になります。

効能を謳えない代わりに、化粧品は成分の制約がゆるいという特徴があります。

厳しい基準をクリアする必要がないため、各メーカーがある程度自由に成分を配合することができます。

結果として、化粧品は非常に多様性に富んだものになっているのです。

その分、医薬部外品と違い、成分はすべて表記する義務があります。

養毛剤と育毛剤の違いは化粧品と医薬部外品の違い

育毛製品を区別する上で、特に注目していただきたいのが養毛剤と育毛剤です。

前述の通り、養毛剤は髪に栄養を与えるもの、育毛剤は髪の生える環境を整えるものです。

これだけだと、どちらの方がハゲに効くのかよくわかりません。

分類としては、養毛剤が化粧品、育毛剤が医薬部外品ですから、後者の方が効くように思えます。

しかし、実はそうとも限りません。

化粧品は医薬部外品に比べ、成分の制約がゆるいです。

そのため、医薬部外品に配合することが認められていない成分を入れることができます。

さらに、医薬部外品では濃度の制約がある成分を、より高濃度で配合することも可能です。

メーカーは日々新たな育毛製品を開発しています。

可能であれば、効果を謳うことができる医薬品・医薬部外品として販売したいでしょう。

しかし、どれだけ臨床で効果が確認できても、法律の定める基準をクリアしなければ医薬部外品にはできません。

そこで、より基準のゆるい化粧品として販売しているケースがあります。

以上の点から考えると、養毛剤(化粧品)が育毛剤(医薬部外品)に劣っているとは言い切れません。

医薬品、医薬部外品、化粧品というのは単なる分類であって、効果が医薬品>医薬部外品>化粧品であるとは限らないのです。

製品を購入する際は、分類だけでなく成分表示にも注目しましょう。

化粧品の育毛製品に配合「キャピキシル」の効果

高い育毛効果があるとして、最近注目されている成分が「キャピキシル」です。

これは医薬部外品に配合することが認められていません。

そのため、キャピキシルを含む育毛製品は、化粧品として販売されています。

キャピキシルは、「アセチルテトラペプチド3」と「アカツメクサ花エキス」という2つの成分を合成して作られています。

それぞれが優れた育毛効果を持っているため、個別に解説しましょう。

アセチルテトラペプチド3

成長因子の1つで、非常に強い細胞修復効果を持っており、やけどや手足の切断など、人体の大きな損傷にも修復効果が認められています。

医療の現場の最前線でも注目され、今後の研究にも期待がかかります。

この修復効果は髪に対しても有効で、衰弱した毛母細胞を復元する効果が見込めます。

生えてきた髪を固定する力を強化し、抜けにくくする効果も確認されています。

アカツメクサ花エキス

文字通りアカツメクサの花から採取できる天然の成分です。

このエキスに含まれる「ビオカニンA」という成分は、女性ホルモンによく似た構造を持っています。

毛根の近くから分泌される「5αリダクターゼ」という酵素の分泌を抑える効果があります。

AGA(男性型脱毛症)は、5αリダクターゼが多量に分泌されることによって発症します。

この酵素が男性ホルモンのテストステロンと結びつくと、DHT(ジヒドロテストステロン)に変化します。

DHTは髪の生成サイクルを乱し、脱毛を発生させます。

つまり、5αリダクターゼの分泌を抑制できれば、AGAの進行を食い止めることができるのです。

医薬品に使われている成分でこの効果が認められているのは、フィナステリドだけです。

アカツメクサ花エキスは、天然の成分でありながらフィナステリドと同様の効果が期待することができます。

アセチルテトラペプチド3とアカツメクサ花エキスを合成して生まれたキャピキシルは、非常に優れた育毛成分といえます。

そうなると、心配になるのは副作用です。

今のところ、キャピキシルの大きな副作用は報告されていません。

今後どうなるかは不明ですが、現段階では安全性に問題はないと推測できます。

それぞれの特徴を理解した上で使い分けることが大切!

育毛製品を選ぶ際には、どのカテゴリに分類されるのかを確認し、特徴を理解する必要があります。

医薬品は高い効果が期待できますが、副作用に気をつけなくてはいけません。

医薬部外品は、効果も副作用も医薬品より抑えめで、身近な存在です。

制約のゆるい化粧品は、含まれている成分次第で評価が変わります。

まだ研究途中のキャピキシルは、今後何かしらの副作用が発見されるかもしれません。

将来的に医薬品や医薬部外品へ格上げされる可能性もあるでしょう。

実際に、ミノキシジルを含む発毛剤であるリアップも、最初は簡単に買える大衆薬でした。

ところが、重篤な副作用が発生していたことが明らかになり、対面販売が必須になったのです。

考え方の基準

・とりあえず予防として使ってみる
・薄毛の進行を抑えたい
・薄毛を確実に改善したい
・費用面

などが挙げられるんだなあ。
何を重視するかは自分で決めるしかないんだなあ。

どれが自分に適しているのかを判断するためには、ハゲの原因をはっきりさせる必要があります。

不安であれば、専門のクリニックで診察を受けるなどして、育毛の方針を決定するのがよいでしょう。

育毛と育毛製品における分類のまとめ

育毛剤や育毛製品がどういった種類に分類されるのかをまとめました。

育毛製品の分類

・育毛製品は、薬機法に従い医薬品、医薬部外品、化粧品の3種類に分類される。

・医薬品、医薬部外品、化粧品というのは分類であって、効果が医薬品>医薬部外品>化粧品であるとは限らない。

分類ごとの製品の特徴

発毛剤は医薬品育毛剤は医薬部外品養毛剤は化粧品である。

・発毛剤は髪を生やすこと、育毛剤は髪が生える環境を整えること、養毛剤は髪や頭皮に栄養を与えることを目的にしている。

・化粧品は、医薬品や医薬部外品に認められている効能を謳うことができない。

・化粧品は、医薬品や医薬部外品に比べて成分の制約がゆるい。そのため、あえて化粧品として販売される育毛製品もある。

養毛剤と育毛剤の違い

・養毛剤は化粧品のため、育毛剤には配合できない成分を含んでいる場合がある。

・育毛効果は医薬品>医薬部外品>化粧品であるとはいい切れない。

育毛が期待できるキャピキシルの効果

・キャピキシルは高い育毛効果を持つ成分である。

・キャピキシルを配合した製品は医薬品や医薬部外品として販売できないため、化粧品として販売されている。

・キャピキシルは「アセチルテトラペプチド3」と「アカツメクサ花エキス」を合成して作られている。

・アセチルテトラペプチド3は、強力な細胞修復効果を持つ。

・アカツメクサ花エキスは、AGAの進行を抑制する効果を持つ。

育毛製品の使い分け

・育毛製品を選ぶ際は、分類を確認し特徴を理解すること。

・自分にはどんな効果を持つ育毛製品が必要なのかを考えることが大切。

薄毛に悩むあまり、手当たり次第に育毛製品を使ってしまう人もいます。

しかし、育毛剤や治療薬を使えばすぐに治るというものではありません。

効果が現れるまでには、大体半年以上の時間がかかります。

大切なのは、自分に必要なのがどのような製品なのかということです。

薄毛の兆候が見られる程度なら、頭皮環境の改善で対応できるかもしれません。

AGAが進行した状態であれば、医薬品の使用を検討すべきでしょう。


育毛剤は医薬部外品として扱われるけど、化粧品として扱われる育毛製品もあるんだ!

研究段階ではあるが、育毛製品の中でも「キャピシル」という成分が含まれているものは育毛効果の期待ができそうだ!

レーザー治療で育毛!血流改善と毛母細胞の活性化へ

育毛治療は日々進化しており、新しい治療方法も開発されています。

その1つが「レーザー治療」です。

効果はすでに実証されており、育毛専門のクリニックでも取り入れられています。

さらに、個人用のレーザー治療機器も登場し、通販で購入することができます。

しかし、レーザー治療で毛が生えるということをすぐには信じられない人もいることでしょう。

投薬治療や植毛と比較して、どのような原理で毛が生えるのか想像しにくいのは確かです。

また、脱毛処理でもレーザーは使われるため、毛が生えるどころかハゲになってしまうのでは?と心配になるかもしれませんね。

レーザー治療はまだ普及が進んでおらず、他の治療法に比べて認知度が低いのが現状です。

ここでは、レーザー治療の原理と、安全性や費用についてまとめました。

レーザー治療は米国FDA認可済みの最新育毛治療

レーザーが医療の現場で用いられていることは、多くの人がご存知でしょう。

どちらかといえば、病巣の除去やレーザーメスなど、特定の部位の組織や細胞を破壊する療法というイメージが強いかもしれません。

しかし、育毛のためのレーザー治療はまったく違う原理で体に作用します。

育毛治療で用いられるのは低出力レーザーです。

病巣の除去などに使われる高出力レーザーとは異なり、組織の破壊はもたらしません。

そして何より、レーザー治療はFDA(アメリカ食品医薬品局)の認可を得ています。

FDAは、育毛治療に使われる成分である「ミノキシジル」や「フィナステリド」を普及させた実績もあります。

育毛に関しては信頼できる機関です。

レーザー治療が認可を得られた条件として2つあります。

1つ目、有効性が認められている。

2つ目、安全性を保証されている。

これらの条件がそろっているのですから、レーザー治療を受けることに大きな心配はないといってよいでしょう。

低出力レーザーによる血流改善と毛母細胞の活性化で育毛!

それでは、低出力レーザーが育毛効果を生む原理を見ていきましょう。

髪の毛の根本は皮膚の中に埋まっており、この部分を毛根といいます。

毛根の奥深くには、毛細血管が通っている毛乳頭があり、その周辺の細胞こそが髪の毛の元となる毛母細胞です。

毛母細胞は細胞分裂を繰り返しており、これによって髪の毛が成長するわけです。

髪が成長するための栄養は、毛細血管によって運ばれてきます。

毛乳頭や毛母細胞への栄養供給が何らかの理由で阻害されると、細胞分裂は鈍りハゲてしまいます。

レーザー治療は、薄毛を引き起こす2つの原因に機能するぞい。

・血流が悪く、毛乳頭や毛母細胞まで栄養が届きにくくなっている。

・毛根に皮脂がつまって雑菌が繁殖し、炎症を引き起こしている。

レーザーは皮膚の奥深くまで浸透し、頭皮を温めます。

すると、血流が改善され、毛乳頭や毛母細胞への栄養供給が復活するのです。

また、毛根につまっていた皮脂を分解し、あわせて殺菌もしてくれます。

さらに、レーザーが毛母細胞自体を刺激するので、毛母細胞活性化の効果も見込めます。

周辺の状況が改善したところで細胞分裂を促せば、髪もよみがえるというわけです。

クリニックで受ける具体的なレーザー治療内容

育毛治療の専門クリニックでも、レーザー治療を取り入れる施設が多くなってきています。

それだけレーザー治療の効果を認める医師が増えてきたということです。

前提として、レーザー治療は保険適応外であることを覚えておいてください。

治療費はすべて自己負担です。

これに限らず、薄毛やAGA(男性型脱毛症)の治療は基本的に保険が適用されません。

クリニックでは、まずカウンセリングと頭皮・髪の状態チェックを受けます。

その上でレーザー治療の効果が見込めると判断され、本人が了承すれば治療が始まります。

1回の治療時間は短く、大体15分程度です。

痛みもありませんし、黙ってレーザーを浴びているだけです。

施設によっては、頭皮マッサージなどを治療に含めてくれるところもあります。

いずれにしましても、拘束時間は長くはありません。

治療スケジュールも施設により異なりますが、月1~2回程度の通院が必要になります。

レーザー治療は即効性がないので、何度も繰り返し行う必要があるのです。

大抵は半年程度を1クールに設定し、その期間で効果の有無や治療の継続を判断しています。

治療費用は1回につき1~3万円かかります。

施設や通院の頻度によっても異なりますが、1クールで20~30万円程度の出費は覚悟しておいた方がよいでしょう。

効果が出なかった場合、治療を継続するかどうかは悩みどころです。

もし髪が生えたとしても、すぐに治療をやめてしまうとハゲてしまう可能性があります。

十分な検査もなしに高額の治療をすすめてくる施設もあるので、注意が必要です。

原因を特定するためにも、治療開始前のカウンセリングをしっかり行ってくれるクリニックを選びましょう。

AGAや薄毛が過剰に進行している状態だと効果が期待できないんだな。

育毛を促進させるための治療だと認識しておくといいんだな。

個人向けレーザー治療機器使用は自己責任!

レーザー治療は、クリニックに通う以外に個人でも行うことができます。

日本で手に入る個人向けレーザー治療機器は、ほとんどがアメリカ製で、購入する場合は通販が基本になるでしょう。

機器の種類は、カチューシャのような形状で頭にかぶるもの、ヘアブラシのような形状で頭に当てて使うものなどがあります。

原理そのものは、クリニックで用いられているものと同じです。

お値段は、安価なものでおよそ3~5万円になります。

気軽に支払える金額ではありませんが、クリニックで通院治療を受けるのに比べれば、遥かに安上がりです。

中には10万円を超えるものもありますが、値段の差は主にレーザー照射モジュールの数の差です。

これが多いほど一度に照射できる範囲が広がり、時間もかからないというわけです。

そこまで高いのはちょっと……という人は、個人で輸入すればもっと安く手に入る場合もあります。

しかし、個人輸入代行業者を頼ったりすると、詐欺にあったり偽物が送られてきたりすることもあります。トラブルには十分に注意してください。

そして、個人で買って使用する以上、何か問題があっても自己責任です。

また医薬品を含む育毛製品全体にいえることですが、すべての人に対して効果が見込めるわけではありません。了承した上で購入してください。

高価な機器を購入することや、自分で使用することに不安がある人は、クリニックでのレーザー治療を検討すべきでしょう。

クリニックであれば、事前に医師の説明を受けられますし、問題が発生すれば適切な指導を受けられます。

費用と安全性を比較して、自分に適している方法を選びましょう。

レーザー治療の安全性と人体への影響

レーザー治療は基本的に安全性が高い治療です。

低出力レーザーですから、人体の組織や細胞に破壊はもたらしません。

しかし、それでもまだレーザーは怖いという人もいることでしょう。

そこで、レーザー治療の安全性についてもう少し掘り下げてみます。

日本では、日本工業規格(JIS)によって工業製品に使うレーザー発振器の性質が定められています。

レーザーは波長によって色が変わり、レーザー治療機器に使われているのは赤色レーザーです。

レーザーの出力の単位はmW(ミリワット)で、クラス1~4まで分類されています。以下は赤色レーザーのクラス分類です。

・クラス1および1M…0.39mW以下
・クラス2および2M…1mW以下
・クラス3R…5mW以下
・クラス3B…500mW以下。直視すると非常に危険。
・クラス4…500mWを超えるもの。火傷や発火の危険あり。

レーザー治療機器の出力に関する情報はほとんど出回っていません。

しかし、推測する方法はあります。

通常の大気中では、出力が50mWを超える程度になると、光源から目標までの軌跡が視認できるようになります。

治療機器のレーザーは軌跡が見えませんから、出力はずっと弱く、クラス3R程度であると考えられます。

この程度であれば、皮膚に浴びたとしても痛みはありませんし、火傷もしません。

使用時間も1回につき10分程度ですから、重篤な影響が出る可能性は非常に低いといえます。

個人用のレーザー機器に関しては、副作用として、頭皮の乾燥、かゆみ、感覚過敏、炎症などが報告されています。

いずれも軽症ですし発生率も低いのですが、購入を検討している場合は、これらの症状が発生する可能性を踏まえておいた方がよいでしょう。

また、何らかの疾患を抱えている人は医師に相談してから使うのが無難です。

ただし、弱くてもレーザーはレーザーです。

誤って目に当てると失明の危険もあるので、取り扱いには十分に注意してください。

その他、正しい使用方法に従わなかった場合は、何らかのトラブルが発生する可能性があります。説明書をよく読んでから使用を開始しましょう。

レーザー治療の効果が期待できるケース

レーザー治療は、効果が期待できる人とできない人がいます。

まずは自分がレーザー治療に向いているのかを判断する必要があります。

レーザー治療の主な効果は「血行不良の改善」「毛根の皮脂つまりの解消」の2つです。

つまり、頭皮が硬くて血行不良を起こしている人、頭皮の皮脂が分泌しすぎて毛穴が詰まっている可能性のある人は、レーザー治療を試してみる価値が十分にあるといえます。

ただし、AGAの場合は、原因が遺伝や男性ホルモンの影響にあるので、投薬による治療でなければ食い止めることはほぼ不可能です。

原因がわからない場合は、専門のクリニックで検査を受けることで特定できるので、正しい治療法を提案してくれるでしょう。

個人でレーザー機器を使用した治療を行う場合は、経過観察をしっかり行うべきです。

半年~1年経ってもまったく効果が見られない場合は、使用を一旦やめて専門のクリニックへ行きましょう。

レーザー治療は他の治療法と併用するのが基本です。

補助的な位置づけといってもよいでしょう。

メインが投薬、サブがレーザーという治療を行っている人もいます。

食事、睡眠、運動などの生活習慣の改善を同時に行うことでレーザーの治療効果も高まることが期待できます。

育毛とレーザー治療の関係まとめ

レーザー治療の認可と安全性

・レーザー治療では低出力レーザーを使用。

・レーザー治療はFDAの認可を受けており、安全性と効果は保証済み。

レーザー治療の原理による育毛効果

・ 頭皮の血行不良や毛根の皮脂つまりはハゲの原因となる。

レーザー治療はその2つの原因に働くため、次の症状がある人に効果が期待できる。
*頭皮が硬くて血行不良を起こしている人
*頭皮の皮脂が分泌しすぎて毛穴が詰まっている可能性のある人

・頭皮の毛母細胞を活性化させ、細胞分裂を促進する。

・但しAGAの人は効果が期待できない。

クリニックでのレーザー治療内容

・レーザー治療は保険適応外である。

・1回の治療時間は15分ほど。月1~2回の通院を半年ほど続ける必要がある。

・費用は1回で1~3万円。1クールで20~30万はかかる。

・原因を除去できない限り、治療は続く可能性がある。

個人用のレーザー治療機器を使用する場合

・個人用のレーザー治療機器はほぼアメリカ製。通販での購入が基本。

・値段は安いもので3~5万円ほど。

・使用は自己責任で行うこと。

レーザー治療の副作用と注意点

・頭皮の乾燥、かゆみ、感覚過敏、炎症などの軽い副作用が生じることがある。
・個人で行う場合、何らかの疾患を抱えている人は医師に相談すること。

また、誤ってレーザーを目に当てないように取り扱いには十分に注意しましょう。

レーザー治療の効果を上げるためには

・ 補助的な位置づけとして他の治療法と併用する。
・ 食生活や生活習慣を同時に改善する。

レーザー治療はまだまだ発展途上の分野です。

日本では、ハゲを病気と結びつける考え方がなかなか浸透しなかったため、この分野の研究ではさらに遅れを取っています。

レーザー治療が投薬治療ほど普及していないのはこれらの影響の可能性が高いです。

アメリカの研究では、投薬治療を併用しない純粋なレーザー治療でも、臨床データの少なさも指摘されているものの90%を超える発毛率を記録したとされています。

将来的には研究が進み、より効果的なレーザー治療機器が開発されるかもしれません。

相談やカウンセリングだけでも受け付けてくれるところが多いので、医師にハゲの悩みをぶつけてみるのがおすすめです。そして原因を特定し、最適な治療を受けましょう。


日本では、レーザー治療は浸透していないのが現状だ。

薄毛が過度に進行しているとレーザー治療では改善効果が期待しにくいぞ。

1回の費用も高く、大きな負担になるから、まずは医師と相談しよう。

針一本で薄毛が治る!?ツボを刺激する鍼治療のメカニズムと薄毛との関わり

「針一本で薄毛が治る!」と聞いて信じられませんか?

実は鍼(針)治療は脱毛や薄毛を解消してくれる立派な治療方法のひとつなのです。

鍼治療の最大の効果である血流改善が頭皮の血行促進につながり、薄毛を予防・改善してくれるというのです。

小さな針が、体に走る経路とよばれるツボを刺激して病を治すという、鍼治療のメカニズムと薄毛改善への効果のほどを解明していきましょう。

鍼治療とそのメカニズム

鍼治療とは

東洋医学を源とする鍼治療は、お灸、漢方、ハーブ療法、アロマテラピーなどと並び、現代西洋医学に対する代替医療として位置づけられています。

2002年には世界保健機関(WHO)において、関節炎、リウマチ、肩こりをはじめとした多くの疾患や症状における有効性が認められています。

鍼治療では、針という簡単な道具で体を刺激して体内の循環システムを整え、人間が本来もつ自然治癒力を発揮させることができるのです。

鍼治療のメカニズム

人間の体には気の流れがあり、その通り道である経絡には、いたるところに気の集まる場所である経穴=ツボがあります。

そのツボに鍼を打って治療を行います。

鍼の種類や刺し方は、患者一人ひとりの状態において、病に対抗するエネルギーである「正気」の不足や、正常な機能を阻害してしまう気である「邪気」の状態によって異なるぞ。

