安くておすすめの育毛剤がある!? 髪のお悩み症状別におすすめの10選をご紹介

薄毛や抜け毛が気になった時に、手軽に始めることができるアイテムとして育毛剤があります。

誰でも、「低価格で効果がある」育毛剤を使用したいと思いますよね?

育毛剤選びの時に、「価格が高いもの=効果がある」と思いがちです。

育毛剤は低価格のものから高価格までピンキリですが、価格の違いは何か知っていますか?

育毛剤の価格の差は、育毛剤に配合されている成分によって決まるのです。

高価格な育毛剤というのは、育毛成分が配合されているのはもちろんですが、頭皮の刺激を抑える天然成分が配合されています。

天然成分を多く配合しているものほど、どうしても割高になってしまうのです。

とはいえ、価格が高いから必ずしも効果があるとは言えません。育毛剤は継続して使用することが必要なので、どうしても価格を目安に選びがちです。

しかし本当に重要なのは、価格ではなく配合されている成分内容なのです。

本記事では、育毛剤の価格と効果の関係について見ていきます。

あわせて、毛髪のお悩み症状別におすすめの育毛剤をご紹介します。

ぜひ自分に合った育毛剤選びの参考にしてください。

低価格の育毛剤は成分濃度も低い傾向にある

ドラッグストアなどの店頭で販売されている市販の育毛剤は、手軽に購入できて、低価格なのが魅力です。安いものであれば、2,000円台から購入が可能です。

しかしなぜ低価格で育毛剤の販売が可能なのか、理由が気になりますね。

もちろん企業努力の結果もありますが、大きな理由は有効成分の濃度が低いということです。

有効成分を低くすることでコストを抑えることができ、結果として低価格で販売することができるのです。

それでは有効成分の濃度が低いなら、何の成分で補っているのかというと、それはです。

有効成分の濃度を低くする代わりに、水で補っているのです。

さらに大手メーカーの育毛剤であれば、宣伝広告も多大に行っています。

ご承知の通り、商品の宣伝広告をするためには多大な費用がかかります。

当然ですが宣伝広告費は商品にも上乗せされていることを鑑みますと、育毛剤として本当に安い商品であるとは言えないところがあります。

手軽に購入できるのはよいですが、価格が安い育毛剤の購入を検討する際はこの点を考慮するべきです。

有効成分の配合量や濃度は高価格な育毛剤が優る

低価格な育毛剤の特徴として、有効成分の濃度が低いだけでなく、添加物が使用されている傾向があります。

代表的な添加物は、パラベンや石油系界面活性剤、シリコン、防腐剤などです。

頭皮に良くない添加物をたくさん使用する理由は、製造コストを抑えることができ、さらに店頭に長く置くことを考慮しているからです。

防腐剤などが含まれていれば、それだけ商品の持ちが長くなるので、店頭販売可能な期間が長くなる、ということです。

しかし、添加物は頭皮に悪影響も与えます。人によっては、頭皮にかゆみや炎症、湿疹が出る可能性もあります。

特にもともと敏感肌の人、アレルギーがある人は注意が必要です。

一方、高価格な育毛剤は、天然由来の漢方エキスや海藻エキスなどが高濃度で配合されている傾向があります。

育毛成分が高いだけでなく、頭皮に使用しても肌トラブルが起こりにくいのです。

通販限定で扱っている育毛剤は店頭に置かずに在庫を抱えなくて済むから、添加物の配合を最小限に抑えることができる。

通販限定の育毛剤は育毛効果が高いだけじゃなく頭皮トラブルの可能性も低いから、安心して使用できそうだ。

 低価格な育毛剤VS高価格な育毛剤 その効果に違いはない!?

低価格な育毛剤と、通販で販売されているような高価格の育毛剤、効果において違いはあるのでしょうか?

いくら低価格で購入しやすくても、育毛成分が低い商品であれば育毛の効果は低いです。

一般的な考えでは、「低価格の育毛剤=効果がない」「高価格の育毛剤=効果がある」となります。

確かに低価格の育毛剤と、高価格の育毛剤を同じ条件で使用してみると、確率としては高価格の育毛剤の方が効果の出る可能性は高いです。

その理由は、高価格の育毛剤には育毛成分がしっかりと配合されているからです。

育毛剤は継続して使用することが大事ですが、あくまでも育毛のための有効成分が含まれていることが前提です。

そのため、低価格な育毛剤を長期間使用しても、育毛の効果はあまり期待できません。

とはいえ、高価格な育毛剤であれば、必ず効果があるというわけでもありません。

育毛剤に有効成分が高濃度で配合されていても、育毛の効果には個人差があります。

また薄毛、抜け毛の進行具合によっても育毛剤の効き目は異なります。

育毛成分にはどんなものがあるの? 作用と期待できる効果

育毛剤に含まれる育毛成分は数多くありますが、ここでは代表的な成分をご紹介します。育毛剤を選ぶときの成分の目安にしてください。

M-034

M-034は天然の海藻エキス由来の成分なので、副作用がなく安心して使用できます。M-034は抜け毛防止効果と発毛促進効果が認められています。

センブリエキス

センブリはリンドウ科の植物です。そのセンブリから抽出されたセンブリエキスは、頭皮の血行促進や抗酸化作用の効果があります。

ヒオウギエキス

ヒオウギという植物の根から抽出されたエキスです。ヒオウギエキスにはイソフラボンが高濃度で含まれており、肌の潤いや毛髪を作る働きがあります。

オウゴンエキス

コガネバナという植物の根から抽出したエキスです。オウゴンエキスには、男性薄毛の最も大きな要因であるAGA(男性型脱毛症)を引き起こす、5αリダクターゼの働きを抑制させる作用があります。

この作用がDHT(ジヒドロテストステロン)という脱毛ホルモンの生成を減らすため、脱毛を防ぐ効果が期待できます。

グリチルリチン酸ジカリウム

甘草に含まれるグリチルリチン酸とカリウムを融合した成分です。

グリチルリチン酸ジカリウムは抗炎症作用があるため、皮脂の過剰分泌による頭皮の毛穴の炎症を抑えることができ、薄毛や抜け毛を予防する頭皮作りができます。

バイオポリリン酸

毛乳頭に働きかけ、育毛に効果的なタンパク質FGFという成分を髪に届けてくれます。バイオポリリン酸は肌への浸透力が高いのも特徴です。

男女別に特化した育毛剤を使い分けよう

最近の育毛剤といえば、低価格、高価格のいずれの育毛剤でも、男性用、女性用として多くの商品が販売されています。

男性用、女性用として販売されている育毛剤ですが、なぜ男女別に分けているか知っていますか?

大きな理由は、男性と女性は体質の違いがあるからです。

一般的に男性用の育毛剤は、皮脂を抑えながら皮脂そのものを除去する成分が多く配合されています。

一方の女性用は、保湿成分が多く含まれている傾向があります。

育毛剤は成分内容や価格も重要ですが、自分の体質に合ったものを使うことが一番重要です。それでこそ、育毛剤としての効果を十分に発揮することができます。

髪のお悩み症状別おすすめ育毛剤10選!

本章では、1万円以下で購入できるおすすめの育毛剤をご紹介します。

男女別、髪のお悩み症状別に商品を紹介しますので、自分の髪のお悩みに合った育毛剤を見つけくださいね。

商品の価格やおすすめのポイントなども、あわせて記載しています。

男性用育毛剤

★フケ・カユミがあり、抜け毛が多い人におすすめ

イクオス
※女性も使用可能

おすすめポイント

配合されているグリチルリチン酸2Kが頭皮の炎症を防ぎ、フケ・カユミを抑え、抜け毛を防ぎます。

浸透性が高く、海藻由来のスカルプ成分「M-034」を配合しています。

天然の海藻由来なので、肌が弱い人や女性でも使用することができます。また、45日間の返金保証もあります。

価格情報

■単品の価格:8,980円(税別)※送料630円

■単品の定期購入価格:5,980円(税込)※送料無料、2回目以降5,980円(税別)
(半年分:35,880円、1年分:71,760円)

■イクオス+イクオスサプリEXセット定期コース:6,980円(税別)※送料無料
(半年分:41,880円、1年分:83,760円)

頭皮が荒れて乾燥している人におすすめ

BUBKA(ブブカ)

おすすめポイント

アルコールを限りなく除去しているため、育毛成分が効果的に発揮されるだけでなく、頭皮の乾燥を防ぐ効果があります。

高濃度の「M-034」を配合しており、高い保湿力で荒れた頭皮を回復します。

毛髪だけでなく、頭皮環境にも優しい育毛剤です。30日間の返金保証付きです。

価格情報

■単品の価格:12,960円(税込)※5,000円以上で送料無料

■単品の定期購入価格:8,980円(税込)※送料無料
(半年分:53,880円、1年分:107,760円)

■ブブカ+ブブカサプリの定期コース:初回5,980円(税込)、2回目以降11,664円(税込)(半年分:64,300円、1年分:134,284円)

髪のボリュームが減ってきた人におすすめ

チャップアップ
※女性も使用可能

おすすめポイント

血行促進作用のあるセンブリエキスが頭皮の毛母細胞を活発化し、育毛効果を高めます。

チャップアップは無添加、無香料で、敏感肌の人でも安心して使用することができます。

チャップアップの最大の魅力は、永久返金保証がついていることです。

初めてでも安心して試すことができ、女性も使用できるので家族で共有することも可能です。

価格情報

■単品の価格:7,400円(税込)※送料無料

■単品の都度購入価格:7,400円(税込)※送料660円
(半年分:44,400円、1年分:88,800円)

■チャップアップ+チャップアップサプリ即定期便:9,090円(税込)※送料無料
(半年分:54,540円、1年分:109,080円)

血行が悪く、頭皮が硬くなっている人におすすめ

ポリピュアEX

おすすめポイント

極小のナノサイズ粒子を採用することで有効成分の頭皮への浸透力を高め、硬い頭皮に働きかけます。

ポリピュアEXだけの独自成分であるバイオポリリン酸を従来品と比較して30パーセント増量しています。

他にも、育毛効果がある植物由来成分のセンブリエキスを追加配合し、成分内容にこだわって作られています。

6年連続モンドセレクション金賞を受賞している実績があり、45日間の返金保証付きです。

価格情報

■単品の価格:7,800円(税込)※送料650円

■単品の定期購入価格:6,800円(税込)※送料無料
(半年分:40,800円、1年分:81,600円)

■ポリピュアEX+薬用シャンプー定期コースセット:8,800円(税込)※送料無料
(半年分:52,800円、1年分:105,600円)
ポリピュアEX+サプリメント定期コースセット:8,800円(税込)※送料無料
(半年分:52,800円、1年分:105,600円)
ポリピュアEX+薬用シャンプー+サプリメント定期コースセット:11,600円(税込)※送料無料
(半年分:69,600円、1年分:139,200円)

細い抜け毛が多い人におすすめ

ルプルプ

おすすめポイント

高分子と低分子化した2種類のフコイダンを配合した、「ルプルプWフコイダン」が特徴です。

Wの働きにより、深層保湿をしながら頭皮コンディションを整え毛髪の成長を助けます。

ミノキシジル系発毛剤と併用が可能ですので、より高い育毛効果を期待される人にもおすすめです。

価格情報

■単品(2カ月分)の価格:5,900円(税別)※5,000円以上で送料無料

■単品1本の定期購入価格:5,605円(税別)
(半年3本分:16,815円、1年6本分:33,630円)

女性用育毛剤

切れ毛・抜け毛が多い人におすすめ

マイナチュレ

おすすめポイント

有効成分のセンブリエキスグリチルリチン酸ジカリウムを配合で、フケ・かゆみを抑えて頭皮環境を整えながら、切れ毛・抜け毛を防ぎます。

化学成分を含まない無添加の女性用育毛剤です。無香料なので、香りに敏感な人でも使用できます。

価格情報

■単品の価格:5,095円(税別)※送料650円

■単品の定期購入価格:初回3,790円(税別)
2回目以降4,457円(税別)※送料無料
(半年分:26,075円、1年分:52,817円)

血行が悪く、頭皮が硬くなっている人におすすめ

BELTA

おすすめポイント

頭皮ケアに効果がある32種類の成分をナノ化していることで、硬くなった頭皮の毛穴の奥まで有効成分を浸透させる作用があります。

天然成分が99.6パーセント配合されている、無添加ナノ育毛剤です。

高い浸透力と吸収力で、根強い髪を育てることができます。

価格情報

■単品の価格:5,980円(税別)※送料648円

■単品1本での定期コースは取り扱いなし
単品の2本セット:11,960円(税別)※送料無料
単品の6本セット:27,500円(税別)※送料無料

■通常定期便パック(育毛剤1本+クレンジング1本):初回3,980円(税別)、2回目以降4,980円※送料無料
(半年分:28,880円、1年分:58,760円)
即定期便パック(育毛剤2本+クレンジング2本):初回7,780円(税別)、2回目以降9,780円※送料無料
(半年分:56,680円、1年分:115,360円)

髪が細くなりペシャンとしている人におすすめ

花蘭咲

おすすめポイント

自然栽培した希少なエビネ蘭の成分が頭皮を守る皮脂を保護し、ハリとコシのある髪を育てます。

エビネ蘭をはじめとする10種類の天然植物エキスと、センブリエキスなどの3つの有効成分が配合されており、ヘアサイクルの流れを正常化します。

界面活性剤や乳化剤、香料も一切使用していないため安心して使用できます。

価格情報

■単品の価格:7,000円(税別)※6,000円以上で送料無料

■単品の定期購入価格:初回2,400円、2回目以降4,800円(税別)※送料500円
(半年分:29,400円、1年分:61,200円)

頭皮が乾燥している人におすすめ

薬用リリイジュ

おすすめポイント

美容保湿成分として知られるスーパーヒアルロン酸が高濃度に配合され、頭皮の乾燥を防ぎます。

ヒアルロン酸のほか植物由来の「桐葉」「桑白皮」の保湿成分も配合されており、とことん保湿にこだわっています。

無香料、無着色、弱酸性の育毛剤のため安心して使用できます。

500円で約8日分のお試しセットがあるのも大きな魅力です。

価格情報

■単品の価格:
45ミリリットルサイズ(約18日分)3,066円(税込)※3,000円以上で送料無料
75ミリリットルサイズ(約30日分)5,076円(税込)
150ミリリットルサイズ(約60日分)9,612円(税込)

■単品の定期購入価格:
45ミリリットルサイズ(約18日分):2,759円
(半年分:27,590円、1年分:55,180円)
75ミリリットルサイズ(約30日分):4,568円
(半年分:27,408円、1年分:54,816円)
150ミリリットルサイズ(約60日分)8,650円
(半年分:25,950円、1年分:51,900円)

全体的に髪が薄くなっている人におすすめ

ハリモア

おすすめポイント

センブリエキスなど3つの育毛有効成分を配合しており、低刺激でありながらもハリやコシがある美髪効果があります。

25種類の天然由来成分配合で、頭皮に潤いを与え、頭皮環境を整えます。

計15種類の添加物を排除しているため頭皮トラブルなく安心して使用できます。

30日間の返金保証もついています。

価格情報

■単品の価格:7,600円(税込)※送料650円

■単品の定期購入価格:初回3,800円(税込)、2回目以降5,800円(税込)※送料無料
(半年分:32,800円、1年分:67,600円)

育毛剤の正しい使い方をマスターしよう!

自分に合った育毛剤を見つけたら、次に重要なのは育毛剤の正しい使い方です。
本章では基本的な育毛剤の使用方法をご紹介します。

<育毛剤を塗布するタイミング>

朝晩二回

清潔な頭皮に育毛剤を塗布する

入浴後の頭皮は、血行がよく清潔なのでおすすめ

育毛剤の効果を高めるポイントとして育毛剤を塗るタイミングも大事なんだ。

育毛剤を塗布した直後に頭皮マッサージをしてしまうと、せっかくの有効成分が浸透しにくくなるぞ。

育毛剤を塗布した後は3分ほどを目安に、そのまま放置

放置した後に頭皮マッサージを2分ほどすると、育毛剤を効果的に使用することができるんだ。

頭皮マッサージの方法

息を吐きながら、両手の中指を使い「百会」のツボを3回押します。
※「百会」は、両耳をまっすぐ上がった線と、顔の中心をまっすぐ上がった線が交差する、頭頂部にあるツボです。

指の腹を使って、頭皮全体を優しくマッサージします。

頭皮を軽くつまんで、離す、という動作を繰り返します。

指先で頭皮全体をリズミカルにタッチします。

おすすめの安い育毛剤まとめ

育毛剤の価格と成分内容、またおすすめの育毛剤をご紹介してきましたが、いかがでしたか?

まず育毛剤の価格と成分の関係ですが、一般的に、高価格の育毛剤には育毛成分が高濃度で配合されているので、育毛効果は高いことが期待できます。

低価格の育毛剤と比較すると、添加物の配合も少なく、天然由来の成分が多いのも特徴で、頭皮トラブルの可能性も低いです。

育毛剤を選ぶときは、一定期間使用するため価格も大事ですが、最も大事なのは育毛剤に含まれる育毛成分です。

本記事でご紹介した代表的な育毛成分を参考に、育毛剤を選ぶときのポイントにしてください。

育毛剤の効果についてはあくまでも個人差があります。また個人の頭皮の状況や薄毛の進行具合によっても異なります。

そのため、使用する育毛剤は自分の症状に合ったものを見極めて選ぶことをおすすめします。

また男女別に育毛剤に含まれる成分も異なるので、自分の体質に合った商品を使用しましょう。


育毛剤は使い続けることで効果を発揮することができるの。短期間で即効果を求めることは難しいので、根気よく継続して使用しましょう。育毛剤をつけた後に頭皮マッサージをすると効果がアップするので、マッサージの効果を高めるポイントを参考に頭皮マッサージも習慣にしてみてね。

高校生におすすめの育毛剤は?10代若ハゲの悩みに応える!

最近では若年層で薄毛になってしまう例も珍しくなくなり、まだ10代の高校生が「頭髪が薄くなってきた」という悩みを抱えているケースも出てきています。

多感な時期に若ハゲの悩みを抱えているのを見ると、何とかして力になってあげたいという気分になってしまいます。

高校生が若ハゲになってしまった場合に「救いの神」になってくれるのが育毛製品なのですが、発毛剤と呼ばれる製品の中には未成年である高校生が使用できないものも存在しているのです。

なぜなら発毛剤は効果が高い半面、さまざまな副作用が確認されていることが理由です。

成人の薄毛といえば、生え際がアルファベットの「M」のように後退したり、頭頂部がカッパのお皿のようになっていたりするハゲを想像する人も多いでしょう。

このような薄毛はAGA(男性型脱毛症)によるもので、成人の薄毛はAGAが原因となっているケースが多いといわれています。

まだ高校生なら、もしAGAを発症していても、重症化しているケースはほぼないと考えていいでしょう。

発毛剤ほどの効果はなくても、副作用のリスクがない育毛剤を使用することが若ハゲ対策の選択肢のひとつになります。

本記事では、高校生が薄毛になってしまった場合、どのような育毛剤を使用すればよいか、また若ハゲの薄毛対策として育毛剤以外に普段の生活でどのような点に気をつけたらよいかなど、詳しく解説しています。

薄毛になる5大要因を知っておこう

成人の薄毛はAGAが原因となっているケースが多いので、薄毛の原因としてAGAばかりが注目されがちです。

しかし、実際にはさまざまな原因が重なることによって薄毛になってしまうのです。

薄毛になる5大要因は、以下の通り。

1) 遺伝

2) ストレス

3) 生活習慣

4) 食事

5) 間違ったヘアケア

1) 遺伝

遺伝は、AGAの大きな要因のひとつとなっています。

AGAはDHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモン由来物質が原因で起こる疾患です。

AGAになるかどうかは、DHTの影響を受けやすい体質と、DHTが生成されやすい体質を遺伝によって受け継ぐことで決まります。

遺伝子を構成する染色体は、男性の場合X染色体プラスY染色体の組み合わせ女性の場合はX染色体プラスX染色体の組み合わせです。

X染色体とY染色体のうち、DHTの影響を受けやすいかどうかを決める遺伝子は、性染色体であるX染色体上に存在しています。

男性の場合は、父親からY染色体を受け継ぎ、母親からX染色体を受け継ぎます。

この理由から、AGA になるかどうかは父方ではなく母方の遺伝によって決まるということになります。

母方の祖父が薄毛の場合、AGAを疑ってみるとよいでしょう。

但し遺伝には個人差がありますので、自分が実際にAGAかどうかを調べたい場合は、AGA遺伝子検査という方法があります。

検査方法は口内の粘膜を採取するという簡単な方法で、専門クリニックで行うか、個人で専用キットを購入して専門機関に送付するという方法があります。

10代でのAGA発症は極めてまれではありますが、「若年性脱毛症」と呼ばれる若ハゲは増加傾向にあります。

AGA遺伝子検査はいたって簡単な方法ですので、もし薄毛に悩んでいる場合は、早めに対処して将来に備えましょう。

2) ストレス

ストレスが薄毛を招くのは、頭皮の血行が悪化してしまう原因となるためですが、高校生時代は毎日の勉強と将来の進路に対する心理的ストレスを抱える時期です。

授業内容が中学時代に比べて格段に難しくなる中で、成績を上げなければならない、また将来、自分は何をしてよいかわからない、という不安を抱える高校生は多いのではないでしょうか。

学校におけるストレス
・クラスでの友人・異性関係
・部活動での先輩・後輩との上下関係
・学校行事
・学業成績

家庭におけるストレス
・両親とのコミュニケーション
・兄弟・姉妹との関係
・兄弟・姉妹間における比較

将来に関するストレス
・進路の決定
・受験勉強
・進学への不安

学校と家庭におけるストレス、将来に関するストレスをざっとあげただけでも、大きな心の負担になっていることがわかります。

社会人同様、高校生も学校というコミュニティの中で日々、ストレスにさらされているのです。

ストレスを受けることで、自律神経のうち交感神経の働きが活発になります。

交感神経には末梢血管を収縮させて、血行を悪化させる働きがあるのです。

血行悪化が頭皮に起きると、毛根まで十分に栄養分が送られなくなってしまいます。

毛根が栄養不足になることで頭髪の成長力がダウンし、薄毛になってしまうというわけです。

ストレスへの対処方法として、不安があれば自分だけで悩みを抱え込まず、身近な人に相談するとよいでしょう。

もし周囲の人達と話しができなければ、学校のスクールカウンセラーに相談することもできます。

3) 生活習慣

スマホやパソコン、またはテレビ、ゲームなどを何時間も続けて夜ふかしをしていませんか?

高校生の若ハゲを招く生活習慣として、睡眠不足が挙げられます。

睡眠不足は成長ホルモンの効果をダウンさせ、頭髪の成長を妨げてしまいます。

頭髪の成長力をアップさせるためには、質の良い睡眠を取って成長ホルモンの働きを高めることが必要です。

成長ホルモンの分泌量が最も多くなるのは、眠り始めてから3時間です。

この時間帯に熟睡していると、成長ホルモンの効果が大きくなります。

スマホやパソコンの画面からは、ブルーライトという青い光が出ています。

ブルーライトには熟睡を妨げる効果があり、入眠後3時間の睡眠の質を下げ、成長ホルモンの働きをダウンさせることにつながります。

長時間目を酷使することで眼精疲労を起こし、首・肩の血行不良を招きます。

首・肩の血行が悪くなると頭皮に十分な血液が送られず、頭髪の成長が妨げられてしまうのです。

4) 食事

偏った食生活による栄養不足が薄毛につながることがあります。

高校生のようにまだ若い世代では、魚よりも肉料理や甘い菓子類を好んで食するケースが多いのではないでしょうか。

肉や菓子に偏った食事では、頭髪の成長のために必要なタンパク質や亜鉛、ビタミンB類などを摂取することができず、頭髪の成長力はダウンしてしまいます。

さらに糖質と脂質の摂取が続くと、頭皮の皮脂分泌が過剰になり、毛穴に皮脂が詰まることで毛髪の生成を弱めてしまうことになります。

また、コンビニやファーストフードの食事が続く、インスタント食品で一食を済ませることが多いという食生活では、体そのものに十分な栄養素を摂取することができません。

頭髪の成長のためにはタンパク質や亜鉛、ビタミンB2、B6など、さまざまな栄養素が必要です。

これらの栄養素を多く含んでいるのは、魚介類を中心とした食材が揃う和食を食べるのがおすすめです。

体内の栄養素が足りない場合、頭髪に送る分の栄養が届きにくくなります。

頭髪がすべてなくなっても、生命の維持には問題がないため、栄養を送るための優先順位が下がるからです。

 

5) 間違ったヘアケア

間違ったヘアケアとしては、洗髪の方法の誤りが挙げられます。

男性にありがちですが、面倒くさがって洗髪を毎日しないと頭皮の皮脂が過剰になり、皮脂が毛穴に詰まって頭髪の成長が妨げられます。

特に高校生はホルモンバランスの関係で皮脂の分泌量が多いため、毎日洗髪をしないと皮脂が過剰になりやすいので注意が必要です。

一方で、過剰な洗髪も頭皮環境を悪化させ、薄毛を招く原因となります。

夜にシャンプーした翌日、朝シャンするなど過剰な洗髪を行うと、頭皮の皮脂を洗い流しすぎて乾燥させてしまいます。

頭皮の乾燥によってターンオーバーがうまくいかなくなるとフケが増加し、フケが毛穴に詰まったり、炎症の原因となってしまったりするのです。

また、ヘアワックスなどの整髪料を付けたまま寝てしまうと、整髪料が頭皮の毛穴に詰まって抜け毛の原因にもなります。

ヘアワックスは当日中に必ず洗い流すようにしましょう。

高校生が使用してはいけない育毛製品がある

高校生が育毛製品を使用する場合の注意点は、未成年の使用が禁止されている育毛製品があるということです。

対象となる製品は大正製薬から販売されているリアップシリーズの製品です。

副作用があるミノキシジルという成分が配合されているため、リアップの添付文書には「未成年者は使用しないでください」と明記されています。

リアップに配合されているミノキシジルは、医療機関で処方されている医薬品の薄毛治療薬と同じ成分で、新たに毛を生やすという発毛効果は高いです。

実際、店頭やネットで販売されているリアップも第一類医薬品に指定されており、発毛効果がある発毛剤として分類されています。

ただ、ミノキシジルは発毛効果が高い代わりに、頭皮のかぶれや湿疹、心臓への負担といった副作用があることが確認されています。

付け加えると、未成年への安全性も確立されていないのです。未成年である高校生の使用が認められていないのは、副作用の強さと安全性が保証できないためです。

ミノキシジル以外にも、医療機関でAGAの治療薬として使用されているプロペシアやザガーロと呼ばれる内服薬も、男性器の生育に問題が出る可能性があるため未成年への処方が認められていません。

男性器の生育には、DHTが必要です。

プロペシアやザガーロはDHTの生成を抑える薬なので、成長途上の未成年が服用すると、DHTの不足によって男性器がうまく生育できなくなる可能性が指摘されているのです。

プロペシアとザガーロは女性への処方も禁止されています。

男児を妊娠している際にプロペシアが体内に入ると、DHTの生成が阻害されて男性器が形成されない可能性があるためです。

医薬部外品・天然成分の育毛剤がおすすめ

高校生の若ハゲにおすすめの育毛製品は、医薬部外品に指定されている育毛剤です。

医薬部外品は効果が医薬品に比べて緩やかな代わりに、強い副作用がないというメリットがあるためです。

中でも、頭皮に優しい天然成分が配合されている育毛剤ならば、高校生のデリケートな肌に使ってもトラブルは起きにくいでしょう。

保存料や香料、着色料などの添加物を使用していなければ、なおよしです。

男性向け、女性向け育毛剤としてそれぞれおすすめなのは、以下の製品です。いずれも頭皮に優しい天然成分が配合されているうえ、添加物の使用も抑えられているからです。

男性向け…イクオス、BUBKA、チャップアップ
女性向け…マイナチュレ、薬用リリィジュ

イクオス

おすすめポイント:主成分であるアルガス-2が海藻由来の天然成分のため安心して使えます。

香料や着色料をはじめとする添加物も可能な限り排除されており、アルガス-2以外に配合されている育毛成分も天然由来の頭皮に優しい成分となっています。

BUBKA

おすすめポイント:頭皮に刺激を与えて炎症の原因になるアルコールを配合していない育毛剤です。敏感肌やアレルギーのある人におすすめです。

主成分のM-034は海藻から抽出された天然成分のための心配もありません。

チャップアップ

おすすめポイント:全額返金保証制度の対象期間が無期限のため、万一体質に合わないとき、アレルギー症状が出たときでも心配ありません。

チャップアップは売上・人気ともにトップクラスの育毛剤で、主成分であるM-034はBUBKAと同じです。

マイナチュレ

おすすめポイント:発癌性が指摘されているパラベンなど11種類の添加物を排除しています。

製品に配合されている成分は天然由来が中心のため、デリケートな女性の頭皮にも優しく安心して使えます。

薬用リリィジュ

おすすめポイント: 500円で入手できる「お試しセット」が用意されています。

育毛剤はどのような製品なのか、まずはリーズナブルに少量で試してみるのはいかがでしょうか。

いずれの商品も医薬部外品で、新たな頭髪を生やしてくれる医薬品ほどの効果はありません。

今ある頭髪を太くしたり、抜け毛を減らしたりする程度の効果です。

ただ、高校生の若ハゲの場合、医薬品が必要なほど薄毛が進行している可能性は低いので、まずは育毛剤で様子を見てみるのがおすすめです。

ヘアケアの見直しもお忘れなく!

若ハゲに最も見直しが必要なのは、ヘアケアです。

使用しているシャンプーの洗浄力が強すぎることが、頭皮の状態悪化につながっている可能性があるからです。

今、使用しているシャンプーの成分表を見てみましょう。

ラウリル硫酸ナトリウム」や、「ラウレス硫酸ナトリウム」などが記載されていないでしょうか。

これらは石油系の界面活性剤で、浄力が過剰な成分の代表的なものです。

市販の低価格シャンプーに含まれていることが多い成分でもあります。

頭皮は体の中で最も皮脂の分泌量が多い部位です。

体の一番上にあり、紫外線の照射などによって乾燥しやすいため、皮脂のバリアを分厚くして頭皮を保護しているのです。

ところが、シャンプーの洗浄力が強すぎると、頭皮を保護している皮脂のバリアを破壊してしまい、乾燥の原因になります。

頭皮の乾燥は薄毛の原因になる可能性があります。

一方、肌に優しいとされている石鹸系の界面活性剤でも、洗浄力が強すぎるという点では石油系界面活性剤と同じです。

おすすめなのは、アミノ酸系の界面活性剤が配合されているシャンプーです。

洗浄力が強すぎず、皮脂を洗い流しすぎることがないためです。

「育毛シャンプー」といわれている製品は、アミノ酸系の界面活性剤が配合されている製品が多くなっています。

最近ではドラッグストアなどでも、石油系界面活性剤フリーなどと表示されているシャンプーが販売されています。

石油系界面活性剤が配合のシャンプーと比べると、値段はやや高くなります。

ヘアケアについてもう一つポイント!

朝シャンよりも夜シャンの方がおすすめだ。

朝シャンは皮脂を洗い流した直後に外出するため、頭皮が乾燥しやすくなってしまうんだ。洗髪の際には頭皮マッサージもするといいぞ。頭皮マッサージは血行を促進させると同時に、頭皮を柔らかくして育毛剤の浸透性を高めてくれる効果があるんだ!

高校生におすすめの育毛剤まとめ

高校生の若ハゲ対策は、対策を実施するにあたってさまざまな注意点があります。

薄毛は遺伝、ストレス、生活習慣、食事、間違ったヘアケアなど複合的な原因によって起きるものです。高校生の若ハゲ対策としても、すべての原因に対応する必要があります。

まず、未成年である高校生はミノキシジルやプロペシアの処方が認められていないので、医薬部外品の育毛剤などで代用する必要があります。

高校生のデリケートな頭皮には、刺激の少ない天然成分が配合されている育毛剤がおすすめです。

男性向けならイクオス、女性向けならマイナチュレなどがいいでしょう。


育毛剤の効果を高めるためには、生活習慣をはじめとする薄毛要因への対策も必要だぜ!

主な対策として、ストレス解消、熟睡するために深夜にパソコンを長時間見たり、スマホいじりをやめる、バランスの良い食生活を心がけることなどが挙げられる。

もちろん、ヘアケアも大切だ!

頭皮の乾燥の原因となりやすい石油系界面活性剤が含まれているシャンプーの使用はやめて、アミノ酸系の界面活性剤が含まれているシャンプーに変えるなどの対策がおすすめだぜ。

失敗しない育毛剤の選び方!症状に合わせた使用方法で効果アップ

育毛剤を使用すれば、必ず髪の毛が生えていくというものではありません。

効果が出るまでに半年ほど必要だとされている上に、価格自体も決して安くないので、コストはそれなりにかかってしまいます。

購入するからにはお金の無駄にならない、効果のある商品を選びたいと思うのが人情でしょう。

ネットで「この育毛剤は効果があった」という口コミを見ると「自分もこれで大丈夫だ」と判断して、つい購入してしまいたくなります。

ただ、ネットの口コミが信頼できるものかどうかは不明です。

薄毛の原因としてはAGA(男性型脱毛症)ばかりがクローズアップされがちですが、実際には薄毛にはさまざまな原因があります。

原因に合った育毛剤を使用しなければ、効果は期待できません。

薄毛の原因や進行度ごとに、どのような育毛剤を選んだらいいのか、解説していきます。

併せて、育毛剤にはどのような成分が含まれているのかについても触れていきます。

薄毛の原因を知ることから始めよう!

薄毛の原因として考えられるのは、主に4つです。

AGA、血行不良、栄養不良、頭皮の状態悪化です。

・AGA

AGAは男性ホルモン由来物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)によって、頭髪の脱毛が促進されてしまうために起こる疾患です。

DHTは頭部においてTGF(トランスフォーミング増殖因子)という成長因子の一種であるTGF-βの生成を促します。

TGF-βは毛母細胞の成長を抑制し、ヘアサイクルを乱してしまい、頭髪が十分に成長する前に抜けるようになるのです。

AGAの発症は、遺伝に左右されるケースもあります。

DHTが生成されやすく、なおかつDHTが効果を発揮しやすい体質が遺伝すると、AGAの発症リスクが高くなるのです。

DHTが効果を発揮しやすい体質かどうかを決める遺伝子は、性染色体であるX染色体上に存在しています。

男性のX染色体は母親由来のものなので、薄毛家系かどうかは父方ではなく母方によって決まることになります。

自分に遺伝があるかどうかを調べたい場合には、AGA専門のクリニックでAGA遺伝子検査を受ける事で確定診断をすることが可能です。

・血行不良

頭髪の成長にはタンパク質や亜鉛、ビタミンB群といった栄養素が必要です。

栄養は頭皮で吸収されるわけではなく、消化器で取り入れられたものが血液によって頭皮まで運ばれます。

ストレスや生活習慣病、タバコの影響などによって身体の機能が低下し血行が悪化すると、頭髪に必要な栄養分が頭皮まで十分に運ばれてこなくなります。

頭皮に栄養を送りにくくなると、髪の成長が乱れてしまい、薄毛の原因となるのです。

・栄養不良

血行に問題がなくても、髪の成長に必要な栄養分の摂取自体が不足していれば頭髪の自体の成長が妨げられてしまいます。

栄養不足の原因としては、脂の多い食生活や野菜を摂らない食生活といった乱れた食生活による栄養バランスの不十分が考えられます。

食事に魚介類や緑黄色野菜を取り入れてみましょう。

断食など間違ったダイエットも、栄養が不足する原因のひとつです。

・頭皮の状態悪化

皮脂が多かったり、できものができている、フケが多く見られるなどの状態は頭皮が悪化している可能性があります。

頭皮の皮脂が過剰になると毛穴に詰まり、頭髪の成長が阻害され、薄毛の原因となります。

一方で、頭皮の乾燥もターンオーバーを妨げてフケを増やし、毛穴の詰まりの原因に。

詰まった毛穴に皮膚の常在菌のマラセチア菌をはじめとする細菌が感染すると、炎症を引き起こします。

頭皮が炎症すると、抜ける時期になっていない頭髪が抜け、炎症性の脱毛症となってしまうこともあります。

皮脂過剰の原因としては、脂っこいものの食べ過ぎによる皮脂の分泌量増加や、不十分なシャンプーなどが考えられます。

また、頭皮の乾燥は過剰なシャンプーによる皮脂不足や、紫外線の影響が原因となります。

自分の頭皮のタイプをチェックする!

薄毛対策をする場合、頭皮の皮脂の状態をチェックしておくことが必要です。

頭部を全体的軽く触れた時に、できものができていないか確認してみましょう。

特に痒みを伴っている箇所はできものになり、炎症を起こしているケースがあります。

皮脂を確認する場合、洗髪の10分ぐらい後に、頭皮を軽く押してみましょう。

頭皮から皮脂が出て、手にべたつきが確認できるようならば、分泌が過剰になっているといえます。

頭皮から皮脂が出なかった人は、1時間後にもう一度頭皮を押してみましょう。

頭皮から皮脂が出ていないようならば、皮脂が不足しているといえます。

特に、皮脂が不足している時には、フケが多くでることが多いです。

頭皮の皮脂が過剰であれば、「脂漏性脱毛症」皮脂が不足していれば、フケが毛穴に詰まって起きる「粃糠性脱毛症」に注意が必要です。

ただし、分泌量にはホルモンの関係で皮脂の性差が生じます。

男性ホルモンに皮脂分泌を促す働きがあるため、男性は皮脂過剰になりやすく、女性は皮脂が不足しやすいです。

頭皮の状態は、年齢や体調によって変化していきます。

一度チェックをしたから大丈夫だと思うのではなく、週に1回は確認してみるのがおすすめです。

医薬品、医薬部外品、化粧品の違いを知る

育毛関連の製品は大きく分けて3種類があります。

・医薬品に分類される発毛剤や発毛促進剤

・医薬部外品に分類される育毛剤

・化粧品に分類される養毛剤

医薬品は疾患の治療に重点が置かれており、髪が薄くなった部位に新たな頭髪を生やしたり、頭髪の再生を助けてくれたりする効果があります。

ドラッグストアなどで購入できる一般用医薬品は、効果や副作用の強さによって第一類、第二類、第三類に分けられています。

第一類はリアップシリーズ、第二類と第三類はカロヤンシリーズとハツモールシリーズが該当します。

リアップは発毛剤カロヤンとハツモールは発毛促進剤とされています。

医薬部外品は医薬品に比べると育毛効果が弱く、疾患の治療よりも予防に重点が置かれています。

育毛効果が弱い分、強い副作用がないというメリットもあります。

チャップアップをはじめとする育毛剤の大半は、この医薬部外品にカテゴライズされています。

頭部に残っている髪を太くしたり、脱毛を食い止めたりするレベルの効果はありますが、新たな頭髪を生やしてくれる発毛効果はありません。

育毛剤を使用しても髪が生えてこないという人の中には、発毛剤と混同しているケースがあります。
これはメーカー側の誇大広告にも一因があります。

化粧品はさらに効果が弱く、大半の製品は頭皮の状態を整えてくれるレベルの効果しかありません。

化粧品にカテゴライズされている製品を使用しても、薄毛予防はともかく、薄毛対策は難しいです。

ただ、これにはキャピキシル配合製品という例外があります。

キャピキシルは臨床試験のデータがある成分ですが、医薬部外品への配合が認められておらず、配合製品は化粧品扱いになるためです。

育毛製品の成分と期待できる効果を学んで賢く選ぶ

育毛製品に含まれている成分としては、次のようなものがあります。

・DHTの生成を阻害する成分

・頭皮の血行を促進させる成分

・頭皮の状態を整える成分

・頭髪の成長を促す栄養分

まずDHTの生成を阻害する成分としては、ヒオウギエキス、オウゴンエキス、育毛サプリメントに含まれるノコギリヤシなどがあります。

いずれもDHTを生成する際に必要な5α-リダクターゼという酵素の働きを抑えることで、DHTの生成量を抑える働きがあるとされています。

DHTの生成量が減れば頭髪の成長力が元に戻り、抜け毛を減らすことができるというわけです。

血行促進効果がある成分としてはミノキシジル、塩化カルプロニウム、センブリエキスなどがあります。

特にミノキシジルは日本皮膚科学会のガイドラインで使用が強く推奨されており、医療機関での薄毛治療でも処方されています。

頭皮の状態を整える成分としては、グリチルリチン酸ジカリウムやジフェンヒドラミン塩酸塩などがあります。

頭皮の保湿力を高めたり、炎症の原因である細菌を退治したりしてくれるものです。

育毛剤に配合されている成分のうち、最も多いのが頭皮の状態を整える成分です。

このことからも薄毛治療よりも、悪化防止に重点が置かれていることが分かります。

頭皮の成長を促す栄養分としては、アミノ酸やビタミンB群などがあります。

育毛サプリには亜鉛が配合されているものもあり、育毛剤との相乗効果が望めそうです。

こんな症状、こんな生活習慣にそれぞれおススメの製品

では、あなたの薄毛の症状に対して、どのような育毛製品がおススメなのでしょうか。

・薄毛家系の人の場合

AGAの発症には遺伝が関係しているため、親族に薄毛の人が多い場合は、AGAが原因の可能性が高いです。

AGAの進行を食い止めるためには、DHTの生成を抑制することが最優先事項となります。

医療機関におけるAGA治療で、DHT生成阻害剤であるプロペシアの処方が最優先になっているのがその証です。

となると、選択肢はひとつしかありません。

DHTの生成を抑える成分が含まれている製品がおススメです。

ノコギリヤシが含まれている育毛サプリを併用すれば、さらに効果が期待できます。

問題は、市販品に含まれているDHT生成防止成分の大半は、効果に科学的根拠がないことです。

科学的根拠のあるノコギリヤシも、プロペシアほどの効果がないことが臨床試験で分かっています。

ただ、プロペシアのようにED(勃起障害)になってしまうような副作用はありませんので、その点は安心できるのではないでしょうか。

・ヘビースモーカーや運動不足の人の場合

タバコや運動不足も心肺機能の低下によって血行悪化を招くことになります。

血行促進効果のある成分が含まれている製品が、最良の選択肢となります。

中でも医療機関で使用されているミノキシジル配合の発毛剤は、一定の治療効果をもたらしてくれるでしょう。

ただ、ミノキシジルには頭皮のかぶれや湿疹、心臓への負担といった副作用があります。

リアップシリーズの添付文書にも、その旨が記載されています。

カロヤンシリーズの主成分である塩化カルプロニウムにも、頭皮への悪影響が出る可能性があると明記されています。

医薬部外品の場合は効果が緩やかな代わり、医薬品のような強い副作用がないというメリットがあります。

どちらを選ぶかは、薄毛の進行度次第といったところでしょうか。

・食生活の乱れが気になる人の場合

食べ物の好き嫌いが激しかったり、ダイエットに夢中になっていたりする人の場合は、頭髪の栄養分が十分に摂取しきれていないのではないでしょうか。

アミノ酸やビタミンB群など、頭髪の成長に必要な栄養分が含まれている製品を推奨します。

頭皮に塗布することで、足りない栄養分を補っていきます。

育毛サプリを最もおススメしたいのも、食生活が乱れているタイプの人です。

・頭皮の皮脂の状態が気になる人の場合

皮脂の量を適切に保つなど、頭皮の状態を整えることが薄毛対策になります。

頭皮の保湿力を高めたり、皮脂の量を調整してくれたりする成分の入った製品がおススメです。上述のように、育毛剤には頭皮の状態を整える成分の比率が高くなっています。

育毛剤の使用をおススメしたいのは、このタイプの人です。

皮脂の過剰や不足の原因としては、シャンプーの質が悪いことも考えられます。

育毛剤メーカーから同ブランドの育毛シャンプーが販売されていることもありますので、併用を検討してみましょう。

・髪が細くコシがなくなってきた人の場合

頭髪が細くなっているのは、毛母細胞が活力を失って頭髪の成長力がダウンしている証拠です。

何らかの方法で毛母細胞に活力を与える必要があります。

海藻エキス(M-034など)や大豆イソフラボンなどには、毛母細胞を活性化させる成長因子の生成を促す働きがありますので、期待をかけてみるのはどうでしょうか。

また、AGAを発症している人は、DHTによって毛母細胞の活力が失われています。

この場合は毛母細胞を活性化させる成分と同時に、DHTの生成を抑える成分も必要になります。

育毛製品は最低半年、できれば1年は継続して使うこと

育毛製品を使ったのに効果がないという口コミやレビューの中には、使用期間が2~3カ月と短いものが目立ちます。

はっきり言いますが、育毛製品はそんな短期間で効果は出ません。

頭皮や髪の毛に目に見える効果が出るまでに最低でも半年が必要になるぞい。

AGAの治療をした場合でも、はっきりとした治療効果が出るまでに半年は必要だ。

ミノキシジルやプロペシアだけでなく、より強力な治療を行う医療機関ですらそうなのですから、育毛製品の効果が短期間で出ると考えるのは虫が良すぎます。

自分に合う育毛剤を選んだら、根気強く使い続けることが必要です。

短期間で「効果が出ない」と投げ出してしまっては、どんな育毛製品を購入しても効果を実感することはできません。

薄毛対策においては「継続は力なり」です。

育毛製品の中には、定期的に購入することで大幅割引になるコースが設定されているものもあります。

育毛サプリやシャンプーがセットになっているケースもあります。

長期間使用しなければならないのが育毛製品ですから、定期コースに申し込むことで多少なりともコストを減らすことができます。

利用を検討してみるのもいいのではないでしょうか。

育毛剤の選び方まとめ

薄毛の原因はAGA、血行不良、栄養不良、頭皮の状態悪化など、人によって違っています。

育毛剤を選ぶ際には、薄毛の原因に合わせた製品かどうかが重要になります。

・薄毛家系の人は、AGAの原因であるDHT生成抑制成分

・喫煙者や運動不足の人は、血行促進成分、

・偏食やダイエットが原因ならば、アミノ酸やビタミンB群、

・頭皮の皮脂の過剰や不足が原因ならば、皮脂分泌調整成分、

・頭髪が細くなっているようなら毛母細胞活性化成分

が含まれている製品がいいでしょう。

また、薄毛の進行度合いも重要になります。


薄毛があまり進行していなければ効果は緩やかでも医薬部外品、薄毛が進行しているようであれば成分が多く含まれた医薬品がおススメだ。

育毛製品は最低でも半年は使用するようにしよう!

薄毛治療をするにしても、目に見える効果が出るまでには半年が必要だぞ。

ラズベリーが育毛に効く!? 薄毛改善をサポート!

ラズベリーは、キイチゴの1種でフランボワーズとも呼ばれ、独特の酸味の強さや香りで、お菓子などでもおなじみの植物、実は薄毛や美容にも心強い実です。

赤(の1種黄色)黒、紫、があり、元々欧州が主な繁殖地ですが、現在は改良され、主に米国で栽培。

夏季に温度調整が必要で涼しくして管理することがラズベリーの生育条件で、保存が難しいこともあり、大半はお菓子の加工などに使われます。

そのため、名前が知られている割に、日本では生の実を見かけることが少ないのですね。

中国では「フクボンシ」と呼ばれ、強壮、頻尿対策の漢方に使われており、精力作用、エストロゲン類似作用、抗菌作用があります。

品種は多種に渡り、日本に自生する同じキイチゴと掛け合わせ、栄養や保存のいいものが開発されている途中
「参考:宮崎大学植物遺伝育種学研究室より
機能性食品として、これからが期待される植物です。

具体的にどんな成分を含み、育毛に効果があるのか見ていきましょう。

カプサイシンと同じ?ラズベリーケトンの効果

ラズベリーケトンとは、ラズベリーの香り成分で、脂肪燃焼が主な効果です。

唐辛子の辛み成分カプサイシンに構造が似ており、しかし脂肪燃焼効果はおよそ3倍あります。

★アディポネクチンの量を増加させる。

アディポネクチンとは、脂肪から分泌される燃焼、炎症抑制効果、中性脂肪、血糖値抑制効果(インスリンの感受性向上効果)を持つホルモン、肝臓の脂肪蓄積も防ぐ効果があります。

脂肪から分泌されますが、身体の脂肪が多くなると、逆に分泌は抑制されるため、適度な体脂肪量でないと効果を発揮しません。

血管補修効果があり、高血圧、動脈硬化を防ぐ働きもあります。

マウスではラズベリーケトンの摂取により、アディポネクチンの分泌が1割以上アップしたという研究結果があります。
「参考:カネボウ(クラシエ);2002 ~WIRED NEWSより

1週間連用で70%の人に体重減少(皮下脂肪)効果を確認。

唐辛子のカプサイシンと同じく、リパーゼの働きを刺激、皮脂分解が進む、という報告もありますが、あくまでマウスでの実験効果です。

★人体実験では、4週間摂取したところ、内臓脂肪減少、基礎代謝アップ効果が見られたという報告もあります。
「参考:熊本県立大

2008年、ラズベリーの摂取や塗布で、肌の弾力アップ、また知覚神経を刺激して、成長因子IGF-1の増加を促すという論文が出されました。

カプサイシンに構造が似ているラズベリーケトンは、体感的に刺激は少ないものの、知覚神経を同じように刺激してIGF-1を増加。

IGF-1は育毛を促す因子でもあり、ラズベリーケトンは育毛に有効である、という結果です。

ただし、このIGF-1理論は、論文執筆者(元名古屋市立大学 岡崎研二教授 2012年3月 中日新聞より)のねつ造疑惑でお蔵入り、「知覚神経刺激説」については、何とも言えませんが、複数の論文があることから脂肪燃焼には効果が期待できます。

また、温浴に使用して、血流アップするという研究報告があるため、血流を良くして、脂肪を燃焼する効果、地肌の血行を良くする、皮脂分泌を抑えるなど、薄毛対策にプラスになる食品と言えそうですね。

ラズベリーケトングルコシドという成分が、皮膚中のメラニン生成抑制、一酸化窒素を補足し、色素沈着を防止、ラズベリーケトンへと変化するため、後述するエラグ酸と合わせ、高い美白効果がある、という報告もあります。

ラズベリーに含まれるラズベリーケトンの持つ力も魅力的だけど、ポリフェノール、ビタミン、ミネラルの成分が、育毛に大変効果的なんだ!

ラズベリーの成分とその効果を見ていくぞ!

薄毛と女性に優しい成分が多いラズベリー

ラズベリーには、女性に優しい成分が含まれています。

★フラグリン(葉に多いが、実にもわずかに含まれる)

子宮収縮調整効果がある。葉に多く含まれ、妊娠中は注意が必要と言われるほど。

※またフラグリンだけの働きではありませんが、元々欧州では、生理痛、生理前の

不調など「女性の健康」のための食品とされてきました。

鉄、葉酸など、含まれるミネラルの種類が多いためと考えられます。

★エラグ酸(ポリフェノール)

エラジタンニンを加水分解した物質。酸化防止用添加物として使用。
メラニンの生成に関わる酵素「チロキシナーゼ」を抑制するため、美白効果がある。

抗酸化作用、発がん抑制作用~過酸化物質の生成抑制効果があるため、と思われる。このため動脈硬化、高脂血症などに効果がある。

糖尿病に関わるインスリン分解を阻害するレジスチン(ホルモン)分泌の抑制。
アミロイドβ形成と神経障害を改善し、アルツハイマー症を改善する働き。

ラズベリーケトンと同時摂取で、より体重抑制効果、運動機能改善効果があるという報告(マウスでの研究)

★エラジタンニン(ポリフェノール)

タンニンの1種。赤の色の元。

糖質分解酵素を持ち、血糖値上昇を抑制、糖化(たんぱく質と糖が結びつくこと、真皮内のコラーゲンやエラスチンを分解、しわやたるみの元になる)を抑制=若い身体を維持する。

★アントシアニン(ポリフェノール)

植物の青の色素が、植物自身が紫外線から身を守る成分。

光による酸化から目を守る~白内障予防

ロドプシン再合成促進~ロドプシンに光が当たるため「見える」という認識がされる、ロドプシンは、光に当たりビタミンAとなり、再合成されます
このため早い視覚機能改善効果があり。

血管拡張作用、毛細血管を保護する、血小板の凝固を抑制するなど、血管を健康に保ち、血流を良くする作用もあるため、頭皮の血行を維持するのに効果的。

★シアニジン(フラボノイドというポリフェノール)

黒大豆の皮に多く含まれる。
細胞を保護する働き、ガン抑制効果、肥満や糖尿の抑制。
抗炎症作用。

★リグナン(ポリフェノール)

エストロゲンと同じ作用を持つ。骨粗しょう症予防、更年期障害対策
抗ガン作用があり、乳がんの危険性を低くする。
抗酸化作用。

★ケルセチン(ポリフェノール)

玉ねぎなどに多いポリフェノールで、抗酸化作用(活性酸素除去)、ビタミンCの補助をするため、動脈硬化予防作用がある。

血液中に活性酸素が発生すると、赤血球が変形するなどして、血流が滞る‥いわゆるドロドロ血になるが、その活性酸素を取り除く、また悪玉コレステロールも取り除く働きがあり、血液の健康に有効。

関節炎も、活性酸素が炎症を起こす原因になりますが、同じ理由で防ぐ効果がある。

※かなり、多くの種類のポリフェノールを含んでいることが解りますね。

そしてポリフェノールはアンチエイジングに効果がありますが、成分により働きが異なってきます。複数存在することで、総合力が高くなります。

★食物繊維(ペクチンなど)

32%と果物の中でも、かなり食物繊維が多く、中でも不溶性食物繊維が100gあたり4gと多く含まれます。

不溶性食物繊維は、腸の蠕動運動を促すため、便秘や大腸がん抑制効果があります。

★ビタミンC

果物の中でも、ラズベリーには、多く含まれている。

細胞同士をつなぐコラーゲン作成に欠かせず、血や皮膚の健康維持に必須の成分。

抗ストレスホルモンを分泌、免疫機能の強化をするため、ストレスが多い生活での健康維持にはより意識して取っておきたい栄養、更にミネラルやビタミンEの吸収を高める働きがあります。

水溶性のため、過剰摂取分は尿になって排出されますが、あまりに大量摂取すると、下痢をしたり、鉄の吸収阻害、結石になることもあります。

★クエン酸

いわゆる「酸味」成分。

疲労物質「乳酸」の出番を失くす、栄養素から身体のエネルギーを生むATP回路(クエン酸回路)に欠かせない物質、という2点から疲労回復には欠かせない成分です。

血液をサラサラ(弱アルカリ)に維持します。また、キレート作用(ミネラルの吸収を促進する)があります。

その他
・ビタミンE(抗酸化作用)
・オリゴ糖
・カリウム
・葉酸
・ビタミンB群(B12は含まれていない)、A,D,

薄毛に必要な「血管の健康」を維持して、地肌を若く保つポリフェノールの種類が多く、ビタミンCやクエン酸、クエン酸回路を維持するビタミンB群のように代謝を良くする成分もある。

そして食物繊維が老廃物を除去する、といったヘアサイクル維持に効果的な栄養素が多く含まれているのがポイントよ。

ポリフェノールの中でも、アントシアニンは、特に薄毛に効果があります。

その理由は、アントシアニンは眼精疲労に効果的だからです。

実は、最近、薄毛の悩みが多く見られる理由は「デジタル機器の使用」。

そこからくる眼精疲労が、大きな原因と考えられるのです。

眼精疲労がハゲに直結

眼精疲労とは、文字通り「目の疲れ」ですが、一過性のものを「疲れ目」、ある程度蓄積された状態を「眼精疲労」と言います。

目の疲れというと、目元の疲労や渇き、目薬で解決!と言うイメージがありますが、そんなに小さな話ではなく、全身に悪影響を及ぼすのです。

★症状:目の痛み、乾燥、かすみ、まぶしさ、充血、めまい

目の症状以外にも頭痛、肩こり、吐き気、便秘などの身体症状、抑うつ、イライラなど精神症状も起きます。

★原因

☆白内障、緑内障など目の疾患、高血圧、神経症など心身の病気で起きる場合もある。風邪や虫歯など一過性の身体不良も含む。

☆老眼(ピントを合わせる調節異常)、近眼、遠視など(ピントの屈折異常、眼は網膜上でピントが合うことにより綺麗な画像が見えるが、それが前後する。

遺伝などの理由により、焦点=網膜までの軸の長さが狂う、屈折のためのレンズ(水晶体)が厚くなり、屈折が強すぎる)
いずれも「視覚」に無理が出るため、疲れやすくなる。

☆精神的にストレスが多い場合

自律神経が狂いやすくなり、眼精疲労を招く。(心因性眼精疲労)

☆栄養が足りていない場合

ビタミンA,C,Eが足りていない。

☆パソコン作業(VDT症候群)

※デジタル画面の使い過ぎで起きる疾患をVDT症候群という。角膜炎、結膜炎、視力低下、首や肩の緊張から全身症状につながることも。

画面に他のものが映り込む、画面の光度と部屋の光度の関係や変化、また乾燥しやすい状況という物理的要因に加え、緊張感を伴うことが多く、心因性眼精疲労も加わってしまいます。

目というのは、起きている限り、使うもの。

近眼や老眼で風邪というだけでも、物にピントを合わせ、脳に情報を送るのには、かなりのエネルギーを使うのですが、デジタル機器の場合、特定の距離のものを、ずっと見続ける状態になります。

例えばスマホでSNSを操作している場合、狭い範囲を眼球が一定時間酷使されるうえに、精神的にも、追い詰められることがありますね。

夢中になるあまり、目の疲れを取るための「まばたき」が無くなり、目が乾きやすくなり、目の疲労を呼ぶ悪循環になります。

全身の筋肉が殆ど動かず、局所を異様に使う、そして精神的な疲労を追う、というのは、生き物としてかなり不自然な状況。

眼精疲労から薄毛につながる理由

(筋性)眼精疲労の症状回復に育毛に必要なビタミンB群、髪の原料になるアミノ酸L-システイン(L-システインの原料は必須アミノ酸:メチオニン)を消費する、ストレスがかかるため、地肌の土台になるコラーゲンを生成するビタミンCも使われてしまいます。

メチオニンは、肝機能を高める働きがありますが、眼精疲労に使われると、肝臓に行く量が不足、肝機能が落ちる、すなわち代謝機能が落ちてしまいます。

そして、眼精疲労は目や肩、首が固定されることで血行不良を起こします。

目が充血するのは、目に酸素や栄養が行かず、何とか血流を増やそうと血管が広がるためです。

つまり充血=酸欠、栄養不足ということです。

当然その上の髪の毛に回る酸素や栄養は後回しに。

血流がうまく循環されていない状態になると、慢性的に地肌や毛母細胞に栄養が足りず、毒素が溜まり、髪が生えない状態になり、ヘアサイクルを狂わすことになります。

特にVDT症候群の場合‥

不自然に光を見ることで、自律神経のリズムが狂う、そして睡眠のリズムが狂う、ホルモンバランスが狂う~AGAを招きやすくなる、ヘアサイクルも狂いやすくなります。

睡眠のリズムが狂うと、心理的負担が多いのにも関わらず、ストレスを充分に回避することが出来ず、薄毛になりやすい「心身の慢性ストレス状態」になりやすくなります。

★解決方法

まず目や他の病気の場合、そちらを治しましょう。

近眼、老眼など調節障害がある場合は、メガネやコンタクトをジャストに合わせてください。

デジタル機器と向き合う時間が長い場合、遠くを見る力は最低限でよく、むしろパソコン作業に向いたピントを重視すべき、ライトをカットすることなどを含め、視力調整はベストにしてください。

目の疲れ解決に「即効性」の高い、ビタミンB群、アントシアニンを含む食品の摂取するのも効果的(ただしブルーベリーの場合だと、両手いっぱい程度が必要になるため、ジュースにして摂取すると良い)

アントシアニンには、即効性があり、眼精疲労が4時間程度で改善見込みがあります。

ただし、効果は24時間程度しか持たないので、食べ貯めは意味がありません。

また、アントシアニンには肝機能の有害物質を3分の1に減らせるという、農水省の報告があります。

血圧上昇酵素を阻害する働きもあり、血液を多く増加する肝臓のサポートが可能、その分眼精疲労解決に回す血液が確保できます。

血管拡張作用があり、毛細血管を保護するため、細い血管が多く入り組む眼の健康、特に目の情報をキャッチする網膜を正常に維持しておくのに効果があります。

血管新生を抑制するので糖尿病性網膜症にも効果的です。

コンスタントに摂取することで、眼が疲れにくくなり、眼精疲労から血管系などの疾患を招くことを防ぎます。

VDTとまで行かなくとも、目は起きている限り、使う器官ですから、アントシアニンやビタミンB群、ストレスに対抗するビタミンCは定期に取っておきたいもの、ラズベリーはアントシアニン、ビタミンCを多く含み、ビタミンB群が含まれているため、理想の食品と言えます。

眼精疲労は目を使うことで起きるため、

1、 特定の距離ばかりを見ない
2、 目を休ませる(睡眠を十分にとる)

の2点が1番ベストです。

食事で取る方が望ましいラズベリー

最近、機能性が注目されるラズベリーはラズベリーケトンなど、サプリも置く売られています。

ラズベリーは、眼精疲労解決のための栄養成分、そのほか血管を健康に保つプリフェノールも多くの種類が含まれています。

食物繊維も多く、栄養を取りこみ、老廃物を除去するのに優れた食品、そもそも、あまり特定の成分を単体で取るのが惜しい食品なのです。

★生で購入する場合の選び方

真ん中が空洞のため、傷みが早い。

カビが生えやすい。

選び方:旬は初夏~晩夏
汚れや傷が無く、色が濃い目で鮮やかなもの、形が揃っていること
香りが良いこと。柔らかさがあること。
(パック売りの場合、下で潰れているものがあると、そこから傷むので、底に注意)

・乾燥したものも売られています。

ラズベリーケトンやビタミンCはやや減りますが、食物繊維やポリフェノールは多めに含まれた状態、水分が少ない分、量を食べられるメリットがあります。

脂や砂糖を使って加工してあることが多いため、その場合は、脂や砂糖を取り過ぎないよう注意、また添加物に注意して購入しましょう。

★保存方法

☆冷凍がお勧めです。洗わずに冷凍しましょう。

エラグ酸はそのまま保存されます。

ブルーベリーを冷凍した場合、アントシアニンも減らないという実験結果があります。

むしろ3か月後の冷凍で抗酸化作用はアップ。その後は減っていく模様、1年程度は保存可能です。

形を維持したい場合、まず1個ずつパッドに並べて冷凍、その後袋に入れるなどして保存。

こだわらない場合は、裏ごしして、ピューレ状態で保存。

☆ジャムにする場合

栄養素の破壊が気になる点ですが‥
加熱により「メラノイジン」という物質が出来ます。

メイラード反応と呼ばれる「アミノ酸+糖」による糖化現象で、コーヒー、炒め物などで発生、ビタミンやミネラルの吸収を高め、脂質の酸化予防、コレステロールや血糖値を下げる、血流、便秘改善の働きがあります。

・アントシアニンは強酸性で安定するが、基本的に熱には弱い(変色)です。

アントシアニンにも色々な種類があり、かつ他の物質との兼ね合いで量が変化することから、素人測定は非常に困難です。

・ビタミンCは熱に弱いと言われますが、正確には酸化に弱く、他の物質との関係により、維持の度合いは変わります。

また加熱する際に、水に溶けやすいですが、ジャムの場合、全体を使うためロスがありません。

・ベリーにはペクチン(食物繊維)が含まれ、そのためジャムに「とろみ」が出ますが、

整腸作用があり、菌の繁殖を抑え、発がん抑制、悪玉コレステロールを少なくする。

という、嬉しい働きもあります。

※市販品にはペクチンを追加して、ジャムを増量するなどの方法が取られている商品もあります。
(市販のジャム、マーマレードについてはJAS規格により、果実含有率、添加物などが定められている)

ラズベリーのペクチン含有量は、イチゴと同程度。

加熱すると溶けだし、糖度55%~80%で、酸度pH(水素イオン指数)2.7~3.5

ジャムづくりには砂糖の他、必要に応じてレモン汁などを加えることもあります。

なお、ジャムに限らず「手作り&保存品」による食中毒が増えてきています。

ネットを見て、気軽にチャレンジできるのが原因の1つです。

ジャム作りは、専門家などが監修したものを読み、変にアレンジをしないで作る、殺菌などの注意事項を守る、冷蔵し1か月程度で食べ切る、を守りましょう。

市販ジャムは、機能性効果を高めるため、酸度や加熱の工夫をしているものも多く、地域特産品などを、探してみるのも手です。

ラズベリーケトンサプリの危険性

ラズベリーは複合栄養効果がかなり高いもの、また栄養素は単体で働くものではないため、基本的に、サプリではなく食物から取る方が望ましいです。

ただし、ラズベリーを食べる量には限界があり、ジャムの場合は糖分過多になる可能性もあります。

サプリを利用してもいいですが、あまり、頼りすぎるのはやめましょう。

サプリの場合、食物でからはなく合成的に同じ加工成分を作ることが可能で、元の原材料が何なのかが、不明な点も。

何より、特定成分を凝縮、大量摂取した場合の「健康保障」がないこともあります。

特に、ラズベリーケトンの場合「脂肪燃焼」という効果が主流、心臓や血管、脂肪分解酵素リパーゼを大量消費することになり、体への負担が大きくなります。

ラズベリーケトンは、美白化粧品に入っている美白成分「ロドデノール」の原材料、工場従業員から白斑が出たという事件があります。

特に大量摂取の保証がないサプリとも言えます。

育毛には、脂肪燃焼以上に多くのポリフェノールや栄養が有効と考えられます。

安心と効果の両面を考えると、定期にラズベリーを取る習慣を付ける方が賢いといえるでしょう。

最近は、品種改良も進み、九州で作られるものも増えてきました。

できれば、サプリは補助として服用する程度にとどめておき、実際のラズベリーを食べるようにするようにしましょう。

薄毛や美容に良い成分はいろいろ紹介されていますが、栄養素は複合摂取しないと効果が発揮できないことが多いのです。

ラズベリーは多くの機能を持つ成分がふんだんに入っているので、冷凍保存をして、コンスタントに摂取すると、肌も髪も若さを維持出来ます。

ラズベリーは育毛に期待ができるのか、まとめ

・ラズベリーは輸送や保存が難しいため、あまり生を見ないが実は優れた機能性食品、特にラズベリーケトンは、脂肪燃焼、薄毛対策に注目の成分

・美白効果のあるエラグ酸を始め、美容と健康に良いポリフェノールが多数、ビタミンCやミネラルも含まれているため、薄毛対策に必要な血行の健康維持、健康な地肌作りにもってこいの食品。

・眼精疲労が「薄毛の大きな原因」と言われるが、それを解決するアントシアニン、ビタミンB群を含むため、より薄毛には効果的。

・機能性に優れるため、サプリも多いが、安全性や成分の幅広さを考えると、生摂取が望ましい。

冷凍保存がお勧めだが、ジャムにしても別の栄養効果が得られる。

育毛剤は治療のための医薬品ではない! 育毛剤と発毛剤の違いを徹底解説!