また鍼を打つ場所もそのときの状態によって変化していきます。

東洋医学の鍼では、病んでいる部分に直接鍼を打つわけではありません。

経路に沿って気を整えていくので、経路上のツボでもっとも効果があるところに鍼を打ちます。

あらゆる経絡上にあって一番反応が強くでる場所がツボなのです。

例えば胃に異常がある場合、胃に関する経絡=胃経のツボである、足のヒザ小僧の下側の「三里」というツボに反応が現れてきます。

このツボが鍼治療における「治療点」となるのです。

体内の異常は体表に現れますから、これを逆手にとって、体の表面から刺激を与えることによって、病変のある体内の内臓にまで到達させようとするのが鍼治療の原理です。

鍼治療のメリットと薄毛に効く理由

鍼治療では副作用も後遺症もない

鍼治療の最大のメリットといえば、治療後の副作用も後遺症もないことでしょう。

また西洋医学のようにメスを入れるわけではないので、体への負担もありませんし、何種類もの薬を飲んだり、点滴を打ったりする必要もありません。

まれに、鍼治療をしたら他の部分が悪くなった、とか、鍼治療をしたら悪化した、などのケースもあります。

しかしこれらはほとんど副作用とはいえません。

病気というのは症状によって悪い部分が重なっています。

鍼治療のような東洋医学での治療の経過ではそれをひとつずつ治していくため、最初の部位が悪くなったと感じる場合があるのです。

実際に副作用があるとしたら、施術する鍼氏が患者の症状に沿った治療を正しく行っていないことが考えられます。

鍼治療を始める際には、実績が豊富で信頼できる鍼氏の治療を受けることが大切です。

鍼による痛みもない

鍼による痛みはほとんどないといえるでしょう。

あるとすれば皮膚に鍼が「チクリ」と触れる感覚があるというだけです。

鍼は浅く打ちますし、想像しがちな、いわゆる注射の鍼のような痛みはありません。

一般的に使われる注射針の太さは0.7~0.9mmであるのに対し、鍼治療でよく使われる針の太さは0.14mmです。

注射針の3分の1以下の太さであるため、皮膚に刺したときの抵抗が少なく、痛みも少ないです。

また針の先端の形状についても、注射針は液体を注入するため中が空洞で先が尖っています。

これに対して、鍼治療で使用する針の中は空洞ではなく、先端が細く丸みを帯びています。

このように鍼治療で使用する針は、皮膚に刺さったときに痛みを緩和させる工夫がなされています。

使用される針は使い捨てタイプ

近年の針治療の現場では、ほとんどの場合、使い捨てのディスポーザブル針が使用されています。

つまり一度使用したものは廃棄され、同じ針は使われませんので、感染症などを心配する必要はありません。

治療のケースによっては患者さん専用の針を使用する場合もありますが、その際も使用の都度、滅菌消毒処理を行って衛生面が配慮されています。

専用針の使用時に、衛生面で気になった場合は鍼氏さんに尋ねてみるとよいでしょう。

鍼治療が薄毛に有効な理由

鍼治療は副作用もなく、針一本で病気を治す立派な治療方法であることがわかりました。

では、鍼治療が薄毛改善にも効く具体的な理由とは何でしょうか。

大きな理由として次の2つがあげられます。

*自律神経が整い、薄毛の原因に働く

鍼が体に刺入されると、鍼の刺激を受け、リラックス効果のあるセロトニンなどのホルモンが分泌されます。

これにより交感神経と副交感神経の働きがスムーズになり、自律神経のバランスが整います。

自律神経が整うことは、同時に、薄毛・抜け毛の原因のひとつである、ホルモンバランスの乱れを改善することにつながるのです。

*血行が促進されて、頭皮の環境修復に効く

鍼の刺激を受けることで、体の血液やリンパの流れが活発になります。

硬くなった筋肉の緊張をほぐし、こりやハリを緩和して筋肉も柔らかくなります。

首や肩のこりがほぐれて心身の緊張がほぐれると、頭部に充分な血液が流れます。

やがて頭皮の血行促進が高まり、血液を通じて毛根や頭皮に酸素と栄養が行き届くことで薄毛が改善されます。

また頭皮環境が修復されることによって、髪にハリやコシが出てきて髪全体がボリュームアップしてきます。

このように鍼治療は薄毛や抜け毛、脱毛症などに対する効果は期待できますが、毛根が死んでしまった場合、治療を施したとしてもその部位からは発毛しません。

またAGA(男性型脱毛症)の場合、要因として遺伝的要素も含まれるため、期待できる効果が現れないことがあります。

鍼治療が受けられる機関と薄毛の鍼治療方法

鍼治療は鍼灸院で受けることができます。

扱っている分野や治療方針によって、次のとおりに大別されます。

東洋医学の伝統的な鍼灸

実際に体に触れて行う脈診や腹診などの手法を用いながら、東洋医学の伝統的な陰陽・五行の考え方に基づき、身体全体の状態を分析して治療します。

西洋医学的な鍼灸

西洋医学の知識をベースに身体の状態や症状を分析して治療します。

外傷やスポーツなどで起きた骨折やスポーツ障害などの運動器疾患を得意とします。

専門型鍼灸

スポーツ選手などに特有の怪我の治療、予防を目的としたスポーツ鍼灸を行います。

またダイエットや顔のリフトアップ等を目的とした美容鍼灸など、特定の分野を専門に行ないます。

上記の鍼灸院以外に鍼治療ができる機関としては、カイロプラクティックや整体院などがあります。

また鍼灸の治療では、神経痛やリウマチなど特定の疾患には健康保険が適用されます。

しかし、薄毛改善を目的とした治療などの場合には健康保険は適用されません。

治療費の目安としては、地域によって差はありますが、全額自己負担の場合で、一回3,000円~5,000円が相場といえるでしょう。

薄毛改善を目的とした鍼治療はどのような方法か

薄毛や薄毛予防のための治療を目的とした鍼治療は、問診内容に従い、個人により異なりますが、血行促進と自立神経を整えることが基本となります。

そのためには頭部に鍼を刺すことになります。

頭部に鍼を刺すことに抵抗があるかもしれませんが、頭部には薄毛改善に効くツボがあるのです。

頭頂部には「百会(ヒャクエ)」と呼ばれるツボがあります。
頭のてっぺんにあり、鍼を刺すことにより血行促進を高める効果があります。

後頭部に二箇所ある「玉枕(ギョクチン)」と呼ばれるツボにも鍼を打つことになります。

仰向けに寝たときに丁度枕があたる部分という意味から命名されたツボなのですが、ホルモンバランスの調整作用にすぐれるため、自律神経の働きを助けてくれます。

また症状によっては、体にも刺入れして体全体で治療を行います。

いずれの場合も、鍼をいきなり刺すのではなく、問診やカウンセリングを行い、頭皮のチェック後、治療方針を決定してから行います。

治療にかかる時間については、症状の程度や体質によって一人ひとり異なるため、治療期間が気がかりな場合は治療方針を決める際、鍼師に尋ねてみるとよいでしょう。

鍼治療の効果を得るための心がけ

さて鍼治療をすると決めたら、貴重なお金と時間をかけるのですから、最大限の成果を得たいですよね。

その秘訣は普段の生活の仕方にあります。

心がけるべき習慣を次のとおりみていきましょう。

栄養バランスのよい食事を摂る

栄養が充分であれば髪の毛も成長します。

バランスの良い栄養素で築かれた体という土台が良い状態であれば、毛髪の状態も良い状態になります。

治療中は、意識してバランスのとれた食生活を心がけましょう。

特に髪や頭皮の活性化を促すビタミンB群や亜鉛などを充分に摂取できると良いです。

食事が難しい場合はサプリメントなどで補給してもよいでしょう。

睡眠時間を確保する

睡眠は髪の成長にとって重要な要素です。

睡眠中に人間の細胞は細胞分裂して新しい細胞に生まれ変わります。

髪も同様に睡眠時に成長して生まれ変わります。

細胞分裂は成長ホルモンとの関係が深く、成長ホルモンが最も分泌される午後10時〜午前2時の間に、髪の毛も成長して太く伸びていきます。

つまりこの時間に寝ていることは、髪にとっても大切なことなのです。

外的要因を最小限にする

頭皮が紫外線にさらされることで毛母細胞がダメージを受けて薄毛の要因となります。

またパーマやカラーリングなどによって頭皮が乾燥したり、頭皮のトラブルを起こすと、抜け毛が増えることがあります。

外出時には帽子や日傘などで髪を守り、パーマやカラーリングは頻度を減らして、頭皮への負担を減らすことを心がけましょう。

針を刺しに通うことだけが薄毛治療なのではありません。

日常生活の質を上げることも薄毛治療の一環と考えることが、確実な成果につながるといえるでしょう。

薄毛と鍼治療の関係性

ここまで薄毛と鍼治療の関係性についてご紹介してきました。

最後に要点をまとめると次のとおりとなります。

鍼治療は基本的に副作用や後遺症もなく、痛みもないため、体への負担が少ない治療方法です。

使用される針は使い捨てタイプのため、感染症の心配がなく衛生面においても安心して治療ができます。

鍼治療が薄毛改善に有効な理由

#1 自律神経が整い、薄毛の原因のひとつであるホルモンバランスの乱れを改善する。

#2 頭皮の血行促進が高まり、毛根や頭皮に酸素と栄養が行き届くため薄毛改善につながる。

鍼治療は鍼灸院で受けることができますが、施術のタイプが分かれます。

・東洋医学の伝統的な鍼灸
・西洋医学的な鍼灸
・専門型鍼灸

鍼治療における薄毛治療では頭部にも針を刺すことになります。

薄毛改善に効果が期待できるツボ!

#1「百会(ヒャクエ)
頭のてっぺんにあり、鍼を刺すことにより血行促進を高める効果がある。

#2「玉枕(ギョクチン)
後頭部に二箇所あり、ホルモンバランスの調整作用にすぐれるため、自律神経の働きを助けてくれる。

鍼治療の効果を最大限に得るために心がけること

・栄養バランスのよい食事を摂る
・睡眠時間を確保する
・規則正しい生活を送る
・外的要因を最小限にする


鍼を刺すから痛いと思いがちだが、注射針よりも細いものだから気にしなくて大丈夫だぞ笑

鍼治療は即効性のある治療方法ではないが、長く続けることで血流・体質改善につながるぞい。

結果的に薄毛も改善してくれるってわけだ。

費用に関しては、一回3,000円~5,000円が相場で保険は適用されないぞ。

薄毛を改善するための1つの手法として覚えておいてくれ!

卵を食べても薄毛にはならない!賢い食べ方と調理方法から栄養補給

「卵かけご飯を食べると薄毛になる!」という都市伝説のようなウワサを耳にしたことがあるかもしれません。

栄養の宝庫である卵が髪に悪影響を及ぼすことが真実なのか。。。

その原因を探っていくと、食べ方と調理方法にカギがあることがみえてきました。

卵は日常生活に欠かせない身近な食べ物。

卵と髪にまつわる正しい知識を学んで、上手に卵を食生活に摂りいれましょう。

卵は髪を育てる栄養食品

手頃な値段で買える身近な食品である卵は、繊維質とビタミンC以外、ほとんどの栄養素をバランスよく含んだ完全栄養食品です。

タンパク質、脂質のほか、カルシウムやリン、鉄、亜鉛などのミネラル、ビタミンA・Bなどのビタミン類がうすい殻に包まれて詰まっているのです。

注目すべきは、髪の毛や皮膚を生成するタンパク質が豊富に含まれていること。

タンパク質を構成するアミノ酸の中でも、髪にも体にも不可欠な必須アミノ酸9種類のバランスも完璧なのです。

タンパク質の栄養的な価値を示すプロテイン・スコア(タンパク価)においては、全卵・卵白・卵黄すべて100点満点になっています。

このスコアは肉類・魚類などのタンパク質が豊富な食材をおさえて(例:豚肉86点、マグロ赤身80点)、断トツトップなのです。

特に髪を育てるのによい作用を持つのが卵黄に含まれるビオチンです。

ビオチンは皮膚の炎症を予防することから発見されたビタミンで、別名は「ビタミンB7」。

他のビタミンB群と同じく三大栄養素(脂質・糖質・タンパク質)の代謝に関わり、アミノ酸の代謝に関わるカルボキシラーゼという酵素の働きをサポートしていることから、髪や皮膚、爪の健康維持にも役立っているのです。

そのためビオチンが不足すると抜け毛が増えたり、白髪の症状が現れることもあります。

育毛や健康維持のためには、最低でも一日一個の卵を食べることが理想的です。

卵を食べてもコレステロール値は上がらない

一方で、卵を食べるとコレステロール値が上がる、といわれることもあります。

コレステロールは動脈硬化の危険因子ではありますが、結論としては、卵を食べてもコレステロールが極端に上がることはありません。

またそれが動脈硬化につながるともいえません。

最近では、動脈硬化の合併症のリスクの一番ある患者に一日2個の卵を食べさせた結果、善玉コレステロールが改善したという臨床報告があります。

これは動脈硬化指数が下がるため、逆に卵が合併症や動脈硬化の予防につながることが証明された症例の1つです。

健康な人であれば卵を食べることで、必要以上にコレステロール値が上がることはありません。

抜け毛・薄毛の原因はかき混ぜた生卵にあった

なぜ、卵を使った卵かけご飯を食べると薄毛になるという伝説が生まれたのでしょうか。

原因は卵の白身にあったのです。

白身に含まれるアビジンというタンパク質は、黄身の中にあるビオチンと結合すると、ビオチンが体内に吸収されるのを妨げてしまうというのです。

そのため、卵をかき混ぜれば混ぜるほど、結果的に育毛効果はなくなってしまうというのです!

せっかくの育毛効果が期待できる卵を食べても、かき混ぜてしまっては効果なし、とは衝撃ですね。

ではどうすればよいかというと、ビオチンは熱に強く、アビジンは熱に弱いという性質を利用して、次のポイントをおさえれば解決できます。

・黄身と白身をかき混ぜない

・火を通す

黄身と白身をかき混ぜていない状態で過熱されている卵料理

「ゆで卵」

「目玉焼き」

の2つが代表的なんだなあ。

この2つ以外の卵焼きやスクランブルエッグ等は、ビオチンとアビジンが結合された状態ですので、卵かけご飯を食べるのと同じことになります。

では、薄毛にならないために、かき混ぜた生卵や卵焼きは絶対に食べないほうがいいのか、といったらそうではありません。

生卵を使った卵かけご飯を食べると薄毛になるという伝説は「ビオチン欠乏症」から端を発したと推察します。

実際、ビオチン欠乏症を発症するのは、例えば一日に10個以上などの卵の大量摂取をしたときに現れるもので、一日に2~3個食べたからといってビオチン欠乏症=はげになることはありません。

またビオチンは卵の黄身以外にも幅広い食品に含まれていますし、腸内でも生成されるので通常の食生活で不足することはめったにありません。

ですから卵かけご飯を毎日食べ続けることには問題はありませんが、できることならビオチン効果を享受したいですよね。

そこで黄身だけをご飯にかけて食べる、という方法以外のとっておきの裏ワザを教えます!

その食べ方とは、

黄身と白身を分け、白身だけを先にご飯に入れてかき混ぜ、黄身と醤油をそのご飯の上に加えて混ぜる。

と、いたってシンプルな方法だ。

ご飯はレンジで温めたアツアツのものがおすすめです。

白身を混ぜる時は、白身の色が透明から白濁に変わるくらい時間をかけてください。

この方法でしたら、通常の卵かけご飯の味となんら遜色はありません。

一度、試してみる価値はありそうです。

ビオチンを上手に摂って薄毛を予防

育毛に寄与するビオチンは卵の黄身以外にも沢山の食品に含まれています。

その食品群は実に幅広い層に渡ります。

魚介類・種実類・豆類・きのこ類などに豊富

魚介類、豆類、きのこ類はビオチンの含有量が多く、普段の食生活で一定量を摂取できるものが多くあります。

魚介類なら、まがれいやししゃも、まいわしなど、きのこ類ならマイタケやマッシュルームなど、豆類としては大豆製品に多くのビオチンが含まれます。

種実類は一度に摂取できる量は限られてしまいますが、ビオチンの含有量が大変豊富なので、料理のアクセントや間食などに上手に摂りいれてみましょう。

レバーにはビオチンが多く含まれる

特にビオチンの含有量が高いのは動物のレバーです。

しかしながら、豚や鶏の肝臓はビタミンAも非常に多いので摂りすぎには注意が必要です。(ビタミンAに含まれるレチノールは摂り過ぎると過剰症を起こすことがあります)

沢山食べたいときにはビタミンAが控えめな牛肝臓がおすすめです。

このほか、ビオチンは、海藻類、調味料や香辛料にも高い割合で含有されています。

卵黄も含め、下記は特にビオチンの含有量が高い食品のリストです。

食品名 100g
当り含有量
一単位あたり重量
(可食部)
一単位可食部あたり
成分含有量
まがれい 23.9μg 1切れ100g(85g) 20.3μg
あさり 22.7μg 10個80g(32g) 6.8μg
バターピーナッツ 95.6μg 10粒8g 7.6μg
ヘーゼルナッツ(フライ) 81.8μg 10粒15g 12.2μg
ひまわり(フライ) 80.1μg 大さじ1杯9g 7.2μg
アーモンド(フライ) 61.6μg 10粒14g 8.6μg
卵黄 65.0μg 1個18g 9.8μg
鶏肝臓 232.4μg 1個40g 93μg
豚肝臓 79.6μg 1切れ30g 23.9μg
牛肝臓 76.1μg 1切れ40g 30.4μg
あおのり(素干し) 71.0μg 大さじ1杯2g 1.4μg
焼きのり 46.9μg 小10枚3g 1.4μg
まいたけ(ゆで) 22.4μg 1パック75g(75g) 16.8μg
干し湯葉 37.3μg 1枚5g 1.8μg
きなこ 31.0μg 大さじ1杯7g 2.1μg
糸引き納豆 18.2μg 1パック50g 9.1μg
黒砂糖 33.6μg 大さじ1杯9g 3μg
からし(粉) 158.1μg 小さじ1杯2g 3.1μg
わさび(粉) 23.6μg 小さじ1杯2g 0.5μg
マスタード 22.5μg 小さじ1杯6g 1.4μg

「参考:日本食品標準成分表
注)μg =1マイクログラムは100万分の1グラム

ビオチンの吸収を妨げる食品

ビオチンが含まれる食品は多岐にわたります。

そのためバランスよい食事を心がければ容易に摂取できる栄養素ではありますが、実は同時に摂取することでビオチンの吸収を妨げてしまう食品も存在しています。

卵白を使用した洋菓子、唐辛子、にんにく、乳製品

メレンゲやムースなどの洋菓子は見落としがちですが、火を通さない卵白を使用していることから、ビオチンの吸収を阻害してしまいます。

キムチ自体は発酵食品として栄養価の高い食品ではありますが、使用される唐辛子とにんにくの刺激がビオチンを消耗させてしまいます。

キムチ キムチに含まれる唐辛子とにんにくが、ビオチンを消耗させる。
その結果ビオチンが不足して腸内環境が悪化する
メレンゲ 卵白と砂糖を泡だてた食材を使用しているためビオチンの吸収を妨げる
ムース 卵白と砂糖を泡だてたメレンゲを使用しているためビオチンの吸収を妨げる
アイスクリーム 卵白と砂糖と生クリームを泡だてた食材を使用しているためビオチンの吸収を妨げる
乳製品 悪玉細菌の栄養になりやすいので、ビオチンが不足して腸内環境が悪化する

食品以外にも、ビオチンを排出してしまう飲み物があります。

カフェイン ビタミンB1、イノシトール、カリウム、亜鉛、カルシウムを排出する
アルコール ビタミンA、B1、B2、B3、B15、コリン、葉酸、マグネシウムを排出する

もちろん、摂取する量によって排出される量も変わりますので、ほどほどの分量であればそれほど心配することはありません。

卵のうす皮が育毛に利く!

卵には中身だけではなく、その殻にも栄養素が隠れていることをご存知でしょうか。

実は殻の内側のうす皮が育毛に効くというのです。

卵のうす皮には強力な保湿成分のヒアルロン酸がたっぷりと含まれています。

このヒアルロン酸が頭皮の乾燥を防ぎ、毛根を正常な状態に保つ働きをします。

ここでは殻のうす皮を使った天然育毛水の作り方をご紹介しましょう。

用意する材料(約6ヶ月分)

生卵のうす皮・・・卵10個分
玄米・・・150g
紅茶・・・5g(ティーバッグ2袋)
しょうが・・・15g
こんぶ・・・5g
35度のホワイトリカー・・・600 ml
クエン酸・・・微量
精製水(または浄水器の水)・・・40 ml

*必ず生卵のうす皮を使用してください。ゆで卵のうす皮は使えません。

*クエン酸と精製水は薬局などで購入できます。

下準備 卵のうす皮をはがして干す

・生卵を10個用意し、卵をサッと水で洗ってから卵を割ります。

・うす皮がついた状態の殻と卵の中身を分けます。

・殻をひたひたの水に1時間~3時間つけてから、殻とうす皮の間に指を食い込ませるようにして殻からうす皮をはがします。

はがれにくい場合は、さらに1~2時間水につけると、はがしやすくなります。

⑤うす皮が重ならないように、ざるなどに広げて乾燥させてください。

<作り方の手順>

 ・玄米エキスを作る

・密閉容器のなかに玄米をいれます。

・ホワイトリカー300 mlを注ぎ、冷暗所で10日以上置いてください。

玄米が水分を含んで膨らんできます。

・紅茶エキスを作る

・密閉容器に、卵のうす皮、紅茶、薄切りにしたしょうが、こんぶを入れます。

・ホワイトリカー300 mlを注ぎ、冷暗所で10日以上置いてください。

・調合する材料を用意する

・①の玄米エキス・・・30 ml

・②の紅茶エキス・・・30 ml

・クエン酸・・・数粒

・精製水(または浄水器の水)・・・40 ml

④③の4つを混ぜ合わせてできあがりです!

*一度調合した育毛水は冷蔵庫で保管して1ヶ月以内に使い切ってください。

*玄米エキスと紅茶エキスは冷暗所に保存すれば、半年は持つので、育毛水がなくなる度に調合するとよいです。

育毛水の使い方

 ・朝晩の1日2回、手のひらに100円玉分くらい(3~5 mlずつ)を目安に使いましょう。

・沢山つけても問題ありませんので、頭皮がしっとり潤う程度につけてください。

・スプレー式の容器に移して、シュッと吹きかけるのが便利です。

うす皮と一緒に使う玄米は抗酸化作用に加え、血行をよくする働きがあります。

また、しょうが、紅茶からも抗菌、収れん、保湿といった効果が期待できます。

台所にあるもので作ることができますから、化学物質による心配もありません。

使用する容密閉器は熱湯消毒するなど清潔な状態にし、使用する材料は新鮮なものを選びましょう。

薄毛と卵の関係性

 卵は良質なタンパク質を含み、髪の健康維持のためにも、とてもよい完全栄養食品。

健康な人であれば、卵を食べても必要以上にコレステロール値が上がることはありません。

黄身に含まれるビオチンが髪によい作用を持ち、不足すると抜け毛や白髪の原因となります。

卵をかき混ぜた場合

白身のアビジン + 黄身のビオチン = 育毛効果はゼロ!

育毛効果のためには、

・黄身と白身をかき混ぜない

・火を通す

すなわち、黄身と白身をかき混ぜていない状態で過熱されている次の2つの卵料理

ゆで卵」と「目玉焼き

卵かけご飯がどうしても食べたい場合の裏技

黄身と白身を分け、白身だけを先にご飯に入れて、よくかき混ぜ、

黄身と醤油をそのご飯の上に加えて混ぜる

ビオチン欠乏症=はげになる可能性は?

一日に卵を10個以上食べる = 危険!

一日に卵を2~3個食べる = OK!!!

卵黄以外にビオチンを含む食品

レバー、魚介類、種実類

豆類、きのこ類

卵の白身以外にビオチンの吸収を妨げる食品や飲み物

卵白を使用した洋菓子、唐辛子、にんにく

乳製品、カフェイン、アルコール

卵のうす皮には頭皮を潤すヒアルロン酸が含まれており、ホワイトリカー、玄米やしょうがなどと調合すれば育毛水として使うことができます。


肉・魚にも優るタンパク質を持つ卵には、髪の毛の生成源となるパワーがたくさん含まれているぞ!

手頃な値段でいつでも入手できる食材ですから、薄毛の心配をせずとも今後の育毛ライフに積極的に摂っていこう!

頭皮へのダメージは薄毛の原因!回復には正しいケアを

薄毛の原因といえばAGA(男性型脱毛症)ばかりが注目されがちですが、AGA以外にも薄毛の原因はあります。

頭皮へのダメージ蓄積も薄毛の原因となることがあります。

ダメージの原因としては皮脂の過剰や頭皮の乾燥などがあり、頭皮の炎症や毛根の栄養不足を招いて、脱毛症の原因となってしまうこともあるのです。

頭皮へのダメージを与える原因は、これ以外にもいろいろなものがあります。

頭皮のダメージの主な原因、ダメージのチェック方法、頭皮の状態を回復させる方法などについて説明していきましょう。

頭皮にダメージを与えてしまう原因!

頭皮は体の中で最も皮脂の分泌量が多い部位ですが、これは頭皮の表面に皮脂のバリアを作る必要があるためです。

それだけ、ダメージに弱い証拠だと言ってもいいでしょう。

頭皮にダメージを与える原因

・皮脂の過剰

・頭皮の乾燥

・頭皮の血行悪化

・パーマやカラーリング

皮脂の過剰は、男性に起こりがちです。

男性ホルモンの影響で皮脂の分泌量が多いうえ、洗髪をはじめとする頭皮ケアをサボっている人が多いためです。

過剰になった皮脂が毛穴に詰まり、そこに細菌が感染すると炎症の原因となります。

炎症が悪化すると抜ける時期になっていない頭髪が抜けるようになり、脂漏性脱毛症を引き起こすこともあるのです。

逆に頭皮の乾燥は、女性に起きやすいとされています。

皮脂の分泌量が少ないためバリアが薄く、皮膚内部の水分が蒸発してしまいやすいからです。

乾燥の原因は多様です。

まず、紫外線の浴びすぎによる水分の蒸発が考えられます。エアコンの乾いた風を受けることも、頭皮の乾燥の原因となります。

洗髪が過剰になることも、頭皮の乾燥につながります。

合成界面活性剤が配合されているシャンプーは、皮脂を洗い流し過ぎてバリアを壊し、皮膚の水分が蒸発しやすくなるためです。

頭皮が乾燥するとターンオーバーがうまくいかなくなり、フケが増えて毛穴に詰まります。

ここに細菌が感染することも、皮膚炎や脱毛症の原因となるのです。

頭皮の血行悪化の原因として考えられるのは、ストレスや生活習慣病です。

ストレス性のものは自律神経のうち交感神経を活発にするため、末梢血管が収縮して血行が悪化するのです。

生活習慣病だと、動脈硬化は血管内部が狭くなるため、流れる血液の量が減少します。

糖尿病は血糖値の高い血液によって血管が傷むことが、血行悪化につながります。

血行悪化によって、ターンオーバーに必要な栄養分が十分に供給されなくなり、頭皮の状態が悪化してしまいます。

頭髪の栄養分も足りなくなり、薄毛の原因にもなります。

パーマやカラーリングが頭皮に悪影響を与えるのは、使用される薬剤が原因です。

いずれも頭髪のタンパク質の結合をゆるめるために使用する、アルカリ性の薬剤が問題なのです。

そもそもタンパク質を分解する働きを持っているのですから、同じタンパク質でできている頭皮に付着するとダメージを与えるのです。

頭皮に薬剤を付着させないのはプロであっても難しいため、ダメージを避けるのも難しいということになるのです。

このように、頭皮にダメージを与える原因は多様です。

頭皮へのダメージの蓄積が頭皮の状態を悪化させ、炎症や薄毛の原因となってしまうこともあるのです。

自分で頭皮を確認してみよう!

頭皮へのダメージ蓄積によって状態が悪化しているかどうか、完全ではありませんが、調べる方法はあるのです。

セルフチェックポイント

・頭皮が脂ぎっているか

・フケは多いか

・頭皮の色が青白いか

・頭皮に柔軟性があるか

・頭皮にかゆみや赤みはあるか

まず、頭皮が脂ぎっていれば、皮脂の量が過剰になっている可能性が高いです。

毛穴の詰まりによって炎症を起こすことを警戒しなければなりません。

皮脂が過剰になっていないかどうかを調べるために、タオルで額を拭いたあと、上を向いて500円玉を載せ、そのまま正面を向いてください。

500円玉が落ちるまでに3秒以上かかるようならば、皮脂が過剰になっている可能性が高いです。

ただ、これだけでは皮脂が不足しているかどうかは分かりません。

皮脂の不足は、フケが多いかどうかである程度把握することができます。

頭皮の乾燥はターンオーバーを妨げ、頭皮が塊のまま剥がれ落ちてフケを増やす原因になるためです。

いくら洗髪してもフケが減らない人は、過剰な洗髪による頭皮の乾燥を疑った方がいいでしょう。

頭皮の色が青白いのは、血流がちゃんとしている証拠です。

この状態ならば、血流悪化を心配するようなことはないでしょう。

もし頭皮が赤かったり、黄色かったりするときには、血行不良によって酸欠になっている可能性がありますので、注意が必要です。

頭皮の柔軟性の確認は、実際に触ってみるのが一番です。

こめかみの部分と似たような手触りならば、正常な状態だと言えます。

頭皮が硬くなっている場合は要注意です。

頭皮が硬くなると突っ張って内部の血管が狭くなり、血行が悪化して頭皮や頭髪に悪影響を与えてしまう可能性があります。

逆にブヨブヨして柔らかすぎるのは、むくみがあるという意味で問題になります。

むくみが発生しているということは、静脈の血流が悪くなっている可能性が高いからです。

頭皮にかゆみや赤みがあるということは、炎症を起こしている証拠だと言っていいでしょう。

湿疹があるような場合は、炎症がかなり悪化しているとみていいでしょう。

炎症でありがちなのが、紫外線の浴びすぎが原因で起きるものです。

紫外線によって起きる日焼けは炎症そのもので、頭皮にも起きるものなのです。肌のデリケートの女性は注意が必要です。

これらのセルフチェックに問題がないようならば、あなたの頭皮は正常な状態です。

当面、現状の生活を続けていても基本的に問題はありません。

逆に何らかの問題点があるようでしたら、あなたの頭皮は健康な状態とは言えません。

状態に適した方法で回復させる必要があります。

頭皮改善へ、頭皮の状態を回復させたい!

一度悪くなった頭皮の状態を回復させるためには時間がかかりますが、不可能というわけではありません。

回復へと近づくためにすべきこと

・洗髪の方法を見直す

・頭皮ケア用の化粧水を使う

・ストレスを解消する

・頭皮マッサージを行う

<シャンプーを替える>

洗髪の方法の見直し方としてはまず、シャンプーを替えることが真っ先に考えられます。

そもそも一般的に販売されているシャンプーは、合成界面活性剤を使用しているため、洗浄力が過剰になっています。

具体的にはラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウムなどがこの合成界面活性剤です。

洗浄力が強すぎると頭皮に張られている皮脂のバリアを破壊し、乾燥の原因となってしまいます。

これらの合成界面活性剤は、食器洗い用洗剤に使用されているものと同じです。

水仕事によって手が荒れてしまった経験がある人は多いでしょうが、これと似たようなことが頭皮に起きています。

頭皮の状態回復のためには、アミノ酸系の界面活性剤が配合されているシャンプーを使用することが適しています。

洗浄力が適度で頭皮の皮脂バリアを壊すことがなく、乾燥の原因になることがないためです。

「育毛シャンプー」といわれるものは、ほぼこのタイプになります。

<シャンプーの方法を見直す>

頭皮の状態回復のためには、シャンプーそのものだけではなく、やり方も見直すべきです。

洗髪時に温度の高い湯を使用すると、頭皮が乾燥する原因になってしまいます。

頭皮の乾燥を防ぐためには、38度以下の湯を使用するのが理想的なのです。

洗髪の回数も重要です。

皮脂の分泌量が多い男性は毎日洗わないと皮脂過剰の原因となりますが、女性の場合は体質によっては毎日洗わなくても皮脂過剰にならないとされています。

むしろ問題になるのは、洗髪の回数が多すぎることです。

清潔感を出すために1日2回の洗髪をしている人もいるでしょうが、頭皮の乾燥によってフケを増やす原因となってしまいます。

洗髪は必ず1日1回にとどめて、頭皮の乾燥を防ぐようにしましょう。

洗髪方法を替えるだけでは不十分だという乾燥肌の人にとっては、頭皮の保湿力アップのために化粧水を使用するのが効果的です。

最近ではいろいろな製品が販売されていますので、自分に合ったものを選ぶようにしたいものです。

<血流回復のためにストレス解消を>

頭皮の血流改善のために効果的なのは、ストレス解消です。

ストレス解消によってもうひとつの自律神経である副交感神経が活発になり、末梢血管が弛緩して血流が良くなるためです。

ストレス解消の方法は多様で、人によって効果的なものも違っています。

個人的に最もオススメしたいのは、ウオーキングなど軽い運動をすることです。

ストレス解消効果に加えて、運動によって心肺機能が強化され、血流促進の相乗効果が望めるためです。

日常生活から簡単に頭皮をケア!

頭皮の状態が悪化してから治すまでには、時間もお金もかかります。

普段からの頭皮ケアによって頭皮の悪化を防止することが、時間とお金を節約する最善手となります。

頭皮の状態悪化を防ぐケア方法

・食生活の改善

・AGA対策

・紫外線対策

・パーマやカラーリングの回数を減らす

脂肪と糖分の過剰摂取に注意!

食生活における最大の注意点は、脂っこいものと甘いものを過剰摂取しないことです。

脂っこいものは皮脂の過剰分泌や血流悪化、甘いものは頭皮の老化などにつながるためです。

脂っこいものを多く食べると、皮脂の分泌量が増加します。

普段から脂肪の摂取量を控えめにしておけば皮脂の分泌量が増えず、皮脂過剰による頭皮の状態悪化を防ぐことができるのです。

また、脂っこいものの過剰摂取は血中の悪玉コレステロールを増やし、動脈硬化の原因となってしまいます。これは頭皮の血行悪化につながります。

甘いものを過剰摂取することは、活性酸素を増やす原因となります。

活性酸素は健康な細胞を傷つけて老化させてしまうため、活性酸素の増加は頭皮の老化にもつながってしまいます。

頭皮は活性酸素によって老化することで硬くなり、血流悪化の原因となります。

また、甘いものを多く摂取することは血糖値の急激な上昇を招き、糖尿病を発症する原因になることも。

普段からの食事を見直すことで、皮脂の過剰分泌や血流悪化、頭皮の老化を防止することができ、頭皮の状態悪化を防ぐことにもなるのです。

紫外線対策はどうするの?

紫外線については頭皮の乾燥や炎症の原因となるため、いかにして照射量を減らすかが課題になってきます。

帽子や日傘を利用して直射日光を減らすことで、紫外線による頭皮のダメージを防げます。

最近では頭皮用のUVカットスプレーも販売されていますので、利用してみてもいいでしょう。

ただ、帽子にはかぶりすぎると頭皮が蒸れ、かえって状態を悪化させる原因となります。

屋内では帽子を脱ぐなど、蒸れないようにすることを心がけましょう。

パーマやカラーリングは控えめに

パーマやカラーリングの薬液が頭皮に付着しないようにするのは、極めて難しいものです。

薬液が付着して頭皮のダメージになるのは、ある程度は避けられないと考えていいでしょう。

オシャレのために頻繁にパーマやカラーリングをやる行為は、頭皮にダメージが蓄積してしまうことを忘れずに。

頭皮へのダメージを減らすためには、パーマやカラーリングの回数を減らすのがベターです。

また、腕の良い美容師にパーマやカラーリングをしてもらうことで頭皮への薬液付着を抑え、ダメージを減らすこともいいのではないでしょうか。

頭皮の状態を見極めてケアをすること

頭皮へのダメージの原因としては皮脂の過剰や不足、頭皮の血流悪化、パーマやカラーリングなどが考えられます。

こうしたダメージが蓄積すると炎症を引き起こし、脱毛症につながることもあるのです。

皮脂やフケが多すぎないか、頭皮が赤くなっていないかなど、セルフチェックしてみましょう。

頭皮が悪化していると判断できる状態なら、洗髪のやり方を見直すなど、状態を良くするようにしていきましょう。


頭皮の状態を自分で確認してみてくれ!

セルフチェックで問題がない人も、生活習慣によっては今後、悪化する可能性もある。

頭髪を「作物」とするならば、頭皮は「畑」のようなものだ。

頭皮の状態を整えることも、脱毛予防につながるぞい!

白髪染めによる頭皮への刺激!「薄毛」を誘発する可能性

「白髪染めを始めたら抜け毛が増えた!」 「白髪染めを続けていたら髪が薄くなってきた気がする!」と実感した経験はありませんか?

実際、白髪染め等のヘアカラーは安定していた髪の構造を変えて行うものです。

長く続けていれば、多かれ少なかれ何らかの影響は出てきます。それでも「髪のおしゃれはしたい!だけどハゲはいやだ」というのが本音ですよね。

白髪染めが原因で本当に毛が薄くなるのか?

ヘアカラーのメカニズムと、ヘアカラー剤が頭皮・髪に与える影響を探り、白髪染めと薄毛の関連を詳しく解説していきます。

白髪染めから薄毛?原因は頭皮への刺激

白髪染めやヘアカラーが薄毛の原因になるのか?

結論からいいますと必ずしも直結はしません。

なぜならヘアカラーに使われる染毛剤は、育毛剤のように毛根に直接働きかけるものではないからです。

ところがひとたび染毛剤に含まれる刺激の強い薬剤によって、頭皮が炎症を起こしたり、頭皮が乾燥することで、毛根の発育が弱まり抜け毛が増えることがあります。

また染色のプロセスでキューティクルが剥がれ落ち、髪が細くなったことで薄毛になったと感じることもあるでしょう。

白髪染めに含まれる薬剤と染色のメカニズム

白髪染めを含むヘアカラーリング剤には大きく分けて、永久染毛剤、半永久染毛料、一時染毛料の3つの種類があります。

使用される薬剤と髪を染めるメカニズムはそれぞれ異なります。

#1永久染毛剤 毛髪内部に発色

白髪染めヘアダイヘアカラーが該当します。

2種類の薬品が使われ、1剤にはジアミン系染料の酸化染料とアルカリ剤のトリートメント剤、2剤には過酸化水素(オキシドール)とトリートメント剤が使われます。

この2種類の薬品を混ぜ合わせることで、アルカリ剤がキューティクルのすき間を開き、薬品の混合により発生した酸素によってメラニン色素が破壊され、髪が脱色されます。

ジアミン系染料は分子が小さいため、染料が毛皮質の内部まで浸透します。

そこで過酸化水素との混合で酸化反応を受けて巨大化し、さらに不溶性の粒子を作り、キューティクルのすき間を通りにくくなり、染料が流出しにくくなります。

毛皮質内部で発色して定着するため髪色として持続します。

#2半永久染毛料 毛皮質の外側部分に染色

ヘアマニキュアカラートリートメント・リンス等が該当します。

酸性の染料をキューティクルのすき間に通らせて毛髪内部の毛皮質の外側部分に浸透させ、イオン結合によって染めます。

つまり毛髪のプラスイオンと酸性染料のマイナスイオンが結合することで染色されるのです。

酸性の染料は分子が大きくキューティクルのすき間を通らせるのは困難なので、通常は毛髪を加温してキューティクルのすき間をあけます。

毛皮質にあるメラニン色素とミックスされるため、黒髪にはあまり効きませんが白髪の部分は染まります。

イオン結合による染色は化学反応ではないので、毛髪や身体へのダメージは低く、また酸性染料はアレルギー性が低いので安全性が高いのが特徴です。

#3一時染毛料 毛髪表面に顔料を付着

ヘアカラースプレーヘアマスカラなどがこれに当たります。

顔料を毛髪表面に付着させることで、元の髪の色を覆い隠す方法です。

シャンプーで洗い落とすことができるので、染毛の中では比較的安全といえます。

白髪染めが薄毛を引き起こすのは頭皮トラブルから

染毛剤が薄毛の直接の原因ではないとお伝えしました。

ところが、市販の白髪染めは特に髪が太い人用に作られているんだ。

髪が細い人や肌の弱い人、敏感肌の人が使用すると、染毛剤に含まれる刺激の強い薬剤によって頭皮のトラブルを起こすこともあるぞ!

先に解説した、#1永久染毛剤に含まれるジアミン系染料や過酸化水素は髪を乾燥させるとともに頭皮も乾燥させます。

特にジアミンはアレルギー性皮膚炎などの皮膚疾患を引き起こす場合もあり、皮膚障害を起こす可能性のある表示指定成分にも含まれています。

皮膚疾患のみならず、薬剤が頭皮から経皮吸収され体内に蓄積されることによって、腎臓障害、呼吸困難、発がん性など身体への影響も報告されています。

ヘアカラーを止めた途端、原因不明の肝機能の数値がよくなったという症例もあります。

使用上の注意を遵守して使うことが大事

どの染毛剤を使用するにせよ、使用時には必ず「使用上の注意」をよく読んでから使うことで抜け毛・薄毛を防止することができます。

パッチテストは使用の48時間前にするようにと記載されています。

これが以外と守られていないケースが多いのではないでしょうか。

商品の外箱には「まれにアレルギー反応を起す場合がある」との注意書きが記載されています。

この注意書きを先に読んでおけば、購入前に危険性を知ることができます。

正しい知識を持ち、正しく使うことで、頭皮トラブルを事前に回避しましょう。

白髪染めが原因ではない女性特有の薄毛症状

薄毛や抜け毛を発症する要因として、白髪染めなどのヘアカラー以外に女性特有の薄毛症状があります。

女性の薄毛は、男性型脱毛症のように額や頭頂部など特定の部位から髪の毛が後退していくのとはちがって、頭髪全体が薄くなるのが特徴です。

これをびまん性脱毛症といって女性の薄毛のもっとも多いタイプです。

原因としては加齢、日々のストレス、過度なダイエット、食生活の乱れ、誤ったヘアケアなどが考えられます。

美容室の白髪染めと市販の白髪染めの違い

前半では市販のカラーリング剤を前提に、白髪染め・ヘアカラーの成分やメカニズムを解説してきました。

それでは美容室で白髪染めをする場合は何がちがうのか?

プロの技術を持つ美容師さんに、きれいにまんべんなく染めてもらえるというメリットはありますが、使用する薬剤や髪へのダメージのちがいが気になりますね。

使用する薬剤の成分は美容室でもほぼ同じ

美容室で白髪染め・ヘアカラーで使用している薬剤は市販のものと同様、ジアミン系染料と過酸化水素の双方が含まれる永久染毛剤になります。

そのため、美容室で白髪染めをしても髪と頭皮にダメージを与えることになります。

当然ですが髪が染まるメカニズムも同じになりますので、髪のキューティクルは開いたままの状態になっています。

美容師の技術によって頭皮へのダメージは変わる?

但し、美容室ではできるだけ髪が傷まないよう、個人の髪質に合わせて低刺激のものを選んでくれるので、市販のものを自分で染めるよりは髪へのダメージは低くなるといえるでしょう。

自分で染めた場合には必要以上に時間をかけてしまったり、カラー剤を加える時に知らずにダメージを与えてしまったりと、染めるプロセスで髪を傷めてしまうケースもあります。

髪を染めるプロにお願いすれば、最低限のダメージで済ませることができます。

白髪染めは市販のものより美容室で

市販の白髪染めはドラッグストアやネットで安価に購入できるメリットはありますが、使用する薬剤には人体に悪影響がある危険性があります。

その点を考えますと、お金をかけてでも美容室でプロの美容師さんに薬剤選びから染め上がり、トリートメントなどのアフターケアまでをお願いすることが安全といえます。

美容室では市販のものに比べて色の種類も豊富にありますし、色ムラなくきれいに仕上がります。

薄毛の心配をしないで白髪染めできるベストな方法

白髪染めは市販のものより美容室の白髪染めのほうが、髪と頭皮へのダメージは低いです。

とはいえ、少なからず与えられたダメージによって、薄毛へのリスクが解消されたわけではありません。

それでは白髪染めも持続しながら、髪を健康に維持できる、もっとよい方法は何があるでしょうか?

半永久染毛料または一時染毛料を使用する

半永久染毛料のヘアマニキュア、カラートリートメント・リンスの場合、抜け毛の心配はさほどしなくて大丈夫でしょう。

イオン結合による染色のため毛髪や身体へのダメージが低いからです。

皮質にあるメラニン色素とミックスされるため、黒髪にはあまり効かない一方で白髪の部分は染まるというメリットもあります。

ヘアカラースプレー、ヘアマスカラ等の一時染毛料はシャンプーで洗い落とすことができますので、使用することで薄毛につながる心配はありません。

*注目の育毛成分入りカラートリートメント

今、注目されているのが育毛成分入りのカラートリートメントです。

中でも利尻昆布やガゴメ昆布使用のフコイダン入りカラートリートメントがおすすめです。

フコイダンとは、海藻のネバネバした成分に含まれる食物繊維で、もずく、わかめ、めかぶ、昆布などに多く含まれていますが、その抽出成分に育毛効果があるとして知られています。

昆布由来のフコイダンは、髪の毛の毛母細胞、特に髪の成長因子に働きかける効果が期待されています。

カラートリートメントはトリートメントしながら徐々に白髪を目立たなくさせてくれる、髪に優しい白髪染めです。

育毛効果も期待できる天然100%ヘナが安心

もう一つ、髪を保護しながら染色できるのがヘナです。

ヘナとは北アフリカやインドに自生するミソハギ科の低木樹木です。
その葉を粉末にしたものがヘナの商品名で染料として使われています。

ヘナの染色作用のメカニズムは、ヘナの赤色色素「ローソン」が、酸性の溶液の中で毛髪の主成分であるケラチンにからみついて髪が染まるというものです。

ヘナは髪にとって究極のトリートメント効果を発揮します。

ヘナの葉には収れん作用があります。

収れん作用とはタンパク質を変性させることにより組織や血管を引き締める作用です。

表皮の一番外側の角質などに含まれるケラチンを変性させ、緻密なバリアを形成し、同時に引き締める働きをします。

このヘナの収れん作用が毛髪のキューティクルを変性させて引き締める役割を果たします。

ヘナを繰り返し使うことで髪は丈夫になり、ツヤとコシのある毛髪に生まれ変わります。

頭皮も健康になることで、抜け毛や薄毛が改善される症例もあり、育毛効果が期待できます。

安全面においても天然染めのため、もっとも安心して使用できます。

但し注意していただきたいのは、成分が天然100%ヘナの「ナチュラルヘナ」の場合のみ有効であるという点、またその場合でもパッチテストは必ず実施してから使用するという点です。

*酸化染料が含まれるケミカルヘナにご用心

今やヘナは市販で入手できますし、美容室でも取り扱っているところが多いですが、髪を黒色や茶色に染められるヘナには、残念ながらジアミン系染料が使われています。

その理由は、ヘナの葉の粉末だけを使用した天然100%のナチュラルヘナとよばれるヘナの場合、白髪をオレンジ色にしか染めることができないからです。

また黒髪に着色効果はありません。「ヘナ」として売られている市販の商品の中には、ジアミン系の酸化染料が含まれる「ブラックヘナ」や「ブラウンヘナ」が存在しています。

天然100%のナチュラルヘナに対し、ケミカルヘナと呼ばれるものです。

染料が入っていますから髪を黒色や茶色に染めます。

ケミカルヘナを使用して肌がかぶれたという症例もあります。

ナチュラルヘナとケミカルヘナを見分ける方法として、ナチュラルヘナの場合、葉を粉末にして使用しますから、色はうぐいす色、香りは抹茶に似た自然の香りがします。

ケミカルヘナは黒色や茶色で、においも金属系のツーンとくる不快なにおいがします。

*美容室のヘナではインディゴが併用されるケースも

美容室のヘナなら安心かという点について、美容室によってはヘナの教育が充分ではなく、ヘナの特徴を正しく理解しないまま施術している場合もあります。

美容師さんから「何色にしますか?」とヘナの色のリクエストを聞かれたら、その施術は一旦やめたほうがよいです。

ヘナ専門の美容室の中でも、ヘナで染まるオレンジ色を暗めに変化させる改善策として、インディゴを併用している場合があります。

インディゴはマメ科の植物ですが、アルカリ領域で発色するためヘナとの相性がよくなく、長時間インディゴを使うと髪がボサついてきます。

使用するヘナの成分について、美容師さんに詳しく尋ねるとよいでしょう。

白髪染めシャンプーを併用した時の効果

薄毛を予防しながら白髪を染めるにはカラートリートメントとナチュラルヘナがベストとお伝えしました。

それでは普段のシャンプーも白髪染め用を使えばその効果は大きいのかという疑問がわいてきます。

ここではカラートリートメントを併用した場合について解説していきます。

市販のシャンプーは色落ちの可能性も

市販のシャンプーはほとんどが高級アルコール系素材で、洗浄力が非常に高いものばかりです。

高級アルコール系素材の高級とは、高級な原料を使っている訳ではなく、炭素などの強い洗浄成分が配合されているという意味なのです。

ラウリル硫酸ナトリウムやラウリル硫酸アンモニウムは、低コストながら洗浄力が高いため、市販のシャンプーに多く配合されています。

それらの高い洗浄力によって、シャンプーの度にカラートリートメントで付着した色も落としてしまいます。

白髪染めシャンプーを併用することで色持ちをよくすることが可能です。

併用するシャンプーは、できれば使用しているカラートリートメントと同じシリーズのものがよいでしょう。

白髪染めシャンプーのメリット

白髪染めシャンプーの場合、洗った後に放置する必要がないので、トリートメントよりは手間なく使えます。

色味がつくスピードも、トリートメントよりゆっくりのため、白髪染めしていることを知られたくない人にとってはよい方法でしょう。

使用方法は通常のシャンプー同様、手で液をよく泡立ててマッサージするように洗って流すだけです。

白髪染めをしても育毛剤を使えば薄毛を防げる?

白髪染めで増えた抜け毛をなんとかしたい!

そんなときは育毛剤を併用しても大丈夫なのでしょうか?

まずカラートリートメントやヘナなど、髪や頭皮へのダメージが少ない白髪染めを行っている場合は全く問題ありません。

ではジアミン系染料などの薬剤を使った白髪染めの場合はどうなのでしょう。

カラー剤の使用をストップできれば一番良いですが、急には止められない時、育毛剤を使って薄毛のリスクを減らせればよいですよね。

厳選した育毛剤を使えば大丈夫!

結論としては、化学染料で傷んだ頭皮環境にとっては、むしろ積極的に育毛剤を併用したほうが良いです。

但しここで大切なポイントは、頭皮にとって優しい成分が配合された育毛剤を選んで使うことです。

すでに乾燥して傷んだ頭皮にはこれ以上のダメージを与えてはいけません。

ミノキシジル含有の育毛剤は避ける

では頭皮に優しい育毛剤とはどのような育毛剤なのでしょうか?

それはミノキシジルを含んでいないものです。

ミノキシジルは外用発毛医薬品として1999年に厚生労働省で正式認可を受けた発毛治療薬です。

もともと高血圧の経口薬として開発されましたが、育毛効果が発見されたことから発毛剤に転用され始めました。

副作用として、頭皮のカユミ、かぶれ、蕁麻疹、脂漏性皮膚炎などを生じる場合があるため、使用を控えたほうがよい、というのが併用を避けるべき理由です。

但しすべてのミノキシジルを含んだ育毛剤が併用不可能というわけではありませんので、使用前に白髪染めとの併用を製品メーカーに問い合わせてみるとよいでしょう。

無添加・無香料の育毛剤がベスト

白髪染めと併用する場合は、化学薬品が使われず、無添加・無香料、植物由来の天然成分を配合した育毛剤を選ぶとよいでしょう。

最近ではミノキシジルを含有しない、さまざまな種類の育毛剤が開発されています。

漢方にも使われるセンブリエキスの入った製品、育毛剤の粒子を超微細化し、栄養成分を毛穴の奥まで浸透させる製品、バイオの技術で育毛を促す製品など、育毛剤といえどもバラティーに富んでいます。

薄毛対策には日頃の頭皮チェックとケアが大切!