ドラッグストアやネットで育毛剤が簡単に購入できるようになっている現在、育毛剤を使っても効果がないという情報が口コミなどで見受けられます。

育毛剤は効果ないという声は、育毛剤を使えば発毛するという効果に対する勘違いから来ているものです。

育毛剤には新たに頭髪を生やしてくれるほどの効果はありません。

育毛剤の大半は、厚生労働省によって医薬部外品に指定されています。

医薬部外品は病気の予防に重点が置かれており、病気の治療を目的としている医薬品とは異なっているのです。

AGA(男性型脱毛症)などの影響で薄くなってしまった頭髪を新たに生やしたいと思ったら、必要なのは医薬品に指定されている発毛剤の方で、医薬部外品である育毛剤ではないのです。

同じドラッグストアやネットショップで販売されていても、医薬品と医薬部外品には大きな違いがあるのです。

2つの違いはどこにあるのかを知り、育毛剤や発毛剤の購入の際に役立てていきましょう。

今や一般用医薬品はすべてインターネットで入手可能

医薬品は大きく分けると、医療機関の処方や製剤薬局の製造による薬局医薬品と、一般的なドラッグストアや薬局等で販売されている一般用医薬品になります。

2014年6月11日までは下の表のように、製剤薬局オリジナルの薬局製造販売医薬品、一般用医薬品のうち第一類と第二類については対面販売が必須となっていました。

つまり、それらに該当する医薬品はネット通販などで購入することはできなかったのです。



薬局医薬品 医療用医薬品(処方薬)…対面販売 処方せん医薬品
処方せん医薬品以外の医療用医薬品
薬局製造販売医薬品(薬局製剤)…対面販売
一般用医薬品 第一類医薬品…対面販売
第二類医薬品…対面販売
第三類医薬品…インターネット販売可

同年6月12日の改正薬事法施行に伴い、薬局製剤と第一類・第二類医薬品についてもネットでの販売が可能になりました。リストの赤字が変更点です。



薬局医薬品 医療用医薬品(処方薬)…対面販売 処方せん医薬品
処方せん医薬品以外の医療用医薬品
薬局製造販売医薬品(薬局製剤)…インターネット販売可
※毒薬・劇薬を除く。
要指導医薬品…対面販売
一般用医薬品 第一類医薬品…インターネット販売可
第二類医薬品…インターネット販売可
第三類医薬品…インターネット販売可

(引用元:薬と健康の週間

つまり、店頭で販売されている薬はすべてネットで入手が可能になったのです。

医薬品と医薬部外品は効能や目的が異なる

では、医薬品と医薬部外品にはどのような違いがあるのでしょうか。

医薬品は、ある疾患の治療に効果があると厚生労働省が認めた成分が配合されているものです。

端的に言うと、医薬品は病気を治すことに重点が置かれているのです。

一般用医薬品は効果や副作用の危険性によって第一類、第二類、第三類に分けられています。

数字が小さいほど効果は大きくなりますが、副作用のリスクも大きくなります。

特に第一類医薬品は、副作用によって日常生活に悪影響を及ぼす可能性があるものも含まれています。

第一類医薬品の購入時には書面による情報提供が義務付けられています。

医薬品に対して、医薬部外品はあくまでも病気の予防に重点が置かれています

特定の疾患に効果があるとされ、厚労省が配合を認めている成分が含まれていますが、治すほどの強い効果はないということなのです。

ただ、効果が緩やかな分、医薬品と比べると副作用発症のリスクが小さくなり、日常生活に悪影響を及ぼす可能性が小さいというメリットがあります。

ちなみに「養毛剤」という、化粧品のカテゴリーに入る商品もあります。

効果については、基本的に育毛剤よりさらに弱くなります。

一般的な「育毛剤」は医薬部外品に分類される

「育毛剤」と呼ばれるものは、医薬部外品カテゴリーになります。

つまり、現在生えている頭髪を太くしたり、脱毛を抑えるために頭皮の状態を整えたりする効果はあっても、新たに頭髪を生やすまでの効果はないということです。

そのあたりは、配合されている成分を見ても分かります。

育毛剤に配合されている有効成分のうち、科学的根拠があるものはあまり存在しないのです。

一例を挙げれば、育毛剤にはAGAの原因となる男性ホルモン由来物質・DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑える効果がある成分として、ヒオウギエキスやオウゴンエキスなどが配合されています。

ところが、ヒオウギエキスやオウゴンエキスには、DHTの生成量を減らすことができるという科学的根拠が存在していません。

あくまでも「効果があるかもしれない」という程度にすぎません。

血行促進成分であるニンジンエキスやセンブリエキスなどについても同様で、血行促進効果が科学的に証明できているというわけではないのです。

繰り返しになりますが、医薬部外品はあくまでも病気の予防に重点を置いており、治療が目的の製品ではありません。

「育毛剤を使用しても効果がない」というのは、医薬部外品にすぎない育毛剤に過大な期待をかけてしまったことの証明だと言えます。

髪の毛が生えてくるという期待は、育毛剤によって頭髪が生えてくると思わせるような広告も一因です。

育毛剤の正しい知識を得るための妨げになっているような誇大広告と言われても仕方ありません。

「発毛促進剤」は第二類・第三類医薬品または医薬部外品

育毛剤で効果が期待できないレベルの薄毛ならば、治療目的の医薬品を使用するしかなくなります。

医薬品には「発毛剤」と「発毛促進剤」の2種類があるのがややこしいところです。

発毛促進剤とは薄毛治療を目的とした薬で、多くは第二類・第三類医薬品に指定されています。

第一三共ヘルスケアのカロヤンシリーズや、田村治照堂のハツモールシリーズが該当します。

カロヤンシリーズに配合されている塩化カルプロニウムは、血管拡張効果によって頭皮の血流を促進させる医薬品です。

血流促進によって毛根に十分な栄養分を与えて頭髪の成長を促す効果があり、後述するミノキシジルに似ています。

ただ、効果の方はミノキシジルに及びません。

日本皮膚科学会のガイドラインによると、塩化カルプロニウムの評価は上から3番めの「C1」です。

治療に当たって「使用を考慮してもいいが、十分な根拠はない」というレベルにすぎません。

その分、副作用は頭皮のかぶれ程度で、ミノキシジルと比較すると軽めです。

この副作用の違いが、第二類・第三類医薬品という評価につながっているようです。

つまり、医薬部外品とは違い、薄毛に対して一定の治療効果は認められるものの、第一類医薬品ほどの期待はできないというのが、発毛促進剤への評価となりそうです。

「発毛剤」はミノキシジルが含まれる第一類医薬品

医療機関以外で薄毛治療を行うことを考えているのでしたら、第一類医薬品を使用することが唯一の選択肢となります。

薄毛治療の一般用医薬品のうち、第一類医薬品に指定されているのは大正製薬の「リアップ」シリーズのみです。

リアップに配合されているミノキシジルは、AGAクリニックをはじめとする医療機関での治療に使われている薬と全く同じものです。

血管拡張効果自体は塩化カルプロニウムと同じでも、より強力なものとなります。

ミノキシジルはもともと、薄毛治療薬として開発されたものではありません。

高血圧患者の血圧を下げるための血管拡張剤だったのです。

ミノキシジルの水溶液を頭皮に塗布したところ、血管が拡張されて強い発毛効果が発揮されることが分かったため、薄毛治療薬に転用されました。

実際、日本皮膚学会のガイドラインでもミノキシジルは最上位の「A」評価となっています。

治療に当たって使用を「強く勧められる」というレベルです。

効果が高い代わりに副作用も強くなります。リアップx5の添付文書では、頭皮のかぶれや湿疹に加え、動悸による心臓への負担、頭痛、むくみなどが出る可能性があるとしています。

実際、リアップ使用者のうち3人が循環器障害で死亡したことが確認されています(大正製薬側はリアップとの関連性はないと説明しています)。

こうした副作用のリスクゆえに、第一類医薬品に指定されているのです。

(引用元:大正製薬「リアップに関するマスコミ報道について」より)

AGA治療に用いられるのは主にミノキシジルとフィナステリド

ミノキシジルは医療機関での治療にも使用されています。

実際のところ、医療機関においてはミノキシジル以上にフィナステリドが治療薬として重視されています

フィナステリドはAGAの原因であるDHTの生成を抑制する薬剤です。

DHTは頭部においては抜け毛を促進させる原因となるため、生成を抑えることで抜け毛を防ごうというわけです。

こちらも初めはAGA治療薬ではなく、DHTが原因で起きる前立腺肥大症の薬でした。

のちにDHT生成抑制効果がAGAに効果があることが分かったため、転用されたのです。

フィナステリドも、効果は極めて高くなっています。

3年間にわたってフィナステリドを投与した人のうち、AGAが進行した人はわずか2%だったことが臨床試験で分かっています。

78%は症状が改善しており、残り20%も薄毛の進行が食い止められているのです。

効果が高い分、フィナステリドにも副作用があることが確認されています。

フィナステリド製剤であるプロペシアの添付文書には、性欲減退やED(勃起障害)、精子減少などが主な副作用として記載されています。

若くしてAGAを発症した人や、妊活中の人にとっては、この副作用は痛いところです。

下手をすれば、薄毛以上に深刻な悩みとなってしまいかねません。

また、フィナステリドは女性への処方が認められていません

お腹の赤ちゃんが男の子の場合、性器の発達不良を招く可能性が指摘されているためです。

女性が服用すると身体に異常を引き起こすリスクの強い薬であるため、副作用に対応することができる医療機関以外での処方が認められていないのです。

最近ではフィナステリドよりも強力なデュタステリドの使用が認められましたが、副作用については大差がないうえ、女性に処方できないという問題点は解決されていません。

医薬部外品の「育毛剤」と医薬品の「発毛剤」を区別して使おう!

医薬部外品である育毛剤は強い副作用がない代わりに、効果については大きな期待を持つことはできません。

一方で医薬品である発毛剤は効果については期待できますが、強い副作用が出る可能性があるというデメリットがあります。

初期の薄毛でそれほど強い効果が必要でなければ、強い副作用を持つ発毛剤の使用はデメリットばかりが強調されることになります。

それならば、医薬部外品で副作用のリスクがない育毛剤で十分ということになります。

逆に薄毛が進行していれば、育毛剤では効果が期待できず、購入しても無駄遣いになってしまいかねません

そのような場合は、リスクを承知で発毛剤を購入した方がいいでしょう。

それでも効果が十分でなければ、医療機関での治療を検討してみるといった具合です。

育毛剤、発毛促進剤、発毛剤のいずれを選ぶかは「適材適所」なのです。

あなたの薄毛の進行状態と相談しながら、現状に適した製品を選ぶようにすればいいのです。

育毛剤と医薬品の関係まとめ

育毛剤のほとんどは、医薬部外品にカテゴライズされています。

医薬部外品とは病気の予防に主眼を置いているもので、治療効果があるわけではありません。

育毛剤は薄毛を予防することはできても、新たに髪を生やすことはできないのです。

もし新たに頭髪を生やしたいと考えているならば、第一類医薬品である発毛剤を使用するしかありません。

これに該当しているのは、リアップシリーズのみです。

ただ、第一類医薬品は効果も大きい代わりに、副作用も強くなります。リアップもその例外ではありません。

より高い発毛効果を希望するならば、医療機関での治療も選択肢に入ってきます。

医療機関ではミノキシジルに加えてフィナステリドが処方されますが、こちらもEDなどの副作用があります

薄毛があまり進行しておらず、発毛剤の副作用というデメリットを心配するようであれば、育毛剤がおすすめです。

逆に薄毛が進行して育毛剤では不十分ならば、発毛剤以外の選択肢はないということになります。


頭部の髪の毛がない箇所に「発毛」をさせたいのであれば発毛剤。

髪の毛の成長を促し、「育毛」をさせたいのであれば育毛剤が適している。

育毛剤で対策をするか、発毛剤を使用して治療にあたるかは薄毛の進行度によって変わってくるぜ。

市販の育毛剤と通販商品では違いはあるの?それぞれを徹底解剖!

育毛剤といえばチャップアップなどネット通販というイメージが強いかもしれませんが、ドラッグストアをはじめとする一般的な販売店でも育毛剤は販売されています。

市販の育毛剤の中には通販よりリーズナブルな商品もあるので、買ってみようかという気になったこともあるでしょう。

逆に値段を見て「こんなに安くて本当に効果があるんだろうか」と不安を抱いた人もいるかもしれませんね。

市販の育毛剤は知名度の高いメーカーの商品なので、その点で安心できるという声を聞きます。

一方で通販商品は派手なCMなどの経費がかかっていないため、費用対効果に優れているという意見もあります。

実際には市販の育毛剤にも通販商品にもメリットとデメリットがあり、どちらが優れているか一概に判断することはできません。

市販の育毛剤にはどのような特徴があるのか、通販製品とはどのような点が違っているのかについて、徹底解剖していきましょう。

市販も通販も育毛剤の安全性は基本的に同じ

市販の育毛剤は有名メーカーの製品がほとんどです。

誰でも知っているような会社の製品ならば、安全性も高いのではないかと考える人は多いでしょう。

逆に通販の育毛剤のメーカーは、必ずしも知名度は高くありません。

「得体の知れないメーカーが販売している」というイメージを持ち、安全性についても疑問に思っている人がいるかもしれません。

実は安全性については、市販の育毛剤も通販商品も同じなのです。

厚生労働省が医薬部外品としている商品ならば、市販だろうが通販だろうが安全性は同レベルになります。

市販と通販で、認定基準に差があるというわけではありません。

通販の育毛剤にはCMを打つなどの経費が少ないです。

一方で市販の育毛剤は、この経費が販売価格に上乗せされています。

このため、同レベルの価格ならば、通販商品の方がコストパフォーマンスに期待ができるくらいです。

では、なぜドラッグストアでは激安育毛剤が販売されているのでしょうか。

答えは簡単です。「激安育毛剤は原材料費を抑えている」からです。

同じ有効成分が含まれているといっても、配合量が少なければ原材料費は安くなります。

ただ商品としては、成分が薄まっている以上、それだけ効果の方は期待できなくなってしまいます。

純粋に一本あたりの内容量を少なくすることも原材料費抑制につながるので、コストを安くすることができます。

この場合は、単体では安くても購入本数が増えるため、コストパフォーマンスが悪くなります。

市販の育毛剤はある程度の期間、店頭に置くことを想定しています。

市販の育毛剤にはほとんどの場合、成分が劣化しないようにするための添加物が配合されています。

そしてこの育毛剤に配合されている添加物が、頭皮に悪影響を与えてしまう可能性があるのです。

また、市販の育毛剤の中には医薬部外品ではなく、リアップ製品のように医薬品に指定されているものもあります。

医薬品の効果については医薬部外品を上回るとされています。

ただ、添付書類に副作用についての記述があり、医薬品は安全性という意味では必ずしも高いとは言えないことが明示されています。

つまり、育毛剤の安全性は市販か通販では決められないということです。安全性はあくまでも、分類や配合成分によって決まってくるのです。

厚生労働省による認定基準はどちらも一緒だ!

したがって、育毛剤の安全性は市販も通販もどちらも同じということになる。

安全性はあくまでも、医薬品や医薬部外品などの分類や配合成分によって決まってくるぞ。

市販育毛剤のメリットとデメリット

では、市販育毛剤にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

まず、実際に商品を手にとって確認できるということが挙げられます。

製造年月日を見ることができますので、古い製品を購入してしまうことを避けられます。

一部のネットショップでは偽物が販売されていることもあり、商品レビューに「注文したら偽物が送られてきた」というコメントが掲載されていることもあります。

市販商品は、そうしたリスクを取らなくてすむのが大きなメリットとなります。

通販の場合は、購入してから商品が届くまでに、ある程度の日数が必要になります。

これに対して市販商品の場合は、お店で購入すればすぐに使用できるというのも大きなメリットになります。

デメリットとしては、選べる商品の幅が狭いことが挙げられます。

ドラッグストアの棚のスペースが限られているため、置ける商品の種類にはどうしても限界があるためです。

販促のために有名タレントをイメージキャラクターに起用している育毛剤もありますが、有名タレントをCMなどに使用すると、高額な経費がかかってしまいます。

販促のための経費が定価に上乗せされているのも、デメリットと言っていいでしょう。

同じ原材料費ならば、宣伝にお金をかけている商品の方が高くなっているのは自明です。

同じ価格ならば原材料費を抑えているということで、同レベルの価格帯の通販商品と比較すると、効果の面で疑問が生じてしまうことになるからです。

通販育毛剤のメリットとデメリット

通販育毛剤のメリットとデメリットは、市販商品の裏返しと言っていいでしょう。

まず、通販は棚による物理的な制約はありませんので、選べる商品の種類は多くなります。

ネットには口コミ記事が多いため、それを見ながら選ぶことができるものメリットと言っていいでしょう。

ただし、そうした口コミ記事に全幅の信頼を置けるかというと、それはまた別の話です。

口コミ記事を装ったメーカー側のステルス・マーケティングの可能性が捨てきれないためです。

ネットの比較ランキングや口コミ人気ランキングなどについても同様で、あくまでも参考程度に思ってください。

割引特典も、通販商品ならではのメリットと言っていいでしょう。

毎月1本というように定期的に購入したり、育毛サプリメントやシャンプーとセット購入したりすることで、大幅な割引になるコースが用意されているケースがあるのです。

育毛剤が肌に合わずに頭皮がかぶれてしまうなどの問題が出た場合には、全額返金保証制度が用意されている商品もあります。

これは購入時の安心感につながります。

デメリットは、実際に商品を見て購入することができないため、古い商品が送られてくる懸念が拭えないことです。

公式販売店以外の購入では、偽物が送られる可能性があるのもデメリットです。

購入時にクレジットカード情報を入力したり、会員登録をしなければならなかったりするケースがあるなど、手続きの煩雑さもデメリットと言っていいでしょう。

育毛剤をバレずに購入したいという気持ちがある人にはデメリットにもなってしまいます。

商品を家族が受け取った時など、育毛剤の購入がバレてしまう可能性があるからです。

内容物の欄に「育毛剤」と書かれていると、目も当てられないことになりかねません。

パッケージによくある「薬用」とは医薬部外品を指す!

ところで、育毛剤は商品名に「薬用」と書かれているものが多いです。

実は「薬用」というのは本当の医薬品というわけではなく、医薬部外品であることを示しているにすぎないのです。

医薬部外品とは、ある疾患に対して効果がある成分が一定量含まれていると、厚労省が認めているものです。

ただ、医薬部外品は疾患の治療ではなく、あくまでも予防を目的としたものなのです。

医薬部外品の育毛剤の場合、残っている頭髪を元気にしたり、抜け毛を減らしたりするなど、薄毛予防効果はあります。

医薬品のように、頭髪を新たに生やすような発毛効果はないのです。

もしほとんど生えなくなった部位の頭髪を復活させたいのならば、医薬品と認められている育毛剤あるいは発毛剤でなければダメです。

効果がある分、上述のように医薬品には副作用が付き物なのは留意しておくべきです。

とはいえ、医薬部外品に指定されていれば、市販の育毛剤だろうが通販商品だろうが、期待できる効果に大差はありません。

「薬用」と書かれていれば、効果は似たようなものだと考えていいでしょう。

育毛トニックは育毛剤とは異なるので注意

ドラッグストアに行くと、妙に安い価格で育毛剤のような商品が販売されているケースがあります。

激安商品をよく見ると、育毛剤ではなく育毛トニックという可能性があります。

育毛剤と育毛トニックは似たような名前ですが、実は全く異なった商品です。

育毛剤は、あくまでも単に頭皮環境を整えるためのものです。

頭皮の状態が悪化すれば、頭髪にも悪影響を与え、薄毛の原因となってしまうこともあります。

育毛トニックは、頭皮の状態を整えることで、薄毛促進を抑えるものです。

医薬部外品に指定されていても、育毛剤のような効果があるものではないので、別物と考えていいでしょう。

本気で薄毛対策を考えるならば、育毛剤を購入すべきです。

ここで注意しておきたい点として、育毛剤と育毛トニックとの併用はおすすめできません。

育毛剤には頭髪の成長力をアップさせるため、頭皮の血流を促進させる効果のある成分が含まれています。

また、育毛トニックには使用時に爽やか感を出すため、刺激性のある成分が含まれています。

育毛剤の血行促進効果に、育毛トニックの刺激成分が加わると、炎症の原因となってしまうことがあります。

炎症は抜け毛を増やす原因で、育毛にとっては逆効果となります。こうした問題を避けるためにも、育毛剤と育毛トニックの併用は避けるようにしておきましょう。

宣伝イメージや知名度ではなく分類と成分で決めよう!

では、市販と通販の育毛剤、どちらがオススメなのでしょうか。

答えは「商品によるとしか言えない」ということになります。

一番やってはいけないのが、先入観だけで購入することです。

「有名メーカーの商品だから大丈夫」「あのタレントが宣伝しているから買おう」というのが、その典型と言っていいでしょう。

どのメーカーが売ろうが、誰が宣伝していようが、育毛に必要な量の有効成分が含まれていなければ、育毛剤としての効果は望めないのです。

宣伝に釣られた結果、効果が期待できない商品を購入してしまったのでは意味がありません。

同様のことは、通販商品についても言えます。

ステマまがいの口コミに釣られてしまうのは、避けたいところではないでしょうか。

まず、育毛剤を選ぶ際には、公式サイトで成分表を確認しておきましょう。

どのような育毛成分が配合されているかを確かめるためです。

可能であれば、有効成分の配合量も確認しておきましょう。

当然ですが、有効成分の配合量が多ければ多いほど、効果は高くなることが期待できます。

商品によっては、全く有効成分の配合量が公開されていないことがあります。

含まれている量が少ない可能性がありますし、企業姿勢としても好ましいものではないので、注意しましょう。

市販の育毛剤には実際に商品を手にとって確認できるというメリットがあります。

購入前に成分表をしっかりチェックするなど、このメリットを生かしてほしいものです。

いずれにしても、育毛剤購入の決め手はメーカーの知名度でも、CMに起用しているタレントの好感度でも、ネットの口コミ記事でもありません。

あなたがその育毛剤がどのような商品なのかを確認することが、最も重要なことになるのです。

育毛剤の購入を検討する際は、しっかりと成分が含まれているかをチェックするんだ!

安いだけのモノや、同じ価格でも成分が違うモノなどが存在するから見極めやすくなるぞい。

市販の育毛剤まとめ

市販の育毛剤は実際に商品を手にとって確かめることができるので、古くなった商品や偽物を購入するようなことがないのが大きなメリットです。

ただ、宣伝費がかかっている分、通販商品と比較して割高になるというデメリットがあります。

定期購入による割引や全額返金保証制度が用意されていないのも、デメリットと言っていいでしょう。

ドラッグストアには棚の広さという物理的な制約があるので、通販と比較すると商品の選択肢が狭くなるのもデメリットになります。

ただ、通販であろうが市販であろうが、医薬部外品であれば効果は同レベルです。

どちらが優れているわけでも、どちらが劣っているわけでもありません。

効果的な成分が一定量含まれているかどうかなど、購入前のチェックが重要になってきます。

市販の育毛剤は、含有成分のチェックがしやすいのもメリットです。

メーカーの知名度などに左右されず、まず商品を手にとって、成分表にしっかりと目を通しておくのがおススメです。

最後に、ドラッグストアなどで激安商品を見かけることがありますが、育毛トニックでないかどうか確認しておきましょう。

育毛剤とは違って頭皮ケアのための商品で、必ずしも育毛そのものに役立つものではないためです。


育毛剤は市販でも通販でも安全性は一緒だぜ!

個人差があるもので、効果がある商品を探し出すことは難しい。

ただ、費用の点から考えると、定期購入割引や返金保証のある通販の方がお得かもしれないな。

育毛剤の効果を高める!即効性を上げるためのポイント

育毛剤の効果を上げるには、入浴した時に蒸しタオルを使用し毛穴を十分に開く状態にしてあげることがベストな方法です。

特に冬場は寒く毛穴が強く塞いでいますから、入浴しながら頭皮を蒸らすことが大切です。

毛穴のまわりについた汗や皮脂など整髪剤の汚れをきれいに浮かして洗い流すことが、育毛剤の成分を毛穴から吸収しやすくし育毛効果を最大に引き出す重要なポイントとなります。

その反面で「育毛剤の即効性は期待できないものだ」と認識する必要性もあるのです。

育毛剤の効果をより早く得るためには、2つの項目を守ることが大切です。

・自分に合った育毛剤を使用すること

・毎日、規定の使用量を守り続けられること

とても簡単なことですが、自分にあった育毛剤にあうまでの難しさや毎日続けることはとても大変な作業になりますから、習慣づけることが必要になります。

自分に適した育毛剤を選択するには、大きく分けると2つの有効成分から選びます。

・血行を促進する成分を多く配合したもの

・頭皮の保湿成分や栄養成分を多く配合したもの

頭皮の色が悪い人は血行を促進する育毛剤を選択します。

頭皮乾燥がひどい人は、保湿成分を多く配合している育毛剤を選択します。

ほんの少しの有効成分の配合が違うだけも頭皮に合わないことが多くありますから、頭皮の状態をよく確認してから購入するようにしましょう。

今回は、「育毛剤の効果が上がる方法」と「育毛剤には即効性がないこと」や「効果的にならない場合もある」ことを解説していきたいと思います。

育毛剤で即効性は厳しい

毛髪や頭皮が正常な状態で、予防のために育毛剤を使用する人はごくわずかだと思いますが、頭皮や毛髪の健康を維持する上では、育毛効果をより有効に発揮することができるでしょう。

しかし、育毛剤を始めようとする人は、抜け毛が起きてから使用する人が大半です。

抜け毛を止める対策の中では、簡単に頭皮ケアできる点では需要が高まる原因だといえるでしょう。

育毛剤はいかにも早く効果を発揮するかのように言う人もいますが、育毛剤は即効性があるものではないため、育毛効果が出るまでにはAGAの治療や皮膚科の治療のように数ヶ月かかるものなのです。

しかも、毎日続けなければ効果がでないとくれば、頭皮ケアの時間も一層多くなるでしょう。

育毛剤に即効性がない理由

確かに、育毛剤は毛穴から浸透した有効成分で育毛効果を上げることができます。

広告や口コミには育毛効果抜群と高評価されていますし、抜け毛に悩んでいる人には信頼性が高くなるのも無理はありません。

しかし、AGAクリニックの医師も育毛剤の効果を過大評価しないようコメントしています。

なぜならば、育毛剤は医薬品ではないからです。

育毛剤は医学的にも根拠が乏しく医薬品として認められていません。

医薬部外品として市販されているものですから、育毛剤の相性とは別に副作用もなく安心して使用することができるのです。

仮に、育毛剤が医薬品だとすると即効性があるものは副作用のリスクが伴うので、医師の診察や処方が必要になりますから市販では購入できないものになります。

つまり、美容液と同じように頭皮の保湿や紫外線から守る役目があり、頭皮環境を整える意味では「弱った頭皮や毛髪を回復し維持する役割」が中心だと考えた方がよいです。

育毛剤は医薬品ではないので「即効性があるものではない」と理解して取り組まなければいけない育毛方法とだといえるます。

なぜ、育毛剤の使用期間は長くなるの?

育毛剤の説明書や広告の隅には「3ヶ月以上の継続を推奨します」や「数ヶ月の継続を推奨します」とか記載されているものがあります。

何を基準において推奨しているかというとヘアサイクルの基準と同じ3ヶ月を目安期間としているからです。

毎日、育毛剤を使用していても毛穴から浸透する成分はごくわずかなので時間がかかります。

育毛効果を上げるために成分量の配合を多くしたり強くしたりすると、頭皮トラブルになりかねないので有効成分はある程度セーブされた状態で配合されています。

近年、市販されている育毛剤は毛穴からの吸収率が高くなっているようですが、個人差に幅があるため吸収率が高くなっても短い期間で効果が出る育毛剤は少ないのが現状でしょう。

育毛剤を使用して効果を期待したいのであれば、2~3ヶ月は続けて経過を見なければ効果を確認することが難しいといえるのです。

但し、育毛効果を現してくると、頭皮の色や毛髪のツヤやコシの変化に気づき効果を感じることができますから、全く期待できないものでもないといえるのです。

また、抜け毛の原因にも色々あり、自分で抜け毛対策をすることができない場合もあります。

抜け毛の原因がはっきりしないまま育毛剤を続けていても効果が感じられない場合、皮膚科やAGAクリニックへ相談する必要性があるため、経過を見ることがとても重要になります。

例えば、下記のような症状では育毛剤の有効成分では発揮しないものになります。

・ストレスによるホルモンの異常・AGA(男性型脱毛症)

・食生活の偏りによる栄養素不足による抜け毛

・長期間の睡眠不足によるヘアサイクルの乱れによる抜け毛

これらの症状は、身体の内面から異常が起きていることが考えられるぞい。

少々の異常であれば、身体には自己回復機能がありますから自然に回復する力を持っています。

しかし、体の内面からくる生活習慣の異変や食生活の偏りからくる異変は、栄養素を摂ることや十分な睡眠をとる習慣をつけなければ改善できません。

また、身体的な異常が深刻化している場合は、専門の治療薬を用いて治療を行いながら改善させなければ回復できないので、育毛剤だけでは根本的な解決ができないのです。

いずれにしても、「頭皮や毛髪が弱っている状態」なのか「身体的に異常が起きているのか」見極める期間がポイントになります。

2~3ヶ月使用しても効果を感じられない時や、使用していても数週間抜け毛が治まらないようであればすぐに止めて、できるだけ早く皮膚科やAGAクリニックへの受診をお勧めします。

自分に適した育毛剤を判断する

自分に適した育毛剤を判断するには、使用してから1週間経過しても頭皮トラブルを起こさないことです。

みなさんもご存じの通り、育毛剤には数多くの有効成分が含まれています。

・頭皮や毛髪に必要な栄養成分

・頭皮を守る保湿成分

・血行を促進する刺激成分

・カユミなどの抑制成分

・殺菌成分

・成分を長期間保存するための物質

などが主に含まれています。

自分にあわない育毛剤は、遅くても翌日から数日の間に頭皮に症状として現れてきます。

育毛剤があわない場合良く出る症状

・頭皮が赤くなり数日経過しても赤みが治まらない(頭皮の痛みを伴う時もあります)

・頭皮にカユミや湿疹がでる

頭皮の赤みが出る時は2つの理由

1 育毛剤が合わない場合に刺激成分が効きすぎて炎症してしまい赤みがでる時

2 育毛剤の刺激成分の作用で赤みが出ている時

上記2つの症状は同じでも、全く正反対なので判断することが難しい時もあるのです。

1.2の共通点には、良くても悪くてもカユミがでることです。

頭皮の弱い人は育毛剤を購入する前に「刺激成分」が入らないものを選択して使用するようにしましょう。

湿疹や痛みを伴っていれば育毛剤があわないと判断できますが、カユミを伴う症状だけでは判断がつきません。

育毛剤を止める判断材料!

・痛みがある
・湿疹がでる
・赤みが消えない

これらの症状が続いているときは育毛剤を止めてくれ!

数日で消えるようであれば育毛剤の作用であったと思って良いでしょう。

あわない育毛剤は、続けて使用すると頭皮に炎症と湿疹を起こしてしまい頭皮を治す期間がさらにかかりますから、すぐに中止しましょう。

実際、有効成分を確認した上で自分に合う育毛剤を選んだつもりでも、使用するとカユミや湿疹がでることもあるので、育毛剤の適したものを選択するには難しい点があるのです。

育毛剤の有効成分には2種類ありますが、どちらの有効成分も相性が悪くてあわない人もいますから「必ずあうとは限らない」ものともいえるでしょう。

育毛シャンプーでも同じことが言えるように、育毛剤でも苦労している人は本当に多くいるのです。

ある程度使用して効果を感じられない時は、ネットで無料相談をしている専門のクリニックや皮膚科へ相談するようお勧めします。

適切な使用をするためのポイント!

育毛剤を使用するには、必ず守らなければいけない2つの約束があります。

1.1回に使用する育毛剤の量を定められた規定以上に増やして使用しないこと

規定量以上使用すると育毛剤にある有効成分が効きすぎるため頭皮に炎症を起こすことがあります。

早く回復したい気持ちは痛いほどわかりますが、必ず既定の量や回数を守って使用するようにしましょう。

2.育毛剤を使用したら使い切るまで使用して効果が期待できる2~3ヶ月を目途に続けること

育毛剤の効果が感じられないからといって、何度も育毛剤の種類を変えてしまうことがあります。これは絶対しないでくださいね。

育毛剤の種類によって含まれる有効成分が違うため、頭皮にあわなくなる時や数多くの育毛成分が頭皮に塗られたことで頭皮自体にダメージを与えてしまい、育毛効果が確かめられなくなる可能性があります。

どの育毛剤で効果があったのかわからなくなるのです。

*頭皮に異常が現れた時や抜け毛が多くなった時は、すぐに中止しましょう。頭皮はとてもデリケートですから、ブラッシングを強くすると赤くなることがあるように敏感に反応します。

むしろ、頭皮を扱う時はあまり触らない方が良いのです。

つまり、育毛剤を多く頭皮に塗ることや違う種類の育毛剤を何度も代えて使用することは、頭皮に悪影響を起こす原因になってしまいます。

早く効果を発揮するための頭皮ケア

とにかく、頭皮や毛髪を清潔にしていることが育毛効果を発揮する必須条件といえます。

暖かくなるにつれて汗をかく日も増え紫外線を浴びながら歩くことも多くなります。

外出する際、整髪剤やオイルを使用することもあるでしょうから、毎日の洗髪は頭皮を清潔に保つためには欠かすことができない習慣といえるでしょう。

◆一番大切な頭皮ケアは日々の生活習慣の中にもあります。

頭皮ケア製品を使用する以外で、頭皮や毛髪に大切なことですから覚えておきましょう。

A 入浴時間を出来るだけ多くとること

B 規則正しい一定の睡眠時間をとること

C 栄養素が偏らない食生活をすること

A入浴は頭皮を蒸らすことを併用することで皮脂や汚れを効果的に浮かすことができます。

シャンプーをする際、毛穴の汚れがきれいに洗い流すことができる他、体全体の血流の循環を促進しますから身体の疲れをとり頭皮や毛髪の栄養素も運ばれやすい状態にしてくれます。
B規則正しい睡眠時間は、頭皮や毛髪だけではなく身体的にも必要不可欠なものです。
抜け毛の原因を作るのもヘアサイクルを乱す原因の一つに睡眠時間があるのです。

睡眠時間をしっかり取ることで成長ホルモンの分泌も良くなり毛母細胞の分泌を促進することにつながります。

十分な睡眠を心がけるとヘアサイクルを安定させることができます。
C食生活の栄養素も気をつけなければいけません。

食事の栄養素は毛髪に大きな影響を与えますから、栄養が偏らない食材をかえながらバランスよく摂るようにしましょう。

*栄養素が多く含まれる「和食」がおススメです。

頭皮ケア製品の有効な使い方

育毛剤を使用する時は、シャワーの後よりも入浴後に使用する方が効果的です。

毛穴が開くことで育毛成分が浸透しやすくなるのがポイントですから、血流の循環を良くするためにも入浴を心がけましょう。

特に、育毛剤を塗った後に頭皮用コンディショナーを使用すると良いでしょう。

育毛剤にも保湿成分が多く含まれているものがありますが、足りなければコンディショナーで補うことができます。

育毛剤やコンディショナーを使用する程度で他のケア製品は控える方がよいでしょう。

育毛剤を始めると、毎日頭皮に触れることが増えてしまいます。

頭皮に刺激ばかり与えていると敏感に反応しやすくトラブルを作る原因となりますから、無駄に多い回数や時間で頭皮のマッサージをしたりブラシを何度も使用したりすることは止めておきましょう。

「入浴時と洗髪時」「育毛剤を塗った時のマッサージ」以外は、頭皮に触れないようにすることも早く育毛効果を発揮させる頭皮ケアでもあるのです。

育毛剤の役割についてのまとめ

今回の解説で、育毛剤の役割や効果について理解できたでしょうか。

今までのことを簡単にまとめてみたいと思います。

育毛剤は医薬品ではないので「即効性があるものではなく弱った頭皮や毛髪を回復し維持する役割」が中心だと考えた方がよいこと。

育毛期間が長いのは、開発段階や実験データから有効な期間として取り出した結果がヘアサイクル基準の3ヶ月と同じデータが多いことから目安期間としていること。

■育毛効果を最大に引き出す重要なポイント

1.入浴するときは頭皮の毛穴のまわりについた汚れを蒸したタオルで浮かすこと

2.毛穴のまわりについた皮脂や整髪剤の汚れをきれいに洗い流すこと

3.育毛剤やコンディショナーを使用して頭皮マッサージをした後は、頭皮を無駄に触らないこと

4.頭皮ケア製品の種類を増やさないこと

必要以外の頭皮ケア製品は逆に頭皮を悪化させることがありますから、育毛剤やコンディショナー程度で十分補うことができます。

■育毛剤を使用するときの注意点

1.自分の適した育毛剤を選択するには頭皮の状態を知ること

2.必ず、定められた使用量で育毛すること

3.育毛効果を見極める期間内には育毛剤を変更しないこと

4.「頭皮や毛髪が弱っている状態」か「身体的に異常が起きているのか」見極める期間が必要であること

5.カユミを伴い湿疹が出た時は使用を中止し、使用中に抜け毛が止まらないとかある程度の期間を過ぎても効果が確認できない時は専門のクリニック・皮膚科へ相談すること


育毛剤に即効性を求める事は厳しいけど、使用する事で育毛させやすい環境にしていくことができる!

効果がない。という人はもしかしたら身体に異常がある可能性が高いかもな!

育毛シャンプーの効果!抜け毛防止と髪のボリュームアップ

育毛シャンプーと呼ばれる商品が最近になって増えてきています。

価格も安いものから高いものまでバラエティーに富んでおり、どれを選んだらいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか。

自然志向の高まりもあり、添加物フリーなどを好む人が増えてきているため、育毛シャンプーも有害とされている添加物を排し、自然由来の成分を配合している製品をよく見かけます。

一般的な市販のシャンプーは洗浄力が強すぎるなどの問題があり、敏感肌の人や頭皮に異常がある人は頭皮を悪化させて抜け毛を増やす原因になってしまうことがあります。

そうした製品に比べると価格は若干高めですが、育毛シャンプーには頭皮環境を悪化させるような成分が配合されておらず、抜け毛の防止につながることが期待できます。

実のところ、育毛シャンプーには頭髪を増やすほどの効果はありませんが、抜け毛を減らすことは育毛剤の効果をアップさせることにもつながるので、薄毛克服にはオススメだと言っていいでしょう。

育毛シャンプーにはどのような成分が含まれているのか、どのような製品がおすすめなのかなどについて、徹底解剖していきましょう。

育毛シャンプーに含まれる成分は頭皮にいいものが多い

まず知っておいてほしいのは、量販店やドラッグストアで販売されている安価で一般的なシャンプーには、頭皮にとって好ましくない成分が含まれていることがあります。

具体的にはラウリル硫酸ナトリウムラウレス硫酸ナトリウムといった合成界面活性剤です。

これらは洗浄力が強すぎることが問題になります。

洗浄力が強いことは良いことなのではないかと思う人もいるでしょうが、必ずしもそうとは言えません。

なぜなら、洗浄力の強すぎるシャンプーは頭皮の皮脂を洗い流しすぎ、頭皮から水分が逃げるのを防いでいる皮脂のバリアを壊す原因になるからです。

そもそも頭皮は、体の中で最も皮脂の分泌量が多い部位です。

頭皮は体の一番上にあるため紫外線を浴びやすいので、水分が蒸発して乾燥しないように皮脂でバリアを作っているのです。

皮脂のバリアが破壊されると頭皮が乾燥し、ターンオーバーがうまくいかなくなって皮膚が塊のまま剥がれ落ちるようになり、フケが増えます。

頭皮の乾燥によって増えたフケが毛穴に詰まると、頭髪の成長が阻害されて薄毛の原因となります。

また、詰まった毛穴にマラセチア菌をはじめとする細菌が感染すると炎症が起き、粃糠性脱毛症につながってしまうこともあります。

頭皮の状態悪化が、抜け毛を増やす原因になります。

頭皮に優しいとされている石鹸系の界面活性剤も、洗浄力が強すぎるという点では合成界面活性剤と同じです。

頭皮の乾燥によって、薄毛の原因を作ってしまうのです。

これに対して、育毛シャンプーにはアミノ酸系の界面活性剤が配合されています。

アミノ酸系界面活性剤の洗浄力は合成界面活性剤や石鹸系界面活性剤に劣りますが、それがメリットでもあります。

なぜなら、アミノ酸系界面活性剤は皮脂を洗い流しすぎるということがないので、頭皮が乾燥しにくいのです。

頭皮の乾燥を抑えられればターンオーバーがうまくいくので、フケが減少します。

フケが頭皮に詰まることが防げるので、頭髪の成長力をダウンさせずにすみます。

また、炎症による脱毛症も防止できるので、抜け毛を減らすこともできるのです。

育毛シャンプーにはこれに加えて、馬油のように頭皮の保湿力を高めてくれたり、グリチルリチン酸ジカリウムのように炎症を起こす細菌を退治してくれたりする成分も含まれています。

こうした成分は基本的に自然由来のものなので、頭皮に負担をかけるようなことがないというメリットがあります。

また、育毛シャンプーには頭皮の血行を促進してくれる成分も含まれています。

実はこれが、頭髪の成長力アップに寄与しているのです。

頭髪の成長に必要な栄養分は、頭皮で吸収されているわけではありません。

消化器で取り入れられたものが、血液によって頭皮にある毛根まで運ばれているのです。

血行が悪化すると、頭髪の成長に必要な栄養分が毛根まで十分に届かなくなり、頭髪の成長力がダウンしてしまいます。

これが薄毛の原因のひとつになります。

育毛シャンプーによって頭皮環境を改善し、頭皮の血行を促進できれば、毛根に届く栄養分の量を増やすことにつながるぜ!

つまり、頭髪の成長力がアップしてくれるというわけだな。

アロマ成分を配合し、ストレス解消効果を発揮してくれる製品もあります。

ストレスは頭皮の末梢血管を収縮させて血行悪化の原因を作りますので、これも血行促進成分の一種と考えていいでしょう。

医療機関で処方されている薄毛治療薬のミノキシジルは、頭皮の血管を拡張して血行を促進させる薬剤です。

それだけ血行促進は、薄毛対策にとって重要な意味を持っている証拠と言えるのです。

抜け毛防止と髪のボリュームアップの効果に期待!

育毛シャンプーによって期待できる効果には、どのようなものがあるのでしょうか。

それは、抜け毛を防止することと髪のボリュームをアップさせることです。

一般的な市販のシャンプーだと洗浄力が過剰なので、皮脂のバリアを壊して頭皮を乾燥させてしまいます。

フケが増えるのは洗髪が不十分なためだと考えて、洗髪回数を増やす人もいますが、そもそも「洗いすぎ」が原因なので逆効果になってしまいます。

フケの増加によって頭髪に炎症が起きると、本来ならば抜ける時期になっていない頭髪が抜けるようになります。

これが粃糠性脱毛症です。

育毛シャンプーはアミノ酸系界面活性剤によって洗浄力が適度に抑えられていますので、頭皮の皮脂のバリアを破壊してしまうようなことがありません。

これによって頭皮の乾燥を抑え、炎症による脱毛症を防止し、抜け毛を減らすことができるのです。

また、頭皮の乾燥によって増えたフケが毛穴に詰まると、頭髪の出口が狭くなって成長が阻害されます。

毛穴の出口が細いと頭髪が全体的に細くなり、ボリュームがダウンしてしまうのです。

育毛シャンプーを使用するとフケが減少しますので、フケが毛穴に詰まることがなくなり、毛穴の広さが元通りになります。

これによって頭髪の太さも元通りになり、全体のボリュームがアップしてくれるというわけです。

育毛シャンプーを使う見極めと選ぶときの3つのポイント

育毛シャンプーには、新たに頭髪を生やしてくれるほどの効果はありません。

ただ、今ある頭髪を元通りの太さにしたり、抜け毛を防いでくれたりすることで、薄毛が進行するのを防いでくれるくらいの効果はあります。

これを育毛シャンプーの使用の見極めとしてください。

さらにその効果は、正しい選び方をしてこそ発揮できるものなのです。

育毛シャンプーにもいろいろな製品があり、効果もまちまちです。

より効果の高い製品を購入するための3つのポイント!

・ポイント1 合成界面活性剤が含まれていないか

・ポイント2 頭皮や頭髪に有効な成分が多く配合されているか

・ポイント3 性別や肌質に合った製品であるかどうか

まず、育毛シャンプーを購入する前に、成分表をチェックしてみましょう。

「アミノ酸系界面活性剤配合」と銘打ちながら、ラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウムといった合成界面活性剤も含まれている製品が存在しているのです。

確かにアミノ酸系界面活性剤も含まれていますので間違いではないのですが、これでは合成界面活性剤の過剰な洗浄力という問題が全く解決されていない製品になってしまいます。

もちろんこのような製品を使えば頭皮の皮脂のバリアが破壊され、頭皮が乾燥して薄毛の原因を作ってしまうことになりかねません。

少なくとも「育毛シャンプー」と呼べるような製品ではありません。

育毛シャンプーの中には比較的安価なものもありますが、実は安価な育毛シャンプーほど製造コストを抑えるために合成界面活性剤を使用していることが多いのです。

アミノ酸系界面活性剤を使うと、どうしても製造コストがかかってしまうためです。

育毛シャンプーの割に安いなと思ったら、まず成分表を確認してみましょう。

合成界面活性剤が配合された名ばかりの育毛シャンプーならば、いくら安くても買うべきではありません。

頭皮や頭髪に有効な成分は、基本的に配合されている種類が多いほど効果は高くなります。

薄毛の原因は複合的なものであるため、配合成分が多いほど多くの原因に対応できるためです。

その際、成分表もきちんと見ておきましょう。

成分表は、配合量が多い順に記載されています

例えば、頭皮の血行改善が目的ならば、血行改善効果のある成分が多く配合され、成分表の上位に記載されている製品を選ぶようにするなど、重要な手がかりになるのです。

そして、育毛シャンプーには男性用と女性用がありますが、必ず性別に合わせた製品を選ぶようにしてください。

なぜなら、同じ育毛シャンプーであっても、男性用と女性用では効果が異なっているからです。

ホルモンバランスの関係で、男性は女性より皮脂の分泌量が多くなっています。

もし女性が男性用育毛シャンプーを使うと、皮脂の洗い流しすぎによる頭皮の乾燥の原因となりかねません。

逆に男性が女性用の育毛シャンプーを使うと、洗浄力の不足によって皮脂が過剰になる可能性があります。

この皮脂が毛穴に詰まると頭髪の成長が阻害されたり、炎症による脱毛症の原因になったりすることもあるのです。

同じことは肌質についても言えます。

乾燥肌の人がオイリー肌や普通肌向けの製品を使うと、頭皮がさらに乾燥してしまうこともお。

性別や肌質に合っていない育毛シャンプーを使うと、かえって薄毛を促進させてしまうんだなあ。

性別や肌質に合った製品を使用するようにしないと。

頭皮マッサージで育毛シャンプーの効果を引き出そう

上述のように、育毛シャンプーには頭皮の血行を促進させる成分が含まれていますが、その効果をさらに高める方法があります。

頭皮マッサージを行うことで、育毛シャンプーの効果アップに期待ができます。

頭皮マッサージが特に効果的なのは、湯船に浸かっているときです。

体が温度の高い湯の中に入っているため、そもそも血行が良くなっているためです。

頭皮に行く血液は、必ず頸動脈を通ります。

耳の後ろから顎の下にかけてマッサージを行うことで、頸動脈の血流を促進させることができます。

これによって、頭皮に行く血液の量を増やせます。

また、こめかみから耳の上にかけて親指以外の4本の指を当て、親指は耳の後ろに置いて固定します。

耳を包み込むような感じと言えば、分かりやすいのではないでしょうか。

この状態で、円を描くように親指以外の4本の指を動かすと、頭皮の血行促進につながってくれます。

このマッサージは血行促進だけでなく、皮脂やフケによる頭皮の詰まりを解消してくれる効果もあります

育毛シャンプーによる頭髪のボリュームアップを助けてくれるでしょう。

注意すべき点は、マッサージは5分以上行うと、かえって頭皮などに負担を与えてしまいます。

湯船に浸かっている時間で行うぐらいで、ちょうどいいのではないでしょうか。

育毛シャンプーの効果についてのまとめ

育毛シャンプーの効果は、頭皮環境を整えることによって頭髪のボリュームをアップさせ、抜け毛を防いでくれるものです。

新たに頭髪を生やしてくれるほどの効果はありません。

頭髪の状態を整えてくれる働きを持っているのが、アミノ酸系界面活性剤です。

合成界面活性剤や石鹸系界面活性剤のように洗浄力が過剰ではなく、薄毛の原因となる頭皮の乾燥を防止します。

育毛シャンプーには、これ以外にも頭皮の状態を整える成分や、頭皮の血行を促進させる成分が含まれており、頭髪の成長力アップに役立ってくれます。

ただ、育毛シャンプーは種類が多く、効果が期待できる製品を使わないといけません。

合成界面活性剤が含まれていない、育毛成分が多く配合されている、性別や肌質に合っているという3つの条件がそろっている製品を選ぶことが重要です。

条件に合った製品を選ばないと、育毛効果どころか薄毛を進行させてしまいかねません。

購入前に成分表をチェックしましょう。

そして、育毛シャンプーの効果をアップさせるためには、頭皮マッサージがおすすめです。

頭皮の血行促進、毛穴の詰まりの予防という2つの効果があるためです。


育毛シャンプーだけ使っていても薄毛対策としては不完全だ。

頭皮環境を整えるならついでに育毛剤を使用すると効果を高めることができるぞ!

育毛剤の効果は薄毛原因と進行具合で差がつく!

同じ育毛剤を使用しても、効果があったという人もいれば、全くと言っていいほど効果がなかったという人もいます。

実は、育毛剤は効果に個人差が出やすいものなのです。

薄毛がそれほど進行していなければそれなりに効果を発揮する育毛剤であっても、進行した薄毛には全くと言っていいほど効果を発揮することができないケースもあります。

また、薄毛の原因といえばAGA(男性型脱毛症)ばかりがクローズアップされがちですが、実際には薄毛の原因は多様です。

ある原因には効果的でも、別の原因には効果がないことも考えられます。

付け加えると、育毛剤を使用している人の中には、発毛剤と混同している人もいるのでないでしょうか。

育毛剤は今ある髪の成長力をアップさせるものであって、髪がなくなったように見える場所に新たな毛を生やすほどの効果は発毛剤でなければ得られないのです。

育毛剤はどのような症状に効果があり、どのようにすればより大きな効果を発揮することができるのかなどについて、詳しく説明していきましょう。

育毛剤で抜け毛防止と髪の成長促進に期待!

まず知っておいてほしいのは、育毛剤は髪がなくなってしまったように見える場所に、新たな髪を生やすほどの効果があるわけではないということです。

育毛剤は現在生えている髪の成長力をアップさせると同時に、抜け毛を抑えてこれ以上薄毛が進行しないようにするための商品なのです。

「育毛剤を使ったけれど新しい髪が生えてこない」というのは、ある意味当たり前のことなのです。

新しい髪が生えるほどの効果がほしいならば、より強力な発毛剤を使用するしかありません。

実際、育毛剤の多くは病気を防止することが目的の「医薬部外品」の扱いになっています。

これに対して発毛剤は病気の治療を目的とした「医薬品」になっています。

有名なのは大正製薬から発売されているリアップシリーズですが、これは効果が高い代わりに副作用のリスクも高いとされる「第一類医薬品」の扱いです。

第一三共ヘルスケアから発売されているカロヤンシリーズのように、第二類や第三類医薬品に指定されているものもあります。

第二類、第三類医薬品に属する商品は、第一類ほどの効果がない代わりに副作用などのリスクも小さいため「発毛促進剤」と呼ばれています

では、育毛剤と発毛剤、発毛促進剤には、効果以外にどのような違いがあるのでしょうか。

まず入手先ですが、第一類医薬品は薬剤師のいる薬局で購入しなければなりません

しかも、商品棚のような消費者が直接手に取れるような場所に置くことは認められていないのです。

第二類、第三類医薬品については薬局のほか、薬事法で定められた登録販売者も取り扱えるようになっています。コンビニなどの商品棚に置くことも可能です。

医薬部外品の場合は、小売店は販売のための許可も必要ありません

では、価格の方はどうなのでしょうか。医薬品は医薬部外品に比べて高価なのではないかと思う人もいるでしょうが、実際にはそういうわけではありません。

例えば、第一類医薬品であるリアップx5は、8000円前後で入手可能です。カロヤンシリーズの中には、2000円台で入手できる商品もあります。

これに対して、医薬部外品の扱いとなっている育毛剤は、製品によって価格はまちまちですが、安いもので5000円前後、高いものだと1万円オーバーというケースもあります。

育毛剤の効果の差は薄毛の原因と進行具合

育毛剤は効果に個人差がありますが、実際に効果が期待できる人と、期待できない人にはどのような差があるのでしょうか。それは、薄毛の原因と進行具合です。

・育毛剤の効果が期待できる人

繰り返し述べますが、育毛剤は今ある髪の成長力をアップさせるもので、新たな頭髪を生やすようなものではありません。あくまでも今ある髪を育てるものなのです。

そういう用途を考えると、頭髪が細くなってきたり、コシがなくなってきたりしたというレベルならば、育毛剤の効果は期待できるということになります。今ある髪を育てられれば、解消できるからです。

抜け毛が増えてきたというレベルでも、育毛剤は効果が期待できるでしょう。

これ以上抜け毛が増えなければ、傍目にそれと分かるレベルの薄毛に進行することはないからです。

つまり、育毛剤の効果が期待できるのは、あくまでも初期の薄毛だということになります。

・育毛剤の効果が期待できない人

逆に言えば中期以降、傍目にも分かるレベルまで進んだ薄毛には、育毛剤の効果は期待できないということになります。頭髪を新たに増やすほどの働きは期待できないためです。

例えばすでに額の生え際がM字状になるほど後退していたり、つむじの周辺がカッパのお皿みたいになっていたりする状況だと、育毛剤での改善は難しいものがあるのです。

AGA(男性型脱毛症)FAGA(女性男性型脱毛症)なども、育毛剤の効果はあまり期待できません

育毛剤には内分泌系の問題を解決する力はないので、AGA治療専門のクリニックなどで、きちんとした治療を受けた方が効果を期待できます。

育毛剤にはAGAの原因である男性ホルモン由来物質・DHT(ジヒドロテストステロン)が配合されているとする商品もあります。

ただ、ヒオウギエキスにしてもオウゴンエキスにしても、医療機関で処方されるプロペシアのように、その効果が科学的に立証されているわけではないのです。

育毛剤の効果がない場合に考えられる原因

問題は、薄毛としては初期レベルであるにもかかわらず、育毛剤の効果があまり感じられないケースです。

これは育毛剤の使い方や理解不足、生活習慣が原因です。以下のような原因が考えられます。

・頭皮のタイプに合ったものを使用していない

頭皮の状態は頭髪にも影響を与えます。

頭皮の状態を悪化させないためには、頭皮に合った育毛剤を使用することが必要です。

例えば、脂性の人が乾燥肌の人に合った育毛剤を使用すると、頭皮の皮脂が過剰になって状態を悪化させてしまいます。

逆に乾燥肌の人が脂性向けの育毛剤を使用すると、皮脂を必要以上に除去してしまい、頭皮を乾燥させる原因となってしまうこともあります。

・頭皮に皮脂が詰まって浸透しにくい

そもそも頭皮は体の中で最も皮脂の分泌量が多い部位なので、洗髪が不十分だと皮脂が過剰になり、頭皮に詰まってしまいます。

頭皮に皮脂が詰まると表面の膜が分厚くなり、育毛剤の成分が浸透しにくくなって効果がダウンしてしまいます。

また、皮脂が毛穴に詰まると頭髪の伸びが阻害されますし、詰まった毛穴に細菌が感染すると炎症を起こし、脂漏性脱毛症の原因となることもあります。

・頭皮が硬くなっている

老化などに伴って頭皮が硬くなることも、育毛剤の浸透力をダウンさせてしまう原因です。

また、頭皮が硬くなると頭頂部の血管を圧迫し、血流悪化を招いて頭髪の成長力をダウンさせてしまいます。

・3カ月以上使用していない

育毛剤は使ってすぐに効果が出るものではありません。

医療関係者によると、育毛剤が一定の効果を発揮できるようになるまでには3カ月程度が必要だとしています。

1カ月程度の使用で効果が出ないと言われても「そんなの当たり前」としか言いようがありません。

育毛剤の公式サイトで「使用して1カ月で効果が出た!」というユーザーの声が紹介されていることがありますが、個人差もあることですし、ひとつの宣伝文句だと割り切ってしまった方がいいかもしれません。

・シャンプーが良くない

一般的な市販のシャンプーに含まれている合成界面活性剤は洗浄力が過剰で、頭皮の状態を悪化させて薄毛を進行させる原因となります。

頭皮の状態を整えるためには、適度な洗浄力を持つアミノ酸系界面活性剤配合のシャンプーがおすすめです。

・枕カバーをあまり洗っていない

頭部にはいろいろな雑菌が住み着いており、枕カバーにもその雑菌が付着します。

枕カバーの洗濯をサボっていると細菌が繁殖して頭皮に付着し、頭皮の炎症の原因となってしまうこともあります。

どれほど効果のある育毛剤でも、使い方が悪ければ効果は期待できません。本来ならば育毛剤が効果的なレベルの薄毛の人は、上述した原因も含め、まず自分の生活習慣を見直してみましょう。

朝晩2回の塗布で育毛剤の効果UP!

では、育毛剤が十分に効果を発揮できるようにするためには、どのように使えばいいのでしょうか。

おすすめは、1日2回塗布することです。

具体的には朝の出かける前と、夜の入浴後です。頭皮の状態を良くするためには、こまめに塗布する方が効果的なためです。

ただ、商品によっては1日1回の塗布を推奨しているものもあります。これについては、推奨する使用法に従った方が無難でしょう。

あとは、いかにして育毛剤の浸透を高めるかです。

脂性の人は頭皮の皮脂の分泌量が多いため、皮脂の膜によって育毛剤が浸透しにくくなっています。

脂性の人は洗髪後など、育毛成分が浸透しやすい時間帯を狙って塗布していくといいでしょう。

逆に乾燥肌や敏感肌の人は、洗髪直後に育毛剤を塗布すると、商品によっては刺激でかぶれてしまう可能性があります

ある程度、皮脂の膜ができている朝の塗布を重視した方が頭皮の状態悪化を防ぐことができ、育毛剤を効果的に使えるのではないでしょうか。

また、育毛剤は頭皮を乾かした状態で塗布するのがおすすめです。

育毛剤に含まれている有効成分が濃い状態で頭皮に浸透し、効果アップが期待できます。

ただ、育毛剤の中には防腐剤など、頭皮に悪影響を与える化学成分が含まれているものもあります。

そういう製品の場合は頭皮が塗れている状態で塗布し、有害成分を薄めて頭皮環境の悪化を防ぐ方がいいのではないでしょうか。

育毛剤の使用は、育毛対策の第一ステップと位置づけよう

そして、育毛剤の効果がないと言う人にありがちなのが「育毛剤を使用すればすべて解決する」というような考え方です。

育毛剤が効かないという割に、育毛剤に頼りすぎているというわけです。

自覚しておいてほしいのは、育毛剤はあくまでも薄毛対策の第一ステップにすぎないということです。

育毛剤を使用したうえで、薄毛に効果的な生活習慣に改めてこそ、十分な効果が期待できるのです。

頭髪の成長には、タンパク質や亜鉛をはじめとする栄養素が必要です。

偏食や過剰なダイエットによってこうした栄養素の摂取が不足していると、いくら育毛剤を使用しても十分な効果に結びつきません。

しかも、頭髪は栄養分が回る優先度がかなり低いため、ちょっと栄養が不足するだけで薄毛につながってしまうのです。

脳や循環器、消化器などはないと生きていけませんので、栄養分が回る優先度が高くなっています。

頭髪はなくても生きていけるので、必然的に優先度は低くなってしまうというわけです。

また、頭髪の成長力をアップさせるためには頭皮の血流が良く、毛根に栄養分が十分に供給される必要があります

血流が悪くて毛根に与えられる栄養分が少ないと、頭髪の成長力はアップしません。

リアップの配合成分であるミノキシジルが、頭皮の血管を拡張して血流を促進させる効果を持っているのは、その傍証と言っていいでしょう。

血行が悪化する原因としては動脈硬化や糖尿病、ストレスなどが考えられます。

育毛剤の効果を十分に発揮させるためには、これらへの対策も必要になってくるのです。

育毛剤の中には頭皮の血行を促進させる成分が含まれている商品もありますが、それでも限度というものがあります。

まずは生活習慣を見直して血行を促進させないと、どうしようもないのです。

ちなみに生活習慣の見直しについては、医療機関においても薄毛治療の一環として指導されます。

きちんとした生活習慣ができてこそ、プロペシアやミノキシジルといった治療薬も十分な効果を発揮することができるのです。

育毛剤とその効果の関係まとめ

育毛剤はあくまでも今ある頭髪を成長させるためのもので、薄くなった頭髪を元通りにするためには医薬品である発毛剤が必要になります。

育毛剤の効果があるのはあくまでも初期の薄毛に対してのみで、進行した薄毛や、明らかにAGAが原因と分かるものは発毛剤の使用が適切です。

ただ、中には育毛剤が効果的と思われるレベルの薄毛でも、思ったほどの効果が得られない場合もあります。

効果が十分でない場合は生活習慣が育毛剤の効果をダウンさせている可能性がありますので、改めて生活習慣をチェックしていましょう。

育毛剤の効果をアップさせるためには、1日2回塗布するなど、こまめに使用するのがおすすめです。

浸透力を高めるために、シャンプーを替えてみるのも良さそうですね。

そして、育毛剤の効果は、頭髪の成長力アップにつながるような生活をしていなければ、十分に発揮することはできません。

頭髪に悪い生活をしていれば薄毛が治らないのは、当たり前のことです。


育毛剤は、薄毛の進行が進んでしまっている人に対しては期待も薄いぜ!

確かに育毛を促進させる効果は期待できるが、使用しているからと言って髪が絶対に生える!ということはないから注意してくれよな。

育毛剤だけを使用している男性は薄毛のまま!?正しい育毛方法を知ろう!

薄毛に悩んでいるのは男性が多く、しかも最近は増加傾向にあるため、チャップアップやブブカ、イクオスなど、市場で流通している育毛剤の多くは男性向けの製品になっています。

ただ、最近では女性も社会で働くことが当たり前になってきたためか、薄毛に悩む人が増えています。

女性用の育毛剤も通販などで見かけるようになってきました。

男性用と女性用の育毛剤は「パッケージやデザインが違うだけ」と思っている人もいるでしょうが、そんなことはありません。

男性用と女性用の育毛剤は、配合されている成分にも違いがあります!