白髪染めで傷んだ頭皮は乾燥して硬くなっています。

硬化して硬くなってしまった頭皮の場合、育毛剤などの育毛アイテムを使用しても頭皮には充分に栄養が行き渡らないことがあります。

日頃から頭皮の状態チェックとケアをまめに行い、できるだけ健康な頭皮に近づけることで、育毛剤の効果を最大限に発揮させましょう。

頭皮の状態チェック

まずは、自分の頭皮の状態を確認してみましょう!

・頭皮を触ると硬い

・頭皮が動きにくい

・頭部が全体的に張っているような感じがある

・頭皮の色に赤味がある、黄色や茶色っぽくなっている

・細い髪の毛が目立ついずれかに該当する場合は、血流が滞り、頭皮が不健康な状態といえます。

健康な頭皮とは、これらの項目に該当しないこと、また頭皮が柔らかく動く、頭皮に弾力がある、透明感のある青白い色をしている状態です。

シャンプー前に頭皮マッサージ

頭皮の状態を知っておくには、日頃から頭皮に触れる機会を持つことが大切です。

マッサージをして頭皮の血行をよくすることで、毛根に必要な酸素や栄養素を運ぶことができます。

<簡単な頭皮マッサージ方法>

#1 シャンプーする時のように両手を開いて後頭部におきます。

#2 5本指の腹を使ってゆっくりもむように、後頭部の下側から頭頂部に向かって少しずつ指の位置をずらしながら行ってください。

#3 同じ動きを、耳の上から頭頂部へ、こめかみから頭頂部へ向かって行ってください。

マッサージは必ずシャンプー前の乾いた髪で行ってください。

マッサージグッズを使ってマッサージする時は、頭皮を傷つけないように使い方に気をつけてください。長時間使ったり、同じ場所だけをマッサージするのは避けてください。

気持ちがよいと感じる程度の力で行いましょう。

<正しいブラッシング方法>

ブラッシングにはホコリや汚れを取り除いたり、髪全体に皮脂を行き渡らせる効果があります。

ブラシを当てる時は根元から強く引っ張らずに、毛先から丁寧にときほぐしてください。

ブラシを速く動かすとキューティクルを傷つける原因になるので、時間がないときでもゆっくり動かすように心がけてください。

白髪染めと薄毛の関係

白髪染めと抜け毛や薄毛の関係について、要約すると以下の通りとなります。

・白髪染めによって頭皮トラブルを起こすと、抜け毛・薄毛になる場合があります。

ヘアカラーを使った白髪染めの場合、市販のものより美容室で行ったほうが髪と頭皮へのダメージは低いです。

また、ヘアカラーではなく、カラートリートメントやヘナであれば頭皮ダメージは少なくなります。但しヘナは100%天然成分のナチュラルヘナに限る

・カラートリートメントを使用している場合、白髪染めシャンプーを併用すると色が長持ちするします。

・白髪染めと無添加・無香料、植物由来の天然成分を配合した育毛剤なら併用しても大丈夫です。


カラートリートメントやヘナだったら、頭皮のダメージも軽減することができるわよ!

頭皮マッサージを行うなど日頃から頭皮ケアをすることも大切だからしっかりケアをしといてね。

薄毛対策をしっかりと行いながら、髪のおしゃれを楽しみましょう!

薄毛改善へ漢方薬で栄養を補給!

「育毛剤や育毛シャンプーを使っても効果がない!」とお悩みの方は、土台となる身体の健康状態に問題があることが考えられます。

そこで役立つのが漢方です。

漢方療法は自然の生薬を複数組み合わせた漢方薬を使って、身体全体の症状にあわせた処方で体調を整え、体質改善をしていくという医療方法です。

漢方の力で健康体を手に入れれば、頭皮に充分な栄養が行き届き、毛母細胞の働きが活発になることで発毛が促されます。

薄毛の改善が期待できるという漢方薬について、漢方から考える薄毛の原因、効果のある漢方の種類や飲み方、服用の注意点などを詳しくご紹介していきましょう。

漢方から考える薄毛と漢方の効果

漢方とは人間が本来持っている自然治癒力を高め、体調を整えることに重点を置いた東洋医学のひとつです。

薄毛の原因は気・血・水のバランスの乱れから

漢方では人間の体は「気・血・水(き・けつ・すい)」の3つの要素の流れが整い、調和を保つことで健康体を維持すると考えられています。

気とは、体全体の生理機能を動かす生命エネルギーであり、血・水は体を構成する要素です。

血は血液とその働きに相当し、水は体液やリンパ液など体内の水分を司り、気のエネルギーが原動力になって体の中を循環しています。

私たちが感じる体調不良や、薄毛・抜け毛などの症状は、この要素のいずれかのバランスを崩すことで起こります。

漢方が薄毛改善に期待できる理由

育毛を目的としたいわゆるAGA治療では、西洋医学に基づき、検査結果や数値で割り出した原因に対してピンポイントで治療します。

処方される薬はひとつの症状に対して直接的に作用するため、効き目がすぐ現れることが多いです。

これに対し東洋医学の漢方では、自然に体の治癒力を高めることで体質改善を図ります。

そのため効果が出るまでに時間がかかり、治療期間が長期に渡る傾向にあります。

西洋医学に基づいたAGA治療では5αリダクターゼを抑制することで抜け毛などの薄毛治療を行っていきますが、漢方では血行を促進するなどの体質改善を行うことで、結果的に抜け毛を防止することができるのです。

AGA専門機関によっては、プロペシアやミノキシジル等のAGA治療薬と漢方処方を併用して、効果の促進を図っている医療機関もあります。

自分に合った治療方法を探してみるとよいでしょう。

薄毛改善に効果が期待できる漢方薬

薄毛の原因は毛髪だけの問題ではなく、体内の健康状態と密接な関係にあります。

漢方の概念からみると、薄毛になる体質には大きく分けて3つのタイプがあります。

それぞれの体質の特徴と処方される漢方薬をご紹介しましょう。

血液の不足による「血虚」タイプ

髪と血液は深い関係にあります。

漢方では髪を血余といい、栄養分(血)の余りであり、血液の一部と捉えています。

血が髪に栄養を運びますので、不足すれば髪は細くなり、乾燥して傷みやすくなります。

ストレスにより「気」の巡りが悪くなると、血液が行き渡らなくなるため、髪に栄養が届かず抜け毛につながります。

*血虚と考えられる主な症状

・貧血
・動悸
・顔色が悪い
・肌が荒れやすい
・髪や爪が傷みやすい
・こむら返りをよく起こす

*血虚に処方される漢方薬

髪の毛を生成する原料である血液を補う漢方薬が使用されます。

・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
・十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)

気の不足による「気虚」タイプ

気とは一種のエネルギーです。

気虚の状態とは慢性的なエネルギー不足のため、やる気が起きない、あるいは元気がない状態です。

ストレスやプレッシャー等の精神的なダメージが加わると、薄毛や抜け毛が悪化したり、免疫力の低下、消化器の機能低下を起こします。

*気虚と考えられる主な症状

・疲労倦怠感
・だるい
・疲れやすい
・食欲がない
・胃がもたれやすい
・下痢しやすい

*気虚に処方される漢方薬

弱まった気のめぐりを改善し、自律神経を整える漢方薬です。

・柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
・桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

腎の低下による「腎虚」タイプ

漢方での「腎」とは臓器の腎臓のほか、生殖器、ホルモン代謝、自律神経、免疫等に作用する機能のことをいいます。

「腎虚」は端的にいうと「老化」なのです。

腎の働きが弱まると、加齢が進み、ホルモンバランスが乱れるため、抜け毛が増えて薄毛になります。

*腎虚と考えられる主な症状

・物忘れがはげしい
・抜け毛、白髪が増えた
・聴力低下、耳鳴り、めまい
・足腰がだるい、腰痛
・頻尿、または尿が出づらい

* 腎虚に処方される漢方薬

腎の働きを改善させることで、腎を活性化させ、抜け毛・薄毛を改善します。

・八味地黄丸(はちみじおうがん)
・ 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

高麗人参は薄毛改善にも効く万能薬

高麗人参は古くから漢方薬として親しまれ、健康を保つための万能薬として知られています。

有効成分の特徴は、ジンセノサイドという高麗人参特有のサポニン群を有していることです。

ジンセノサイドにはジンセノサイドRb1やジンセノサイドRg1を始め、約30種類の有効成分が含まれます。

例えば、ジンセノサイドRb1には、ナチュラルキラー細胞を活性化させて免疫力を高める作用、エストロゲン作用、血小板凝集抑制作用などの薬理作用があります。

万能薬といわれるだけに、食欲不振、虚弱体質の改善、抗ストレス作用など約17もの効用があり、なかでも血行促進作用は薄毛改善に効力を発揮します。

抜け毛や薄毛は、頭皮が血行不良を起こし、毛母細胞の働きが衰えてしまうことにより発症します。

血行を促し、髪の毛が成長するための栄養や酸素が頭皮に充足することで、抜け毛を予防することができるのです。

高麗人参は日本語名をオタネニンジンといいます。

育毛剤などの製品に高麗人参の有効成分が含有されている成分名

・オタネニンジン
・オタネニンジン根エキス
・ニンジンエキス
・サポニン
・ジンセノサイド

高麗人参の有効成分を含む3種類の漢方薬

・四君子湯(しくんしとう)
・六君子湯(りつくんしとう)
・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

高麗人参はAGAも改善することが実証

高麗人参のジンセノサイドとAGAに関する興味深いデータがあります。

男性型脱毛症のAGAは、男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという酵素の働きによってジヒドロテストステロンに変化することで発症します。

高麗人参のジンセノサイドRg3、 Rd、 RoがAGAを引き起こす5αリダクターゼを抑制することが明らかになっています。

高麗人参の製造・販売・研究開発を手掛ける、金氏高麗人参株式会社・研究開発室の実験結果によって、その働きが実証されました。

下記がその結果を裏付ける試験データです。

高麗人参にはAGAの改善をサポートする働きがあります。
AGAは、テストステロンが酵素の働きによって、ジヒドロテストステロンに変化することで発症します。
高麗人参の有用成分ジンセノサイドのRd、Ro、Rg3は、この酵素の作用を抑制することが試験で明らかになっています。


「出典:金氏高麗人参株式会社

高麗人参は5αリダクターゼを抑制する効果と、血行促進作用により、頭皮の毛母細胞を活性化させる効果を持つことが証明されたのです。

高麗人参はAGAと薄毛改善の一助となる心強い漢方薬といえますね。

漢方薬を服用する際の心構えと注意点


漢方では生薬を用います。

生薬とは天然植物の木の実・葉・根を乾燥や簡単な加熱などによって薬用に供する部分をいいます。

植物由来の天然物が多くを占めますが、動物性・鉱物性の天然物も使用されます。

漢方薬は多くの医療機関で処方されます。

進行速度や症状にあわせたいくつかの種類に分かれますが、一般の病院で健康保険が適用できる漢方薬はほとんどがエキス剤です。

エキス剤は、生薬を煎じた液からエキス成分を抽出したもので、インスタントコーヒーのように熱湯で溶かして飲みます。

また薬局でも漢方薬は購入できます。漢方相談の形で薬剤師に相談して、自分に合った漢方薬を選んでもらいましょう。

漢方エキス剤の飲み方

一人ひとりの症状にあわせて処方した煎じ薬が一番ですが、現代生活の中で30分~1時間かけて漢方薬を煎じて飲める人はごくわずかでしょう。

漢方のエキス剤でも飲み続けることで一定の効果が期待できます。

顆粒状や粉末状の漢方エキス剤の場合、インスタントコーヒーのように熱湯で溶かして飲むスタイルが基本です。

顆粒状のエキス剤は溶けにくいので、出来るだけ熱いお湯で溶かします。

普通の湯飲み茶碗の半分くらいの湯量に溶かして飲むのが適正です。

2種類以上のエキス剤を混ぜて飲む場合も同じ湯量で溶かしてください。

粉末のエキス剤は一度にお湯を注ぐと固まってしまうので、先にぬるま湯でよく溶かしてから熱湯を注ぎます。

このように元の煎じた液体状にして飲むと、胃への刺激も穏やかになり、効果的です。

外出先などでこの方法ができない場合は、エキス剤を口に入れて温かいお湯を少しずつ含みながら、口のなかで溶かして飲んでください。

飲む回数とタイミング

通常、漢方薬は朝昼晩の一日3回、食前(食事30分前)または食間(食後2時間後)に服用しよう。

漢方処方は複数の成分を混合して作られているため、単一の薬効成分からなる西洋薬と比較して個々の成分量が少なだぞ。

そのため、胃が空になっている食前・食間に服用することで、漢方薬の薬効を充分に引き出すことができるんだ!

但し、食後に飲んでも全く効かないというわけではないから勘違いしないでくれよな。

また漢方薬の場合は体に優しい分、効き目もマイルドです。

一度飲み忘れたからといって効果がなくなるわけでもありませんので、負担のならない範囲で服用を習慣にしていきましょう。

副作用について

漢方薬は化学物質や添加物を含まない生薬のため、化学薬品に比べれば安全性は高いですが、不適切な使用によって、食欲低下、胃腸にあわない、血圧があがる、むくみ、アレルギー症状を起こすなどの副作用を生じることがあります。

「メンケン反応」といって、病気が治る過程で一時的に起こる反応として、異常な症状がでることもあります。

漢方を処方する際は必ず専門家に相談しましょう。

漢方は更年期にも威力を発揮する

女性の場合、閉経前後の約10年間、年齢でいうと45歳頃~55歳頃に更年期を迎えます。

この時期は卵巣機能が低下を始め、エストロゲンの減少によりホルモンバランスが崩れます。

これにより現れる身体の不調が更年期障害です。

更年期障害はのぼせ、動悸、頭痛などの身体的症状や、イライラやうつ状態など精神的な症状などの自覚症状はあっても原因が特定できないため、不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼ばれます。

このよう複雑な症状の場合、漢方が効果を発揮します。

更年期においては、体調を崩すとともに加齢が重なって抜け毛を発症しやすい時期でもあります。

漢方の力を借りて体調を整えることで、薄毛を最小限に食い止めましょう。

更年期症状に効く漢方薬

人間の体を形成する3大要素「気・血・水(き・けつ・すい)」のいずれかの要素が崩れることで体調不良になるとお伝えしました。

不定愁訴は、気・血・水のうちの、気・血の不調から来る症状と捉えられています。

頭痛や肩こりは血の流れが滞る「お血(おけつ)」、また、めまいや気力・集中力の低下、睡眠障害、耳鳴りなどは血が不足する「血虚」、のぼせやほてり、頭痛、動悸などは気の流れに異常が生じる「気逆」と捉えます。

<更年期障害の症状を改善する代表的な漢方薬>

・ 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
・ 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
・ 加味逍遙散(かみしょうようさん)
・ 当帰薬散(とうきしゃくやくさん)

男性にもやってくる更年期

更年期は女性特有のものと考えがちですが、実は男性にも更年期があります。

もっとも多い年代は40歳~50歳代のはたらき盛り世代です。

発症の原因は女性の場合と同様、ホルモンバランスの乱れによるもの。

男性の場合は精巣ホルモンのテストステロンの減少が更年期の原因となっています。

男性更年期の症状は女性更年期とほぼ同様の症状が現れるのに加え、男性特有の性機能の症状として、性欲低下、勃起障害(ED)等があげられます。

<男性の更年期障害に処方される主な漢方薬>

・ 八味地黄丸(はちみじおうがん)
・ 六味丸(ろくみがん)
・ 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
・ 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

男性の更年期は認知度が低いため、症状が出ても更年期障害かもしれないと思い至る人がまだ少ない現状にあります。

うつ病だと思い込んで治療を続けていても回復しないなどの場合は、一度、更年期障害を疑ってみるとよいでしょう。

育毛シャンプー・育毛剤にも含まれる漢方エキス

内用薬としての漢方には薄毛改善に効果が期待できることがわかりました。

では育毛剤や育毛シャンプーに含まれる漢方エキスにも薄毛改善の効果が期待できるのでしょうか。

育毛効果が期待されるセンブリエキス

育毛剤や育毛シャンプーに多く含まれる漢方の代表としてセンブリエキスがあげられます。

センブリはリンドウ科の薬草です。

漢方薬として昔から、腹痛、消化不良、下痢に効能があるとされ、胃薬などに用いられてきました。

センブリエキスはそのセンブリからアルコール抽出したエキスです。

効能として、肝機能改善作用、抹消血管拡張作用、発毛促進作用、毛根の細胞活性化を促す働きがあります。

センブリには抗酸化作用を持つ、キサントン、血行促進作用を持つ、エルチアマリンなどの成分が含まれています。

これらの成分が頭皮に浸透して、頭皮の血液循環が活発になると、頭皮環境が改善され、育毛や抜け毛予防の効果が期待できます。

センブリの育毛効果は内服するより外用するほうが高いため、また重篤な副作用がない生薬であることから、育毛剤や育毛シャンプーに配合されるようになりました。

育毛剤や育毛シャンプー自体、人によって肌に合わない場合があります。

育毛剤を使ったことで、かえって頭皮が荒れてしまうケースもあります。

頭皮により優しく作用するという点においては、センブリエキス等、漢方エキス使用の育毛剤や育毛シャンプーは安心して使用できるといえるでしょう。

薄毛と漢方の関係性

漢方と抜け毛・薄毛の関係について、さまざまな角度でご紹介してきました。
まとめとして要約すると次の通りとなります。

漢方の概念では、薄毛の原因は気・血・水のバランスの乱れから起こります。

漢方の概念において、薄毛は次の3つの体質に分かれる。

血液の不足による「血虚」タイプ
気の不足による「気虚」タイプ
腎の低下による「腎虚」タイプ

3つの体質別に薄毛改善の効果が期待できる漢方薬

「血虚」タイプ

・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
・十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)

「気虚」タイプ

・柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
・桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

「腎虚」タイプ

・八味地黄丸(はちみじおうがん)
・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

高麗人参の有効成分が製品に含まれている場合に表示されている成分

・オタネニンジン
・オタネニンジン根エキス
・ニンジンエキス
・サポニン
・ジンセノサイド

高麗人参の有効成分を含む漢方薬

・四君子湯(しくんしとう)
・六君子湯(りつくんしとう)
・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

高麗人参は、AGA発症の原因となる5αリダクターゼを抑制する働きがあることが試験結果により実証されています。

漢方エキス剤はインスタントコーヒーのように、熱湯でよく溶かし、液体状にして飲むと胃への刺激も穏やかになり、効果的です。

漢方薬は朝昼晩の一日3回、食前(食事30分前)または食間(食後2時間後)に飲むと薬効を充分に引き出すことができます。

女性更年期に使用される漢方薬

・桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
・加味逍遙散(かみしょうようさん)
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

男性更年期に使用される漢方薬

・八味地黄丸(はじみじおうがん)
・六味丸(ろくみがん)
・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
・柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

漢方エキスが含まれる育毛シャンプー・育毛剤は育毛の効果も期待され、副作用の心配が少なく、安心して使用できます。

漢方薬の場合、安全性は高いですが、副作用や一時的な「メンケン反応」が生じる場合があるので、必ず専門家に相談して処方してもらいましょう!

女性は40代になったら注意!更年期障害が薄毛を招く

女性の男性に比べて老化が早い時期から始まるとされており、最初のターニングポイントは30代です。

そして、2回目のターニングポイントは更年期障害が出やすい40代の閉経期です。

女性にとっての問題は、更年期障害が薄毛の原因となることです。

更年期障害によるストレスが、さらに大きなものとなってしまうためです。

年を取ることは止められませんから、更年期は誰にでも訪れます。

そもそも更年期とはどのようなものなのか、なぜ更年期障害が薄毛の原因となってしまうのかなどについて、説明していきましょう。

女性の薄毛は40代から?!原因の「更年期」

40代の女性が薄毛になってしまう主な原因は、3つ考えられます。

AGA(男性型脱毛症)の一種であるFAGAとストレス、更年期障害です。

FAGA
男性のAGAと同様、DHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモン由来物質によって引き起こされる疾患です。

女性の体内でも男性ホルモンが分泌されており、DHTも生成されているため、男性と同様にAGAを発症するのはある意味、当然といっていいでしょう。

FAGAとAGAの違いは、発症に女性ホルモンが関係していることです。
女性ホルモンには頭髪の成長を促す働きがありますが、加齢による分泌量の減少によってDHTの働きが抑えられなくなるのが原因です。
※更年期障害と根は同じといっていいでしょう。

ストレス

女性も40代になるとストレスが増加する傾向にあります。

会社においては部下を抱える立場になってくるため、管理職特有の大きなストレスがのしかかってきます。

また、育児についても子供が思春期に入り、精神的に微妙な時期になりますので、ストレスが増えてくることでしょう。

更年期障害もストレスの原因のひとつなります。これらの要因が重なり合うことによってストレスが増大し、頭皮の血行を悪化させて薄毛の原因となるのです。

更年期障害

40代女性の薄毛の原因として最も大きなウエートを占めるのが更年期障害です。

更年期に起きるさまざまな心身の不具合が、薄毛につながっているのです。

女性の成長段階は小児期思春期性成熟期更年期老年期に分けられます。

小児期…第二次性徴前で女性ホルモンの分泌量が少ない時期
思春期…第二次性徴が始まり女性ホルモンの分泌量が増えていく時期
性成熟期…女性ホルモンの分泌が最も盛んな時期
更年期…女性ホルモンの分泌量が低下していく時期
老年期…女性ホルモンの分泌量が低下しきった時期

更年期における女性ホルモンの分泌量低下の原因は、加齢による卵巣の機能低下です。
女性ホルモンの減少によってホルモンバランスが崩れるため、卵胞刺激ホルモンの分泌量を増やして調整しようとします。

卵胞刺激ホルモンとは、卵巣に「女性ホルモンの分泌量を増やせ」という命令を出すホルモンです。
脳の視床下部の命令を受けて、脳下垂体前葉から分泌されています。

卵巣が元気な時期ならば、卵胞刺激ホルモンによって女性ホルモンの分泌量が増えるはずですが、加齢によって衰えた卵巣では「笛吹けども踊らず」になります。つまり、加齢によって女性ホルモンが増えないということです。

さらに卵胞刺激ホルモンを増やして頑張ってもらおうとしても効果はないため、最終的に視床下部が疲れてしまいます。これが更年期障害の原因です。

更年期障害としては、以下のようなものがよく知られています。

・ほてりやのぼせ
・冷え
・多汗
・肩こり
・イライラや抑鬱症状
・睡眠障害
・吐き気

※後述しますが、これらの症状が薄毛を招く原因となるのです。

女性ホルモンの減少の中でも問題になるのは、エストロゲンの減少です。

エストロゲンは別名を「卵胞ホルモン」といい、女性らしさにかかわっているためです。

エストロゲンの減少で考えられる症状

・ターンオーバーがうまくいかなくなり肌が荒れる

・骨が弱くなり骨粗鬆症のリスクが高くなる

・脂質の代謝が下がり太りやすくなる

・精神的に不安定になる

・動脈硬化をはじめ血管に問題が起きやすくなる

これらの症状も、薄毛につながっています。つまり、更年期の卵巣機能の低下によるエストロゲンの減少がさまざまな症状を引き起こし、薄毛を進行させているといっていいのです。

薄毛とおさらば!「更年期」に負けない40代になろう!