例えば、男性は頭皮の皮脂が過多になりやすく、女性は不足しがちです。

このため、男性用育毛剤には皮脂を除去する成分、女性用育毛剤には保湿力アップ成分が含まれているといった具合です。

今回は男性用の育毛剤を中心に、育毛に関する情報を集めてみました。

男性の薄毛原因は遺伝以外に食生活や生活習慣も

男性の薄毛の原因として、AGA(男性型脱毛症)がクローズアップされがちです。

DHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモン由来物質が原因で、頭髪の成長が妨げられる疾患です。

AGAの発症は、2つの遺伝子によって決まるとされています。

DHTの受容体の感度が高いかどうかと、DHTの生成に必要な5α-リダクターゼという酵素の働きが強いかどうかです。

このうち、DHTの受容体の感度を決める遺伝子は、性染色体であるX染色体上に存在しています。

男性のX染色体は必ず母親由来なので、DHTの働きが強く出やすいかどうかは、父方でなく母方からの遺伝だということになります。

これに対して5α-リダクターゼの働きの強さを決める遺伝子は、常染色体上に存在しています。

つまり、父方由来なのか母方由来なのかは分からないのです。

いずれにしても、AGAについては遺伝が少なからず関係していることになりますが、AGAだけが薄毛の原因ではありません。

日常生活からくる後天的な要因も、頭髪に大きな影響を与えているのです。

脂の多い物、アルコールはほどほどに

では、頭髪の成長に必要なタンパク質や亜鉛の摂取が不足していると、薄毛の原因となります。

アルコールの過剰摂取は亜鉛の消費量を増やし、頭髪の成長を妨げる原因になります。

脂っこいものばかり食べていると皮脂の分泌量が増え、毛穴に詰まって頭髪の成長が阻害されます。

詰まった毛穴に細菌が感染すると炎症を起こし、脂漏性脱毛症の原因となることもあるのです。

睡眠不足・喫煙・シャンプーなどの生活習慣

睡眠不足は、頭髪の成長に必要な成長ホルモンの分泌量を減少させるので、頭髪の成長力がダウンする原因となってしまいます。

また、ストレスは頭皮の血流を悪化させ、頭髪の成長を妨げることで薄毛を招きます。

タバコのニコチンも末梢血管を収縮させ、血行を悪化させる原因となります。

洗髪の仕方も問題です。洗髪を毎日行わなかったり、すすぎが不十分だったりすると、皮脂や汚れが毛穴に詰まって頭髪の成長が阻害されます。

ただ、過剰な洗髪も頭皮の乾燥によるフケの増加を招き、粃糠性脱毛症の原因となることもあります。

特に市販の安価なシャンプーに含まれる、ラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウムといった合成界面活性剤は洗浄力が強すぎるため、皮脂の洗い流しすぎによる頭皮の乾燥の原因になりやすいとされています。

薄毛は、これらの原因が積み重なって起きるものなのです。

AGAは、あくまでも薄毛の症状のひとつにすぎないのです。

間違った育毛対策は育毛剤だけを使用すること!

「育毛剤を使っても効果が出てくれない」というぼやきを見ることは多いでしょうが、薄毛を克服できない原因のひとつは「育毛剤だけを使用していること」です。

まず知っておいてほしいのは、育毛剤の大半は「医薬部外品」だということです。

医薬品に指定されているのはリアップ、ハツモール、カロヤンシリーズなど少数派です。

中でも第一類医薬品であるリアップは「発毛剤」として区別されています。

薬機法の規定によると、医薬部外品は病気を治療するものではなく、病気の防止に重点が置かれています。

育毛剤は今ある頭髪を育てるものであって、新たな頭髪を生やすわけではありません。

なくなった髪を復活させるためには、医薬品である発毛剤が必要です。

育毛剤を紹介しているサイトを見ると「使用して1カ月で効果があった」と書かれていることもありますが、宣伝文句だと考えた方がいいでしょう。

また、育毛剤だけを使っていても生活習慣を改めなければ、当然のことながら薄毛は解消できません。

髪に悪いことをしているのに、育毛剤ですべて解消できるという考えは、虫が良すぎます。

風邪をひいているのに安静にしていなかったり、怪我をしているのに動き回ったりしていると、治療をしても十分な効果が出てくれませんよね。

生活習慣を改めずに育毛剤を使用するのは、これと同じことをしているのです。

薄毛の原因は複合的なものなので、そのすべての原因に対処しなければ克服できません。

生活習慣を改めないのは、薄毛の原因のいくつかを放置しているのと同じことです。

これでは育毛剤を使っても効果が出ないのは、当然だと言わざるを得ないでしょう。

いずれにしても、育毛剤とはどのような商品なのかを理解せず、効果を過信してしまっているのが薄毛を解消できない原因のひとつなのです。

正しい薄毛対策のためには、育毛剤とはどのようなものかをきちんと知っておく必要があるのです。

男性用育毛剤の特徴は頭皮の血行促進と皮脂抑制成分の配合

育毛剤にはどのような成分が配合されているのでしょうか。

まず目立つのは、過剰な皮脂を除去するなど、頭皮環境を整える成分が含まれていることです。

そもそも頭髪を「作物」とするならば、頭皮は「畑」のようなものです。

頭皮の状態が悪化すれば頭髪にも悪影響を与えるため、頭皮環境を整える成分が配合されているのです。

男性は女性に比べて皮脂の分泌量が多いとされています。

男性ホルモンには皮脂の分泌量を増やす働きがあるため、皮脂が過剰になりやすいのです。

特にAGAを発症している人の場合、DHTによって頭皮の皮脂の分泌量が増加しているため、なおさら頭皮環境の悪化が起こりやすくなります。

過剰な皮脂を除去することができれば、毛穴に皮脂が詰まって頭髪の成長が阻害されたり、炎症を起こして脂漏性脱毛症になったりするのを防止できるのです。

ただ、それでも皮脂が毛穴に詰まることを完全に防止できるわけではありません。

グリチルリチン酸ジカリウムをはじめとする抗菌・殺菌効果を持つ成分を配合し、頭皮の炎症を防いでいます。

これに対して女性の場合は皮脂の分泌量が少ないので、頭皮の乾燥によって環境が悪化してしまう可能性が高くなります。

女性用育毛剤には頭皮の保湿力をアップさせる成分が含まれています。

頭皮の環境を整える成分以外にも、育毛剤には頭皮の血行を促進させる成分も含まれています。

頭皮の血行が良くなれば毛根に十分な栄養分が行き渡り、頭髪の成長力アップが期待できるためです。

医療機関で処方されているミノキシジルも、頭皮の血行促進を目的としたものです。

ただ、薬剤である分、効果は育毛剤よりも強くみられます。

AGA対策に効果を発揮する育毛剤は存在しない!?

AGA対策において最も重要なのは、原因物質であるDHTの生成抑制です。

AGAクリニックをはじめとする医療機関の薄毛治療において、DHT生成阻害剤であるプロペシアの処方が最優先されているのが証拠と言っていいでしょう。

男性用育毛剤にはDHTの生成抑制を目的とした成分が含まれています。

具体的にはヒオウギエキスオウゴンエキスなどが、そうした成分です。

ただ、こうした成分が実際に効果を発揮しているのかというと、疑問を抱かざるを得ません。

なぜなら、ヒオウギエキスにしてもオウゴンエキスにしても、DHTの生成抑制に効果があると証明している臨床データが見つからないからなのです。

話題のキャピキシルにしても、頭髪が伸びたというデータは存在していますが、DHTの生成抑制効果があったというデータについては、現時点ではありません。

つまり、医薬部外品に類する育毛剤は、AGA治療において最も重要であるDHTの生成抑制効果については、科学的根拠が薄いということになってしまいます。

AGA対策において、全幅の信頼を置けるようなものではないのです。

ただ、プロペシアについてはED(勃起障害)や精子減少をはじめとした副作用が起きる可能性があることが添付書類に明記されています。

米国立生物工学情報センターの資料によると、プロペシアの服用によって、血中の男性ホルモン濃度が低下してしまうことが分かっています。

この男性ホルモン濃度の減少が、プロペシアの副作用に関係しているのではないかといわれています。

メリットとして育毛剤に含まれている成分には、プロペシアのような副作用が確認されていません。

プロペシアの副作用が怖いという人なら試してみる価値はあるでしょう。

一方で、育毛サプリメントに配合されているノコギリヤシは、臨床試験でAGA治療に効果があることが米国立生物工学情報センターの資料から分かっています。

ノコギリヤシの副作用の有無については、DHCの医学博士ブログが参考になります。

“一日あたりノコギリヤシ抽出物320mg、640mg、960mgあるいは偽薬が割り当てられ、6カ月ごとに漸増するプロトコールで18カ月間の追跡が行われました(一般的な用量は320mgで、今回はその2倍量、3倍量に漸増して投与しています)。(中略)解析の結果、各群間において、有害事象の発生率に有意差は認められませんでした。”

出典: 医学博士 蒲原聖可ブログ

上記の記述から分かるように、サプリに含まれている3倍の量を摂取しても副作用が起きないのです。

似た効果を持つプロペシアに比べて安全性は高いことが分かりますよね。

ただ、米国立生物工学情報センターの資料によると、1日にノコギリヤシ320ミリグラムを2年間摂取しても、AGAを改善することができたのは38%です。

プロペシアが68%ですから、効果は弱いと言わざるを得ないでしょう。

「出典:米国立生物工学情報センター」
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26053014
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23298508

男性に特化した育毛シャンプーも試す価値アリ

育毛剤を使うなら並行して試してほしいのが、育毛シャンプーです。

頭皮の状態悪化を防ぐための成分が配合されており、育毛剤の効果のアップが期待できるためです。

上述のように、ラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウムといった合成界面活性剤は洗浄力が強すぎるため、皮脂のバリアを破壊して頭皮の乾燥を招いてしまいます。

肌に優しいとされている石鹸系の界面活性剤も、洗浄力が強すぎるという点では五十歩百歩です。

育毛シャンプーの多くには、アミノ酸系の界面活性剤が配合されています。

アミノ酸系界面活性剤は洗浄力が高くありませんが、それが皮脂のバリアを破壊せず、頭皮の乾燥を防ぐというメリットにつながっているのです。

あえて言うならば、アミノ酸系界面活性剤によってコストが上がっているのが、育毛シャンプーのデメリットです。

中には安価な育毛シャンプーもありますが、合成界面活性剤も含まれているなど、頭皮に優しいとは言えない商品になっています。

また、育毛シャンプーには男性用と女性用があります。

これは、男性と女性ではホルモンの関係で皮脂の分泌量が違うなど、頭皮環境を整えるためのポイントが違うためです。

例えば男性は皮脂の分泌量が多いため、いかにして皮脂が過剰にならないようにするかがポイントです。

これに対して女性は皮脂の分泌量が少ないので、乾燥防止が大きな課題となるといった具合です。

育毛シャンプーには、頭皮の保湿力を高めてくれたり、皮脂の量を調整してくれたりする成分が含まれているのよ。

けど、ホルモンの関係で皮脂の分泌量が違う男性用と女性用では配合されているものが違っているの!

つまり、男性に合わせた商品になっているため、安心して使用できるというわけです。

ちなみに、チャップアップやイクオスといった育毛剤を販売しているメーカーからは、同じブランドの育毛シャンプーが販売されていることもあります。

頭皮の血行を促進させる成分などが含まれているため、おすすめです。

男性用育毛剤のまとめ

男性と女性はホルモンの関係で体質に違いがあるため、育毛剤もそれぞれの性別に合わせた成分が含まれています。

男性ならば、皮脂が過剰になるのを防止する成分が含まれているといった感じです。

薄毛の原因としては、遺伝的要因によるAGAばかりが注目されがちですが、実際には不適切な食生活や洗髪、ストレスなど、後天的な要因も薄毛への影響として大きく関わっているのです。

こうした後天的要因については放置して、育毛剤を使えば薄毛対策ができるなんて考えているのでしたら、それは間違っています。

そもそも育毛剤は医薬部外品で、なくなった頭髪を生やすほどの効力はありません。

頭皮の状態を整えたり、血行を促進させたりするなど、薄毛の予防に重点が置かれているものなのです。

AGAの原因物質であるDHTを抑制する成分が含まれていることもありますが、そうした成分には科学的根拠がなく、十分な効果が得られるかどうかは未知数というものがほとんどです。

ただ、医療機関で処方される薬と違い、目立った副作用がないのはメリットと言っていいでしょう。

育毛剤の効果を高めたいのなら、育毛シャンプーの併用がおすすめです。

育毛シャンプーには頭皮に優しい成分が配合されており、育毛剤の頭皮環境を整える働きとの相乗効果が期待できるためです。


育毛剤だけを使用していれば髪の毛が生えるということではないぞ!

もし髪の毛ををフサフサにしたいなら、髪の成長に悪影響を与えるようなこと「生活習慣の改善」も必要になってくるんだ。

既に髪がない状態だと育毛剤では発毛させることは厳しいぞ。

育毛促進には血流改善!ツボ押し療法の効果

AGA(男性型脱毛症)をはじめとする薄毛に悩んでいる人の中には、すでに治療を始めている人も多いでしょう。

一定の効果を挙げている人もいれば、まだそこまで至っていない人もいます。

ただ、薄毛治療を行うと、どうしてもかなりのお金がかかってしまいます。

AGAクリニックをはじめとする医療機関ならば、安くても月に約1万円、HARG療法など最新式の治療法を行うとすると数十万円が必要になってくるでしょう。

クリニックに通っていない場合でも、育毛剤や育毛サプリメントの費用はの購入には、それなりの費用が必要です。

効果が出るまでに数カ月かかるとされており、月に数千円の出費も痛いのではないでしょうか。

そんなあなたにおすすめしたいのが、ツボ療法による育毛です。

ツボ療法は医療機関や育毛剤ほどのお金をかけなくても効果が期待できるため、収入が潤沢とはいえない若ハゲの人にとっては嬉しいところです。

ツボ療法とはどういうものなのか、どのようなツボが育毛に効果があるのかなどについて、分かりやすく解説していきましょう。

ツボ療法とは経穴を刺激することで体調を整える治療方法

ツボは東洋医学で「経穴」と呼ばれており、体が悪くなった時に刺激を与えて治療をするポイントのことです。

全身に670カ所あるとされています。

東洋医学では、経穴は「気」と「血」の通り道とされています。

体の調子が悪いときは、気と血のめぐりが悪くなっており、ここに刺激を与えて気と血のめぐりを良くし、調子を整えるのがツボ療法なのです。

ただ、西洋医学の観点でも、ツボは重要な神経や血管の上に位置していることが分かっています。

体の痛みの根源となる「トリガーポイント」とツボが7割程度一致していること、ツボに刺激を与えることで特定の疾患に対して一定の効果をもたらすことができることについても同様です。

現在ではツボ療法はWHO(世界保健機関)においても効果があると認められています。

国によってばらつきのあったツボの位置が、2006年にWHOによって統一され、その後の治療指針のひとつになっているほどです。

このようにツボ療法は、医学的な根拠の乏しいものではなく、世界的に効果が認められている医療行為なのです。

メリットが豊富!簡単にできるツボ押し

ツボ押しのメリットとしては、以下のことが考えられます。

・自分でできる
・お金がかからない
・育毛以外の他の健康効果も期待できる
・副作用がない

AGA治療を行うためには、AGAクリニックをはじめとする医療機関に通う必要があります。

プロペシアやミノキシジルといった治療薬は、医療機関で処方してもらう必要があります。

育毛剤や育毛サプリ、シャンプーを購入するとしても、選択肢が多く迷ったりしてしまいますよね。

これに対して、ツボ押しは空いた時間に直ぐ自分で行うことができます。

自分のペースで好きな時にできるというのは、メリットと言っていいでしょう。

クリニックで治療をするとなると、薄毛の治療は健康保険の適用外となるため、かなりのお金がかかってしまいます。

プロペシアとミノキシジルを処方してもらった場合、最低でも毎月約1万円~、HARG療法をはじめとする最新式の医療行為だと、総計で数十万円が必要です。

育毛剤や治療薬の個人輸入についても、お金がかかるという点では変わりません。

かかる金額そのものが月に数千円であっても、年単位だと10万円近くなるからです。

その点、ツボ押しならば自分で経穴を押すだけなので、ほとんどお金はかかりません。

かかるとすれば、ツボについての知識を得るための書籍や、インターネットの接続料金など間接的な負担がある程度です。

薬剤は人によっては副作用があり、体に悪影響を与えることも考えられます。

しかしツボ療法ならば、ツボを押すことで育毛以外の効果も期待できるのです。

例えば首・肩こりに効果のあるツボは血流を改善します。

副作用について言えば、医療機関で処方されているプロペシアやミノキシジルはその点で不安があります。

プロペシアはED(勃起障害)や精子減少、ミノキシジルは頭皮のかぶれや湿疹が副作用として確認されています。

ツボ押しには副作用がありませんので、安心して治療できるというのは大きなメリットとなるでしょう。

ツボ刺激が頭皮の血行促進につながる

なぜツボ押しが育毛を助けてくれるのでしょうか。

それは、ツボ押しによって頭皮の血行促進が期待できるためです。

頭髪が成長するためには、タンパク質や亜鉛、ビタミンB群といった栄養素が必要になります。

他にも、毛母細胞の分裂を活発にするためには、エネルギー生成に欠かせない酸素も必要です。

頭髪の成長に必要な栄養素や酸素は、頭皮から取り入れられるわけではありません。

消化器や呼吸器で取り入れられたものが、血液によって頭皮まで運ばれてくるのです。

生活習慣病やストレスによって血行が悪化すると、栄養素や酸素が十分に頭皮まで届かなくなってしまいます。

これによって頭髪の成長が妨げられ、抜け毛を促進させてしまうのです。

ツボに刺激を与えることは、血の流れをスムーズにし、頭皮の血流を改善することにつながります。

これによって、毛根に十分な栄養素と酸素を与えて頭髪の成長力をアップさせることができるのです。

ツボ押しによって気の流れをスムーズにすることで、ストレスを和らげることも期待できます。

ストレスは自律神経のうち交感神経を興奮させ、末梢血管を収縮させて血行を悪化させます。

ツボ押しによるストレス解消も、頭皮の血行改善につながってくれるのです。

育毛効果が期待できるツボは頭部と足裏に点在

育毛効果が期待できるツボとしては、どのようなものがあるのでしょうか。

頭部にあるツボのうち、主なものから紹介していきましょう。

・百会
・通天
・玉枕

百会とは、両耳を結ぶ線と眉間から頭頂部に向かう線が交わる位置、頭頂部に存在しているツボです。

「体中の血液がここを通過する」という意味を持っています。

百会を押すことで、頭皮の血流をアップさせることができます。

これによって、毛根に十分な栄養素と酸素を送り込み、頭髪の成長力アップが期待できるのです。

百会は自律神経の働きを整えてくれる効果もあります。

ストレスによって交感神経ばかりが活発になることは、頭皮の血行悪化につながります。

百会を押すことで自律神経のバランスを整え、もうひとつの自律神経である副交感神経を活発にすることで、頭皮の血流促進が期待できるのです。

通天は百会からやや左右にずれたところに存在しています。

通天にも頭皮の血流を改善してくれる効果がありますので、百会と一緒に押さえるようにすると相乗効果か望めます。

玉枕は後頭部の真ん中付近の飛び出た部分から、指2本分ぐらい外側に出たところにあります。百会と同様に、頭皮の血行を促進させる働きがあります。

玉枕の特徴は、頭頂部の薄毛に効果があることです。

AGAは原因となる男性ホルモン由来物質・DHT(ジヒドロテストステロン)が生成されやすい前頭部と頭頂部で症状が出やすいとされています。

玉枕はDHTの進行抑制に打って付けのツボといっていいでしょう。

育毛に効果的な手足のツボ

主なものとして、以下の2つが挙げられます。

・合谷
・湧泉

合谷は親指と人差し指の付け根、骨と骨とが交差するあたりにあるツボです。

合谷を押すと全身をリラックスさせる効果があり、これが頭皮をはじめ全身の血行促進につながってくれるのです。

湧泉は両方の足の裏、すべての指を曲げたときにくぼむあたりにあるツボです。湧泉にも全身の血行を促進させる働きがあります。

湧泉には、内臓の調子を整えてくれる働きもあります。

湧泉によって内臓の調子が良くなれば、頭髪の成長に必要な栄養素の吸収がうまくいくようになり、頭髪の成長力アップにつながります。

特に亜鉛は吸収率が良くないので、湧泉の働きに期待をかけたいところです。

首・肩こり解消のツボも頭皮の血流改善に役立つ

頭皮の血流改善に効果があるのは、上記のツボだけではありません。首・肩こりの解消に効果があるツボも、頭皮の血流改善に役立ってくれるのです。

首・肩こりは周辺の血流を悪化させる原因となります。

心臓から送り出された血液は首や肩の血管を通って頭皮に運ばれますので、首や肩の血流が悪くなると頭皮の血流にも影響が出てしまうのです。

首や肩の血流を良くすることで、頭皮にも十分な血液が行き渡るようになるというわけです。

肩こりに効果的なツボのうち、代表的なものは以下の通りです。


・肩井
・肩中兪
・中府

肩井は首の付け根の出っ張った部分と肩の端との中間、ほぼ肩こりの起きる部位にあります。

肩中兪は首の付け根の出っ張った部分から、左右に指3本分のところに位置しています。

中府は鎖骨の下側の外端から指2本分下にあります。

いずれも血行促進によって首・肩こりを解消してくれるため、頭皮の血行促進にもつながります。

中府にはこれに加え、円形脱毛症にも効果があるとされていますので、薄毛対策には打って付けのツボと言っていいかもしれません。

効果的なツボ押しの方法のコツは集中と呼吸との連動

ただ、いくらツボ押しが育毛に良いといっても、やみくもに押すだけでは十分な効果は出てくれません。

きちんとした方法でツボ押しすることで、より効果がアップします。

<ツボ押し時のポイント>

・「ながら押し」はダメ
・急激に押さない
・呼吸との連動が大切

ツボ押しをするには、ある程度の集中力が必要です。

テレビを見ながらツボ押しをするなどの「ながら押し」は、集中力を分散させ、効果を下げる原因となってしまいかねません。

力任せに急激にツボを押すのも、あまり効果的とはいえません。

力を入れるのも抜くのも、徐々に行う方が効果的です。

3~5秒かけて力を入れ、同じ時間をかけて力を抜くようにすれば効果的でしょう。

そして、ツボを押すときには息を吐き、力を抜くときに息を吸うというように、ツボ押しと呼吸を連動させると効果がアップします。

息を吐くときには体の力が抜けるため、同じ力でもより深くまでツボを押すことができるためです。

これらのポイントに気をつけるだけで、ツボ押しの効果がアップしてくれるのです。

今まで押し方を気にしていなかった人も、試してみる価値があるのではないでしょうか。

ツボを打つ鍼灸療法も育毛治療のひとつ

ツボ押しは個人でもできますが、より効果の高いツボ押しの方法として鍼灸療法があります。

実際に鍼灸院に行き、ツボに鍼やお灸を打ってもらう方法で、効果は個人のツボ押しよりも高くなります。

鍼灸院の診療費は地域によって差がありますが、1回当たり3000~5000円というのが相場です。

AGAクリニックの相場が最低でも月に1万円台ということを考えると、リーズナブルといえます。

実際に鍼治療を行うに当たって、最も心配なのは「痛くないのか」ということではないでしょうか。

ツボに鍼を刺すわけですから、不安に思うのも無理はありません。

個人差がありますが、痛みは気にならない程度です。

治療で使用する鍼は、太さ0.2ミリ前後と極めて細いため、痛点に刺激を与えにくいです。

施術するのは素人ではなく、国家資格を持った鍼灸師であるため、刺激を抑えることにも長けています。

お灸については「熱くないのか」「やけどをしないのか」という点が心配になってくるでしょう。

火のついたモグサを肌の上にのせるわけですから、不安になってくるかもしれませんが、それほど心配はいりません。

モグサの原料であるヨモギにはネチオールという成分が含まれており、燃焼温度を下げてくれるのです。

実際に肌に当たる部分の温度は60~80度ぐらいとされていますので、見かけほどには熱くないというわけです。

鍼灸治療は医療行為のひとつなので、自分でできる、お金がかからないというメリットは薄れてしまいます。

ただ、それでもAGAクリニックよりは割安ですし、治療薬による副作用のリスクもありませんので、検討してみてもいいかもしれませんね。

育毛とツボ療法の関係まとめ

ツボ押しは頭皮の血行を促進させ、育毛効果を高めてくれる働きがあります。

医療機関での治療や育毛剤に比べ、ツボ押しはお金がかからないうえ、副作用もないというのが大きなメリットです。

育毛に効果的なツボとしては頭部の百会、通天、玉枕、手のひらの合谷、足の裏の湧泉などがあります。

肩や首にある肩井、肩中兪、中府など、肩・首こりに効果的なツボも、育毛効果につながります。

効果的にツボ押しをするためには、「ながら押し」をしない、3~5秒かけて押す、呼吸と連動させるなどの工夫が必要です。

より高い効果を求めるならば鍼灸治療という方法もあります。

AGAクリニックほどではないとはいえ、コストがかかってしまうのがたまにキズですが、AGA治療薬のような副作用がないというメリットがあります。

育毛治療をしたいがお金をかけたくないという人や、治療薬の副作用が怖い人、現在の治療の効果をよりアップさせたいという人にとって、ツボを押して血流を改善することは効果的だぞ!

育毛には自然乾燥はダメ!ドライヤーを欠かさずに

ドライヤーを使うと髪が傷んでしまうので、髪を洗った後は自然乾燥させるようにしているという人は、意外と多いのではないでしょうか。

確かにドライヤーは、使い方によっては髪を傷め、枝毛や切れ毛の原因となってしまうことがあるのは確かです。

これが「ドライヤーは育毛の敵」というイメージにつながっているようです。

ところが、実は髪を自然乾燥させることが、薄毛の原因となってしまったり、頭皮の状態を悪化させてしまったりすることはご存知でしょうか。

きれいでフサフサな髪のためにドライヤーを使わないようにしているのに、それがかえって髪にとって良くないと言われても、にわかには信じられないのではないでしょうか。

ドライヤーは使い方さえ気をつければ、髪の毛を守ってくれる大切なアイテムになるのです。

問題はドライヤーそのものではなく、使い方。

どのようにドライヤーを使えば髪の毛に良いのか、説明していきましょう。

また、最近では髪にダメージを与えにくいドライヤーも販売されています。

最新のドライヤー事情についても触れていきます。

ドライヤーは育毛に必須のツール

ドライヤーが髪に良くないと言われている理由のひとつは、熱風によって髪の表面のキューティクルを破壊してしまうことがあるためです。

キューティクルは髪の表面を覆っており、顕微鏡で見ると鱗のようになっています。

髪に含まれている水分の蒸発を防いだり、髪に弾力を与えたりしているのが、キューティクルの役目なのです。

キューティクルはケラチンというタンパク質からなっていますが、タンパク質は熱に弱いという性質があります。

キューティクルは70度を超える熱にさらされると変質し、剥がれてしまうのです。

ドライヤーの熱風は100度前後が平均的で、200度を超えている製品もあります。

こんな高い温度の風を当てられれば、キューティクルはひとたまりもないでしょう。

また、ドライヤーが頭皮を乾燥させる原因になることも「育毛の敵」とされる理由です。

洗髪後は頭皮を守る皮脂の膜が薄くなっているため、熱風を当てることで頭皮の水分が蒸発してしまうのです。

頭皮が乾燥するとターンオーバーがうまくいかなくなり、頭皮が塊のまま剥がれ落ちるようになります。

これによってフケが増えるなど、頭皮環境の悪化につながるというわけです。

この頭皮環境の悪化が薄毛につながる可能性があるのではないかと、心配している人もいるでしょう。

ただ、実際のところドライヤーによってハゲになってしまうようなことはありません。

ドライヤーを使用している最中に髪が抜けてしまうこともありますが、これは気にするようなものではありません。

頭髪は毎日、一定の数が抜けているんだ。

1日当たり平均で60本前後、多いときでは200本を超える頭髪が抜けているぞ。

これは寿命を迎えた頭髪が生え替わっているのです。

髪が抜けるのを恐れてドライヤーを使わないというのは、神経質になりすぎです。

実際には、自然乾燥のほうが頭髪に悪影響を与えてしまう可能性が高いのです。

自然乾燥は頭皮環境を悪くする!

では、頭髪を自然乾燥させることには、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

自然乾燥のデメリット

・雑菌が増えやすくなる

・頭皮が冷えて血行が悪化する

・キューティクルが剥がれやすくなる

洗髪後に頭髪を自然放置していると、長時間にわたって頭皮に水分が残ってしまうことになります。

頭皮に水分が残っていると、頭皮の雑菌の繁殖を促進させてしまうのです。

夏場に腋の下が臭いやすいのは、汗をかきやすく、その水分によって雑菌が繁殖しやすいためです。

頭髪を自然乾燥させると、同じことが頭皮に起きると考えると分かりやすいでしょう。

頭皮に雑菌が増えると、毛穴に感染して炎症の原因になることがあります。

頭皮の炎症が悪化すると脱毛症を起こし、薄毛の原因になってしまうこともあるのです。

また、頭皮を濡れたままにしておくと、水分の蒸発によって熱が奪われて冷えてしまいます。

頭皮が冷えると、体温を逃がさないようにするために血管が収縮し、血行の悪化につながってしまうのです。

頭髪の成長にはタンパク質や亜鉛などの栄養素が必要ですが、これらは頭皮から吸収されるわけではなく、消化器で取り入れられたものが血液によって頭皮まで運ばれてくるのです。

ところが血行が悪化すると、頭髪の成長に必要な栄養素が頭皮まで十分に届けられなくなってしまいます

これによって頭髪の成長が妨げられ、薄毛を促進させてしまうというわけです。

そして、キューティクルは髪が濡れていると結合が弱まり、剥がれやすい状態になっています。

このような状態でブラッシングなどをすると、キューティクルは簡単に剥がれ落ちてしまいます。

キューティクルが剥がれ落ちた頭髪は水分が蒸発しやすくなってパサパサになり、弾力を失って切れやすくなってしまうのです。これが髪そのものの状態悪化につながるというわけです。

このように、髪を自然乾燥させることは頭皮や髪にダメージを与え、薄毛の原因となってしまうのです。

ダメージを防止するためには、頭髪や地肌をドライヤーで乾かすことが必要になってくるのです。

正しいドライヤーのかけ方とポイント

ただ、ドライヤーは使い方が悪いと、かえって頭皮や髪にダメージを与えます。

頭皮や髪を守るための、正しいドライヤーの使い方

まずタオルドライを行う

髪から20センチ以上離す

仕上げには冷風を使う

まず、洗髪直後の髪は水を多く含んでいるため、キューティクルの結合が弱くなっています。

キューティクルの結合が弱い状態でドライヤーを使うと、頭髪から剥がれる原因となります。

タオルドライによって水分を減らしてからドライヤーを使うと、キューティクルが剥がれにくくなるのです。

この時に気をつけてほしいのは、タオルドライを力任せにしないことです。

髪とタオルの間の空気をかき混ぜるような、ふわっとした感覚で行うといいでしょう。

水分によって結合が弱くなっているキューティクルは、摩擦によるダメージに弱くなっているため、タオルによる摩擦をできるだけ起こさないようにすることが重要なのです。

ドライヤーを髪から20センチ以上離した方がいいのは、熱風の温度が下がるためです。

多くの製品は20センチ離すと熱風の温度が70度以下になり、キューティクルが熱によって変質しにくくなるのです。これならば髪を傷めるようなことはないでしょう。

ただ、それでも長時間熱を当て続けると、キューティクルが変質してしまうこともあります。

低温やけどと似たような現象が、キューティクルにも起きるということです。

これを防ぐために、ある程度髪が乾燥したら、温風から冷風に切り替えるようにするのがおすすめです。

冷風ならば、キューティクルが温度によって変質することはまずありません

熱風によって頭皮から髪の根元にかけてほぼ乾いたと判断したら、冷風に切り替えて毛先までしっかりと乾かすようにするのがおすすめです。

ドライヤーはこの3つのポイントをきちんと守って使えば、雑菌の繁殖や頭皮の血行悪化を抑えられ、育毛に役立ってくれる貴重なアイテムとなってくれるのです。

やってはいけないヘアドライ方法

逆に、育毛にとって逆効果となる、やってはいけないドライヤーの使い方としては、以下のようなものが考えられます。

タオルドライをしない

力任せのタオルドライ

不潔な布でのタオルドライ

ドライヤーを近づけすぎる

洗髪直後、頭髪が水分を多く含んでいるときは、キューティクルの結合が緩くなっており、いきなりドライヤーを当てると、キューティクルが剥がれ落ちてしまいやすいのです。

キューティクルが剥がれ落ちると頭髪が乾燥したり、弾力を失ってしまったり、枝毛や切れ毛の原因となったりするなどの悪影響が出ます。

また、キューティクルの結合が緩いということは、摩擦によってキューティクルが剥がれ落ちてしまいやすいということでもあります。

タオルドライを力任せにゴシゴシとふいてしまうと、摩擦によってキューティクルが剥がれ、頭髪に悪影響を与えてしまうのです。

頭髪のダメージは薄毛につながるものではありませんが、頭髪がツヤや弾力を失ったり、プチプチと切れやすくなったりするのは避けたいところでしょう。

タオルドライのときには、絶対に洗いたての清潔な布を使用するようにしましょう。

体をふいたタオルなどを使うと、頭皮に残った水分をうまく吸い取ってくれません。

これでは自然乾燥によって細菌が繁殖してしまうのと大差なくなってしまいます。

ドライヤーは、最低でも20センチ以上離して使用するようにしましょう。

ドライヤーを近づけすぎると、70度を超える熱風が頭髪や頭皮に当たってしまうためです。

キューティクルはタンパク質なので、70度を超える熱風に当てると変質し、剥がれ落ちやすくなってしまいます。

また、頭皮に熱風が当たると乾燥し、状態が悪化する原因となってしまうのです。

このような使い方をしなければ、ドライヤーは頭髪や頭皮の状態を整え、薄毛対策に役立ってくれるのです。

薄毛に悪影響を与えるのはドライヤーそのものではなく、ドライヤーの使い方なのです。

進化を遂げる最新ドライヤー事情

最近では、従来の製品よりも育毛に役立ちそうなドライヤーが販売されています。

頭髪や頭皮に良さそうなドライヤーとしては、次のようなものがあります。

遠赤外線タイプ

マイナスイオンタイプ

遠赤外線は電磁波の一種で、当たった物質の分子を振動させ、これによって熱を発生させる働きを持っています。

つまり、体の外から温めるのではなく、内側から温めるのが遠赤外線です。

遠赤外線タイプとしては、最近話題のヘアビューザーなどが挙げられます。

遠赤外線のメリットは、頭髪や頭皮に含まれている水分が蒸発しにくいことです。

洗髪によって頭髪に付着した水分を、遠赤外線効果によって、頭皮や頭髪にダメージを与えることなく蒸発させることができるのです。

また、遠赤外線を頭皮に照射することで、血流を促進させることができるのもメリットです。

頭皮の血流促進は、毛根に栄養分を潤沢に届け、頭髪の成長力をアップさせ、これが薄毛対策になります。

AGA患者に薄毛治療薬として処方されているミノキシジルは、頭皮の血管を拡張させて、血流を促進させるものです。

遠赤外線ドライヤーなら、薬を使わずに育毛効果が期待できるというわけです。

マイナスイオンタイプのドライヤーは、ドライヤーにイオン発生機を組み込んでいます。

シャープのプラズマクラスター、パナソニックのナノケアなどが有名です。

マイナスイオンタイプのメリットのひとつは、静電気を除去してくれることです。

静電気はキューティクルにダメージを与え、頭髪の状態を悪化させる原因となります。

これを除去することで、頭髪の状態を健康に保とうというわけです。

マイナスイオンの殺菌効果も、育毛に役立ちます。

頭皮にはさまざまな細菌が住んでいます。

皮脂やフケなどが毛穴に詰まると、頭皮の細菌が感染して炎症を起こし、脱毛症の原因となることもあるのです。

マイナスイオンによって細菌を退治することで、頭皮の炎症を防止することができます。

これによって脱毛症を防げば、育毛効果につながってくれるというわけです。

このように、最新型ドライヤーには育毛効果が期待できますが、問題はどの製品も価格がそれなりに高価であるということです。

購入前に、じっくりと検討してみる方がいいかもしれませんね。

髪の毛とドライヤーの関係性

頭髪を自然乾燥する場合には、以下のようなデメリットがあります。

・頭皮の細菌の繁殖を促し、悪化させる

・頭皮が冷えることで血行が悪化し、頭髪の成長が妨げられる

これらを防いでくれるのがドライヤーです。

ただ、ドライヤーは使い方を間違えると育毛にとって逆効果になってしまいます。

まず、ドライヤーを使う前にタオルドライをしましょう。

力任せにゴシゴシとふくとキューティクルが剥がれ落ちるので、注意が必要です。また、きれいな布で行わないと、頭髪や頭皮に細菌が繁殖してしまう原因となります。

ドライヤーは20センチ以上離して使うのがおすすめです。

近づけすぎると熱風の温度が70度を超えてしまい、熱によってキューティクルが壊れたり、頭皮が乾燥したりする原因となります。

最近では、遠赤外線やマイナスイオンを発生させる機能のあるドライヤーも販売されています。

いずれも育毛効果を発揮してくれますが、それなりに高価なので購入するかどうか悩むところです。

いずれにしても、ドライヤーは育毛のためになくてはならないものなのです。


「ドライヤーは育毛にとって逆効果」という認識は間違いだぜ!

確かにドライヤーを当て続けると頭皮が乾燥しすぎてしまうことも考えられるが、自然乾燥させるよりドライヤーで乾かした方が頭皮は清潔に保てるんだ。

イソフラボンは育毛に効果的な理由!

大豆にはタンパク質をはじめ、いろいろな成分が含まれています。そのうちのひとつに「イソフラボン」というものがあります。

イソフラボンは女性ホルモンの一種であるエストロゲン(卵胞ホルモン)に似た働きをしてくれます。

このため、豊胸効果をはじめ、女性らしい体を作るために役立ってくれます。

また、エストロゲンの不足が原因で起きる疾患に骨粗鬆症や女性の更年期障害があります。

イソフラボンは、こうした疾患の症状を和らげてくれる働きもあるのです。

こうしたイソフラボンの働きについてはよく知られているところですが、男女関係なく育毛効果を発揮してくれることについては、意外と知られていないのではないでしょうか。

イソフラボンとはどのようなものなのか、どのような働きで育毛効果を発揮してくれるのか、イソフラボンの効率的な摂取法にはどのようなものがあるのか、過剰摂取によって問題が起きないのかどうかなどについて、説明していきましょう。

イソフラボンはエストロゲンに似ている!

イソフラボンとは、大豆に含まれているポリフェノールの一種です。

ポリフェノールは植物が光合成を行う際に生成される物質で、苦味や渋み、果実の色などはこのポリフェノールによって生じます。

ポリフェノールはほとんどの植物に含まれており、その種類は5000にも及びます。

ブルーベリーに含まれるアントシアニン、お茶に含まれるカテキンなどが広く知られています。

植物は光合成によって成長に必要な炭水化物を生成していますが、このときに活性酸素が生じるという問題点があります。

活性酸素は正常な細胞を傷付け、老化の原因を作ってしまう困りモノなのです。

ポリフェノールは、この活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐことができるのです。

植物の中には樹木のように数百年もの寿命を持つものがありますが、これはポリフェノールによって老化を防いでいるためと考えられています。

植物はポリフェノールを生成することができますが、人間をはじめとする動物は体内でポリフェノールを生成することができません。

植物を摂取してポリフェノールを体内に取り入れており、これが寿命の差につながっているとされているのです。

イソフラボンは大豆やクズなどといったマメ科の植物が生成するポリフェノールで、他の植物で生成されるものと同様に抗酸化作用を持っています。

ただ、ポリフェノールは抗酸化作用以外にもいろいろな働きを持っており、その効果は種類によって違っています。

アントシアニンなら肝機能の強化、カテキンならコレステロールの減少といった具合です。

そして、イソフラボンはエストロゲンに似た働きをしてくれます。

女性ホルモンに似た働きにより育毛効果を発揮!

まず知っておいてほしいのは、ホルモンは受容体と結びついて効果を発揮することです。

そして、イソフラボンとエストロゲンは分子構造が似ていることです。

イソフラボンは分子構造が似ているため、エストロゲン受容体と結合しやすいです。

これによって、イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをすることができます

いくつか例を挙げて説明していきましょう。

卵巣は加齢とともに衰え、エストロゲンの分泌量が低下します。

その影響から、さまざまな不具合が生じるのが女性の更年期障害です。

イソフラボンを摂取することは、この女性ホルモンの不足を補うことになります。

補うことで、更年期障害の症状を和らげることができるのです。

また、エストロゲンには骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐ働きがあります。

女性ホルモンの分泌量が減少すると、骨からカルシウムが溶け出しやすくなり、骨粗鬆症の原因となります。

イソフラボンによるエストロゲンの補完は、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐことにもつながるのです。

エストロゲンが育毛に効果を与える理由

それは、IGF(インスリン様成長因子)の一種であるIGF-1が関係しています。

IGF-1は、頭髪の成長を促す効果があります。そして、エストロゲンにはこのIGF-1の生成を促す働きがあるのです。

女性が男性に比べて頭髪が伸びやすいとされているのは、男性に比べてIGF-1の生成量が多いためだと考えていいでしょう。

AGA(男性型脱毛症)はその和名から男性固有の疾患だと思っている人もいるでしょうが、実は女性もAGAを発症することがあるのです。

治療法の違いなどからFAGA(女性男性型脱毛症)と言われることもあります。

女性の体内でも卵巣などから男性ホルモンが分泌されており、AGAの原因である男性ホルモン由来物質・DHT(ジヒドロテストステロン)も生成されているためです。

ただ、女性は男性とは違い、若年層のAGA発症は極めてまれです。

これは若い女性はエストロゲンの分泌量が多く、IGF-1によってDHTの働きを抑えられているからです。

DHTはTGF(トランスフォーミング増殖因子)の一種であるTGF-βの生成を促します。

TGF-βは毛母細胞の分裂を抑制し、頭髪の成長を妨げる働きを持っています。

IGF-1の逆の働きと考えていいでしょう。

若い女性はIGF-1の生成量が多いため、TGF-βの働きを抑えることができます。

ところが、加齢によってエストロゲンの分泌量が低下し、IGF-1が減少すると、TGF-βの働きを抑えられなくなります。

これが女性のAGA発症メカニズムです。

これに対して、男性はそもそも体内のエストロゲンが女性に比べて少なくなっています。

つまり、IGF-1の生成量がTGF-βを抑えられるほどないということです。

男性ホルモンの分泌量が増え、DHTの生成量が増加するだけでAGAを発症する可能性があり、これが若ハゲを発症させてしまいます。

エストロゲンに似た働きをするイソフラボンの摂取は、IGF-1の生成量を増やすことにつながるぜ!

IGF-1の生成量を増やす=毛母細胞の分裂が活発化し、育毛につながってくれるというわけだ。

イソフラボンによってIGF-1の生成量が増えるのは、男性も女性も変わるところはありません。

女性ホルモン受容体は、男性も女性も持っているためです。

これが男女関係なく育毛効果を発揮してくれることにつながっているのです。

豆乳はイソフラボンの王者! 朝豆乳を始めてみよう

イソフラボンを摂取するためには、大豆製品を食べたり飲んだりする必要があります。

豆乳は、イソフラボン摂取のためにおすすめできる食品のひとつです。

豆乳をおすすめする理由は、手軽に摂取できることです。

イソフラボンの含有量

・無調整豆乳なら100グラム当たり34ミリグラム、

・調整豆乳なら25ミリグラム、

・豆乳飲料ならば15ミリグラム前後

「参考:食品安全委員会

この数字自体は、特筆すべきものではありません。

同じ100グラム当たりなら納豆は79ミリグラム、きな粉は160ミリグラムも含まれているのです。

「参考:フジッコ

ただ、同じ100グラムでも摂取の難易度には差があります。

納豆なら2パック、きな粉なら市販品1パックです。

納豆2パックは決して少なくありませんし、きな粉1パックなんて無理ですよね。

その点、豆乳なら市販品1パックで200グラム入っています。

豆乳1パックを飲むならばそれほど時間はかかりませんし、おやつ代わりにもなるのでおススメです!

豆乳の中でもおすすめは、無調整タイプなんだな。

味には癖があるけど、無調整豆乳には豆乳飲料の2倍以上のイソフラボンが含まれていて、効率的に摂取できるんだな。

無調整豆乳の味が気に入らないという人は、料理に使ってみるのもいいでしょう。

おすすめは味噌汁に混ぜることです。

同じ大豆製品のかけあわせで、より多くのイソフラボンが摂取できるためです。

飲む時間としては、朝がおすすめです。

朝は昼や夜と比較すると体が栄養素を吸収しやすくなっており、イソフラボンの吸収率もアップしてくれるとされています。

また、豆乳を温めて飲むと、イソフラボンの吸収率はアップします。

ただ、あまり温度を上げると豆乳に含まれているタンパク質が壊れてしまいますので、40度までにとどめておきましょう。

重要なのは、豆乳は毎日飲む方がいいということです。

イソフラボンは摂取してから24~48時間で体外に排出されてしまうため、常に補充が必要なのです。

そして豆乳の1日当たりの摂取量は、200グラムまでに抑えておくのが理想的です。

イソフラボンは摂取量が多ければ良いというものではなく、過剰摂取すると体に悪影響が出るためです。

豆乳はイソフラボン摂取に適した食品のひとつですし、値段も決して高くありません。

ただ、せっかくイソフラボンを摂取するならば、より効率的に吸収するために飲み方を工夫しましょう。

一日の摂取量を目安に上手にイソフラボンを食すのが大事

ただ、イソフラボンは摂取すればいいというものではありません。

厚生労働省が1日当たり70~75ミリグラムを上限値と定めていることからも分かるように、イソフラボンの過剰摂取は体にいろいろな不具合を起こしてしまう可能性があるのです。

女性の場合、イソフラボンを過剰摂取すると、体が「エストロゲンが過剰に分泌されている」と勘違いしてしまいます。

これが体の不具合を引き起こす原因のひとつです。

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロン(黄体ホルモン)があり、エストロゲンが過剰だと判断するとプロゲステロンの分泌量が増加するのです。

PMS(月経前症候群)の症状が重くなってしまったり、生理不順の原因となってしまったりすることがあるとされています。

イソフラボンの過剰摂取は、子宮内膜症を悪化させてしまったり、乳癌のリスクを高めてしまったりする可能性があることも分かっています。

男性の場合は、女性とは違った不具合が起きます。

例えば、イソフラボンの過剰摂取によって、女性のように胸が隆起してしまったという臨床例が報告されています。
「参考:中国新聞網

これは、イソフラボンによって男性ホルモンの働きが弱くなってしまったことが原因とみられています。

男性ホルモンには体を筋肉質にしたり、体毛を濃くしたりする働きがあります。

イソフラボンの過剰摂取で男性ホルモンの働きが弱くなると、筋力が低下したり、体毛が薄くなったりすることがあり得ます。

また、男性ホルモンには性欲をアップさせる効果もあるのです。

イソフラボンによって男性ホルモンの働きが抑えられると性欲が低下し、ED(勃起不全)の原因になってしまうことも考えられます。

これはAGAより深刻な悩みになりかねません。

ただ、こうした不具合はサプリメントなど、吸収率の高いアグリコン型のイソフラボンを摂取した場合に起きやすいものです。

豆乳をはじめとする大豆製品に含まれているのはグリコシド型といい、アグリコン型より吸収率は劣るため、必要以上に過剰摂取を心配しなくてもいいでしょう。

付け加えると、アグリコン型のイソフラボンを含む食品は味噌や醤油といった調味料なので、基本的に食物からイソフラボンを摂取する際に、過剰摂取になることは考えにくいのです。

とはいえ、1日に1リットルも2リットルも豆乳を飲むと、イソフラボンの過剰摂取になってしまうことは否定できません。

イソフラボンは摂取すればいいというものではない」ということを頭の片隅にとどめておき、厚労省の定めた摂取上限量を超えないようにしましょう。

育毛とイソフラボンの関係性

大豆に含まれているイソフラボンは、エストロゲン受容体と結合することで、エストロゲンに似た働きをし、これが育毛効果につながるのです。

エストロゲンには毛母細胞を活性化させ、頭髪の成長力をアップさせるIGF-1の生成量を増やす働きがあります。

頭髪の成長力がアップすれば、薄毛解消につながるというわけです。

特に女性は、エストロゲンの分泌量に伴うIGF-1の生成量減少がAGA発症の原因となっているので、イソフラボン摂取による育毛効果がより効果的になるでしょう。

イソフラボンを手軽に摂取できる食品のひとつとして、豆乳があります。

1日200グラム程度ならば簡単に摂取できるのが理由ですが、朝に飲んだり、温めて飲んだりすることで、イソフラボンの吸収率をアップさせることができます。

ただ、イソフラボンは過剰摂取によって身体に不具合が起きる可能性があります。

女性はイソフラボンの過剰摂取が生理不順の原因となったり、子宮内膜症の悪化につながったりします。

乳癌のリスクを高めてしまう可能性もあるのです。

男性の場合は、イソフラボンの過剰摂取が男性ホルモンの働きを低下させ、女性のように胸が出てきたり、筋力が落ちてしまったりすることがあります。

男性ホルモンの働きの低下によって性欲が低下し、EDの原因にもなります。

イソフラボンは育毛効果があるとはいえ、無闇に摂取すればいいというものではありません。


イソフラボンはエストロゲンと合わさることで、毛母細胞を活性化につながるんだ!

摂取する場合、一番摂取しやすい方法は「豆乳」だぞ!

200グラム程度を毎日飲むようにすると効果の期待があがるかも!

育毛剤は化粧品の分類に!?育毛製品の違いを解明

育毛製品を購入するとき、製品の分類を確認していますか?
口コミや評判だけで育毛製品を選んでいませんか?

世の中には数多くの育毛製品が存在し、育毛剤・養毛剤・スカルプケアなど、製品名称もさまざまです。

どの製品がどういう効果を持っているのかも、名称を見ただけではよくわかりませんよね。

これらの名称はどのような基準でつけられているのでしょうか。

育毛製品は薬品です。

すべての薬品は、薬機法(旧薬事法)の定めに従って「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の3種類に分類されます。

分類ごとに目的、効果、広告規制、製造販売の許認可などを細かく定めています。

育毛剤や養毛剤というのは、その成分や作用に基づいてつけられた名称です。

つまり、購入を検討している製品がどの分類なのかを確認すれば、自分の求める効果があるかどうかを知ることができます。

広告やパッケージの宣伝文句に目が行きがちですが、最初に分類を確認すると、より製品の特徴を理解することができます。

今回は、育毛製品を購入する際に知っておくと便利な情報を解説していきます。

医薬品・医薬部外品・化粧品の違い

最初に、日本の薬機法で定められている「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の定義について解説します。

<医薬品>

・厚生労働省から製造販売の承認を得ている
・病気の治療や予防を目的としている
・有効成分の効果が認められている

医薬品は、さらにいくつかの種類に分かれています。

風邪薬などのように簡単に買えるものもあれば、薬剤師の対面販売が必要なもの、医師の出す処方箋が必要なものなど色々あります。

明確な効果が認められている分、副作用が起きる可能性もあるので、使用には注意が必要です。

<医薬部外品>

・あせも・吐き気・体臭などの防止、脱毛防止や育毛、害虫駆除などが目的で、効果や副作用がゆるやかである
・厚生労働省によって医薬部外品に指定されている
・厚生労働省が許可した効果・効能の成分が含まれている

例:ビタミン剤、うがい薬、整腸剤など

全体的に、医薬品と比較して効果や副作用がゆるやかなものが指定される傾向にあります。

病気の治療ではなく予防が主な目的です。

<化粧品>

・美容や皮膚、髪の毛の健康維持が目的
・体に塗ったり吹き付けたりして使う
・効果や副作用が医薬部外品よりもさらにゆるやかである

口紅やファンデーションから基礎化粧品まで、一般にいう「化粧」をするためのものはすべてこれに該当します。

法律上はシャンプーやリンス、石鹸、歯磨き粉も化粧品として扱われます。

育毛製品を選ぶときに確認すべき3つの分類と特徴

各育毛製品が3つの分類のどれに該当するのかを解説します。

具体的にどんな効能が期待できるのかもあわせて見ていきましょう。

<医薬品>

髪の毛に関する薬品のうち、医薬品に該当するのは「発毛剤」です。

成分としては、ミノキシジル(商品名:リアップなど)やフィナステリド(商品名:プロペシア)などがあります。

クリニックで育毛の専門治療を受けた場合、大抵はこれらが処方されます。

医薬品だけあって、発毛剤は直接的な「毛を生やす」効果が期待できます。

その分副作用もあるので、注意しつつ使用しましょう。

体調に気になるところがあれば、定期検診の際に医師へ伝えるようにしてください。また、すべての人に効果が現れるとは限らないので、了承の上で使用しましょう。

また、風邪薬などと違い、発毛剤は基本的にクリニックで処方してもらいます。

市販で売られているリアップは薬局でも購入できますが、薬剤師による対面販売が必須です。

初めて購入する場合は使用法や副作用について薬剤師から説明があります。

持病や既往歴についても確認されるので、薬剤師に話を聞きましょう。

<医薬部外品>

髪の毛に関する薬品のうち、医薬部外品に該当するのは「育毛剤」です。

直接的に毛を生やすのではなく、髪の毛が生える環境を整えてくれるタイプの薬品が中心です。

病気を治すというよりは、予防することがメインになります。

例えば、「薬用◯◯」という表記がされている製品があれば、それは医薬部外品です。

医薬品よりは効果がゆるやかですが、医薬部外品も効果・効能が確認されています。

含まれる成分の種類や濃度にも、一定の制約があため、「薬用◯◯」という表記をすることが可能です。

一方で、含まれる成分をすべて表記する義務がないのも医薬部外品の特徴です。

「有効成分」と「その他の成分」に分けた上で、特に定められた成分(アレルギーを引き起こすおそれのあるものなど)さえ記載していれば販売できます。

<化粧品>

髪の毛に関する薬品の中では、「養毛剤」と呼ばれるものが化粧品になります。

髪や頭皮に栄養を与えて健康に保つことを目的としたものです。

細胞の増殖や分化を促進するタンパク質である成長因子や、後述するキャピキシルも化粧品に含まれます。

化粧品は、医薬品や医薬部外品に記載が認められている効果・効能を謳うことができません。

にきびや肌荒れの防止、殺菌作用といった効能を表記することができないのです。

仮に表記があれば、その製品は医薬部外品です。

「薬用化粧品」という表記がある製品も、分類上は化粧品ではなく医薬部外品になります。

効能を謳えない代わりに、化粧品は成分の制約がゆるいという特徴があります。

厳しい基準をクリアする必要がないため、各メーカーがある程度自由に成分を配合することができます。

結果として、化粧品は非常に多様性に富んだものになっているのです。

その分、医薬部外品と違い、成分はすべて表記する義務があります。

養毛剤と育毛剤の違いは化粧品と医薬部外品の違い

育毛製品を区別する上で、特に注目していただきたいのが養毛剤と育毛剤です。

前述の通り、養毛剤は髪に栄養を与えるもの、育毛剤は髪の生える環境を整えるものです。

これだけだと、どちらの方がハゲに効くのかよくわかりません。

分類としては、養毛剤が化粧品、育毛剤が医薬部外品ですから、後者の方が効くように思えます。

しかし、実はそうとも限りません。

化粧品は医薬部外品に比べ、成分の制約がゆるいです。

そのため、医薬部外品に配合することが認められていない成分を入れることができます。

さらに、医薬部外品では濃度の制約がある成分を、より高濃度で配合することも可能です。

メーカーは日々新たな育毛製品を開発しています。

可能であれば、効果を謳うことができる医薬品・医薬部外品として販売したいでしょう。

しかし、どれだけ臨床で効果が確認できても、法律の定める基準をクリアしなければ医薬部外品にはできません。

そこで、より基準のゆるい化粧品として販売しているケースがあります。

以上の点から考えると、養毛剤(化粧品)が育毛剤(医薬部外品)に劣っているとは言い切れません。

医薬品、医薬部外品、化粧品というのは単なる分類であって、効果が医薬品>医薬部外品>化粧品であるとは限らないのです。

製品を購入する際は、分類だけでなく成分表示にも注目しましょう。

化粧品の育毛製品に配合「キャピキシル」の効果

高い育毛効果があるとして、最近注目されている成分が「キャピキシル」です。

これは医薬部外品に配合することが認められていません。

そのため、キャピキシルを含む育毛製品は、化粧品として販売されています。

キャピキシルは、「アセチルテトラペプチド3」と「アカツメクサ花エキス」という2つの成分を合成して作られています。

それぞれが優れた育毛効果を持っているため、個別に解説しましょう。

アセチルテトラペプチド3

成長因子の1つで、非常に強い細胞修復効果を持っており、やけどや手足の切断など、人体の大きな損傷にも修復効果が認められています。

医療の現場の最前線でも注目され、今後の研究にも期待がかかります。

この修復効果は髪に対しても有効で、衰弱した毛母細胞を復元する効果が見込めます。

生えてきた髪を固定する力を強化し、抜けにくくする効果も確認されています。

アカツメクサ花エキス

文字通りアカツメクサの花から採取できる天然の成分です。

このエキスに含まれる「ビオカニンA」という成分は、女性ホルモンによく似た構造を持っています。

毛根の近くから分泌される「5αリダクターゼ」という酵素の分泌を抑える効果があります。

AGA(男性型脱毛症)は、5αリダクターゼが多量に分泌されることによって発症します。

この酵素が男性ホルモンのテストステロンと結びつくと、DHT(ジヒドロテストステロン)に変化します。

DHTは髪の生成サイクルを乱し、脱毛を発生させます。

つまり、5αリダクターゼの分泌を抑制できれば、AGAの進行を食い止めることができるのです。

医薬品に使われている成分でこの効果が認められているのは、フィナステリドだけです。

アカツメクサ花エキスは、天然の成分でありながらフィナステリドと同様の効果が期待することができます。

アセチルテトラペプチド3とアカツメクサ花エキスを合成して生まれたキャピキシルは、非常に優れた育毛成分といえます。

そうなると、心配になるのは副作用です。

今のところ、キャピキシルの大きな副作用は報告されていません。

今後どうなるかは不明ですが、現段階では安全性に問題はないと推測できます。

それぞれの特徴を理解した上で使い分けることが大切!

育毛製品を選ぶ際には、どのカテゴリに分類されるのかを確認し、特徴を理解する必要があります。

医薬品は高い効果が期待できますが、副作用に気をつけなくてはいけません。

医薬部外品は、効果も副作用も医薬品より抑えめで、身近な存在です。

制約のゆるい化粧品は、含まれている成分次第で評価が変わります。

まだ研究途中のキャピキシルは、今後何かしらの副作用が発見されるかもしれません。

将来的に医薬品や医薬部外品へ格上げされる可能性もあるでしょう。

実際に、ミノキシジルを含む発毛剤であるリアップも、最初は簡単に買える大衆薬でした。

ところが、重篤な副作用が発生していたことが明らかになり、対面販売が必須になったのです。

考え方の基準

・とりあえず予防として使ってみる
・薄毛の進行を抑えたい
・薄毛を確実に改善したい
・費用面

などが挙げられるんだなあ。
何を重視するかは自分で決めるしかないんだなあ。

どれが自分に適しているのかを判断するためには、ハゲの原因をはっきりさせる必要があります。

不安であれば、専門のクリニックで診察を受けるなどして、育毛の方針を決定するのがよいでしょう。

育毛と育毛製品における分類のまとめ

育毛剤や育毛製品がどういった種類に分類されるのかをまとめました。

育毛製品の分類

・育毛製品は、薬機法に従い医薬品、医薬部外品、化粧品の3種類に分類される。

・医薬品、医薬部外品、化粧品というのは分類であって、効果が医薬品>医薬部外品>化粧品であるとは限らない。

分類ごとの製品の特徴

発毛剤は医薬品育毛剤は医薬部外品養毛剤は化粧品である。

・発毛剤は髪を生やすこと、育毛剤は髪が生える環境を整えること、養毛剤は髪や頭皮に栄養を与えることを目的にしている。

・化粧品は、医薬品や医薬部外品に認められている効能を謳うことができない。

・化粧品は、医薬品や医薬部外品に比べて成分の制約がゆるい。そのため、あえて化粧品として販売される育毛製品もある。

養毛剤と育毛剤の違い

・養毛剤は化粧品のため、育毛剤には配合できない成分を含んでいる場合がある。

・育毛効果は医薬品>医薬部外品>化粧品であるとはいい切れない。

育毛が期待できるキャピキシルの効果

・キャピキシルは高い育毛効果を持つ成分である。

・キャピキシルを配合した製品は医薬品や医薬部外品として販売できないため、化粧品として販売されている。

・キャピキシルは「アセチルテトラペプチド3」と「アカツメクサ花エキス」を合成して作られている。

・アセチルテトラペプチド3は、強力な細胞修復効果を持つ。

・アカツメクサ花エキスは、AGAの進行を抑制する効果を持つ。

育毛製品の使い分け

・育毛製品を選ぶ際は、分類を確認し特徴を理解すること。

・自分にはどんな効果を持つ育毛製品が必要なのかを考えることが大切。

薄毛に悩むあまり、手当たり次第に育毛製品を使ってしまう人もいます。

しかし、育毛剤や治療薬を使えばすぐに治るというものではありません。

効果が現れるまでには、大体半年以上の時間がかかります。

大切なのは、自分に必要なのがどのような製品なのかということです。

薄毛の兆候が見られる程度なら、頭皮環境の改善で対応できるかもしれません。

AGAが進行した状態であれば、医薬品の使用を検討すべきでしょう。


育毛剤は医薬部外品として扱われるけど、化粧品として扱われる育毛製品もあるんだ!

研究段階ではあるが、育毛製品の中でも「キャピシル」という成分が含まれているものは育毛効果の期待ができそうだ!

レーザー治療で育毛!血流改善と毛母細胞の活性化へ

育毛治療は日々進化しており、新しい治療方法も開発されています。

その1つが「レーザー治療」です。

効果はすでに実証されており、育毛専門のクリニックでも取り入れられています。

さらに、個人用のレーザー治療機器も登場し、通販で購入することができます。

しかし、レーザー治療で毛が生えるということをすぐには信じられない人もいることでしょう。

投薬治療や植毛と比較して、どのような原理で毛が生えるのか想像しにくいのは確かです。

また、脱毛処理でもレーザーは使われるため、毛が生えるどころかハゲになってしまうのでは?と心配になるかもしれませんね。

レーザー治療はまだ普及が進んでおらず、他の治療法に比べて認知度が低いのが現状です。

ここでは、レーザー治療の原理と、安全性や費用についてまとめました。

レーザー治療は米国FDA認可済みの最新育毛治療

レーザーが医療の現場で用いられていることは、多くの人がご存知でしょう。

どちらかといえば、病巣の除去やレーザーメスなど、特定の部位の組織や細胞を破壊する療法というイメージが強いかもしれません。

しかし、育毛のためのレーザー治療はまったく違う原理で体に作用します。

育毛治療で用いられるのは低出力レーザーです。

病巣の除去などに使われる高出力レーザーとは異なり、組織の破壊はもたらしません。

そして何より、レーザー治療はFDA(アメリカ食品医薬品局)の認可を得ています。

FDAは、育毛治療に使われる成分である「ミノキシジル」や「フィナステリド」を普及させた実績もあります。

育毛に関しては信頼できる機関です。

レーザー治療が認可を得られた条件として2つあります。

1つ目、有効性が認められている。

2つ目、安全性を保証されている。

これらの条件がそろっているのですから、レーザー治療を受けることに大きな心配はないといってよいでしょう。

低出力レーザーによる血流改善と毛母細胞の活性化で育毛!

それでは、低出力レーザーが育毛効果を生む原理を見ていきましょう。

髪の毛の根本は皮膚の中に埋まっており、この部分を毛根といいます。

毛根の奥深くには、毛細血管が通っている毛乳頭があり、その周辺の細胞こそが髪の毛の元となる毛母細胞です。

毛母細胞は細胞分裂を繰り返しており、これによって髪の毛が成長するわけです。

髪が成長するための栄養は、毛細血管によって運ばれてきます。

毛乳頭や毛母細胞への栄養供給が何らかの理由で阻害されると、細胞分裂は鈍りハゲてしまいます。

レーザー治療は、薄毛を引き起こす2つの原因に機能するぞい。

・血流が悪く、毛乳頭や毛母細胞まで栄養が届きにくくなっている。

・毛根に皮脂がつまって雑菌が繁殖し、炎症を引き起こしている。

レーザーは皮膚の奥深くまで浸透し、頭皮を温めます。

すると、血流が改善され、毛乳頭や毛母細胞への栄養供給が復活するのです。

また、毛根につまっていた皮脂を分解し、あわせて殺菌もしてくれます。

さらに、レーザーが毛母細胞自体を刺激するので、毛母細胞活性化の効果も見込めます。

周辺の状況が改善したところで細胞分裂を促せば、髪もよみがえるというわけです。

クリニックで受ける具体的なレーザー治療内容

育毛治療の専門クリニックでも、レーザー治療を取り入れる施設が多くなってきています。

それだけレーザー治療の効果を認める医師が増えてきたということです。

前提として、レーザー治療は保険適応外であることを覚えておいてください。

治療費はすべて自己負担です。

これに限らず、薄毛やAGA(男性型脱毛症)の治療は基本的に保険が適用されません。

クリニックでは、まずカウンセリングと頭皮・髪の状態チェックを受けます。

その上でレーザー治療の効果が見込めると判断され、本人が了承すれば治療が始まります。

1回の治療時間は短く、大体15分程度です。

痛みもありませんし、黙ってレーザーを浴びているだけです。

施設によっては、頭皮マッサージなどを治療に含めてくれるところもあります。

いずれにしましても、拘束時間は長くはありません。

治療スケジュールも施設により異なりますが、月1~2回程度の通院が必要になります。

レーザー治療は即効性がないので、何度も繰り返し行う必要があるのです。

大抵は半年程度を1クールに設定し、その期間で効果の有無や治療の継続を判断しています。

治療費用は1回につき1~3万円かかります。

施設や通院の頻度によっても異なりますが、1クールで20~30万円程度の出費は覚悟しておいた方がよいでしょう。

効果が出なかった場合、治療を継続するかどうかは悩みどころです。

もし髪が生えたとしても、すぐに治療をやめてしまうとハゲてしまう可能性があります。

十分な検査もなしに高額の治療をすすめてくる施設もあるので、注意が必要です。

原因を特定するためにも、治療開始前のカウンセリングをしっかり行ってくれるクリニックを選びましょう。

AGAや薄毛が過剰に進行している状態だと効果が期待できないんだな。

育毛を促進させるための治療だと認識しておくといいんだな。

個人向けレーザー治療機器使用は自己責任!