では、女性は40代になると、具体的にどのような変化が起きるのでしょうか。
まず、髪質が徐々に細くなっていき、地肌が見えやすくなってきます。

エストロゲンの減少

エストロゲンの減少によってターンオーバーがうまくいかなくなるため、肌荒れが起きたり、シミができやすくなったりします。

頭皮にも同様のことが起こり、炎症を起こしやすくなります。

また、体に脂肪がたまって太りやすくなるということは、皮脂の分泌量増加につながります。

頭皮は皮脂の分泌量が最も多い部位なので、ちょっとしたことで皮脂が過剰になってしまいます。

皮脂が過剰になると毛穴に詰まり、頭髪の成長を阻害する原因となります。

詰まった毛穴にマラセチア菌をはじめとする細菌が感染すると炎症を起こし、脂漏性脱毛症の原因となってしまうこともあります。

さらに、更年期障害の原因であるエストロゲンの減少そのものも、薄毛の原因となります。

エストロゲンには頭髪の成長を促進させる働きがあり、不足すると頭髪の伸びを抑えてしまうのです。

エストロゲンには、IGF(インシュリン様成長因子)の一種であるIGF-1の生成を促す働きがあります。

IGF-1は毛母細胞を活発に分裂させ、頭髪の成長を促す働きがあります。

女性が男性に比べて頭髪の伸びるスピードが速いのは、IGF-1の生成量が多いためなのです。

ところが、卵巣の衰えによってエストロゲンが減少するとIGF-1の生成量が減少し、毛母細胞の分裂が抑制されてしまいます。

これによって頭髪の成長が妨げられ、髪質が細くなってしまうのです。

更年期障害によってもたらされる症状も、薄毛を促進させる原因となります。

血行の悪化

例えばほてりと冷えは、いずれも血行悪化によってもたらされるものです。
血行悪化は薄毛の原因になります。

頭髪の成長にはタンパク質をはじめとする栄養素や、毛母細胞の分裂に必要となるエネルギーを生み出すための酸素が必要です。

これらは食物から摂取したり、肺呼吸によって取り入れたりするものなので、血液によって頭皮まで運ばれてくる必要があります。

ところが、血流が悪化すると栄養素や酸素が毛根にうまく届かなくなり、頭髪の成長が阻害されます。

AGAをはじめ薄毛の治療薬であるミノキシジルは頭皮の血管を拡張して血行を促進させる働きがありますが、この逆のことが起きていると考えていいでしょう。

エストロゲンの不足によってもたらされる動脈硬化が、血流悪化に拍車をかけます。

動脈硬化によって血管内部が狭くなり、血液が流れにくくなってしまうためです。

ストレス・イライラ

更年期障害によるイライラも、薄毛の原因となります。

ストレスを恒常的に受けている状態になってしまうためです。

ストレスを受けている状態では、自律神経のうち交感神経が活発になっています。

交感神経は末梢血管を収縮させる働きがあるため、血行悪化につながります。

ストレスを恒常的に受けていると血行が良くない状態が長引きますので、頭髪の成長が阻害されて薄毛の原因となるのです。

睡眠障害

これも薄毛につながります。

頭髪の伸びに関係している成長ホルモンは熟睡中に効果が大きくなるため、睡眠障害が成長ホルモンの効果を下げてしまうことにつながるためです。

また、成長ホルモンの効果の低下は、ターンオーバーの阻害にもつながります。

ターンオーバーがうまくいかないと頭皮が荒れて炎症を起こし、薄毛につながってしまうのです。

このように、エストロゲンの減少と、それに伴う更年期障害は、あらゆる意味で薄毛を促進させる原因となっているのです。

薄毛対策のためには、いかにしてホルモンバランスを整え、更年期障害の症状を和らげるかが重要になってきます。

更年期障害の症状を和らげるためには、症状緩和効果のある栄養素を摂取するのが効果的です。

次のような栄養素が、更年期障害の症状緩和に効果があるとされています。

・大豆イソフラボン
・ビタミンA
・ビタミンC
・ビタミンE
・カルシウム

大豆イソフラボン

エストロゲンと組成が似ているため、エストロゲンの働きを助けてくれます。

積極的に摂取することでホルモンバランスを整え、更年期障害の症状を緩和します。

ビタミンA

頭皮をはじめとする肌の状態を整えてくれます。

睡眠障害などによる肌荒れを防止することができ、頭皮の状態悪化による炎症を防止してくれます。

ビタミンC

ストレスを緩和してくれる働きがあります。

更年期障害に伴うイライラからくるストレスを緩和できれば、もうひとつの自律神経である副交感神経が活発になります。

副交感神経の働きによって、頭皮の血行促進が期待できるのです。

ビタミンE

血液をサラサラにして血行を促進させる働きがあります。
更年期障害の症状のひとつである血行悪化の防止につながります。
ビタミンCによるストレス緩和との相乗効果も期待できます。

カルシウム

ビタミンCと同様に、ストレス緩和効果があります。

カルシウムは骨の原料でもありますので、エストロゲンの減少によって骨がもろくなるのを防いでくれます。

更年期障害は、基本的には医療機関に診てもらう必要があります。

ただ、こうした栄養素を含む食物を積極的に摂取することが、治療効果をアップさせることにつながるのです。

薄毛対策には生活習慣の改善も必要!

ただ、エストロゲンをはじめとする女性ホルモンの分泌量減少は、更年期だけが原因で起きるわけではありません。

更年期以外にも、以下のような原因で女性ホルモンは減少します。

・食生活の乱れ
・睡眠不足
・ストレス
・タバコ
・過度の飲酒

過度なダイエット

エストロゲンの減少によって太りやすくなるため、ダイエットに励んでいる人もいるでしょう。

しかし、過度のダイエットによる食生活の乱れは、薄毛の原因となります。
頭髪に必要な栄養素が不足し、成長が妨げられてしまうためです。

食生活の乱れ

脂っこいものの取りすぎも薄毛につながります。

皮脂の分泌量が過剰になって毛穴に詰まり、頭髪の成長阻害や脱毛症の原因となるためです。

睡眠不足

更年期障害による睡眠障害以外の原因で、睡眠不足になることもあります。

パソコンやスマートフォンから出るブルーライトも、睡眠不足の原因となります。

仕事によるものなら多少は仕方ないかもしれませんが、寝る前のスマホ弄りはやめましょう。

ストレス

40代はストレスの多い時期なので、食生活以外でもストレス緩和を心がけましょう。

ストレス緩和のためのオススメは、ウオーキングなど軽い運動をすることです。

ストレス解消効果に加えて、運動によって心肺機能が強化され、頭皮をはじめとする全身の血行が良くなるためです。

タバコ

タバコに含まれているニコチンには、血管を収縮させる働きがあります。
血行悪化による薄毛促進につながります。

タバコによってビタミンCが大量に消費され、ストレス耐性が下がるのも問題です。

頭髪のためには禁煙が理想なのですが、ヘビースモーカーだと禁煙がストレスになってしまうという問題があります。

その場合、少しずつ喫煙量を減らしていき、最終的にゼロにすることを目指しましょう。

お酒

適量ならば血行を促進させ、頭髪の成長にとってプラスです。

飲み過ぎると頭髪の成長に必要なアミノ酸や亜鉛がアルコールによって消費され、薄毛の原因となります。

お酒の適量には個人差がありますが、1日当たりアルコール20グラムまでが適量とされています。

ビールだと中瓶1本分(500ミリリットル)、日本酒やワインならば1合(180ミリリットル)です。

大切な髪のためにも、酒量には気をつけてください。

加齢は避けられないけれど、薄毛は改善できる

誰でも年を取ることは避けられませんので、「更年期」という時期は必ず訪れます。

更年期障害についても、症状に個人差はあるものの、避けて通れないものだといっていいでしょう。

しかし、更年期障害による薄毛は、ある程度は防止することが可能です。

まず、更年期の症状と、なぜそれが薄毛につながるのかを理解しておきましょう。

そして、更年期障害の薄毛を悪化させるような生活習慣をしていないかどうか、チェックしてみましょう。

食生活、睡眠時間、タバコ、飲酒など、あらゆる点での点検が必要です。

自分の年齢と向き合い、体の状態や生活習慣を見つめ直してみてください。

それが、更年期という時期とそれに伴う更年期障害による薄毛の防止につながります。

大量の抜け毛は要注意!男性の貧血に潜む病気とは?

貧血は女性がかかりやすい病気で、抜け毛の原因のひとつだとされています。

しかし、男性が発症することも十分に考えられます。

男性の貧血の問題点は、消化器系の病気が潜んでいる可能性があることです。

男性が貧血になる原因と抜け毛との関係、貧血対策としてどのようなことをすればいいのかなどについて、説明していきましょう。

男性でも?!その抜け毛の原因は「貧血」!

男性の抜け毛というとAGA(男性型脱毛症)ばかりが注目されがちですが、貧血も理由のひとつです。

貧血には赤血球内のヘモグロビンが減るもの、赤血球そのものが減るもの、赤血球や血小板など血液の成分全体が減るものがありますが、まずはヘモグロビンが減るタイプの貧血について触れていきます。

ヘモグロビンが減るタイプの貧血は、鉄や亜鉛の不足によって起こります

ヘモグロビンは鉄を含んでいるため、体内の鉄が足りないとヘモグロビンの生成量が減ってしまいます。

また、亜鉛はタンパク質の生成に必要なミネラルですが、ヘモグロビンはタンパク質の一種であるため、亜鉛が足りないと生成がうまくいかなくなります。

この場合、鉄の摂取量が十分であってもヘモグロビンが不足し、貧血になってしまうのです。

鉄や亜鉛の必要量が増える幼児期や思春期は、貧血になりやすいとされています。また、不摂生によって鉄や亜鉛の摂取量が不十分な人も、貧血になりやすくなります。

貧血が抜け毛の原因になるのは、髪の元となる毛母細胞への酸素の供給量がダウンしてしまうためです。

同じ血液の量でも、酸素を運搬する働きを持っているヘモグロビンの量が少ないため、細胞に届く酸素の量が減ってしまうのです。

毛母細胞の分裂のためにはエネルギーが必要です。

しかし、エネルギーは糖分などを酸素によって燃焼させることで作るものです。

酸素が足りなければ細胞分裂のためのエネルギーの生成量が減少しますので、毛母細胞の分裂が妨げられてしまうことになります

エネルギー不足毛母細胞が活力を失うと、体は髪が成長を終えたと判断し、本来ならばまだ成長するはずの髪が抜けてしまうようになります。

これが貧血によって抜け毛が増えるメカニズムです。

また、酸素の供給量減少によるエネルギー不足は全身に起こるため、体が冷えてしまいます

体が冷えると血行が悪化し、さらに酸素の供給量が減るという悪循環に陥ってしまいます。

貧血が女性に多いとされているのは、生理などによって赤血球が失われることが男性より多いためです。

逆にいえば、男性の場合も何らかの理由で赤血球が失われるような状況が発生すれば、貧血になってしまう可能性があるということです。

男性の貧血の原因として考えられるのは、消化管からの出血を起こすような疾患だ。

具体的には、次のような病気が考えらる!

胃や十二指腸の潰瘍

大腸のポリープや癌

男性の貧血は生活習慣の問題で起きることもあるけど、こうした病気が潜んでいる可能性があることが怖いところなんだ。

<病気のサイン>男性の貧血症状には気をつけよう!

消化器から出血を起こすような疾患が起きていると、常に体内から赤血球が失われている状態になります。

出血が続くと鉄分を摂取してもヘモグロビンの生成が間に合わなくなり、貧血になるのです。

鉄欠乏性貧血の多くは、出血がからんでいるとされています。

一例を挙げれば痔の中でも切れ痔の場合、出血量そのものは多くないように見えます。

しかし、この出血が毎日のように続いていることが問題です。

1カ月単位で見ると、痔による出血量が生理を上回ってしまうケースもあります

内痔核のように出血量の多いものなら、より大きな問題となります。

長期にわたる出血を「たかが痔だから」と放置していると、確実に赤血球は失われていきます。

これによってヘモグロビンが足りなくなり、貧血になってしまうのです。

胃や十二指腸の潰瘍

痔と同様に潰瘍が進行すると、出血を伴うようになり、ヘモグロビンの不足を招いてしまいます

切れ痔のように量が少ないこともあれば、内痔核のように大量に出血することもあります。

出血が多い場合は、入院治療が必要となります。

大腸のポリープや癌

腫瘍そのものが出血を招く原因となっています。

便潜血検査を行わなければ分からないことが多いです。

しかし、腫瘍の部位が肛門に近いと痔のような出血になる場合もあります。

癌の場合は早期に対応しなければ命にかかわります。

ポリープも癌化の可能性があるので注意が必要です。

女性の貧血

女性が貧血になりやすいとされているのは、生理や妊娠・出産など、貧血を招く要因が男性よりも多いためです。

生理は毎月のように血液が失われる原因なので、出血量が多いと貧血の原因となります。

子宮筋腫や子宮内膜症など女性特有の疾患があると、出血量が増える傾向があります。

また、妊娠中後期には血液の量が30~50%増加します。

ただ、赤血球などはこれに比例して増えるわけではないので、血液が薄まって比重が下がり、貧血状態になってしまうのです。

付け加えると、ダイエットは女性の方が熱心です。

過剰なダイエットによる栄養不足が貧血を招くケースも、女性の方が多くなっています。

男性の貧血が厄介なのは、女性特有の原因がないうえ、女性ほど熱心にダイエットを行うケースが少ないのに起こってしまうということです。

それだけに、消化器疾患の可能性が高くなるというわけです。

抜け毛が増えてきたなと思ったら「たかが抜け毛」と放置するのは悪手でしょう。

内臓疾患からくる出血による貧血が潜んでいる可能性があるためで、処置が遅れれば命取りになるケースもあります。

念のために医療機関を受診してみる方がいいでしょう。

食生活から「貧血」を改善!病気を予防しよう

ただ、貧血を改善させるためにはクリニックで治療をしているだけでは不十分です。

貧血対策のためには普段の食生活を見直し、回復を早めてあげる必要があります。

内臓に異常がなく、純粋に生活習慣が問題となっているケースならばなおさらです。

まず摂取すべきは、ヘモグロビンの元となる鉄です。

食物に含まれているものとしては、動物系のヘム鉄と植物系の非ヘム鉄があります。

大きな違いは吸収率で、ヘム鉄が10~20%、非ヘム鉄は1~6%で、ヘム鉄の方が大幅に高くなっています。

ヘム鉄

吸収率だけを考えるのでしたらヘム鉄が有利なのです。

しかし、動物性のためLDLコレステロールなどを一緒に摂取してしまうという問題点があります。

非ヘム鉄

植物性の非ヘム鉄なら基本的にそうした心配は必要ありません。

なので、両者をバランス良く取る必要があるのです。

鉄分摂取によって貧血が改善しない場合は、亜鉛が不足している可能性があります。

この場合、亜鉛が多く含まれている食べ物を摂取するといいでしょう。

亜鉛

亜鉛は貧血予防だけでなく、髪の元となるタンパク質「ケラチン」の生成にかかわっているなど、薄毛予防のためには欠かせないミネラルです。

鉄分以上に積極的な摂取が必要かもしれませんね。

ビタミンB12・葉酸

鉄分、亜鉛が十分でも貧血が改善されないときは、ビタミンB12と葉酸の不足が原因で貧血になっているケースが考えられます。

この場合は赤血球内のヘモグロビンの量が十分でも、赤血球の数自体が少ないために貧血になってしまうのです。

ビタミンB12と葉酸は、遺伝子の元となるDNA(デオキシリボ核酸)の生成にかかわっています。

ビタミンB12、葉酸のいずれかの摂取量が不足しているとDNAの生成量が減少して遺伝子の複製がうまくいかなくなり、細胞分裂が妨げられてしまいます。

赤血球は骨髄内部での細胞分裂によって作られていますので、ビタミンB12もしくは葉酸の摂取量不足によって細胞分裂が抑制されると、赤血球の数自体が減ってしまい、貧血になってしまうのです。

例えば、鉄や亜鉛の不足による貧血が「器はあっても中身がない」状態だと仮定します。

そうすると、ビタミンB12や葉酸の不足による貧血は「中身があっても器がない」状態となります。

栄養素を摂取できる食べ物

ヘム鉄

<豚や鶏のレバー、ハマグリ、卵黄など>

非ヘム鉄

<青海苔やキクラゲ、パセリ、豆味噌など>

で摂取が可能です。

非ヘム鉄の吸収率を上げるためには、ビタミンCと一緒に摂取するのが効果的です。

逆にお茶などに含まれるタンニンや、ほうれん草などに含まれる蓚酸は鉄の吸収率を下げてしまうのでNGです。

亜鉛

<牡蠣や豚レバー、ホヤ、ビーフジャーキーなど>

亜鉛の吸収率アップのためにはクエン酸やビタミンCと同時に摂取するといいでしょう。

タンニンや蓚酸のほか、インスタント食品に含まれるフィチン酸やポリリン酸などは亜鉛の吸収率をさげてしまうのでこれらもNGです。

ビタミンB12

<シジミや赤貝、スジコ、焼き海苔、葉酸はレバーやウナギの肝、焼き海苔、枝豆など>

ビタミンB12と葉酸はビタミンB群に属しており、熱に弱いうえに水に流出しやすいので、調理に当たっては注意が必要になってきます。

貧血と抜け毛は「病気」や「体調不良」のサイン

男性は女性に比べて貧血になりにくいですが、貧血の裏に消化器疾患をはじめとする病気が潜んでいる可能性が高いので、注意が必要です。

「たかが貧血」「たかが抜け毛」

と軽く見ていると、命にかかわる病気を見逃してしまう危険性があります。

消化器疾患のベストの対処法は、信頼できる医療機関での治療です。

貧血や、それに起因する抜け毛に気がついたら、なるべく早くクリニックで受診し適切に対処をした方がいいわ!

素早い対処によって命拾いをしたケースもあるし、決して珍しいものじゃないの。

検査を受けてどのような病気かが分かったら、治療と並行して貧血対策のための栄養素を積極的に摂取し、改善に努めていくようにしましょう!

紫外線が及ぼす頭皮の老化!薄毛の原因に発展する可能性

薄毛の原因というと、AGA(男性型脱毛症)のような内分泌系の問題や、ストレスや不規則な食生活といった体内の問題が原因となっているケースが多くなっています。

しかし、外的要因が原因で薄毛になってしまうこともあります。

薄毛の外的要因のひとつが、紫外線です。

紫外線によるダメージは肌だけではなく、頭皮にも悪影響を与えてしまいます。紫外線のダメージが蓄積することで、脱毛症を起こしてしまうなんてことも…

そもそも紫外線とはどういうものなのか、紫外線は頭皮と髪にどのような影響を与えているのか、紫外線によるダメージを防ぐにはどうすればいいのかなどについて、説明していきます。

頭皮と髪が受けている「紫外線ダメージ」が薄毛の原因に?

まず知っておいてほしいのは、紫外線には3種類あることです。

波長の長い順からUV-AUV-BUV-Cと名付けられています。

UV-A

最も波長の長く、雲もガラスも通過し、真皮まで届いてしまうことが特徴です。
このことが薄毛の原因のひとつとなっているのですが、これについては後述します。

UV-B

波長が短いため表皮までしか届かず、ガラスを通過することもできません。

こう書くとUV-Aよりも問題が少ないように思えますが、実はUV-Bの方が有害性は高いのです。

UV-Bは表皮の細胞の遺伝子を破壊してしまう働きがあります。

このときの修復過程で遺伝子が突然変異し、皮膚がんの原因となってしまうことがあるのです。

また、白内障や免疫力の低下を引き起こす原因となることも知られています。

UV-C

現時点では心配することはありません。

なぜなら、UV-Cはオゾン層を通過できないので、地表まで届くことがないからです。

では、紫外線は頭皮と髪にどのような悪影響を与えるのでしょうか。

<主な影響例>
・頭皮の元となっているコラーゲンを破壊し、頭皮を硬化させる

・髪の成長を左右する毛母細胞にダメージを与える

・発毛の司令塔である毛乳頭細胞を傷つけ、ヘアサイクルが乱れる

・髪の細胞が破壊され、枝毛や切れ毛が増加する

・活性酸素の増加に伴う老化で白髪が増える

これを見ると、薄毛にならない方が不思議なくらいですね。

ちなみに、日本人の黒髪は欧米人のブロンドと比べて紫外線に強いとされています。

これは、メラニン色素が紫外線に強いタイプだからです。

ただ、最近はカラーリングやパーマによるダメージが髪に蓄積している人が増えています。また、ブリーチによって紫外線に強いメラニン色素が減少しているケースもあります。

このため、本来ならば大したことのない紫外線によるダメージも、大きな影響を与えてしまうことが増えています。

今や日本人にとっても紫外線による髪や頭皮へのダメージは他人事ではないのです。

日本人の髪は紫外線に強い!なぜダメージを受ける??

日本人の髪は欧米人と比較して、紫外線に強いとされています。

これは、髪に含まれているメラニン色素の種類が違うためです。

美白の敵として忌み嫌われているメラニン色素ですが、実はメラニン色素には紫外線を吸収してダメージを和らげてくれる働きがります。

紫外線を多く受けると日焼けするのは、紫外線から肌を守るためにメラニン色素が多く生成されるためです。

メラニン色素にはユーメラニンフェオメラニン2種類があります。

ユーメラニンが含まれている髪は黒くなりますが、フェオメラニンは多くても赤毛止まりです。

日本人の髪には両方のメラニン、欧米人の髪にはフェオメラニンのみが含まれています

そして、ユーメラニンはフェオメラニンに比べて、紫外線のダメージを和らげる働きが強いのです。

日本人の髪が欧米人よりも紫外線に強いとされているのは、ユーメラニンが含まれているためということになります。

ところが、ブリーチによって脱色すると、ユーメラニンが破壊されるのです。

これによって髪が紫外線に弱くなり、ダメージを受けやすくなってしまいます。

また、パーマを当てることでキューティクルが破壊され、メラニン色素が流れ出してしまうこともあります。

パーマによって髪の色が変わってしまうのはこのためで、これも紫外線のダメージ緩和効果を低下させてしまうことに繋がってしまいます。

そもそも、紫外線を浴びすぎること自体が、髪のメラニン色素を減らすことにつながります。

メラニン色素には紫外線を吸収する働きがありますが、紫外線を大量に浴びると吸収しきれず、分解してしまいます。

髪が「日焼け」して色が変わってしまうのは、このためです。

また、UV-Aは真皮にある色素幹細胞にダメージを与えてしまいます。

UV-Aによる色素幹細胞のダメージによってメラニン色素の分泌量が低下してしまい、髪が白っぽくなってしまうこともあります。

メラニン色素の減少によって、紫外線は髪そのものにダメージを与えやすくなります。

髪のタンパク質はシスチンというアミノ酸によって結合していますが、紫外線はこのシスチンを破壊してしまうのです。

メラニン色素の減少によって、シスチンが破壊されやすくなるのです。

髪の表面を覆っているキューティクルも、タンパク質がシスチンによって結合する形で作られています。

紫外線がシスチンを破壊すれば、キューティクルがバラバラになり、剥がれやすくなります。

髪が「日焼け」するとパサパサになるのは、紫外線がキューティクルを破壊したために起きるものです。

キューティクルは、髪の内部にある水分などが流れ出さないようにするための「バリア」のような働きをします。

弾力性に富んでいるため、キューティクルがちゃんとしていれば髪はしなやかに曲がってくれるのです。

ところが、紫外線などによってキューティクルが剥がれてしまうと、髪の弾力性は失われ、切れやすくなってしまいます。

キューティクルが剥がれた部分から髪の中身が出るため、枝毛の原因にもなってしまうのです。

このように、紫外線は髪そのものにダメージを与える厄介者です。

そして、紫外線がダメージを与えるのは、髪だけにとどまらないのです。

紫外線で起こる「老化現象」で抜け毛どころか薄毛に発展

紫外線のうち波長の長いUV-Aは、皮膚の奥にある真皮まで届き「光老化」という現象を起こすのが問題です。

これが頭皮に起きると、薄毛につながってしまいます。

光老化は、真皮のコラーゲン繊維が紫外線によって破壊されることで起こります。

コラーゲン繊維とはコラーゲンとエラスチンからなっており、肌を若々しく保つ働きを持っています。

体内には古くなったコラーゲンやエラスチンを分解するための酵素がありますが、紫外線はこの酵素を必要以上に増やすため、コラーゲン繊維が破壊されてしまうのです。

コラーゲン繊維が破壊されると皮膚は弾力を失って硬くなります。これが光老化です。

光老化は皮膚全体に起きますので、頭皮もその例外ではありません。

日光が当たりやすい頭皮は、むしろ光老化が起きやすい部位だといってもいいでしょう。

頭皮の光老化の問題点は、毛母細胞が活力を失ってしまうことです。

髪が活発に伸びるためには、毛母細胞が活発に分裂してくれなければなりません。

ところが頭皮の光老化によって毛母細胞が活力を失うと分裂がうまくいかなくなり、髪の成長が抑制されて薄毛の原因となってしまうのです。

紫外線によって活性酸素が増えてしまうことも問題。

活性酸素は病原菌を退治するなど、免疫力をアップさせる働きを持っていますが、増えすぎると健康な細胞を傷つけてしまったり、コラーゲンやエラスチンを壊してしまい、光老化に拍車をかけてしまいます。