レーザー治療は、クリニックに通う以外に個人でも行うことができます。

日本で手に入る個人向けレーザー治療機器は、ほとんどがアメリカ製で、購入する場合は通販が基本になるでしょう。

機器の種類は、カチューシャのような形状で頭にかぶるもの、ヘアブラシのような形状で頭に当てて使うものなどがあります。

原理そのものは、クリニックで用いられているものと同じです。

お値段は、安価なものでおよそ3~5万円になります。

気軽に支払える金額ではありませんが、クリニックで通院治療を受けるのに比べれば、遥かに安上がりです。

中には10万円を超えるものもありますが、値段の差は主にレーザー照射モジュールの数の差です。

これが多いほど一度に照射できる範囲が広がり、時間もかからないというわけです。

そこまで高いのはちょっと……という人は、個人で輸入すればもっと安く手に入る場合もあります。

しかし、個人輸入代行業者を頼ったりすると、詐欺にあったり偽物が送られてきたりすることもあります。トラブルには十分に注意してください。

そして、個人で買って使用する以上、何か問題があっても自己責任です。

また医薬品を含む育毛製品全体にいえることですが、すべての人に対して効果が見込めるわけではありません。了承した上で購入してください。

高価な機器を購入することや、自分で使用することに不安がある人は、クリニックでのレーザー治療を検討すべきでしょう。

クリニックであれば、事前に医師の説明を受けられますし、問題が発生すれば適切な指導を受けられます。

費用と安全性を比較して、自分に適している方法を選びましょう。

レーザー治療の安全性と人体への影響

レーザー治療は基本的に安全性が高い治療です。

低出力レーザーですから、人体の組織や細胞に破壊はもたらしません。

しかし、それでもまだレーザーは怖いという人もいることでしょう。

そこで、レーザー治療の安全性についてもう少し掘り下げてみます。

日本では、日本工業規格(JIS)によって工業製品に使うレーザー発振器の性質が定められています。

レーザーは波長によって色が変わり、レーザー治療機器に使われているのは赤色レーザーです。

レーザーの出力の単位はmW(ミリワット)で、クラス1~4まで分類されています。以下は赤色レーザーのクラス分類です。

・クラス1および1M…0.39mW以下
・クラス2および2M…1mW以下
・クラス3R…5mW以下
・クラス3B…500mW以下。直視すると非常に危険。
・クラス4…500mWを超えるもの。火傷や発火の危険あり。

レーザー治療機器の出力に関する情報はほとんど出回っていません。

しかし、推測する方法はあります。

通常の大気中では、出力が50mWを超える程度になると、光源から目標までの軌跡が視認できるようになります。

治療機器のレーザーは軌跡が見えませんから、出力はずっと弱く、クラス3R程度であると考えられます。

この程度であれば、皮膚に浴びたとしても痛みはありませんし、火傷もしません。

使用時間も1回につき10分程度ですから、重篤な影響が出る可能性は非常に低いといえます。

個人用のレーザー機器に関しては、副作用として、頭皮の乾燥、かゆみ、感覚過敏、炎症などが報告されています。

いずれも軽症ですし発生率も低いのですが、購入を検討している場合は、これらの症状が発生する可能性を踏まえておいた方がよいでしょう。

また、何らかの疾患を抱えている人は医師に相談してから使うのが無難です。

ただし、弱くてもレーザーはレーザーです。

誤って目に当てると失明の危険もあるので、取り扱いには十分に注意してください。

その他、正しい使用方法に従わなかった場合は、何らかのトラブルが発生する可能性があります。説明書をよく読んでから使用を開始しましょう。

レーザー治療の効果が期待できるケース

レーザー治療は、効果が期待できる人とできない人がいます。

まずは自分がレーザー治療に向いているのかを判断する必要があります。

レーザー治療の主な効果は「血行不良の改善」「毛根の皮脂つまりの解消」の2つです。

つまり、頭皮が硬くて血行不良を起こしている人、頭皮の皮脂が分泌しすぎて毛穴が詰まっている可能性のある人は、レーザー治療を試してみる価値が十分にあるといえます。

ただし、AGAの場合は、原因が遺伝や男性ホルモンの影響にあるので、投薬による治療でなければ食い止めることはほぼ不可能です。

原因がわからない場合は、専門のクリニックで検査を受けることで特定できるので、正しい治療法を提案してくれるでしょう。

個人でレーザー機器を使用した治療を行う場合は、経過観察をしっかり行うべきです。

半年~1年経ってもまったく効果が見られない場合は、使用を一旦やめて専門のクリニックへ行きましょう。

レーザー治療は他の治療法と併用するのが基本です。

補助的な位置づけといってもよいでしょう。

メインが投薬、サブがレーザーという治療を行っている人もいます。

食事、睡眠、運動などの生活習慣の改善を同時に行うことでレーザーの治療効果も高まることが期待できます。

育毛とレーザー治療の関係まとめ

レーザー治療の認可と安全性

・レーザー治療では低出力レーザーを使用。

・レーザー治療はFDAの認可を受けており、安全性と効果は保証済み。

レーザー治療の原理による育毛効果

・ 頭皮の血行不良や毛根の皮脂つまりはハゲの原因となる。

レーザー治療はその2つの原因に働くため、次の症状がある人に効果が期待できる。
*頭皮が硬くて血行不良を起こしている人
*頭皮の皮脂が分泌しすぎて毛穴が詰まっている可能性のある人

・頭皮の毛母細胞を活性化させ、細胞分裂を促進する。

・但しAGAの人は効果が期待できない。

クリニックでのレーザー治療内容

・レーザー治療は保険適応外である。

・1回の治療時間は15分ほど。月1~2回の通院を半年ほど続ける必要がある。

・費用は1回で1~3万円。1クールで20~30万はかかる。

・原因を除去できない限り、治療は続く可能性がある。

個人用のレーザー治療機器を使用する場合

・個人用のレーザー治療機器はほぼアメリカ製。通販での購入が基本。

・値段は安いもので3~5万円ほど。

・使用は自己責任で行うこと。

レーザー治療の副作用と注意点

・頭皮の乾燥、かゆみ、感覚過敏、炎症などの軽い副作用が生じることがある。
・個人で行う場合、何らかの疾患を抱えている人は医師に相談すること。

また、誤ってレーザーを目に当てないように取り扱いには十分に注意しましょう。

レーザー治療の効果を上げるためには

・ 補助的な位置づけとして他の治療法と併用する。
・ 食生活や生活習慣を同時に改善する。

レーザー治療はまだまだ発展途上の分野です。

日本では、ハゲを病気と結びつける考え方がなかなか浸透しなかったため、この分野の研究ではさらに遅れを取っています。

レーザー治療が投薬治療ほど普及していないのはこれらの影響の可能性が高いです。

アメリカの研究では、投薬治療を併用しない純粋なレーザー治療でも、臨床データの少なさも指摘されているものの90%を超える発毛率を記録したとされています。

将来的には研究が進み、より効果的なレーザー治療機器が開発されるかもしれません。

相談やカウンセリングだけでも受け付けてくれるところが多いので、医師にハゲの悩みをぶつけてみるのがおすすめです。そして原因を特定し、最適な治療を受けましょう。


日本では、レーザー治療は浸透していないのが現状だ。

薄毛が過度に進行しているとレーザー治療では改善効果が期待しにくいぞ。

1回の費用も高く、大きな負担になるから、まずは医師と相談しよう。

針一本で薄毛が治る!?ツボを刺激する鍼治療のメカニズムと薄毛との関わり

「針一本で薄毛が治る!」と聞いて信じられませんか?

実は鍼(針)治療は脱毛や薄毛を解消してくれる立派な治療方法のひとつなのです。

鍼治療の最大の効果である血流改善が頭皮の血行促進につながり、薄毛を予防・改善してくれるというのです。

小さな針が、体に走る経路とよばれるツボを刺激して病を治すという、鍼治療のメカニズムと薄毛改善への効果のほどを解明していきましょう。

鍼治療とそのメカニズム

鍼治療とは

東洋医学を源とする鍼治療は、お灸、漢方、ハーブ療法、アロマテラピーなどと並び、現代西洋医学に対する代替医療として位置づけられています。

2002年には世界保健機関(WHO)において、関節炎、リウマチ、肩こりをはじめとした多くの疾患や症状における有効性が認められています。

鍼治療では、針という簡単な道具で体を刺激して体内の循環システムを整え、人間が本来もつ自然治癒力を発揮させることができるのです。

鍼治療のメカニズム

人間の体には気の流れがあり、その通り道である経絡には、いたるところに気の集まる場所である経穴=ツボがあります。

そのツボに鍼を打って治療を行います。

鍼の種類や刺し方は、患者一人ひとりの状態において、病に対抗するエネルギーである「正気」の不足や、正常な機能を阻害してしまう気である「邪気」の状態によって異なるぞ。

また鍼を打つ場所もそのときの状態によって変化していきます。

東洋医学の鍼では、病んでいる部分に直接鍼を打つわけではありません。

経路に沿って気を整えていくので、経路上のツボでもっとも効果があるところに鍼を打ちます。

あらゆる経絡上にあって一番反応が強くでる場所がツボなのです。

例えば胃に異常がある場合、胃に関する経絡=胃経のツボである、足のヒザ小僧の下側の「三里」というツボに反応が現れてきます。

このツボが鍼治療における「治療点」となるのです。

体内の異常は体表に現れますから、これを逆手にとって、体の表面から刺激を与えることによって、病変のある体内の内臓にまで到達させようとするのが鍼治療の原理です。

鍼治療のメリットと薄毛に効く理由

鍼治療では副作用も後遺症もない

鍼治療の最大のメリットといえば、治療後の副作用も後遺症もないことでしょう。

また西洋医学のようにメスを入れるわけではないので、体への負担もありませんし、何種類もの薬を飲んだり、点滴を打ったりする必要もありません。

まれに、鍼治療をしたら他の部分が悪くなった、とか、鍼治療をしたら悪化した、などのケースもあります。

しかしこれらはほとんど副作用とはいえません。

病気というのは症状によって悪い部分が重なっています。

鍼治療のような東洋医学での治療の経過ではそれをひとつずつ治していくため、最初の部位が悪くなったと感じる場合があるのです。

実際に副作用があるとしたら、施術する鍼氏が患者の症状に沿った治療を正しく行っていないことが考えられます。

鍼治療を始める際には、実績が豊富で信頼できる鍼氏の治療を受けることが大切です。

鍼による痛みもない

鍼による痛みはほとんどないといえるでしょう。

あるとすれば皮膚に鍼が「チクリ」と触れる感覚があるというだけです。

鍼は浅く打ちますし、想像しがちな、いわゆる注射の鍼のような痛みはありません。

一般的に使われる注射針の太さは0.7~0.9mmであるのに対し、鍼治療でよく使われる針の太さは0.14mmです。

注射針の3分の1以下の太さであるため、皮膚に刺したときの抵抗が少なく、痛みも少ないです。

また針の先端の形状についても、注射針は液体を注入するため中が空洞で先が尖っています。

これに対して、鍼治療で使用する針の中は空洞ではなく、先端が細く丸みを帯びています。

このように鍼治療で使用する針は、皮膚に刺さったときに痛みを緩和させる工夫がなされています。

使用される針は使い捨てタイプ

近年の針治療の現場では、ほとんどの場合、使い捨てのディスポーザブル針が使用されています。

つまり一度使用したものは廃棄され、同じ針は使われませんので、感染症などを心配する必要はありません。

治療のケースによっては患者さん専用の針を使用する場合もありますが、その際も使用の都度、滅菌消毒処理を行って衛生面が配慮されています。

専用針の使用時に、衛生面で気になった場合は鍼氏さんに尋ねてみるとよいでしょう。

鍼治療が薄毛に有効な理由

鍼治療は副作用もなく、針一本で病気を治す立派な治療方法であることがわかりました。

では、鍼治療が薄毛改善にも効く具体的な理由とは何でしょうか。

大きな理由として次の2つがあげられます。

*自律神経が整い、薄毛の原因に働く

鍼が体に刺入されると、鍼の刺激を受け、リラックス効果のあるセロトニンなどのホルモンが分泌されます。

これにより交感神経と副交感神経の働きがスムーズになり、自律神経のバランスが整います。

自律神経が整うことは、同時に、薄毛・抜け毛の原因のひとつである、ホルモンバランスの乱れを改善することにつながるのです。

*血行が促進されて、頭皮の環境修復に効く

鍼の刺激を受けることで、体の血液やリンパの流れが活発になります。

硬くなった筋肉の緊張をほぐし、こりやハリを緩和して筋肉も柔らかくなります。

首や肩のこりがほぐれて心身の緊張がほぐれると、頭部に充分な血液が流れます。

やがて頭皮の血行促進が高まり、血液を通じて毛根や頭皮に酸素と栄養が行き届くことで薄毛が改善されます。

また頭皮環境が修復されることによって、髪にハリやコシが出てきて髪全体がボリュームアップしてきます。

このように鍼治療は薄毛や抜け毛、脱毛症などに対する効果は期待できますが、毛根が死んでしまった場合、治療を施したとしてもその部位からは発毛しません。

またAGA(男性型脱毛症)の場合、要因として遺伝的要素も含まれるため、期待できる効果が現れないことがあります。

鍼治療が受けられる機関と薄毛の鍼治療方法

鍼治療は鍼灸院で受けることができます。

扱っている分野や治療方針によって、次のとおりに大別されます。

東洋医学の伝統的な鍼灸

実際に体に触れて行う脈診や腹診などの手法を用いながら、東洋医学の伝統的な陰陽・五行の考え方に基づき、身体全体の状態を分析して治療します。

西洋医学的な鍼灸

西洋医学の知識をベースに身体の状態や症状を分析して治療します。

外傷やスポーツなどで起きた骨折やスポーツ障害などの運動器疾患を得意とします。

専門型鍼灸

スポーツ選手などに特有の怪我の治療、予防を目的としたスポーツ鍼灸を行います。

またダイエットや顔のリフトアップ等を目的とした美容鍼灸など、特定の分野を専門に行ないます。

上記の鍼灸院以外に鍼治療ができる機関としては、カイロプラクティックや整体院などがあります。

また鍼灸の治療では、神経痛やリウマチなど特定の疾患には健康保険が適用されます。

しかし、薄毛改善を目的とした治療などの場合には健康保険は適用されません。

治療費の目安としては、地域によって差はありますが、全額自己負担の場合で、一回3,000円~5,000円が相場といえるでしょう。

薄毛改善を目的とした鍼治療はどのような方法か

薄毛や薄毛予防のための治療を目的とした鍼治療は、問診内容に従い、個人により異なりますが、血行促進と自立神経を整えることが基本となります。

そのためには頭部に鍼を刺すことになります。

頭部に鍼を刺すことに抵抗があるかもしれませんが、頭部には薄毛改善に効くツボがあるのです。

頭頂部には「百会(ヒャクエ)」と呼ばれるツボがあります。
頭のてっぺんにあり、鍼を刺すことにより血行促進を高める効果があります。

後頭部に二箇所ある「玉枕(ギョクチン)」と呼ばれるツボにも鍼を打つことになります。

仰向けに寝たときに丁度枕があたる部分という意味から命名されたツボなのですが、ホルモンバランスの調整作用にすぐれるため、自律神経の働きを助けてくれます。

また症状によっては、体にも刺入れして体全体で治療を行います。

いずれの場合も、鍼をいきなり刺すのではなく、問診やカウンセリングを行い、頭皮のチェック後、治療方針を決定してから行います。

治療にかかる時間については、症状の程度や体質によって一人ひとり異なるため、治療期間が気がかりな場合は治療方針を決める際、鍼師に尋ねてみるとよいでしょう。

鍼治療の効果を得るための心がけ

さて鍼治療をすると決めたら、貴重なお金と時間をかけるのですから、最大限の成果を得たいですよね。

その秘訣は普段の生活の仕方にあります。

心がけるべき習慣を次のとおりみていきましょう。

栄養バランスのよい食事を摂る

栄養が充分であれば髪の毛も成長します。

バランスの良い栄養素で築かれた体という土台が良い状態であれば、毛髪の状態も良い状態になります。

治療中は、意識してバランスのとれた食生活を心がけましょう。

特に髪や頭皮の活性化を促すビタミンB群や亜鉛などを充分に摂取できると良いです。

食事が難しい場合はサプリメントなどで補給してもよいでしょう。

睡眠時間を確保する

睡眠は髪の成長にとって重要な要素です。

睡眠中に人間の細胞は細胞分裂して新しい細胞に生まれ変わります。

髪も同様に睡眠時に成長して生まれ変わります。

細胞分裂は成長ホルモンとの関係が深く、成長ホルモンが最も分泌される午後10時〜午前2時の間に、髪の毛も成長して太く伸びていきます。

つまりこの時間に寝ていることは、髪にとっても大切なことなのです。

外的要因を最小限にする

頭皮が紫外線にさらされることで毛母細胞がダメージを受けて薄毛の要因となります。

またパーマやカラーリングなどによって頭皮が乾燥したり、頭皮のトラブルを起こすと、抜け毛が増えることがあります。

外出時には帽子や日傘などで髪を守り、パーマやカラーリングは頻度を減らして、頭皮への負担を減らすことを心がけましょう。

針を刺しに通うことだけが薄毛治療なのではありません。

日常生活の質を上げることも薄毛治療の一環と考えることが、確実な成果につながるといえるでしょう。

薄毛と鍼治療の関係性

ここまで薄毛と鍼治療の関係性についてご紹介してきました。

最後に要点をまとめると次のとおりとなります。

鍼治療は基本的に副作用や後遺症もなく、痛みもないため、体への負担が少ない治療方法です。

使用される針は使い捨てタイプのため、感染症の心配がなく衛生面においても安心して治療ができます。

鍼治療が薄毛改善に有効な理由

#1 自律神経が整い、薄毛の原因のひとつであるホルモンバランスの乱れを改善する。

#2 頭皮の血行促進が高まり、毛根や頭皮に酸素と栄養が行き届くため薄毛改善につながる。

鍼治療は鍼灸院で受けることができますが、施術のタイプが分かれます。

・東洋医学の伝統的な鍼灸
・西洋医学的な鍼灸
・専門型鍼灸

鍼治療における薄毛治療では頭部にも針を刺すことになります。

薄毛改善に効果が期待できるツボ!

#1「百会(ヒャクエ)
頭のてっぺんにあり、鍼を刺すことにより血行促進を高める効果がある。

#2「玉枕(ギョクチン)
後頭部に二箇所あり、ホルモンバランスの調整作用にすぐれるため、自律神経の働きを助けてくれる。

鍼治療の効果を最大限に得るために心がけること

・栄養バランスのよい食事を摂る
・睡眠時間を確保する
・規則正しい生活を送る
・外的要因を最小限にする


鍼を刺すから痛いと思いがちだが、注射針よりも細いものだから気にしなくて大丈夫だぞ笑

鍼治療は即効性のある治療方法ではないが、長く続けることで血流・体質改善につながるぞい。

結果的に薄毛も改善してくれるってわけだ。

費用に関しては、一回3,000円~5,000円が相場で保険は適用されないぞ。

薄毛を改善するための1つの手法として覚えておいてくれ!

卵を食べても薄毛にはならない!賢い食べ方と調理方法から栄養補給

「卵かけご飯を食べると薄毛になる!」という都市伝説のようなウワサを耳にしたことがあるかもしれません。

栄養の宝庫である卵が髪に悪影響を及ぼすことが真実なのか。。。

その原因を探っていくと、食べ方と調理方法にカギがあることがみえてきました。

卵は日常生活に欠かせない身近な食べ物。

卵と髪にまつわる正しい知識を学んで、上手に卵を食生活に摂りいれましょう。

卵は髪を育てる栄養食品

手頃な値段で買える身近な食品である卵は、繊維質とビタミンC以外、ほとんどの栄養素をバランスよく含んだ完全栄養食品です。

タンパク質、脂質のほか、カルシウムやリン、鉄、亜鉛などのミネラル、ビタミンA・Bなどのビタミン類がうすい殻に包まれて詰まっているのです。

注目すべきは、髪の毛や皮膚を生成するタンパク質が豊富に含まれていること。

タンパク質を構成するアミノ酸の中でも、髪にも体にも不可欠な必須アミノ酸9種類のバランスも完璧なのです。

タンパク質の栄養的な価値を示すプロテイン・スコア(タンパク価)においては、全卵・卵白・卵黄すべて100点満点になっています。

このスコアは肉類・魚類などのタンパク質が豊富な食材をおさえて(例:豚肉86点、マグロ赤身80点)、断トツトップなのです。

特に髪を育てるのによい作用を持つのが卵黄に含まれるビオチンです。

ビオチンは皮膚の炎症を予防することから発見されたビタミンで、別名は「ビタミンB7」。

他のビタミンB群と同じく三大栄養素(脂質・糖質・タンパク質)の代謝に関わり、アミノ酸の代謝に関わるカルボキシラーゼという酵素の働きをサポートしていることから、髪や皮膚、爪の健康維持にも役立っているのです。

そのためビオチンが不足すると抜け毛が増えたり、白髪の症状が現れることもあります。

育毛や健康維持のためには、最低でも一日一個の卵を食べることが理想的です。

卵を食べてもコレステロール値は上がらない

一方で、卵を食べるとコレステロール値が上がる、といわれることもあります。

コレステロールは動脈硬化の危険因子ではありますが、結論としては、卵を食べてもコレステロールが極端に上がることはありません。

またそれが動脈硬化につながるともいえません。

最近では、動脈硬化の合併症のリスクの一番ある患者に一日2個の卵を食べさせた結果、善玉コレステロールが改善したという臨床報告があります。

これは動脈硬化指数が下がるため、逆に卵が合併症や動脈硬化の予防につながることが証明された症例の1つです。

健康な人であれば卵を食べることで、必要以上にコレステロール値が上がることはありません。

抜け毛・薄毛の原因はかき混ぜた生卵にあった

なぜ、卵を使った卵かけご飯を食べると薄毛になるという伝説が生まれたのでしょうか。

原因は卵の白身にあったのです。

白身に含まれるアビジンというタンパク質は、黄身の中にあるビオチンと結合すると、ビオチンが体内に吸収されるのを妨げてしまうというのです。

そのため、卵をかき混ぜれば混ぜるほど、結果的に育毛効果はなくなってしまうというのです!

せっかくの育毛効果が期待できる卵を食べても、かき混ぜてしまっては効果なし、とは衝撃ですね。

ではどうすればよいかというと、ビオチンは熱に強く、アビジンは熱に弱いという性質を利用して、次のポイントをおさえれば解決できます。

・黄身と白身をかき混ぜない

・火を通す

黄身と白身をかき混ぜていない状態で過熱されている卵料理

「ゆで卵」

「目玉焼き」

の2つが代表的なんだなあ。

この2つ以外の卵焼きやスクランブルエッグ等は、ビオチンとアビジンが結合された状態ですので、卵かけご飯を食べるのと同じことになります。

では、薄毛にならないために、かき混ぜた生卵や卵焼きは絶対に食べないほうがいいのか、といったらそうではありません。

生卵を使った卵かけご飯を食べると薄毛になるという伝説は「ビオチン欠乏症」から端を発したと推察します。

実際、ビオチン欠乏症を発症するのは、例えば一日に10個以上などの卵の大量摂取をしたときに現れるもので、一日に2~3個食べたからといってビオチン欠乏症=はげになることはありません。

またビオチンは卵の黄身以外にも幅広い食品に含まれていますし、腸内でも生成されるので通常の食生活で不足することはめったにありません。

ですから卵かけご飯を毎日食べ続けることには問題はありませんが、できることならビオチン効果を享受したいですよね。

そこで黄身だけをご飯にかけて食べる、という方法以外のとっておきの裏ワザを教えます!

その食べ方とは、

黄身と白身を分け、白身だけを先にご飯に入れてかき混ぜ、黄身と醤油をそのご飯の上に加えて混ぜる。

と、いたってシンプルな方法だ。

ご飯はレンジで温めたアツアツのものがおすすめです。

白身を混ぜる時は、白身の色が透明から白濁に変わるくらい時間をかけてください。

この方法でしたら、通常の卵かけご飯の味となんら遜色はありません。

一度、試してみる価値はありそうです。

ビオチンを上手に摂って薄毛を予防

育毛に寄与するビオチンは卵の黄身以外にも沢山の食品に含まれています。

その食品群は実に幅広い層に渡ります。

魚介類・種実類・豆類・きのこ類などに豊富

魚介類、豆類、きのこ類はビオチンの含有量が多く、普段の食生活で一定量を摂取できるものが多くあります。

魚介類なら、まがれいやししゃも、まいわしなど、きのこ類ならマイタケやマッシュルームなど、豆類としては大豆製品に多くのビオチンが含まれます。

種実類は一度に摂取できる量は限られてしまいますが、ビオチンの含有量が大変豊富なので、料理のアクセントや間食などに上手に摂りいれてみましょう。

レバーにはビオチンが多く含まれる

特にビオチンの含有量が高いのは動物のレバーです。

しかしながら、豚や鶏の肝臓はビタミンAも非常に多いので摂りすぎには注意が必要です。(ビタミンAに含まれるレチノールは摂り過ぎると過剰症を起こすことがあります)

沢山食べたいときにはビタミンAが控えめな牛肝臓がおすすめです。

このほか、ビオチンは、海藻類、調味料や香辛料にも高い割合で含有されています。

卵黄も含め、下記は特にビオチンの含有量が高い食品のリストです。

食品名 100g
当り含有量
一単位あたり重量
(可食部)
一単位可食部あたり
成分含有量
まがれい 23.9μg 1切れ100g(85g) 20.3μg
あさり 22.7μg 10個80g(32g) 6.8μg
バターピーナッツ 95.6μg 10粒8g 7.6μg
ヘーゼルナッツ(フライ) 81.8μg 10粒15g 12.2μg
ひまわり(フライ) 80.1μg 大さじ1杯9g 7.2μg
アーモンド(フライ) 61.6μg 10粒14g 8.6μg
卵黄 65.0μg 1個18g 9.8μg
鶏肝臓 232.4μg 1個40g 93μg
豚肝臓 79.6μg 1切れ30g 23.9μg
牛肝臓 76.1μg 1切れ40g 30.4μg
あおのり(素干し) 71.0μg 大さじ1杯2g 1.4μg
焼きのり 46.9μg 小10枚3g 1.4μg
まいたけ(ゆで) 22.4μg 1パック75g(75g) 16.8μg
干し湯葉 37.3μg 1枚5g 1.8μg
きなこ 31.0μg 大さじ1杯7g 2.1μg
糸引き納豆 18.2μg 1パック50g 9.1μg
黒砂糖 33.6μg 大さじ1杯9g 3μg
からし(粉) 158.1μg 小さじ1杯2g 3.1μg
わさび(粉) 23.6μg 小さじ1杯2g 0.5μg
マスタード 22.5μg 小さじ1杯6g 1.4μg

「参考:日本食品標準成分表
注)μg =1マイクログラムは100万分の1グラム

ビオチンの吸収を妨げる食品

ビオチンが含まれる食品は多岐にわたります。

そのためバランスよい食事を心がければ容易に摂取できる栄養素ではありますが、実は同時に摂取することでビオチンの吸収を妨げてしまう食品も存在しています。

卵白を使用した洋菓子、唐辛子、にんにく、乳製品

メレンゲやムースなどの洋菓子は見落としがちですが、火を通さない卵白を使用していることから、ビオチンの吸収を阻害してしまいます。

キムチ自体は発酵食品として栄養価の高い食品ではありますが、使用される唐辛子とにんにくの刺激がビオチンを消耗させてしまいます。

キムチ キムチに含まれる唐辛子とにんにくが、ビオチンを消耗させる。
その結果ビオチンが不足して腸内環境が悪化する
メレンゲ 卵白と砂糖を泡だてた食材を使用しているためビオチンの吸収を妨げる
ムース 卵白と砂糖を泡だてたメレンゲを使用しているためビオチンの吸収を妨げる
アイスクリーム 卵白と砂糖と生クリームを泡だてた食材を使用しているためビオチンの吸収を妨げる
乳製品 悪玉細菌の栄養になりやすいので、ビオチンが不足して腸内環境が悪化する

食品以外にも、ビオチンを排出してしまう飲み物があります。

カフェイン ビタミンB1、イノシトール、カリウム、亜鉛、カルシウムを排出する
アルコール ビタミンA、B1、B2、B3、B15、コリン、葉酸、マグネシウムを排出する

もちろん、摂取する量によって排出される量も変わりますので、ほどほどの分量であればそれほど心配することはありません。

卵のうす皮が育毛に利く!

卵には中身だけではなく、その殻にも栄養素が隠れていることをご存知でしょうか。

実は殻の内側のうす皮が育毛に効くというのです。

卵のうす皮には強力な保湿成分のヒアルロン酸がたっぷりと含まれています。

このヒアルロン酸が頭皮の乾燥を防ぎ、毛根を正常な状態に保つ働きをします。

ここでは殻のうす皮を使った天然育毛水の作り方をご紹介しましょう。

用意する材料(約6ヶ月分)

生卵のうす皮・・・卵10個分
玄米・・・150g
紅茶・・・5g(ティーバッグ2袋)
しょうが・・・15g
こんぶ・・・5g
35度のホワイトリカー・・・600 ml
クエン酸・・・微量
精製水(または浄水器の水)・・・40 ml

*必ず生卵のうす皮を使用してください。ゆで卵のうす皮は使えません。

*クエン酸と精製水は薬局などで購入できます。

下準備 卵のうす皮をはがして干す

・生卵を10個用意し、卵をサッと水で洗ってから卵を割ります。

・うす皮がついた状態の殻と卵の中身を分けます。

・殻をひたひたの水に1時間~3時間つけてから、殻とうす皮の間に指を食い込ませるようにして殻からうす皮をはがします。

はがれにくい場合は、さらに1~2時間水につけると、はがしやすくなります。

⑤うす皮が重ならないように、ざるなどに広げて乾燥させてください。

<作り方の手順>

 ・玄米エキスを作る

・密閉容器のなかに玄米をいれます。

・ホワイトリカー300 mlを注ぎ、冷暗所で10日以上置いてください。

玄米が水分を含んで膨らんできます。

・紅茶エキスを作る

・密閉容器に、卵のうす皮、紅茶、薄切りにしたしょうが、こんぶを入れます。

・ホワイトリカー300 mlを注ぎ、冷暗所で10日以上置いてください。

・調合する材料を用意する

・①の玄米エキス・・・30 ml

・②の紅茶エキス・・・30 ml

・クエン酸・・・数粒

・精製水(または浄水器の水)・・・40 ml

④③の4つを混ぜ合わせてできあがりです!

*一度調合した育毛水は冷蔵庫で保管して1ヶ月以内に使い切ってください。

*玄米エキスと紅茶エキスは冷暗所に保存すれば、半年は持つので、育毛水がなくなる度に調合するとよいです。

育毛水の使い方

 ・朝晩の1日2回、手のひらに100円玉分くらい(3~5 mlずつ)を目安に使いましょう。

・沢山つけても問題ありませんので、頭皮がしっとり潤う程度につけてください。

・スプレー式の容器に移して、シュッと吹きかけるのが便利です。

うす皮と一緒に使う玄米は抗酸化作用に加え、血行をよくする働きがあります。

また、しょうが、紅茶からも抗菌、収れん、保湿といった効果が期待できます。

台所にあるもので作ることができますから、化学物質による心配もありません。

使用する容密閉器は熱湯消毒するなど清潔な状態にし、使用する材料は新鮮なものを選びましょう。

薄毛と卵の関係性

 卵は良質なタンパク質を含み、髪の健康維持のためにも、とてもよい完全栄養食品。

健康な人であれば、卵を食べても必要以上にコレステロール値が上がることはありません。

黄身に含まれるビオチンが髪によい作用を持ち、不足すると抜け毛や白髪の原因となります。

卵をかき混ぜた場合

白身のアビジン + 黄身のビオチン = 育毛効果はゼロ!

育毛効果のためには、

・黄身と白身をかき混ぜない

・火を通す

すなわち、黄身と白身をかき混ぜていない状態で過熱されている次の2つの卵料理

ゆで卵」と「目玉焼き

卵かけご飯がどうしても食べたい場合の裏技

黄身と白身を分け、白身だけを先にご飯に入れて、よくかき混ぜ、

黄身と醤油をそのご飯の上に加えて混ぜる

ビオチン欠乏症=はげになる可能性は?

一日に卵を10個以上食べる = 危険!

一日に卵を2~3個食べる = OK!!!