活性酸素には、それ以外の問題もあります。

毛乳頭細胞や毛包幹細胞にダメージを与えてしまうことです。

毛乳頭細胞は髪に「伸びろ」と命令を出す司令塔的な役割を持っていますが、ダメージによってうまく働かなくなるとヘアサイクルが乱れ、抜け毛を増やす原因となります。

毛包幹細胞は髪の元となったり、メラニン色素を生成する色素幹細胞を維持したりする働きがあります。

毛包幹細胞は17型コラーゲンによって守られていますが、紫外線や活性酸素によって17型コラーゲンが破壊されると毛包幹細胞が維持できなくなり、薄毛や白髪の原因となるのです。

薄毛や白髪を防ぐためには、紫外線対策と同時に、活性酸素の働きを抑えることも必要になります。

※紫外線対策は後述しますので、ここでは活性酸素の対策について説明します。

活性酸素の働きを抑えるためには、抗酸化作用を持つ栄養素を含む食べ物を積極的に摂取するのが最も効果的です。

抗酸化作用とは、活性酸素によって細胞が傷つけられるのを防ぐことです。

抗酸化作用を持つ栄養素としては、以下のようなものがあります(カッコ内は栄養素を多く含む主な食べ物)。

リコピン(トマト、スイカ、パパイヤ)

ポリフェノール(カカオ、ブルーベリー、赤ワイン)

イソフラボン(豆乳、豆腐、納豆など大豆製品)

ペクチン(リンゴ、ミカン、パプリカ)

βカロテン(シソ、モロヘイヤ、ニンジン)

ビタミンC(パプリカ、アセロラ、芽キャベツ)

ビタミンE(アン肝、スジコ、アーモンド)

亜鉛(牡蠣、ホヤ、ビーフジャーキー)

セレン(アン肝、タラコ、クロマグロ)

こうした栄養素を多く摂取し、活性酸素の働きを抑えることも、薄毛や白髪の防止につながるのです。

紫外線対策は肌だけじゃダメ!髪と頭皮を守って薄毛対策

髪と頭皮にダメージを与え、活性酸素を増やす紫外線は、あらゆる意味で薄毛を進行させる元凶だといっていいでしょう。

髪のためには、いかにして紫外線のダメージを減らすかが重要です。方法としては、以下のようなものがあります。

紫外線が強い時間の外出を控える

日傘を使う

帽子をかぶる

日焼け止めを使う

外出時間

紫外線が強い晴れの日の時間帯に外出を控えることで、ダメージはかなり減少します。

ただ、これだけでは不十分です。

なぜなら、薄毛の原因であるUV-Aは曇りの日でもあまり減りませんし、ガラスを透過して室内に入ってきてしまうため、曇の日に室内にいてもダメージを受けてしまいます。

日傘

UVカット効果のある傘であれば、ある程度は紫外線を防ぐことができます。

白よりも黒のほうが、紫外線カットには効果的です。

ただ、日傘には照り返しを防げないという落とし穴がありますので、こちらも万全とは言えません。

帽子

髪と頭皮を完全に隠せますので、紫外線カットという意味では効果的だといっていいでしょう。

照り返しを心配する必要もありません。

帽子の問題は、通気性が良くないので被りすぎると汗によって蒸れてしまい、頭皮にダメージを与えることです。

適度に脱いで、蒸れないようにする必要があるでしょう。

日焼け止め

最近になって髪や頭皮用のものが発売されています。

スプレータイプが大半ですが、これはクリームタイプやローションタイプだと毛穴に詰まり、髪の成長を妨げたり、頭皮の炎症の原因となってしまったりする可能性があるためです。

ただ、気をつけていても頭皮に大量の紫外線を浴びてしまったということもあるでしょう。

そのような場合には、次のような対策が効果的です。

頭皮を冷やす

タンパク質とビタミンCを摂取

睡眠をしっかりと取る

頭皮を冷やす

紫外線によるダメージは一種の火傷なので、冷やすことでダメージを抑えられます。

頭皮の冷やし方のオススメは、冷えたタオルを頭皮に当てたり、温度の低いシャワーを浴びたりすることです。

頭皮を冷やすと同時に、頭皮の保湿力をアップさせることにもつながります。

タンパク質とビタミンCを摂取

紫外線によって破壊されるコラーゲンは、体内のアミノ酸から生成されるタンパク質の一種です。

コラーゲンを生成するアミノ酸の元であるタンパク質と、生成時に必要となるビタミンCをしっかりと摂取すれば、コラーゲンの生成量が増加し、コラーゲン繊維の回復につながります。

睡眠

紫外線によって頭皮を回復させるためには、成長ホルモンの働きが必要です。

睡眠を取れば成長ホルモンの働きが活発になり、頭皮の回復力がアップしてくれるのです。

特に午後10時~午前2時の成長ホルモンの分泌量が増える時間帯は、しっかりと睡眠を取りましょう。

もっとも、紫外線を全く浴びないというのも問題です。

紫外線には、次のようなメリットもあります。

・骨の生成にかかわるビタミンDの生成に必要

・ストレス緩和に効果的なセロトニンの生成に必要

・適度に浴びれば免疫力アップ

紫外線は浴びすぎても害がありますが、全く浴びないのも体に良くないのです。

特にストレスは薄毛の原因になりますので、髪のためにはセロトニンが必要です。

紫外線は適度ではありますが、浴びる必要があります。

紫外線のダメージを蓄積せず、髪と頭皮をケア

紫外線は「美白の敵」「皮膚がんの原因」というイメージが強すぎて、髪や頭皮にも悪影響を与えていることまで気が回っていない人も多いでしょう。

しかし、紫外線のダメージは蓄積すると、薄毛の原因の1つとしてあります。


きれいな髪を守るためには、髪や頭皮へのUVケアも必要です。帽子や専用の日焼け止めなので、
しっかりと守ってあげることが大切になります。

ただ、紫外線を全く浴びなくても、心身に悪影響を与え、薄毛の原因になってしまうこともあります。

いかにバランス良く太陽と付き合っていき、対策をしながらも紫外線を浴びるかが大切であると言えるでしょう。

薄毛の原因になる抜け毛の量。毛根からチェックしよう!

抜け毛が増えると「薄毛になってしまうのではないか」と心配になってしまう人も多いでしょう。

ただ、薄毛になるときは抜け毛が増加しますが、抜け毛の増加は必ずしも薄毛につながらないというのが実際のところ。。。

薄毛につながらない自然脱毛と、薄毛につながる異常脱毛は、毛根などをチェックすれば見分けることが可能なのです。

抜け毛と薄毛の関係について、同じ頭髪へのダメージである切れ毛についても触れながら、説明していきましょう。

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体毛が濃い人は薄毛やAGA(男性型脱毛症)になるとは限らない

昔から、体毛が濃い人は薄毛やハゲになるという説があります。

しかし、体毛が濃くなる原因と薄毛やハゲになる原因は、男性ホルモンの分泌量の多さで濃くなることと各部位に存在する酵素や受容体の影響を受けることで薄毛やハゲになることと原因が異なります。

また、体毛が濃い人でも薄毛やハゲにならない人も多くいます。

つまり「体毛が濃いと薄毛やハゲになる」説は、正しい説とは言えないでしょう。

男性ホルモンであるテストステロンが薄毛やハゲに直接関係しているもの

前頭部と頭頂部に存在している

・5αリダクターゼⅠ型Ⅱ型の活性の高さ

・アンドロゲンレセプターの感受性の高さ

が原因で発症することです。

薄毛やハゲには遺伝性も含まれています。

上記の原因が遺伝的に伝わることで薄毛やハゲになる可能性が高くなる場合もあります。

つまり、体毛の濃さは薄毛やハゲにつながるとは限らないと言えます。

今回は、体毛が濃い人と薄毛やハゲになる関係性などを含めて、男性ホルモンであるテストステロンが影響する体毛の違いやサイクルなどを解説したいと思います。


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カプサイシンには血流改善の期待?薄毛改善に関係はあるのか

唐辛子やハバネロを食べると、汗が出る。
辛さで熱がどんどん上がる。
それは気のせいではありません。

唐辛子の主成分は、カプサイシンという物質、この成分がそのまま辛みとして感じられます。

カプサイシンの多い唐辛子ほど辛い!

ちなみに、見た目で判断は出来ません。カプサイシンは主に唐辛子の種とヘタの辺りに多いため、そこを目安には出来ます。
(正確に言うと、量より分子構造ですが。)

そしてカプサイシンには、血流を良くする働き、食欲を増進する働きがあります。

カプサイシンのユニークな点は、直接、皮膚の温度を上げること。

抗菌作用もあるため、貼り薬にも使われています。

カプサイシンが血流を良くする理由の1つに「適度なアドレナリン」を出すという理由があり、このため、筋肉の血行が良くなります。

アドレナリンは血圧や血糖値を上げたりしますが、カプサイシンには血圧を下げ、血糖値も下げる、またコレステロールも下げる!という、血管にはいいことづくしの効果があるのです。

しかし取り過ぎると怖いことも・・。

そんなカプサイシン、育毛にどんな働きをするのか、見ていきましょう。

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薄毛になる原因の1つ「ストレス」改善のカギを握るのは亜鉛!?

薄毛の原因はひとつではありません。

AGA(男性型脱毛症)をはじめ良くない生活習慣、頭皮の状態の悪化、喫煙、飲酒、ホルモンバランスの乱れなどさまざまです。

そして、ストレスも薄毛の原因のひとつになっているのです。

現代ではストレスは避けては通れませんが、問題はストレスが薄毛につながり、薄毛によってストレスを感じるという悪循環です。

そして、ストレスと薄毛との関係のカギを握っているのは、自律神経です。

ストレスは自律神経にどのような影響を及ぼしているのか、そもそも自律神経はどのような働きを持っているのか、ストレス対策に摂取すべき栄養素は何なのかなどについて、説明していきましょう。

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タバコとお酒はほどほどに!血流悪化とアルコールによる作用から薄毛を招く恐れ

タバコとお酒は、日常生活での嗜好品の中ではメジャーなもののひとつです。男性も女性も、嗜んでいる人は多いのではないでしょうか?

タバコを吸うと気分が落ち着く、お酒を飲むとストレスが発散できると、常用している人も多いかもしれませんね。

ただ、大量のタバコとお酒は薄毛の原因となってしまいますので、大切な頭髪のためには控えた方がよいのが確かです。

なぜタバコとお酒が薄毛を招くのか、そのメカニズムと対策について説明していきましょう。

タバコとお酒は薄毛を促進させてしまう!

タバコとお酒には、薄毛を促進させる働きのある成分が含まれています。

もしあなたがAGA(男性型脱毛症)などで治療を受けている場合、効果が落ちてしまうのです。

タバコの場合、具体的には次の成分が薄毛を促進させる働きを持っています。

・ニコチン

・一酸化炭素

このうち、害が大きいのはニコチンの方です。

<ニコチンの問題点>

・交感神経を活発にして頭皮の血管を収縮→血行不良を起こす

・ビタミンCを破壊してストレスを増やす

・男性ホルモンを増やしてAGAの原因

・DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を促進

これ、いかにもと「薄毛になってください」言ってるようなものですよね。

これだけ問題点があると、タバコなんてやめた方がいいんじゃないかと思った人もいるのではないでしょうか。

お酒の場合は適度なら血行を促進させる効果があるのですが、問題は酒量が多くなってしまった場合です。

<お酒の過剰摂取による問題点>

・アルコール分解時にアセトアルデヒドという物質が作られ、頭髪の成長が妨げられる

・アルコール分解時にシステインとメチオニンが使用され、頭髪の栄養分が不足する

・カクテルなど糖分が多いと頭皮や血管に悪影響を与える

お酒の場合はアルコールと糖質が薄毛を招く原因となっているのです。

薄毛につながるタバコに含まれる2つの有害物質

タバコによって体にもたらされる有害物質は、ニコチンと一酸化炭素です。

これらは、どのような形で頭髪に悪影響をもたらしているのでしょうか。まず、ニコチンについて説明していきましょう。

・ニコチン

ニコチンには自律神経のうち、交感神経を活発にさせる働きがあります。

交感神経は体を攻撃モードにする働きがありますが、戦って怪我をしたときに出血量を減らすため、末梢血管を収縮させてしまうのが問題です。

末梢血管の収縮は血行の悪化を招きますが、これは頭皮にも起きてしまいます。

頭皮の血行が悪化すると毛根に十分な栄養分や酸素が届かなくなり、頭髪の成長が抑制されてしまうのです。

頭髪の成長のカギを握っている毛母細胞が活発に分裂してくれるためには、栄養分と酸素が必要になります。

その供給が滞ってしまえば、分裂が抑制されてしまうというわけです。

実際、AGA治療薬のひとつであるミノキシジルは、頭皮の血管を拡張して血行を促進させるという働きを持っています。

これによって毛母細胞に十分な栄養分と酸素を与えているというわけで、ニコチンとは真逆の効果を持っていると考えていいでしょう。

・ビタミンCの破壊

次に、ニコチンによるビタミンC破壊の問題点です。

これは大きなものとしては2つあります。

ビタミンCが破壊されることでストレスが増加してしまうことと、ビタミンCが足りないとビタミンEが十分に吸収されないということ。

ストレスを受けたとき、これを緩和するためのホルモンが副腎から分泌されます。

ホルモンを生成するためには、ビタミンCが必要になるため、副腎にはビタミンCが溜め込まれています。

ところが、タバコによって体内のビタミンCが破壊されてしまうと、副腎に溜め込んでいるビタミンCの量も減少し、ストレス緩和ホルモンの生成量が減少してしまうのです。

その結果、ストレスを受けてもうまく緩和することができず、蓄積してしまうことになります。

ストレスも交感神経の働きを活発にしてしまう原因のひとつです。

肉体的であっても精神的であってもダメージを受けていることに変わりはないと、体が判断してしまうためです。

これが頭皮のさらなる血行悪化を招き、頭髪の成長を抑制して薄毛の原因となってしまうのです。

そしてビタミンCの働きには、ビタミンEの吸収を促すというものがあります。

ビタミンEの働きのひとつは血液をサラサラにし、血行を促進させてくれるというものです。

タバコによってビタミンCが破壊されて不足してしまうと、このビタミンEの吸収がうまくいかなくなります。

結果として血液がドロドロになって血行が悪化し、毛母細胞に届けられる栄養分や酸素が減少してしまうというわけです。

・男性ホルモンの増加

ニコチンによる男性ホルモンの増加は、AGAの原因となるDHTの量を増やすことにつながります。

DHTには頭髪の成長を抑制し、薄毛を促進させる働きがありますので、DHTが増えればさらに薄毛が進みやすくなってしまうのです。

なぜこのようなことになるのかというと、アロマターゼという酵素が関係しています。

アロマターゼは体内に男性ホルモンが増えすぎないようにするために、一部を女性ホルモンに変える働きがあるのです。

男性の体内に女性ホルモンがある理由のひとつは、この酵素によるものです。

ところが、ニコチンはこのアロマターゼの働きを抑えてしまうのです。

アロマターゼの働きが低下することで男性ホルモンが増えても女性ホルモンになりにくくなり、体内の男性ホルモンは増加し、DHTも増えます。

これによって、薄毛が促進されてしまうというわけです。

・一酸化炭素

タバコの問題はニコチンだけではありません。燃焼時に発生する一酸化炭素を吸ってしまうのも問題になってきます。

一酸化炭素は、酸素以上に赤血球のヘモグロビンと結びつきやすいという性質があります。

問題は、一酸化炭素と結合したヘモグロビンは酸素と結合しにくいので、体の隅々に酸素を運ぶ働きができなくなってしまうということです。

タバコによって一酸化炭素を吸うことで、酸素を運搬できないヘモグロビンが増えていきます。毛母細胞の分裂には酸素も必要です。

タバコの一酸化炭素によって酸素が不足すると、毛母細胞の分裂が抑制されて頭髪が成長しにくくなり、薄毛の原因となってしまうのです。

昔からタバコは「百害あって一利なし」とまで言われており、呼吸器をはじめ体のあちこちに悪影響を与えることで知られています。

そして、それは頭髪についても例外ではないということなのです。

アルコール分解で発生する物質が薄毛につながっていた!?

お酒にはアルコールが含まれていますが、このアルコールを肝臓で分解する際に、2つの問題が発生します。

1.アセトアルデヒドという物質が生成される

2.システインとメチオニンが消費されること

この2つが、お酒による薄毛の原因となっています。

・アセトアルデヒド

少量のアルコールならば酢酸への分解がうまくいきますので、アセトアルデヒドが体内に回ることはありません。

ところが多量だと分解が間に合わなくなり、アセトアルデヒドが体内に回り、体にいろいろな悪影響を及ぼしてしまうのです。

アセトアルデヒドの一番の問題点は、男性ホルモンをDHTに変えてしまう働きがあることです。

DHTの増加は頭髪の成長を抑制し、薄毛の原因となります。

特にすでにAGAを発症しているような人は要注意といっていいでしょう。

アセトアルデヒドには睡眠の質を下げてしまう問題点があります。

頭髪の伸びは成長ホルモンによって左右されています。

成長ホルモンは睡眠中に効果がアップするという特徴があり、特に深いノンレム睡眠のときに効果が高くなります。

ところがアセトアルデヒドは、このノンレム睡眠を阻害してしまい、睡眠の質を下げてしまうのです。

アセトアルデヒドによってノンレム睡眠の時間が少なくなれば成長ホルモンの働きが弱くなり、頭髪の成長が抑制され、薄毛の原因となってしまいます

・システインとメチオニン

アルコールが肝臓で分解される際には、システインとメチオニンというアミノ酸が消費されてしまうという問題点があります。

なぜこれが問題になるのかというと、システインとメチオニンの消費は頭髪の原料となるタンパク質「ケラチン」の生成量を減少させる原因となるからです。

ケラチンは食物から摂取することはできませんので、体内のアミノ酸を使って合成するしかありません。このときには18種類のアミノ酸が必要になりますが、このうち最も多く必要なのがシスチンです。

実はシステインとメチオニンは、このシスチンの生成に関係しているのです。

システインが2つくっつくことでシスチンとなりますし、メチオニンからシスチンが作られます。

システインとメチオニンが肝臓で消費されると、シスチンになる分が減少し、不足してしまいます。

シスチンの不足はケラチンの生成量が減少することにつながってしまうということなのです。

いくら頭皮の血流が良くても、肝心の栄養分が体内になければ、頭髪の成長は期待できません。

お酒を飲みすぎるとケラチンの不足を招き、薄毛の原因を作ってしまうのです。

美味しくて甘いお酒は、髪には甘くない!

このように書くと、お酒は飲み過ぎなければ問題はないんじゃないか、自分は嗜む程度だから大丈夫だと考える人も多いでしょう。

ですが、摂取すること自体がダメなお酒もあるのです。

糖分が多く含まれる甘いカクテルは、それ自体が頭髪に悪影響を及ぼしてしまうのです。

まず、カクテルの問題点は、血糖値が大幅に上がってしまうことです。

アルコールそのものに血糖値を上げる働きがあるうえ、カクテルには糖分が含まれているので血糖値がマッハで上昇します。

血糖値の高い血液は血管の弾力を失わせ、血行の悪化につながるという問題点があります。

毛根に十分な栄養分と酸素が行き渡らなくなり、頭髪の成長が阻害されてしまうのです。

血糖値の高い病気といえば糖尿病が挙げられますが、糖尿病は薄毛の原因になります。

フリーアナウンサーの小倉智昭さんがカツラを使用しているのは有名ですが、これは糖尿病による薄毛が原因です。

これと似たようなことが、カクテルによってもたらされると考えていいでしょう。

また、甘いカクテルを摂取することは、皮脂の分泌量を増やすことにもつながります。

これは糖分摂取によってビタミンB1が消費されてしまうことが原因です。

そもそも頭皮は、皮脂の分泌量が最も多い部位なのです。

皮脂の分泌量が多い部位というと、額から鼻にかけての「Tゾーン」を思い浮かべる人が多いですが、頭皮の皮脂の分泌量はTゾーンの2倍になるとされています。

つまり、ちょっとしたことで皮脂が過剰になってしまうのです。

頭皮の皮脂が過剰になると、毛穴に詰まって頭髪の成長が抑制されます。

しかも、詰まった毛穴にマラセチア菌などの細菌が感染して炎症が起きると、脂漏性脱毛症の原因になってしまうこともあります。いずれにしても、薄毛の原因です。

これを防ぐ方法としては、糖分の少ないお酒を飲むという方法があります。

糖分が少ないお酒は、焼酎やウイスキー、ブランデーといった蒸留酒や赤ワインです。

蒸留酒はアルコール度数が高く、すぐに摂取過剰となってしまいますのでオススメできません。

その点、赤ワインでしたら度数もそれほど高くありませんので、適量に抑えることも難しくありません。

もし薄毛予防を考えているのでしたら、お酒を飲む際にはカクテルではなく、ワインにするというのも効果的なのではないでしょうか。

タバコもお酒もほどほどに。過度の摂取は髪にも体にも毒

タバコが頭髪に悪い理由は、次の2つです。

・ニコチンによって頭皮の血流が悪化する

・一酸化炭素によって頭皮への酸素が減少する

お酒については次の3つです。

・アルコール分解時に生成されるアセトアルデヒドによってDHTが増える

・アルコール分解時にシステインとメチオニンが消費され頭髪の栄養分が減る

・甘いものは頭皮の血行悪化と皮脂過剰による頭皮の状態悪化につながる

これらを防止する方法は、まずタバコについてはやめてしまうのがベストだ。

ただ、ヘビースモーカーの場合は禁煙がストレスの原因となり、頭髪の成長に悪影響を与えるというのが問題点になる…

その場合でも、本数を徐々に減らしていくようにすれば、ストレスを抑えることが可能だ!

最終的には禁煙を目指して、少しずつタバコを減らしていくようにするのが良いだろう。

一方、お酒の場合は適度ならば血行を促進させる働きがありますので、過度に摂取しないことが重要です。

個人差はありますが、厚生労働省はアルコールの適量は1日当たり20グラムとしています。
「参考:厚生労働省 健康日本21(アルコール)

具体的にどのぐらいの量なのかというと、ビールならば中瓶1本(500ミリリットル)、赤ワインならば瓶の4分の1(180ミリリットル)になります。

適量でも「一気飲み」は肝臓に負担をかけ、アセトアルデヒドが体内に回る原因に。

時間をかけて少しずつ飲むことで、アセトアルデヒドが体内に回らないようにし、薄毛になるのを防止していきましょう。

女性にも発症する薄毛に注意!「FAGA」ってどういうものなの?

AGA(男性型脱毛症)はその和訳から男性に特有の疾患だと思っている人も多いでしょうが、実は女性もAGAを発症することがあるのです。

FAGA(女性男性型脱毛症)という別名で呼ばれることもあります。

実は女性の体内にも男性ホルモンがあり、FAGAはその由来物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)が原因であることは同じです。

ただ、女性と男性では発症メカニズムや症状に違いがあるため、別の名前がついているのです。

FAGAの発症メカニズムや症状はどういうものなのか、男性のAGAとどのような違いがあるのか、FAGAの対策にはどのようなものがあるのかなどについて、説明していきましょう。

AGAは男性だけの脱毛症じゃない!女性の薄毛原因―FAGA

AGAとFAGAの違いについて説明する前に、なぜDHTが頭部の脱毛や薄毛を進行させてしまうかについて知っておきましょう。

DHTは頭部において、TGF(トランスフォーミング増殖因子)という成長因子の一種であるTGF-βの生成量を増やします。

TGF-βは成長因子ではあるものの、実際の働きは毛母細胞の分裂を抑制してしまうというもので、これが頭髪の成長サイクルに影響を与えるのです。

頭髪は盛んに伸びる成長期、伸びが鈍化する退行期、伸びが止まり抜けるのを待つだけの休止期を繰り返しています。

TGF-βによって毛母細胞の分裂が抑えられると成長期が短くなり、十分に成長していない頭髪が抜けるようになります。

これが薄毛の原因で、この点についてはAGAもFAGAも同じです。

では、AGAとFAGAでは何が違っているのでしょうか。

それは、AGAは純粋にDHTの働きによって引き起こされるのに対し、FAGAは発症に女性ホルモンが関係していることです。

AGAが若年層で発症するケースが珍しくないのに対し、FAGAは若年層での発症は稀です。

これは、女性ホルモンの分泌量が盛んなことが関係しています。

女性ホルモンはIGF(インシュリン様成長因子)の一種であるIGF-1の生成を増やします。

IGF-1はTGF-βとは逆に、毛母細胞の分裂を促進させる働きがあり、これによって頭髪の成長期を伸ばします。

若年層は女性ホルモンの分泌が盛んなのでIGF-1の生成量も多く、これによってDHTによって生成されたTGF-βの働きを抑えているというわけです。

ところが加齢によって卵巣が衰えると女性ホルモンの分泌量が減少し、IGF-1の生成量も少なくなってしまいます。

IGF-1が減少するとTGF-βの働きを抑えることができなくなり、頭髪の成長期が短くなるのです。

これによって薄毛が進行するというのが、FAGAの発症メカニズムになります。

男性はDHTのブレーキ役といえる女性ホルモンの分泌量が極めて少なく、女性のピーク時の1割程度です。

そもそも体内の女性ホルモンだけでは、DHTの働きを抑えることができません。

なので、男性は純粋にDHTの働きのみによってAGAを発症しています。

つまり、FAGAの対策はDHTの生成抑制ではなく、女性ホルモンの働きを強める方向で行われる必要があるのです。

その為、治療法も男性とは当然のことながら変わってくることになります。

これで分かる!3つに分類されるFAGAの進行度

FAGAは急激に脱毛が進むものではなく、徐々に 薄毛になっていくのが特徴です。

進行度に合わせてⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型に分けられています。

Ⅰ型は、頭頂部の一部が薄くなってしまった状態です。

部位が部位だけに、この時点では気がついていないケースも多いのではないでしょうか。

Ⅱ型は、つむじの薄い部分がやや広がってきた状態です。

この時期になってくると、頭髪が薄くなってきたと気づく人が多くなってくるでしょう。

Ⅲ型は、頭髪の薄い部分が広がり、全体的に薄くなってきた状態です。

人によっては男性のAGAのように前頭部が薄くなってくるケースもあるとされており、いずれにしてもFAGAだとはっきり分かるような状態だといっていいでしょう。

FAGAは、頭頂部から頭髪が薄くなっていくため、発症に気が付きにくいという問題点があります。

これは、DHTの生成に必要になる5α-リダクターゼという酵素が頭頂部に分布しており、DHTの生成量が多い部分から薄毛になっていくためです。

FAGAもAGAと同じく、早期ならば薬剤による治療が可能ですが、対処が遅れると治療に時間がかかるため、常に頭頂部の状態に気を配っておくことが、FAGA治療の鍵を握っているのです。

ただ、FAGAの治療は男性を対象としたAGAクリニックではなく、女性専門のクリニックで行う必要があります。

なぜなら、女性はAGA治療薬のひとつ、プロペシアの処方が認められていないからです。

DHTというと薄毛の原因ばかりがクローズアップされがちですが、実際には体毛を濃くしたり、体を筋肉質にしたりするなど、男性らしい体作りには欠かせません。

胎児期の男児の場合、DHTは男性器の形成にかかわっています。

ところが、妊婦がプロペシアを服用すると胎児の体内でDHTが生成されなくなり、男性器がうまく形成されなくなるのです。

こうした先天性異常を防ぐため、女性にはプロペシアの処方が認められていません。

実際、5α-リダクターゼがなく、DHTをほとんど生成できない男性が生まれてくることがありますが、男性器がなかったり、あっても極端に小さかったりしてしまいます。

男性にとってのDHTの働きは、実はかなり重要なものなのです。

ちなみに、女性はプロペシアの服用だけではなく、手で触ることすらできません。

これは皮膚からプロペシアの成分が吸収され、胎児に悪影響を与えてしまう可能性があるからです。

パートナーがプロペシアを服用している場合、取り扱いには注意が必要になってきます。

女性にプロペシアが処方できないことは、長年にわたってFAGA治療の問題点となっていました。

ただ、最近ではパントガールという女性用の治療薬が開発され、脱毛抑制にめどが立ちつつあります。

こうした治療を受けるためにも、FAGAの治療は女性専門クリニックで行う必要があるのです。

女性ホルモンを減少させる 生活習慣は薄毛への道

いずれにしても、FAGAの発症を防ぐためには、女性ホルモンの分泌量を減少させないことが鍵を握っています。

加齢によるものは避けられないとしても、それ以外の原因は生活習慣の改善によって対策が可能なものばかりです。

加齢以外の女性ホルモンの分泌量減少の原因としては、以下のようなものが考えられます。

ストレス
まずストレスは、多忙な仕事や育児などによって恒常的に受けている状態が問題となります。

ストレスを恒常的に受けていると、自律神経のうち交感神経が常に活発に働いている状態となり、自律神経のバランスが完全に崩れてしまいます。

自律神経は大脳の視床下部と密接な関係があります。

視床下部は女性ホルモンを分泌するための指令を出しているのですが、ストレスによる自律神経のバランスの崩れは視床下部にも悪影響を与え、指令がうまく出せなくなり、女性ホルモンの分泌量を減らしてしまうのです。

対策としてはストレスを減らすことが必要です。

軽い運動をしたり、仕事の最中でも適度にインターバルを入れたりするなどして、恒常的にストレスを受けないようにする必要があるのです。

睡眠

睡眠不足はストレスの原因にもなりますが、内臓の働きを弱めてしまうという問題点もあります。

これは卵巣の働きを弱めることにもつながり、女性ホルモンの分泌量を減らしてしまうのです。

睡眠時間を長くしても、睡眠の質が悪いと結果として似たようなことになってしまうので注意が必要になります。

対策は睡眠をしっかりと取ることと、睡眠の質を上げることです。

最近、問題になっているのは夜遅くまでスマートフォンを弄っていることで、スマホの画面から出るブルーライトによって睡眠が浅くなってしまうということもあります。就寝前のスマホ弄りは控えましょう!

ダイエット

ダイエットについては、食事量を無理に減らすことで女性ホルモンの原料が不足してしまうことが問題となります。

中でも重要なのは脂質で、女性ホルモンの原料の一つとなっているのです。

脂質は太るというイメージで、必要以上に減らしてしまうと女性ホルモンが作れなくなってしまいます。

スリムな体になりたいという気持ちは分かりますが、ダイエットのやりすぎで薄毛になってしまっては意味がありません。

脂質はもちろん、タンパク質やビタミンなど、女性ホルモンの生成に欠かせない栄養素はちゃんと摂取するようにしましょう。

冷え

体を冷やすと血行が悪化し、卵巣の働きを低下させ、女性ホルモンの分泌量が減少します。

冬場はもちろん、夏場でも冷房の効いた部屋に長時間いると冷えの原因になりますので、注意してください。

ちなみに、運動不足などで筋肉があまりついていない人は、体が冷えやすくなっています。

熱は筋肉によって作られるもので、筋肉が足りないと発熱量自体が少なくなってしまうのです。

タバコ

タバコについては、ニコチンに女性ホルモンの分泌量を減らす働きがあるのが問題です。

吸えば吸うほど、女性ホルモンが減少してしまうようになっています。

ニコチンには頭皮の血管を収縮させて頭髪の成長に悪影響を与える効果もありますので、女性ホルモンとは関係なく育毛の敵です。可能ならば禁煙してしまいましょう。

アルコール

アルコールは飲みすぎると、卵巣の機能を低下させ、月経異常や排卵欠如などの原因となるという問題があります。

卵巣の機能が低下すると、当然のことながら女性ホルモンの分泌量も減ります。

1日当たりのアルコールの適量は20グラムで、これはビールにすると中瓶1本(500ミリリットル)と、意外と少ないです。

アルコール量の計算式 お酒の量(ml)×[アルコール度数(%)÷100]×0.8
例)ビール中びん1本 500×[5÷100]×0.8=20

出典:(社)アルコール健康医学協会

中瓶1本分(500ミリリットル)ならば簡単に飲めるという人も多いでしょうが、どんどんお酒を飲んでしまうと、完全に適量をオーバーしています。

この量を週に3日以上摂取すると、月経異常などが起きるとされているのです。

もちろん、女性ホルモンも減少し、髪の成長が鈍化します。

髪のためにも、アルコールの量には気をつけてください。

FAGA以外にもある!あなたの薄毛原因を見分けよう!

ただ、薄毛はFAGAによってのみもたらされるものではありません。他の疾患によって薄毛になってしまうこともあります。

女性の場合、FAGA以外の原因として考えられるのは以下の通りです。

・分娩後脱毛症

これは妊娠中には女性ホルモンの分泌量が増加していたものが、出産後に一気に減少してしまったため、頭髪の成長期が短くなってしまうものです。

FAGAのように頭頂部が集中的に薄くならず、全体的に頭髪が抜けていくのが特徴になります。

分娩後脱毛症は基本的に時間がたてば元に戻りますが、なかなか元に戻ってくれなかったり、完治しなかったりするケースもあります。高齢出産の場合に多いので、注意が必要です。

・牽引性脱毛症

ポニーテールなど結える髪形を続けていると、負担によって毛根が弱ってしまい、頭髪の成長が妨げられてしまうというものです。

結えることによって負担がかかる生え際に症状が出やすいという特徴があります。

対策は、髪形を変えて毛根への負担をなくすことです。

悪化すると治らないケースも出てきますので、長期間にわたって髪を結うのはやめた方がいいでしょう。

・粃糠(ひこう)性脱毛症

頭皮の乾燥などでフケが増えて毛穴に詰まり、炎症を起こして頭髪が抜けてしまうものです。

原因については不明なところもありますが、頭皮の乾燥などが関係しているとされています。

洗浄力が強すぎるシャンプーを使うことで頭皮の乾燥を招くケースがあります。

フケが増えてきたなと思ったら、シャンプーをアミノ酸系界面活性剤が配合されているものなどに代えてみてはいかがでしょうか。

・円形脱毛症

硬貨のような円形のハゲが頭部にできてしまうものです。

自己免疫性疾患で原因については分からないことも多いのですが、ストレスなどが引き金となっているとされています。

治すためには医療機関の力が必要になってきますが、少しでも治りを早くするために、上手にストレス解消などを行うことなどが必要になってくるでしょう。

女性の薄毛といっても、実はこれだけの原因があるのです。

それぞれ、薄くなる部分が違うという特徴がありますが、頭髪に異常を感じたら医療機関を受診してみるようにしましょう。

FAGAは女性の脱毛症。女性には女性の対策を!

FAGAについて知っておいてほしいのは、以下の3つです。

・AGAとFAGAの原因は同じDHT
・AGAとFAGAは発症に女性ホルモンが関係しているところが違う
・女性ホルモンの分泌量は生活習慣に左右される

つまり、FAGAを防ぐためには、まず生活習慣をチェックする必要があるということです。

「髪は女の命」といわれるほど大切なものです。

普段から生活習慣や頭頂部の状態に気をつけ、異常を感じたらFAGAを専門に診ている医療機関に相談するなど、女性ならではの対策を取るようにしていきましょう。

育毛する為に知っておくべき「髪が生える仕組み」!!!

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「毛根に刺激を!」というキャッチフレーズ、よく薄毛対策で耳にしますが、毛根と言っても、その中の構造は実に複雑です。

毛根とは、毛乳頭毛母細胞毛根鞘の3つからできている毛の根元のことを指します。
(皮膚の外に見えない部分すべてを毛根と呼ぶこともあります。)

その中心の毛乳頭が「髪を生やす、おしまい」という指令を出すため、毛母細胞が育ち、髪を成長させて発毛したり、逆に毛が抜けたりするのです。

毛根で髪の毛が作られ、皮膚の外側を覆う表皮を通り「髪の毛」として登場する仕組みなのです。

髪の毛は、成長期、退行期、休止期のサイクルがあり、毛乳頭はこの3つのバランスがうまく取れるように働いています。

この3つの時期が5年程度の周期で回転することで、一定量の髪の毛を維持しています。

しかし何らかの理由で、成長期の髪が一気に休止期に入ったり、狂ってしまうことで、髪が育たないままになったり、育ち切れないまま抜けたりすることがあります。

これが「薄毛」と呼ばれる現象です。

薄毛の原因には「毛乳頭の指令がおかしい」「毛母細胞が働かない」などいろいろな理由があります。

今回は、そんな髪の仕組みを詳しく見ていくことにしましょう。

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美しい髪の毛を維持するために!! ~女性の薄毛対策は正しいヘアケアから~

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近年、薄毛の悩みは男性のみの悩みではなくなってきました。

女性の社会進出、子育てと家事の両立…様々な悩みやストレスが女性の薄毛を増やしている現実があります。

女性の薄毛原因は、ホルモンバランスの乱れや睡眠不足、食生活の乱れ、と言った生活習慣の乱れから来るものが主です。

しかし、女性が特に気を付けたいのは間違ったヘアケアです。

間違ったヘアケアは髪に直接的なダメージを与え、薄毛を深刻化させてしまいます。

間違ったヘアケアとは何か、間違ったヘアケアは髪にどんな影響を与えるのか、正しいヘアケアについて理解していきましょう。

【薄毛注意報】誤ったヘアケアは脱毛症の原因に発展!

女性にとって、毎日の髪のお手入れはお肌のお手入れと同じくらい大切です。

しかし、間違ったケアを習慣にしてしまうと肌が荒れていってしまうように、髪もダメージを追い続けてしまいます。

結果として、頭皮の血行が悪くなったり、炎症を引き起こしたりします。

最悪の場合、脱毛症を引き起こし、専門のクリニックなどでの治療が必要になることも。

では、どんな脱毛症が引き起こされてしまうのでしょうか。

びまん性脱毛症

全体が均一に薄くなっていくのが特徴の脱毛症です。

女性版のAGAであるFAGAとも呼ばれており、ホルモンバランスの乱れによっても引き起こされます。

シャンプーのし過ぎや洗浄力の強いシャンプーの使用、定期的なパーマやカラーリングが頭皮に負担をかけているのも原因になります。

美容院などに行くのは月に1度くらいにするのがいいでしょう。

粃糠(ひこう)性脱毛症

大量にフケが出てしまうのが特徴の脱毛症です。

フケがかさぶた状になり、毛穴を塞ぎ、菌を繁殖させて毛根に炎症を起こして脱毛します。

アレルギー症状を持つ方が発症しやすい為、シャンプーの成分に原因がある場合がありますが、シャンプーのし過ぎにより頭皮トラブルが引き起こされることも原因の一つです。

脂漏(しろう)性脱毛症

皮脂の過剰分泌によって毛穴を塞ぎ、毛根付近に炎症を引き起こし赤くなるのが特徴の脱毛症です。

フケが増えたり、かゆみを感じたりすることがあります。

シャンプーが洗いきれていないことや髪を定期的に洗っていないなどが原因の一つになります。

他にも牽引性脱毛症や分娩後脱毛症など、いくつかの脱毛症があります。

しかし、その中でもこのような脱毛症を防ぐ為には正しいヘアケアが重要です。

その為には、自分が間違ったケアを行っていないかを確認する必要があります。

こんなことを習慣にしていたら気を付けましょう。

・朝シャン
・シャンプーのし過ぎ
・熱いお湯で髪を洗う
・ドライヤーのし過ぎ
・自然乾燥

これらすべてに、薄毛や脱毛症を引き起こすリスクがあります。

髪に正しいケアをする為、これらがなぜ薄毛に繋がってしまうのかを理解していきましょう。

朝シャンでハゲる。。原因は「朝」と「洗い方」!

夜遅くまで仕事をして帰ってきた前日や夏の朝。目が覚める、シャンプーの香りをさせて外に出たい。

朝シャンをしたくなる理由はいくつかありますよね。

しかし、朝は髪を洗うのに最も適さないタイミングであると言っていいでしょう。

朝はとても忙しい時間帯ですよね。

そこで問題になるのが、短時間でシャワーを終わらせようとすることでしがちになることです。

シャンプーの役割は、髪の汚れを落とし、頭皮についた余分は皮脂を取り除き、毛穴を健康な状態に保つこと。

しかし、正しく洗えていなければシャンプーはシャンプーとしての役割を果たさず、逆に頭皮や髪を傷めてしまいます。

短時間で済まされてしまう朝シャンで気を付けたいことが大きく3つあります。

シャンプーのすすぎが不十分

急いでいる朝の時間にシャワーを浴びるとシャンプーがしっかりすすげていない可能性が高くなります。

すすぎが不十分だと、シャンプー剤が残り、頭皮が炎症を引き起こして薄毛を促進させてしまいます。

さらに、余分な皮脂が洗い流されず、フケの原因にもなります。

すすぎはシャンプーをしている時間の2~3倍ほど必要です。

シャンプーをすすぐ際は時間をかけてしっかりすすぐ必要があるということです。

しかし、髪を強く洗いすぎないように気を付けましょう。

ゴシゴシと強く洗ってしまうのも頭皮を傷つけていて炎症を引き起こす可能性があります。

指の腹を使い、優しく揉みほぐすようにして洗ってあげてください。

シャンプーのし過ぎ

朝急いでいるからこそしっかり洗おうと何度も洗ったり、朝と晩2回洗ったりはしていませんか。

シャンプーのし過ぎは、必要な皮脂まで落としてしまいます。

皮脂は頭皮を保護する役割があり、それを流し過ぎてしまうと紫外線などの刺激から頭皮を守ることが出来なくなってしまうのです。

シャンプー後から頭皮が正常な状態に戻るまで24時間かかります。

それより前にシャンプーをしてしまうと、皮脂が不足し、頭皮を保護する力が弱くなって細菌が繁殖しやすくなり、炎症やフケを引き起こし、薄毛に繋がっていきます。

適正回数は人によって多少変わってきますが、シャンプーは寝る前に1日1回が適切だと言えるでしょう。

スタイリング剤などをたくさん使った日などは2回洗っても問題はないでしょう。

熱いお湯で髪を洗う

髪には洗う時の適正温度は35度から38度です。

この温度は、頭皮に刺激を与え過ぎず、汚れやホコリ、余分な皮脂を洗い流してくれます。

しかし、40度以上で洗うと必要な皮脂まで洗い流し、シャンプーをし過ぎた時と同じような結果を招いてしまいます。

それ以外にも頭皮に必要なうるおい成分が洗い流され、乾燥しによりフケが増加、細菌を繁殖させやすくし、薄毛に繋がってしまうのです。

髪を洗う際は、こういったことに気をつけて髪をケアすることが大切です。

しかし、これらに気を付けたからと言って、朝シャンによる薄毛や抜け毛は解決できません。

一番の問題は、「朝」にシャワーを浴びているということなのです。

「ゴールデンタイム」という言葉を女性は聞いたことがあるのではないでしょうか。

「ゴールデンタイム」とは、22時~2時の睡眠時に成長ホルモンが最も分泌される時間帯のことです。

このゴールデンタイムに分泌される成長ホルモンが髪に重要な働きをします。

成長ホルモンは髪にこんな働きをしてくれます!

・毛母細胞の働きを活性化

・頭皮のダメージを修復

・髪の主成分-ケラチンというタンパク質の代謝を促進

・ヘアサイクルの乱れを改善

ヘアサイクルとは、「成長期→退行期→休止期」が繰り返されている髪の周期のことです。

つまり、髪は生え、伸び、抜け、生える、を繰り返しているということになります。

薄毛は、成長期(生える)の時間が短くなり、細い髪の毛が育ってしまうことで起こります。

薄毛を改善する為には成長ホルモンの働きを最大限に活かす必要性があります。

毛穴や頭皮の汚れを落としてから「ゴールデンタイム」である22時~2時に睡眠を取ることが大切です。

頭皮環境を整える前に、ゴールデンタイムに睡眠をとっても成長ホルモンは正常に働くことができません。

朝シャンはとても便利ではありますが、薄毛の繋がるリスクを多く持っています。

お風呂に入る際は、シャンプーの仕方と温度に気を付けながら、夜に入ることが重症です。

キレイな髪の毛へ!髪のダメージ軽減には「乾かし方」

髪を乾かす時、あなたはドライヤー派ですか?自然乾燥派ですか?

どちらもメリット、デメリットが存在しますが、ポイントは「乾かし方」!

ドライヤーは、髪に熱ダメージを与えてしまいます。

これは、髪を乾かし過ぎていることが原因で起こります。

すべての水分を乾かしてしまうと、必要な水分が残らず、髪の毛を痛めるのです。

一か所に集中してドライヤーを当ててしまっている場合、熱と乾燥により頭皮を痛めます。

自然乾燥は、逆に余計に水分を残しまいます。

濡れすぎているとキューティクルが開いたままの状態になってしまい、トリートメントやコンディショナーなどで補ったうるおい成分が全て排出されていってしまいます。

つまり、ドライヤーを使用する際は、乾かし過ぎに注意をし、自然乾燥の場合は水分をしっかり取ることが重要です。

どちらが良いかというとドライヤーで乾かす方が良いでしょう。

自然乾燥のメリットは、熱ダメージを与えずに済むということです。

しかし、タオルドライをする時に十分に水分を取れていないのが一番の問題になります。

余計の水分を含んだままの頭皮や髪は細菌を繁殖させ、頭皮環境を乱し、薄毛になりやすくしてしまうのです。

ドライヤーを正しく使用することで、キューティクルを守り、細菌などの繁殖を防ぎ、頭皮環境を正常に保つことができるのです。

その為にも正しい髪のドライヤーでの乾かし方を知りましょう。

ドライヤーでの正しい乾かし方

1.タオルで髪をはさみ込むようにしながら水分を吸収させていきます。

髪をこすってしまうとキューティクルが傷ついてしまうのでやさしく水分をタオルに押し出すようにします。

2.タオルで水分を吸収したら、髪をかき分けて20センチくらい離して頭皮にドライヤーをかけていきます。

この時に同じところばかりに風があたると髪の毛が傷んでしまうおそれがあります。

ドライヤーを左右に動かしながら風をあてるようにすると髪を傷めずに乾かすことができます。

3.頭皮が乾いたら今度は髪の根元から毛先に向かってドライヤーをかけていきます。

ある程度乾いてきたら冷風に切り替えて髪の毛を冷やすようにします。

キューティクルは温められると開いてしまうので、これを閉じるために冷風で冷やします。

コンディショナーのうすおい成分も髪に閉じ込めることができます。

ドライヤーをする時は、ブラッシングにも気を付けましょう。

ブラッシングをし過ぎると摩擦によってキューティクルをはがし、枝毛を増やしたり、健康な髪を抜いてしまったりことがあります。

ブラッシングをする時は、髪の根本から毛先に向かってゆっくりブラッシングをしてあげましょう。

正しいヘアケアと習慣で薄毛を予防、改善!

・朝シャンではなく、夜シャン
・シャンプーはしっかりすすぎ、優しく洗う
・ゴールデンタイムに睡眠して成長ホルモンを活用
・ドライヤーは「水分」の減りすぎに注意
・自然乾燥は「水分」の残りすぎに注意
・自然乾燥よりもドライヤー
・正しい乾かし方でドライヤーと仲良く

毎日のヘアケアは美しい髪を維持するためにとても重要なことです。

しかし、間違ったヘアケアを続けてしましまっていると頭皮と髪にダメージを与え続けることになってしまいます。

薄毛はいきなり始まるのではなく、毎日のダメージの蓄積によって少しずつ進行していっている可能性が十分にあります。

それを防ぐだめにも、正しいヘアケアを身につけることが大切です。


正しいヘアケアは、頭皮環境を整えてツヤのある美しい髪を維持してくれるのよ。

将来の薄毛から脱毛症への進行も予防することができるんだって!

だけど、髪の健康はヘアケアのみでは保つことはできないの。

女性が特に気を付けたいのは、女性ホルモンの乱れ、過度なダイエットによる栄養不足…これらも薄毛の原因に。。。

睡眠やストレス、喫煙や飲酒などにも気を配り、正しいヘアケアと共に強くて美しい髪を作り、維持していくことが大切よ!

女性用の薄毛の薬にはどのようなものがある? 服用法と効果に違い

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AGA(男性型脱毛症)はその名から男性に特有の疾患だと思っている人も多いでしょうが、実は女性もAGAを発症することがあります。

女性のAGAは「FAGA」という別名があるのですが、原因がDHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモン由来物質であることは同じです。

では、なぜFAGAという名前で呼ばれているのかというと、女性と男性では発症メカニズムや治療法が異なっているからです。

実際、男性のAGA治療に使用されている薬の中には、女性には処方が認められていないものがあります。

AGAとFAGAにはどのような違いがあるのか、なぜ男性の治療薬が女性には使用できないのか、女性にはどのような薬が処方されているのかなど、女性の薄毛の特徴について説明していきましょう。

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糖尿病は薄毛の原因の1つ! 生活習慣の乱れが影響

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薄毛になってしまう症状にはAGA(男性型脱毛症)や円形脱毛症などいろいろなものがありますが、糖尿病を発症してしまうと薄毛の原因に。

キャスターの小倉智昭さんが糖尿病で薄毛になってしまい、カツラのお世話になっていることは有名ですね。

なぜ糖尿病が原因で薄毛になってしまうのか、糖尿病にならないためにはどのような対策が必要なのかなどについて、説明していきましょう。


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頭皮の状態によって使い分け!育毛剤と育毛トニックの違い

育毛剤と育毛トニックは同じ働きのように見えますが、働きかける所に違いがあります。

育毛トニックという名称は、整髪剤にあるヘアトニックとヘアリキッドにある「ヘアトニックは頭皮用」として「ヘアリキッドは毛髪用」として使い分けられています。

育毛トニックはヘアトニックの名称からきているものです。

頭皮の「毛穴の収縮力をつけることで抜け毛を予防」して「フケやカユミの元になる菌や乾燥」などの症状がある時に殺菌・保湿作用をするものが主な働きです。

つまり、頭皮のケアをするものが育毛トニックの働きと言っても良いでしょう。

メントールやエタノールを多く含ませているので、清涼感・爽快感がありスッキリします。

*近年、血行促進作用を配合させた育毛トニックも発売しています。

育毛剤は「毛髪の育毛や頭皮の血行を促進する天然成分」が多く含まれています。

育毛トニックのように、殺菌・保湿作用でフケやカユミを抑えて抜け毛も予防します。

育毛剤の目的は「頭皮を整えて毛髪を育てたり保護したりする有効な天然成分を配合されている」ものですから、頭皮だけのケアをするものではなく毛髪もケアするものなので育毛トニックと比べると価格にも差が出てきます。

育毛剤はメントール・エタノールなどを多く含ませていないものが多く、爽快感や清涼感を出すことはないですが、「血行促進作用や育毛作用」は育毛剤の働きが大きい」と認識した方が良いでしょう。

今回は、育毛トニックと育毛剤の違いや使用方法について解説していきます!

育毛剤と育毛トニックの違い

育毛剤と育毛トニックの違いは、頭皮の保湿や殺菌をして抜け毛を予防する役目をするものと頭皮を整える役目に加えて毛髪のトラブルを改善することや育毛できるところに違いがあります。

育毛トニックは、一般的なイメージで言うと爽快感・清涼感があり頭皮がスッキリした気分を味わうことができます。

毎日、頭皮のコンディションを守る時の整髪剤として使用するなど、一時的なカユミやフケ・抜け毛予防をすることに使用すると良いものです。

また、現在の育毛トニックは、血行促進成分を配合しているものが多くなっています。

新しく発売されている育毛トニックは、今でも育毛剤に比べると安価で購入することができます。

しかし、効果的に働く成分を比較してみると清涼感を出すためのメントールや保湿剤・殺菌などの抗炎症剤が主に含まれているもので、血行促進成分は含まれていても育毛できる成分はないと言えます。

育毛剤は、

「パーマやカラーで髪が傷んできた」
「毛髪が細くなってきた」
「最近抜け毛が多くなってきた」
「頭皮の乾燥やフケが気になる」
など、

頭皮や毛髪のトラブルが起きた時に使用すると効果が期待できるものになります。

初期的な抜け毛や育毛対策ができるものが育毛剤です。

育毛トニックにも従来のものと現在のものと比べると、含まれている成分にも違いがあります。

従来の育毛トニック

従来からの育毛トニック(理容・美容院)で使用されているもので市販もしているものです。

<従来の育毛トニック例>

名称 プリミナ・アドバンス価格 約¥1400
薬効成分センブリ抽出液(スエルチアマリンKI)

ビタミンE(酢酸トコフェロール)
殺菌作用オクトピロックス(ピロクトン オラミン)
刺激成分トウガラシチンキ
清涼成分i-メントール・エタノール・無水エタノール・精製水
クレンジング性能イソノナン酸イソノニル
噴射原料二酸化炭素

従来の育毛トニックは、殺菌成分と刺激成分・薬効成分で構成されていたため、清涼感と刺激成分の効果が強かったため使い続けると、頭皮トラブルになることが多くありました。

現在販売されている育毛トニック

今でも変わらない成分は「清涼成分」の多さですが、薬効成分には大きな違いが出てきています。

<新しい育毛トニック例>

名称 スカルプDジェット価格 約¥3200
薬効成分カッコンエキス・豆乳発酵液・ニンジンエキス・タケノコ皮抽出液・イリス根エキス

チンピエキス・ホウセンカエキス
抗炎症・抗アレルギー作用グリチルリチン酸ジカリウム
血行促進成分酢酸DL-α-トコフェロール・タマサキツヅラフジアルカロイド
清涼成分 バンジロウ葉エキス・i-メントール・エタノール・無水エタノール・精製水
保湿剤グリセリンモノ2‐エチルヘキシルエーテル・濃グリセリン・1,2-ペンタンジオール・BG
可溶化剤ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
噴射剤二酸化炭素・DME

主に、薬効成分の数が多くなっていることと菌を抑制する成分の違いや血行促進作用がある成分を取り入れていますので、配合されている量が多い育毛トニックは価格も高くなっています。

育毛剤は、噴射剤を含まないですし清涼成分も含まれている量に違いがあるため、育毛トニックと違い清涼感・爽快感はありません。

育毛剤に含まれている成分

育毛剤フィンジア価格 約¥9,980
植物有効成分センブリ・ボタンビワ葉・フユボダイジュ花
キハダ樹皮・褐藻ヒオウギ・ヒキオコシ
抗炎症作用・保湿パンテノールグリチルリチン酸2K
アミノ酸+合成成分キャピキシル5%アカツメクサ+アセチルテトラペプチド-3
ミノキシジル誘導体ピディオキシジル2%
発汗作用カプサイシン

上記の育毛剤には、イソフラボンを多く含む「キャピキシル」や「ピディオキシジル」(ミノキシジル誘導体)が含まれるようになっています。

強い毛髪に育てる成分が配合されています。

育毛剤は「毛髪を強く育てるために必要な成分を配合している」ところが価格にも違いが出ています。

育毛剤と育毛トニックの効果

育毛トニックを使用する時は、普段の生活でカユミなどの不快感があった時や頭皮の乾燥を感じた時に使用すると殺菌・保湿をしたり毛穴を収縮させたりしてカユミを防ぐ効果が得られます。

但し、育毛をすることで使用してもあまり効果が得られないものですから、育毛をする時は育毛剤を使用するようにしましょう。

*i-メントールが配合されているので頭皮がスッキリして気持ちが良い商品です。

育毛剤を使用する時は、普段よりも髪が細くなってきている時や抜け毛を感じる時などに使用すると、カユミやフケを防ぎ抜け毛を予防し毛髪のツヤ・コシなどの改善をすることができるます。

育毛トニックと育毛剤の宣伝では、AGAでも発毛するようなことを掲載しています。

しかし、どんな症状や年齢でも対応できるものだとは限りませんので、過剰に信じることは止めましょう。

AGAや薄毛の治療を考えている人はAGAクリニックへ行って内服薬治療する方が早く解決することを覚えておいてくださいね。

育毛剤は、あくまで頭皮や毛根のまわりを清潔に保つ効果で育毛できる環境を作るものです。

AGA治療薬にも外用薬がありますが、外用薬の成分を全て毛根まで届かせることは難しいのです。

AGAクリニックでも内服薬の効果が早いので外用薬を使用することは少ないです。

※皮膚科の治療では外用薬を使用することが多いです。

名称育毛トニック育毛剤
使用方法一時的に起きた頭皮のカユミや不快感・抜け毛がある時に使用すると効果があるカユミやフケを防ぎ普段よりも抜け毛が多くなったり毛髪が細くなったりツヤやハリがなくなった時に使用すると効果がある
洗髪後洗髪後軽くタオルで水分を取りますが毛髪が濡れた状態で使用します
頭皮をマッサージしてからドライヤーで乾かします
毛髪や頭皮が完全に乾いてから使用して
マッサージを行います
清涼感・爽快感あるない
カユミやフケの効果あるある
血行促進効果ない(あるものが販売されている)ある
育毛効果期待薄いある

使用方法によっては頭皮に悪影響

育毛トニックを使用する時は、頭皮に湿疹やかぶれを起こしていないか確認してから使用するようにしましょう。

一時的に起きる頭皮の不快感・カユミに効果がありますがトニックの成分は強いので、湿疹やかぶれを悪化させてしまいます。

湿疹やかぶれがある時は、他の治療薬を使用して治してから育毛トニックを使用するようにしましょう。

育毛剤を使用する時も、同じことが言えます。

育毛剤にも刺激成分である血行促進成分で、湿疹やかぶれがある時に使用すると悪化させてしまうことがあります。

必ず、使用する前には湿疹やかぶればないか確認してから使用するようにしましょう。

また、育毛剤を薄毛の「治療」に使用しても効果は現れませんから注意が必要です。

育毛剤は、頭皮の環境を整えて毛髪を育てることができても発毛させることができないものです。

育毛トニックと育毛剤を併用して使用することは止めておきましょう!

育毛トニックと育毛剤を併用して使用すると両方の成分が重なることで頭皮に負担がかかってしまい、頭皮の炎症を引き起こして悪化させることがあります。

育毛トニックと育毛剤には、「血行を促進する成分と刺激成分」が含まれています。

この成分が必要以上に頭皮にかかってしまうことで炎症を引き起こす原因になります。

炎症をひき起こすとカユミが止まらなくなり、頭皮が赤く腫れることや強く爪でかいてしまうことで湿疹や化膿させてしまうことになりますので、併用して使用することは止めましょう。

炎症や化膿してしまうと対処できなくなりますので、皮膚科で炎症を抑えるステロイド剤で治療することが必要になります。

育毛トニックと育毛剤の使用は、どちらか一つに決めて使用するようにしましょう。

2つの商品の決定的な違いは「成分」にあり!

育毛トニックと育毛剤の大きな違いは、毛髪の保護・保湿・育毛できる成分が含まれているかいないかの違いです。

育毛トニックは、主に頭皮を中心にした有効成分を配合しています。

育毛剤は毛髪と頭皮の両方に効果がある有効天然成分が含まれています。

抜け毛を予防する作用は、育毛トニックと育毛剤共にありますが毛髪を育てるための栄養素は育毛剤にあると覚えておくと良いでしょう。

育毛トニックは一時的に、育毛剤は継続的に!

育毛トニックと育毛剤の違いと効果は、下記の表になります。

育毛トニック育毛剤
毛髪を育てることは難しい毛髪を育てることができる
頭皮中心のケアができる毛髪と頭皮中心にケアができる
清涼・爽快感がある清涼・爽快感がない
価格は安い価格は高い

育毛トニックは、普段の頭皮のケアをする時に一時的に起きた頭皮の不快感や抜け毛の時に使用すると、頭皮の清涼感を与えて頭皮の不快感・殺菌・抜け毛の予防作用で効果を現わすものです。

つまり、頭皮のケアをするものと認識する方が良いでしょう。

また、育毛剤のように育毛で効果的に働くものは少ないです。

育毛剤は、毛髪のトラブルが起きた時や普段よりも抜け毛が多くなった時に使用すると頭皮環境を整えて毛髪に必要な栄養分を補給します

毛髪のトラブルを回復させて抜け毛を予防し強い毛髪に育てることができます。

つまり、育毛剤は抜け毛を予防し毛髪を育てる効果があるものです。

ただし、薄毛やAGAの「治療」ができるものではないことは覚えておきましょう。

育毛剤・育毛トニックのそれぞれの効果

<育毛トニックと育毛剤の効果>

育毛トニック

・抜け毛の予防効果
・カユミフケを抑える抗炎症効果
・頭皮の保湿効果

育毛剤

・抜け毛の予防効果と毛髪の栄養補給や保護
・カユミやフケを抑える抗炎症効果
・頭皮・毛髪の育毛・保湿効果

頭皮の保湿・カユミを抑える抗炎症作用や抜け毛予防ができる効果があるものが育毛トニックです。

毛髪を強く育てることや頭皮の状態を保湿して安定させる効果があるものが育毛剤です。

併用して使用はしないこと!

併用すると湿疹・かぶれの原因になる恐れがあります。

育毛トニックと育毛剤の有効成分が重なると、頭皮に必要以上に刺激を与えることになります。


頭皮は敏感肌だから、毛髪や頭皮の状態に合わせて1つに絞って使用するといいぜ。

湿疹やかぶれを起こすと治りが遅くなって、皮膚科の治療を受けることになりかねない。

使用する前には必ず頭皮の状態(湿疹やかぶれ)がないか確認してから使用するように!

湿疹やかぶれがあると悪化させる恐れがあるから、湿疹・かぶれを治してから使用してくれ!

髪の毛にも栄養は必須!栄養不足な状態は薄毛につながる恐れ

薄毛の原因にはAGA(男性型脱毛症)や頭皮の状態悪化など、いろいろなものがあります。

その薄毛の原因のひとつに栄養不足があるのはご存知でしょうか。

髪の成長には栄養分が必要ですが、その栄養が足りないことで髪の成長が抑制され、ヘアサイクルが乱れてしまうのです。

栄養とヘアサイクルとの関係、髪に必要な栄養素にはどのようなものがあるのか、どのように摂取するのが効果的なのかなど、髪と栄養との関係について説明していきましょう。

ヘアサイクルを乱し、髪の成長を乱すのは「栄養不足」

髪と栄養との関係について説明する前に、そもそもヘアサイクルとはどのようなものなのかについて知っておきましょう。

生き物に寿命があるように、髪にも寿命があります。生え始めから伸び盛り、停滞期を経て、最終的には寿命によって抜けてしまうようになっています。

薄毛でない人にも抜け毛があるのはこのためで、この一連の流れがヘアサイクルです。

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髪が生え始めてからグングン伸びていく時期が成長期です。ヘアサイクルが正常な人の場合、長さは2~6年とされています。

次に髪の成長が鈍くなる停滞期が来ます。これは2週間程度と短くなっています。

最後は、頭髪の成長がストップし、抜けるのを待つだけの休止期になります。これが3~4カ月です。

このように、ヘアサイクルにおいては成長期が圧倒的に長くなっています。

頭髪の9割前後が成長期で、残りが退行期と休止期とされています。

薄毛の人の場合、ヘアサイクルの乱れによって成長期が短くなっているのが問題です。

髪が十分に成長していないうちに抜けると次の準備ができていませんので、髪が生えてない期間が長くなります。

発毛を待っているうちに他の髪も次々と抜けてしまい、薄毛になってしまうというわけです。

ヘアサイクルが乱れているかどうかを確認するためには、抜け毛の毛先が尖っているかどうか確認してみましょう。

成長期の長さが正常な状態ならば、3年近く散髪をしていないことはあり得ませんので、毛先が平らになっています。

ところがヘアサイクルが乱れていると、散髪に行く前に髪が抜けてしまうこともあるため、毛先が尖っているのです。

栄養不足は、ヘアサイクルを乱してしまう原因のひとつとなります。

髪はケラチンというタンパク質で作られていますし、伸びるためには細胞分裂のためのエネルギーも必要です。

髪が伸びるためには、それなりの栄養分は必要になります。

ところが栄養が不足していると、頭髪の原料も細胞分裂のためのエネルギーも足りなくなります。

この結果、髪の成長が抑制され、十分に成長する前に抜けてしまうようになり、薄毛を招くのです。

栄養不足の原因は、過剰なダイエットや、偏食などによる乱れた食生活などが考えられます。

こうした問題を解決し、髪に必要な栄養分をしっかりと摂取するようにしないと、薄毛の問題は解決しません。

知っておこう!髪を作る「三大栄養素」

では、髪を成長させるためには、どのような栄養素が必要なのでしょうか。

髪の成長には色々な栄養素が関わっているんだな。

髪のために絶対に摂取しなくてはならない
「三大栄養素」は
タンパク質、ミネラル(主に亜鉛)、
ビタミン(主にB2とB6)
なんだなあ。

それぞれの栄養素は、どのような形で髪に影響を与えているのだろう?

・タンパク質

髪はケラチンというタンパク質からなっていますので、材料であるタンパク質の摂取が必要になるのは簡単に理解できるでしょう。

ただ、ケラチンは食物から摂取できないので、体内のアミノ酸から生成するしかありません。

ケラチンの生成に必要なアミノ酸は18種類で、このうち最も多いのがシスチンです。

タンパク質はアミノ酸の集合体ですから、薄毛防止のためにはシスチンが多いタンパク質を含む食品を摂取すればいいということになります。

シスチンを多く含む食べ物には、以下のようなものがあります。

国産大豆 620mg
カシューナッツ 490mg
あずきあん 410mg
ささげ豆 360mg
豚レバー 360mg
いずれも100グラム当たり

タンパク質というと肉類や魚介類をイメージする人が多いですが、シスチンは穀物や豆類に多く含まれている栄養素なのです。

肉類や魚介類に偏ることなく、バランスの良い食生活を送ることが髪の成長を高めることになります。

・ミネラル

ミネラルのうち、髪の毛に最も必要となってくるのは亜鉛です。

なぜなら、ケラチンの生成のためには亜鉛が必要となってくるからです。

たとえシスチンを積極的に摂取していても、亜鉛が不足しているとケラチンが生成されず、せっかくのシスチンが「宝の持ち腐れ」になってしまいます。

亜鉛にはこれ以外にも、5α-リダクターゼという酵素の働きを抑える働きもあります。

5αリダクターゼは男性ホルモンからAGAの原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモン由来物質を生成するために必要なので、亜鉛を積極的に摂取すればDHTの生成を抑えることができ、抜け毛を減少させる期待が出来ます

亜鉛は、以下のような食べ物に多く含まれています。

牡蠣 13.2mg
ビーフジャーキー 8.8mg
豚レバー 6.9mg
煮干し 7.2mg
たたみいわし 6.6mg
いずれも100グラム当たり

この中でも、牡蠣の亜鉛の含有量はダントツです。

育毛を考えるならば、積極的に摂取すべき食べ物だと考えていいでしょう。

・ビタミン

そして、シスチンと亜鉛によってケラチンを十分に生成したとしても、まだ問題があります。

それは、毛母細胞の働きが活性化されていないと、ケラチンがあっても頭髪は伸びてくれないのです。

特にAGAを発症している人はDHTによって毛母細胞の活力が失われていますので、なおさらです。

毛母細胞を活性化させるためにはビタミンB2、B6が必要になってきます。

これらを積極的に摂取することで毛母細胞の分裂が活発になり、ケラチンをしっかりと生かすことができるようになるのです。

ビタミンB2が多く含まれている食べ物は次の通りです。

豚レバー 3.60mg
牛レバー 3.00mg
焼き海苔 2.33mg
鶏レバー 1.80mg
とうがらし 1.40mg
いずれも100グラム当たり

ビタミンB6は以下の表のようになっています。

ニンニク 1.50mg
ピスタチオ 1.22mg
まぐろ(びんなが) 0.94mg
牛レバー 0.89mg
まぐろ(赤身) 0.85mg
いずれも100グラム当たり

これ以外にもビタミンEには血液をサラサラにして頭皮の血行を良化させる働きがありますし、ビタミンCは抗酸化作用によって動脈硬化を防いでくれます。これらも一緒に積極的に摂取していきましょう。

髪に嬉しい効果があるのは三大栄養素だけじゃない!

上記の三大栄養素以外にも、頭髪の成長に良い影響を与える栄養素があります。

代表的なものとしては、以下のようなものがあります。

・フコイダン

・S-アリルシステイン

・アスタキサンチン

・オメガ3脂肪酸

・大豆イソフラボン

どのような効果のものが、どのような食材に含まれているのでしょうか。

・フコイダン

コンブをはじめとする海藻を触るとヌルヌルしていますが、このヌルヌルに含まれている水溶性食物繊維がフコイダンです。

フコイダンにはFGF(線維芽細胞増殖因子)の一種であるFGF-7の生成量を増やす働きがあります。

FGF-7は別名をKGF(ケラチン細胞増殖因子)といい、ケラチンを主成分としている髪の成長力を上げるという効果があります。

実際にFGF-7を頭部に塗布したところ、頭髪の成長力がアップしたという臨床試験のデータも存在します。
「参考:日本EGF協会

・S-アリルシステイン

S-アリルシステインはニンニクに含まれている栄養素で、IGF(インシュリン様成長因子)の一種であるIGF-1の生成量を増やす働きがあります。

IGF-1は毛母細胞の分裂を促進させる働きがあり、これによって頭髪の成長を促してくれます。

ちなみに、医療機関で行われている「HARG療法」は頭皮に成長因子を注入して頭髪の成長を促すものですが、FGF-7とIGF-1はいずれもその成長因子の中に含まれています。

・アスタキサンチン

サケの身は赤みを帯びていますが、この赤い色素の含まれているのがアスタキサンチンです。

アスタキサンチンにはIGF-1の生成量を増やす働きに加えて、抗酸化作用があります。

抗酸化作用とは、活性酸素の働きを抑えるものです。

活性酸素は免疫力を高める一方、増えすぎると正常な細胞を傷つけて老化させてしまいます。

これが血管に起こると動脈硬化を起こし、血流が悪化します。血流の悪化は毛母細胞に供給される栄養分を減少させ、頭髪の成長抑制を招きます。

アスタキサンチンによって活性酸素の働きを抑えることで動脈硬化を防ぎ、血流が悪化しないようにすることで、頭髪の成長力をキープすることができるのです。

・オメガ3脂肪酸

脂質というと頭皮の皮脂過剰や動脈硬化につながるなど、育毛にとってはマイナスのイメージが強いです。

ところが、植物性油脂や魚介類などに含まれているオメガ3脂肪酸は動脈硬化を防止するなど、育毛にプラスの効果があります。

オメガ3脂肪酸は血液中の脂質濃度を減らす働きがあります。

動脈硬化のもうひとつの原因は、LDL(悪玉コレステロール)が血管内部に付着し、傷ついてしまうことです。

オメガ3脂肪酸は血液中のLDL濃度を下げる働きがあり、これを防止してくれるというわけです。

・糖質

ダイエットといえば真っ先に糖質をカットする人が多いですが、全く摂取しないというのも考えものです。

なぜなら、毛母細胞の分裂にはエネルギーが必要だからです。

糖質が足りなければエネルギー不足になり、毛母細胞の分裂が抑えられてしまいます。

糖質は過剰に摂取すると太ってしまい、成人病の原因となります。

ただ、だからといって全く摂取しないというのも誤りで、ある程度の摂取は必要になってくるのです。

薄毛に負けないための「栄養素と食材」の取り扱い方

髪のためのどのような栄養分が必要なのは分かりましたが、問題はそれをどのように摂取していくかです。

調理の方法が悪いと、食材にたくさんの栄養素が含まれていてもちゃんと摂取できません。

どのように取り扱うことで、栄養素を効率的に摂取できるのでしょうか。

・タンパク質

育毛効果のあるビタミンB2、B6、カルシウムやマグネシウムといったミネラルにはタンパク質の吸収率を高める働きがあるので、一緒に摂取するようにしましょう。

卵のように加熱することでタンパク質の吸収率が上がるものもあります。卵もシスチンを多く含んでいますので、加熱して吸収率をアップさせるようにしていきましょう。

・ビタミン

育毛効果のあるビタミンB2、B6は水溶性で水に流れ出しやすく、熱に弱いという問題点があります。

調理する際に包丁などで切るのではなく、手でちぎることでビタミンB2、B6が流れ出しにくくなり、摂取量が増加します。

熱についても同様です。さすがに肉類に含まれているものについては熱しないと摂取できませんが、野菜に含まれているものについては生で食べるようにした方が効果的です。

熱を加える場合は、電子レンジを使えばビタミンB2、B6が破壊されにくくなります。

・ミネラル

髪の成長に必要なミネラルである亜鉛の問題点は、吸収率が20~40%と高くないことです。

吸収率をアップさせるためには、ビタミンCと亜鉛を一緒に摂取する必要があります。

この2つを同時に摂取することができるのが、柑橘類です。

牡蠣を食べるときには、調味料としてレモンやスダチ、ユズなどの柑橘類を使用すると、亜鉛の吸収率がアップします。

逆にお茶やコーヒーに含まれるタンニンや、ホウレン草に含まれるシュウ酸、カルシウムなどは亜鉛の吸収率を下げてしまいます。

カルシウムはタンパク質の吸収率を上げますが、亜鉛に対しては逆に働きますので、注意が必要です。

食生活を見直して、髪に必要な栄養素をあげよう

食生活の乱れは、薄毛の原因のひとつです。

過剰なダイエットをしていたり、食べるものが偏っていたりはしていませんか?

いくらスリムな体になっても、同時に薄毛になってしまったのでは意味がありません。

頭髪に必要な栄養素を過不足なく摂取することが大切だ。

その為には、好き嫌いをしないでバランスの良い食生活を送ることが重要だぞ。

問題点を発見したら食生活を改善しよう!

健康にも良いし、髪に必要な栄養素を毛根にちゃんと運ばれるようにしていこうな!