卵黄以外にビオチンを含む食品

レバー、魚介類、種実類

豆類、きのこ類

卵の白身以外にビオチンの吸収を妨げる食品や飲み物

卵白を使用した洋菓子、唐辛子、にんにく

乳製品、カフェイン、アルコール

卵のうす皮には頭皮を潤すヒアルロン酸が含まれており、ホワイトリカー、玄米やしょうがなどと調合すれば育毛水として使うことができます。


肉・魚にも優るタンパク質を持つ卵には、髪の毛の生成源となるパワーがたくさん含まれているぞ!

手頃な値段でいつでも入手できる食材ですから、薄毛の心配をせずとも今後の育毛ライフに積極的に摂っていこう!

頭皮へのダメージは薄毛の原因!回復には正しいケアを

薄毛の原因といえばAGA(男性型脱毛症)ばかりが注目されがちですが、AGA以外にも薄毛の原因はあります。

頭皮へのダメージ蓄積も薄毛の原因となることがあります。

ダメージの原因としては皮脂の過剰や頭皮の乾燥などがあり、頭皮の炎症や毛根の栄養不足を招いて、脱毛症の原因となってしまうこともあるのです。

頭皮へのダメージを与える原因は、これ以外にもいろいろなものがあります。

頭皮のダメージの主な原因、ダメージのチェック方法、頭皮の状態を回復させる方法などについて説明していきましょう。

頭皮にダメージを与えてしまう原因!

頭皮は体の中で最も皮脂の分泌量が多い部位ですが、これは頭皮の表面に皮脂のバリアを作る必要があるためです。

それだけ、ダメージに弱い証拠だと言ってもいいでしょう。

頭皮にダメージを与える原因

・皮脂の過剰

・頭皮の乾燥

・頭皮の血行悪化

・パーマやカラーリング

皮脂の過剰は、男性に起こりがちです。

男性ホルモンの影響で皮脂の分泌量が多いうえ、洗髪をはじめとする頭皮ケアをサボっている人が多いためです。

過剰になった皮脂が毛穴に詰まり、そこに細菌が感染すると炎症の原因となります。

炎症が悪化すると抜ける時期になっていない頭髪が抜けるようになり、脂漏性脱毛症を引き起こすこともあるのです。

逆に頭皮の乾燥は、女性に起きやすいとされています。

皮脂の分泌量が少ないためバリアが薄く、皮膚内部の水分が蒸発してしまいやすいからです。

乾燥の原因は多様です。

まず、紫外線の浴びすぎによる水分の蒸発が考えられます。エアコンの乾いた風を受けることも、頭皮の乾燥の原因となります。

洗髪が過剰になることも、頭皮の乾燥につながります。

合成界面活性剤が配合されているシャンプーは、皮脂を洗い流し過ぎてバリアを壊し、皮膚の水分が蒸発しやすくなるためです。

頭皮が乾燥するとターンオーバーがうまくいかなくなり、フケが増えて毛穴に詰まります。

ここに細菌が感染することも、皮膚炎や脱毛症の原因となるのです。

頭皮の血行悪化の原因として考えられるのは、ストレスや生活習慣病です。

ストレス性のものは自律神経のうち交感神経を活発にするため、末梢血管が収縮して血行が悪化するのです。

生活習慣病だと、動脈硬化は血管内部が狭くなるため、流れる血液の量が減少します。

糖尿病は血糖値の高い血液によって血管が傷むことが、血行悪化につながります。

血行悪化によって、ターンオーバーに必要な栄養分が十分に供給されなくなり、頭皮の状態が悪化してしまいます。

頭髪の栄養分も足りなくなり、薄毛の原因にもなります。

パーマやカラーリングが頭皮に悪影響を与えるのは、使用される薬剤が原因です。

いずれも頭髪のタンパク質の結合をゆるめるために使用する、アルカリ性の薬剤が問題なのです。

そもそもタンパク質を分解する働きを持っているのですから、同じタンパク質でできている頭皮に付着するとダメージを与えるのです。

頭皮に薬剤を付着させないのはプロであっても難しいため、ダメージを避けるのも難しいということになるのです。

このように、頭皮にダメージを与える原因は多様です。

頭皮へのダメージの蓄積が頭皮の状態を悪化させ、炎症や薄毛の原因となってしまうこともあるのです。

自分で頭皮を確認してみよう!

頭皮へのダメージ蓄積によって状態が悪化しているかどうか、完全ではありませんが、調べる方法はあるのです。

セルフチェックポイント

・頭皮が脂ぎっているか

・フケは多いか

・頭皮の色が青白いか

・頭皮に柔軟性があるか

・頭皮にかゆみや赤みはあるか

まず、頭皮が脂ぎっていれば、皮脂の量が過剰になっている可能性が高いです。

毛穴の詰まりによって炎症を起こすことを警戒しなければなりません。

皮脂が過剰になっていないかどうかを調べるために、タオルで額を拭いたあと、上を向いて500円玉を載せ、そのまま正面を向いてください。

500円玉が落ちるまでに3秒以上かかるようならば、皮脂が過剰になっている可能性が高いです。

ただ、これだけでは皮脂が不足しているかどうかは分かりません。

皮脂の不足は、フケが多いかどうかである程度把握することができます。

頭皮の乾燥はターンオーバーを妨げ、頭皮が塊のまま剥がれ落ちてフケを増やす原因になるためです。

いくら洗髪してもフケが減らない人は、過剰な洗髪による頭皮の乾燥を疑った方がいいでしょう。

頭皮の色が青白いのは、血流がちゃんとしている証拠です。

この状態ならば、血流悪化を心配するようなことはないでしょう。

もし頭皮が赤かったり、黄色かったりするときには、血行不良によって酸欠になっている可能性がありますので、注意が必要です。

頭皮の柔軟性の確認は、実際に触ってみるのが一番です。

こめかみの部分と似たような手触りならば、正常な状態だと言えます。

頭皮が硬くなっている場合は要注意です。

頭皮が硬くなると突っ張って内部の血管が狭くなり、血行が悪化して頭皮や頭髪に悪影響を与えてしまう可能性があります。

逆にブヨブヨして柔らかすぎるのは、むくみがあるという意味で問題になります。

むくみが発生しているということは、静脈の血流が悪くなっている可能性が高いからです。

頭皮にかゆみや赤みがあるということは、炎症を起こしている証拠だと言っていいでしょう。

湿疹があるような場合は、炎症がかなり悪化しているとみていいでしょう。

炎症でありがちなのが、紫外線の浴びすぎが原因で起きるものです。

紫外線によって起きる日焼けは炎症そのもので、頭皮にも起きるものなのです。肌のデリケートの女性は注意が必要です。

これらのセルフチェックに問題がないようならば、あなたの頭皮は正常な状態です。

当面、現状の生活を続けていても基本的に問題はありません。

逆に何らかの問題点があるようでしたら、あなたの頭皮は健康な状態とは言えません。

状態に適した方法で回復させる必要があります。

頭皮改善へ、頭皮の状態を回復させたい!

一度悪くなった頭皮の状態を回復させるためには時間がかかりますが、不可能というわけではありません。

回復へと近づくためにすべきこと

・洗髪の方法を見直す

・頭皮ケア用の化粧水を使う

・ストレスを解消する

・頭皮マッサージを行う

<シャンプーを替える>

洗髪の方法の見直し方としてはまず、シャンプーを替えることが真っ先に考えられます。

そもそも一般的に販売されているシャンプーは、合成界面活性剤を使用しているため、洗浄力が過剰になっています。

具体的にはラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウムなどがこの合成界面活性剤です。

洗浄力が強すぎると頭皮に張られている皮脂のバリアを破壊し、乾燥の原因となってしまいます。

これらの合成界面活性剤は、食器洗い用洗剤に使用されているものと同じです。

水仕事によって手が荒れてしまった経験がある人は多いでしょうが、これと似たようなことが頭皮に起きています。

頭皮の状態回復のためには、アミノ酸系の界面活性剤が配合されているシャンプーを使用することが適しています。

洗浄力が適度で頭皮の皮脂バリアを壊すことがなく、乾燥の原因になることがないためです。

「育毛シャンプー」といわれるものは、ほぼこのタイプになります。

<シャンプーの方法を見直す>

頭皮の状態回復のためには、シャンプーそのものだけではなく、やり方も見直すべきです。

洗髪時に温度の高い湯を使用すると、頭皮が乾燥する原因になってしまいます。

頭皮の乾燥を防ぐためには、38度以下の湯を使用するのが理想的なのです。

洗髪の回数も重要です。

皮脂の分泌量が多い男性は毎日洗わないと皮脂過剰の原因となりますが、女性の場合は体質によっては毎日洗わなくても皮脂過剰にならないとされています。

むしろ問題になるのは、洗髪の回数が多すぎることです。

清潔感を出すために1日2回の洗髪をしている人もいるでしょうが、頭皮の乾燥によってフケを増やす原因となってしまいます。

洗髪は必ず1日1回にとどめて、頭皮の乾燥を防ぐようにしましょう。

洗髪方法を替えるだけでは不十分だという乾燥肌の人にとっては、頭皮の保湿力アップのために化粧水を使用するのが効果的です。

最近ではいろいろな製品が販売されていますので、自分に合ったものを選ぶようにしたいものです。

<血流回復のためにストレス解消を>

頭皮の血流改善のために効果的なのは、ストレス解消です。

ストレス解消によってもうひとつの自律神経である副交感神経が活発になり、末梢血管が弛緩して血流が良くなるためです。

ストレス解消の方法は多様で、人によって効果的なものも違っています。

個人的に最もオススメしたいのは、ウオーキングなど軽い運動をすることです。

ストレス解消効果に加えて、運動によって心肺機能が強化され、血流促進の相乗効果が望めるためです。

日常生活から簡単に頭皮をケア!

頭皮の状態が悪化してから治すまでには、時間もお金もかかります。

普段からの頭皮ケアによって頭皮の悪化を防止することが、時間とお金を節約する最善手となります。

頭皮の状態悪化を防ぐケア方法

・食生活の改善

・AGA対策

・紫外線対策

・パーマやカラーリングの回数を減らす

脂肪と糖分の過剰摂取に注意!

食生活における最大の注意点は、脂っこいものと甘いものを過剰摂取しないことです。

脂っこいものは皮脂の過剰分泌や血流悪化、甘いものは頭皮の老化などにつながるためです。

脂っこいものを多く食べると、皮脂の分泌量が増加します。

普段から脂肪の摂取量を控えめにしておけば皮脂の分泌量が増えず、皮脂過剰による頭皮の状態悪化を防ぐことができるのです。

また、脂っこいものの過剰摂取は血中の悪玉コレステロールを増やし、動脈硬化の原因となってしまいます。これは頭皮の血行悪化につながります。

甘いものを過剰摂取することは、活性酸素を増やす原因となります。

活性酸素は健康な細胞を傷つけて老化させてしまうため、活性酸素の増加は頭皮の老化にもつながってしまいます。

頭皮は活性酸素によって老化することで硬くなり、血流悪化の原因となります。

また、甘いものを多く摂取することは血糖値の急激な上昇を招き、糖尿病を発症する原因になることも。

普段からの食事を見直すことで、皮脂の過剰分泌や血流悪化、頭皮の老化を防止することができ、頭皮の状態悪化を防ぐことにもなるのです。

紫外線対策はどうするの?

紫外線については頭皮の乾燥や炎症の原因となるため、いかにして照射量を減らすかが課題になってきます。

帽子や日傘を利用して直射日光を減らすことで、紫外線による頭皮のダメージを防げます。

最近では頭皮用のUVカットスプレーも販売されていますので、利用してみてもいいでしょう。

ただ、帽子にはかぶりすぎると頭皮が蒸れ、かえって状態を悪化させる原因となります。

屋内では帽子を脱ぐなど、蒸れないようにすることを心がけましょう。

パーマやカラーリングは控えめに

パーマやカラーリングの薬液が頭皮に付着しないようにするのは、極めて難しいものです。

薬液が付着して頭皮のダメージになるのは、ある程度は避けられないと考えていいでしょう。

オシャレのために頻繁にパーマやカラーリングをやる行為は、頭皮にダメージが蓄積してしまうことを忘れずに。

頭皮へのダメージを減らすためには、パーマやカラーリングの回数を減らすのがベターです。

また、腕の良い美容師にパーマやカラーリングをしてもらうことで頭皮への薬液付着を抑え、ダメージを減らすこともいいのではないでしょうか。

頭皮の状態を見極めてケアをすること

頭皮へのダメージの原因としては皮脂の過剰や不足、頭皮の血流悪化、パーマやカラーリングなどが考えられます。

こうしたダメージが蓄積すると炎症を引き起こし、脱毛症につながることもあるのです。

皮脂やフケが多すぎないか、頭皮が赤くなっていないかなど、セルフチェックしてみましょう。

頭皮が悪化していると判断できる状態なら、洗髪のやり方を見直すなど、状態を良くするようにしていきましょう。


頭皮の状態を自分で確認してみてくれ!

セルフチェックで問題がない人も、生活習慣によっては今後、悪化する可能性もある。

頭髪を「作物」とするならば、頭皮は「畑」のようなものだ。

頭皮の状態を整えることも、脱毛予防につながるぞい!

白髪染めによる頭皮への刺激!「薄毛」を誘発する可能性

「白髪染めを始めたら抜け毛が増えた!」 「白髪染めを続けていたら髪が薄くなってきた気がする!」と実感した経験はありませんか?

実際、白髪染め等のヘアカラーは安定していた髪の構造を変えて行うものです。

長く続けていれば、多かれ少なかれ何らかの影響は出てきます。それでも「髪のおしゃれはしたい!だけどハゲはいやだ」というのが本音ですよね。

白髪染めが原因で本当に毛が薄くなるのか?

ヘアカラーのメカニズムと、ヘアカラー剤が頭皮・髪に与える影響を探り、白髪染めと薄毛の関連を詳しく解説していきます。

白髪染めから薄毛?原因は頭皮への刺激

白髪染めやヘアカラーが薄毛の原因になるのか?

結論からいいますと必ずしも直結はしません。

なぜならヘアカラーに使われる染毛剤は、育毛剤のように毛根に直接働きかけるものではないからです。

ところがひとたび染毛剤に含まれる刺激の強い薬剤によって、頭皮が炎症を起こしたり、頭皮が乾燥することで、毛根の発育が弱まり抜け毛が増えることがあります。

また染色のプロセスでキューティクルが剥がれ落ち、髪が細くなったことで薄毛になったと感じることもあるでしょう。

白髪染めに含まれる薬剤と染色のメカニズム

白髪染めを含むヘアカラーリング剤には大きく分けて、永久染毛剤、半永久染毛料、一時染毛料の3つの種類があります。

使用される薬剤と髪を染めるメカニズムはそれぞれ異なります。

#1永久染毛剤 毛髪内部に発色

白髪染めヘアダイヘアカラーが該当します。

2種類の薬品が使われ、1剤にはジアミン系染料の酸化染料とアルカリ剤のトリートメント剤、2剤には過酸化水素(オキシドール)とトリートメント剤が使われます。

この2種類の薬品を混ぜ合わせることで、アルカリ剤がキューティクルのすき間を開き、薬品の混合により発生した酸素によってメラニン色素が破壊され、髪が脱色されます。

ジアミン系染料は分子が小さいため、染料が毛皮質の内部まで浸透します。

そこで過酸化水素との混合で酸化反応を受けて巨大化し、さらに不溶性の粒子を作り、キューティクルのすき間を通りにくくなり、染料が流出しにくくなります。

毛皮質内部で発色して定着するため髪色として持続します。

#2半永久染毛料 毛皮質の外側部分に染色

ヘアマニキュアカラートリートメント・リンス等が該当します。

酸性の染料をキューティクルのすき間に通らせて毛髪内部の毛皮質の外側部分に浸透させ、イオン結合によって染めます。

つまり毛髪のプラスイオンと酸性染料のマイナスイオンが結合することで染色されるのです。

酸性の染料は分子が大きくキューティクルのすき間を通らせるのは困難なので、通常は毛髪を加温してキューティクルのすき間をあけます。

毛皮質にあるメラニン色素とミックスされるため、黒髪にはあまり効きませんが白髪の部分は染まります。

イオン結合による染色は化学反応ではないので、毛髪や身体へのダメージは低く、また酸性染料はアレルギー性が低いので安全性が高いのが特徴です。

#3一時染毛料 毛髪表面に顔料を付着

ヘアカラースプレーヘアマスカラなどがこれに当たります。

顔料を毛髪表面に付着させることで、元の髪の色を覆い隠す方法です。

シャンプーで洗い落とすことができるので、染毛の中では比較的安全といえます。

白髪染めが薄毛を引き起こすのは頭皮トラブルから

染毛剤が薄毛の直接の原因ではないとお伝えしました。

ところが、市販の白髪染めは特に髪が太い人用に作られているんだ。

髪が細い人や肌の弱い人、敏感肌の人が使用すると、染毛剤に含まれる刺激の強い薬剤によって頭皮のトラブルを起こすこともあるぞ!

先に解説した、#1永久染毛剤に含まれるジアミン系染料や過酸化水素は髪を乾燥させるとともに頭皮も乾燥させます。

特にジアミンはアレルギー性皮膚炎などの皮膚疾患を引き起こす場合もあり、皮膚障害を起こす可能性のある表示指定成分にも含まれています。

皮膚疾患のみならず、薬剤が頭皮から経皮吸収され体内に蓄積されることによって、腎臓障害、呼吸困難、発がん性など身体への影響も報告されています。

ヘアカラーを止めた途端、原因不明の肝機能の数値がよくなったという症例もあります。

使用上の注意を遵守して使うことが大事

どの染毛剤を使用するにせよ、使用時には必ず「使用上の注意」をよく読んでから使うことで抜け毛・薄毛を防止することができます。

パッチテストは使用の48時間前にするようにと記載されています。

これが以外と守られていないケースが多いのではないでしょうか。

商品の外箱には「まれにアレルギー反応を起す場合がある」との注意書きが記載されています。

この注意書きを先に読んでおけば、購入前に危険性を知ることができます。

正しい知識を持ち、正しく使うことで、頭皮トラブルを事前に回避しましょう。

白髪染めが原因ではない女性特有の薄毛症状

薄毛や抜け毛を発症する要因として、白髪染めなどのヘアカラー以外に女性特有の薄毛症状があります。

女性の薄毛は、男性型脱毛症のように額や頭頂部など特定の部位から髪の毛が後退していくのとはちがって、頭髪全体が薄くなるのが特徴です。

これをびまん性脱毛症といって女性の薄毛のもっとも多いタイプです。

原因としては加齢、日々のストレス、過度なダイエット、食生活の乱れ、誤ったヘアケアなどが考えられます。

美容室の白髪染めと市販の白髪染めの違い

前半では市販のカラーリング剤を前提に、白髪染め・ヘアカラーの成分やメカニズムを解説してきました。

それでは美容室で白髪染めをする場合は何がちがうのか?

プロの技術を持つ美容師さんに、きれいにまんべんなく染めてもらえるというメリットはありますが、使用する薬剤や髪へのダメージのちがいが気になりますね。

使用する薬剤の成分は美容室でもほぼ同じ

美容室で白髪染め・ヘアカラーで使用している薬剤は市販のものと同様、ジアミン系染料と過酸化水素の双方が含まれる永久染毛剤になります。

そのため、美容室で白髪染めをしても髪と頭皮にダメージを与えることになります。

当然ですが髪が染まるメカニズムも同じになりますので、髪のキューティクルは開いたままの状態になっています。

美容師の技術によって頭皮へのダメージは変わる?

但し、美容室ではできるだけ髪が傷まないよう、個人の髪質に合わせて低刺激のものを選んでくれるので、市販のものを自分で染めるよりは髪へのダメージは低くなるといえるでしょう。

自分で染めた場合には必要以上に時間をかけてしまったり、カラー剤を加える時に知らずにダメージを与えてしまったりと、染めるプロセスで髪を傷めてしまうケースもあります。

髪を染めるプロにお願いすれば、最低限のダメージで済ませることができます。

白髪染めは市販のものより美容室で

市販の白髪染めはドラッグストアやネットで安価に購入できるメリットはありますが、使用する薬剤には人体に悪影響がある危険性があります。

その点を考えますと、お金をかけてでも美容室でプロの美容師さんに薬剤選びから染め上がり、トリートメントなどのアフターケアまでをお願いすることが安全といえます。

美容室では市販のものに比べて色の種類も豊富にありますし、色ムラなくきれいに仕上がります。

薄毛の心配をしないで白髪染めできるベストな方法

白髪染めは市販のものより美容室の白髪染めのほうが、髪と頭皮へのダメージは低いです。

とはいえ、少なからず与えられたダメージによって、薄毛へのリスクが解消されたわけではありません。

それでは白髪染めも持続しながら、髪を健康に維持できる、もっとよい方法は何があるでしょうか?

半永久染毛料または一時染毛料を使用する

半永久染毛料のヘアマニキュア、カラートリートメント・リンスの場合、抜け毛の心配はさほどしなくて大丈夫でしょう。

イオン結合による染色のため毛髪や身体へのダメージが低いからです。

皮質にあるメラニン色素とミックスされるため、黒髪にはあまり効かない一方で白髪の部分は染まるというメリットもあります。

ヘアカラースプレー、ヘアマスカラ等の一時染毛料はシャンプーで洗い落とすことができますので、使用することで薄毛につながる心配はありません。

*注目の育毛成分入りカラートリートメント

今、注目されているのが育毛成分入りのカラートリートメントです。

中でも利尻昆布やガゴメ昆布使用のフコイダン入りカラートリートメントがおすすめです。

フコイダンとは、海藻のネバネバした成分に含まれる食物繊維で、もずく、わかめ、めかぶ、昆布などに多く含まれていますが、その抽出成分に育毛効果があるとして知られています。

昆布由来のフコイダンは、髪の毛の毛母細胞、特に髪の成長因子に働きかける効果が期待されています。

カラートリートメントはトリートメントしながら徐々に白髪を目立たなくさせてくれる、髪に優しい白髪染めです。

育毛効果も期待できる天然100%ヘナが安心

もう一つ、髪を保護しながら染色できるのがヘナです。

ヘナとは北アフリカやインドに自生するミソハギ科の低木樹木です。
その葉を粉末にしたものがヘナの商品名で染料として使われています。

ヘナの染色作用のメカニズムは、ヘナの赤色色素「ローソン」が、酸性の溶液の中で毛髪の主成分であるケラチンにからみついて髪が染まるというものです。

ヘナは髪にとって究極のトリートメント効果を発揮します。

ヘナの葉には収れん作用があります。

収れん作用とはタンパク質を変性させることにより組織や血管を引き締める作用です。

表皮の一番外側の角質などに含まれるケラチンを変性させ、緻密なバリアを形成し、同時に引き締める働きをします。

このヘナの収れん作用が毛髪のキューティクルを変性させて引き締める役割を果たします。

ヘナを繰り返し使うことで髪は丈夫になり、ツヤとコシのある毛髪に生まれ変わります。

頭皮も健康になることで、抜け毛や薄毛が改善される症例もあり、育毛効果が期待できます。

安全面においても天然染めのため、もっとも安心して使用できます。

但し注意していただきたいのは、成分が天然100%ヘナの「ナチュラルヘナ」の場合のみ有効であるという点、またその場合でもパッチテストは必ず実施してから使用するという点です。

*酸化染料が含まれるケミカルヘナにご用心

今やヘナは市販で入手できますし、美容室でも取り扱っているところが多いですが、髪を黒色や茶色に染められるヘナには、残念ながらジアミン系染料が使われています。

その理由は、ヘナの葉の粉末だけを使用した天然100%のナチュラルヘナとよばれるヘナの場合、白髪をオレンジ色にしか染めることができないからです。

また黒髪に着色効果はありません。「ヘナ」として売られている市販の商品の中には、ジアミン系の酸化染料が含まれる「ブラックヘナ」や「ブラウンヘナ」が存在しています。

天然100%のナチュラルヘナに対し、ケミカルヘナと呼ばれるものです。

染料が入っていますから髪を黒色や茶色に染めます。

ケミカルヘナを使用して肌がかぶれたという症例もあります。

ナチュラルヘナとケミカルヘナを見分ける方法として、ナチュラルヘナの場合、葉を粉末にして使用しますから、色はうぐいす色、香りは抹茶に似た自然の香りがします。

ケミカルヘナは黒色や茶色で、においも金属系のツーンとくる不快なにおいがします。

*美容室のヘナではインディゴが併用されるケースも

美容室のヘナなら安心かという点について、美容室によってはヘナの教育が充分ではなく、ヘナの特徴を正しく理解しないまま施術している場合もあります。

美容師さんから「何色にしますか?」とヘナの色のリクエストを聞かれたら、その施術は一旦やめたほうがよいです。

ヘナ専門の美容室の中でも、ヘナで染まるオレンジ色を暗めに変化させる改善策として、インディゴを併用している場合があります。

インディゴはマメ科の植物ですが、アルカリ領域で発色するためヘナとの相性がよくなく、長時間インディゴを使うと髪がボサついてきます。

使用するヘナの成分について、美容師さんに詳しく尋ねるとよいでしょう。

白髪染めシャンプーを併用した時の効果

薄毛を予防しながら白髪を染めるにはカラートリートメントとナチュラルヘナがベストとお伝えしました。

それでは普段のシャンプーも白髪染め用を使えばその効果は大きいのかという疑問がわいてきます。

ここではカラートリートメントを併用した場合について解説していきます。

市販のシャンプーは色落ちの可能性も

市販のシャンプーはほとんどが高級アルコール系素材で、洗浄力が非常に高いものばかりです。

高級アルコール系素材の高級とは、高級な原料を使っている訳ではなく、炭素などの強い洗浄成分が配合されているという意味なのです。

ラウリル硫酸ナトリウムやラウリル硫酸アンモニウムは、低コストながら洗浄力が高いため、市販のシャンプーに多く配合されています。

それらの高い洗浄力によって、シャンプーの度にカラートリートメントで付着した色も落としてしまいます。

白髪染めシャンプーを併用することで色持ちをよくすることが可能です。

併用するシャンプーは、できれば使用しているカラートリートメントと同じシリーズのものがよいでしょう。

白髪染めシャンプーのメリット

白髪染めシャンプーの場合、洗った後に放置する必要がないので、トリートメントよりは手間なく使えます。

色味がつくスピードも、トリートメントよりゆっくりのため、白髪染めしていることを知られたくない人にとってはよい方法でしょう。

使用方法は通常のシャンプー同様、手で液をよく泡立ててマッサージするように洗って流すだけです。

白髪染めをしても育毛剤を使えば薄毛を防げる?

白髪染めで増えた抜け毛をなんとかしたい!

そんなときは育毛剤を併用しても大丈夫なのでしょうか?

まずカラートリートメントやヘナなど、髪や頭皮へのダメージが少ない白髪染めを行っている場合は全く問題ありません。

ではジアミン系染料などの薬剤を使った白髪染めの場合はどうなのでしょう。

カラー剤の使用をストップできれば一番良いですが、急には止められない時、育毛剤を使って薄毛のリスクを減らせればよいですよね。

厳選した育毛剤を使えば大丈夫!

結論としては、化学染料で傷んだ頭皮環境にとっては、むしろ積極的に育毛剤を併用したほうが良いです。

但しここで大切なポイントは、頭皮にとって優しい成分が配合された育毛剤を選んで使うことです。

すでに乾燥して傷んだ頭皮にはこれ以上のダメージを与えてはいけません。

ミノキシジル含有の育毛剤は避ける

では頭皮に優しい育毛剤とはどのような育毛剤なのでしょうか?

それはミノキシジルを含んでいないものです。

ミノキシジルは外用発毛医薬品として1999年に厚生労働省で正式認可を受けた発毛治療薬です。

もともと高血圧の経口薬として開発されましたが、育毛効果が発見されたことから発毛剤に転用され始めました。

副作用として、頭皮のカユミ、かぶれ、蕁麻疹、脂漏性皮膚炎などを生じる場合があるため、使用を控えたほうがよい、というのが併用を避けるべき理由です。

但しすべてのミノキシジルを含んだ育毛剤が併用不可能というわけではありませんので、使用前に白髪染めとの併用を製品メーカーに問い合わせてみるとよいでしょう。

無添加・無香料の育毛剤がベスト

白髪染めと併用する場合は、化学薬品が使われず、無添加・無香料、植物由来の天然成分を配合した育毛剤を選ぶとよいでしょう。

最近ではミノキシジルを含有しない、さまざまな種類の育毛剤が開発されています。

漢方にも使われるセンブリエキスの入った製品、育毛剤の粒子を超微細化し、栄養成分を毛穴の奥まで浸透させる製品、バイオの技術で育毛を促す製品など、育毛剤といえどもバラティーに富んでいます。

薄毛対策には日頃の頭皮チェックとケアが大切!

白髪染めで傷んだ頭皮は乾燥して硬くなっています。

硬化して硬くなってしまった頭皮の場合、育毛剤などの育毛アイテムを使用しても頭皮には充分に栄養が行き渡らないことがあります。

日頃から頭皮の状態チェックとケアをまめに行い、できるだけ健康な頭皮に近づけることで、育毛剤の効果を最大限に発揮させましょう。

頭皮の状態チェック

まずは、自分の頭皮の状態を確認してみましょう!

・頭皮を触ると硬い

・頭皮が動きにくい

・頭部が全体的に張っているような感じがある

・頭皮の色に赤味がある、黄色や茶色っぽくなっている

・細い髪の毛が目立ついずれかに該当する場合は、血流が滞り、頭皮が不健康な状態といえます。

健康な頭皮とは、これらの項目に該当しないこと、また頭皮が柔らかく動く、頭皮に弾力がある、透明感のある青白い色をしている状態です。

シャンプー前に頭皮マッサージ

頭皮の状態を知っておくには、日頃から頭皮に触れる機会を持つことが大切です。

マッサージをして頭皮の血行をよくすることで、毛根に必要な酸素や栄養素を運ぶことができます。

<簡単な頭皮マッサージ方法>

#1 シャンプーする時のように両手を開いて後頭部におきます。

#2 5本指の腹を使ってゆっくりもむように、後頭部の下側から頭頂部に向かって少しずつ指の位置をずらしながら行ってください。

#3 同じ動きを、耳の上から頭頂部へ、こめかみから頭頂部へ向かって行ってください。

マッサージは必ずシャンプー前の乾いた髪で行ってください。

マッサージグッズを使ってマッサージする時は、頭皮を傷つけないように使い方に気をつけてください。長時間使ったり、同じ場所だけをマッサージするのは避けてください。

気持ちがよいと感じる程度の力で行いましょう。

<正しいブラッシング方法>

ブラッシングにはホコリや汚れを取り除いたり、髪全体に皮脂を行き渡らせる効果があります。

ブラシを当てる時は根元から強く引っ張らずに、毛先から丁寧にときほぐしてください。

ブラシを速く動かすとキューティクルを傷つける原因になるので、時間がないときでもゆっくり動かすように心がけてください。

白髪染めと薄毛の関係

白髪染めと抜け毛や薄毛の関係について、要約すると以下の通りとなります。

・白髪染めによって頭皮トラブルを起こすと、抜け毛・薄毛になる場合があります。

ヘアカラーを使った白髪染めの場合、市販のものより美容室で行ったほうが髪と頭皮へのダメージは低いです。

また、ヘアカラーではなく、カラートリートメントやヘナであれば頭皮ダメージは少なくなります。但しヘナは100%天然成分のナチュラルヘナに限る

・カラートリートメントを使用している場合、白髪染めシャンプーを併用すると色が長持ちするします。

・白髪染めと無添加・無香料、植物由来の天然成分を配合した育毛剤なら併用しても大丈夫です。


カラートリートメントやヘナだったら、頭皮のダメージも軽減することができるわよ!

頭皮マッサージを行うなど日頃から頭皮ケアをすることも大切だからしっかりケアをしといてね。

薄毛対策をしっかりと行いながら、髪のおしゃれを楽しみましょう!

薄毛改善へ漢方薬で栄養を補給!

「育毛剤や育毛シャンプーを使っても効果がない!」とお悩みの方は、土台となる身体の健康状態に問題があることが考えられます。

そこで役立つのが漢方です。

漢方療法は自然の生薬を複数組み合わせた漢方薬を使って、身体全体の症状にあわせた処方で体調を整え、体質改善をしていくという医療方法です。

漢方の力で健康体を手に入れれば、頭皮に充分な栄養が行き届き、毛母細胞の働きが活発になることで発毛が促されます。

薄毛の改善が期待できるという漢方薬について、漢方から考える薄毛の原因、効果のある漢方の種類や飲み方、服用の注意点などを詳しくご紹介していきましょう。

漢方から考える薄毛と漢方の効果

漢方とは人間が本来持っている自然治癒力を高め、体調を整えることに重点を置いた東洋医学のひとつです。

薄毛の原因は気・血・水のバランスの乱れから

漢方では人間の体は「気・血・水(き・けつ・すい)」の3つの要素の流れが整い、調和を保つことで健康体を維持すると考えられています。

気とは、体全体の生理機能を動かす生命エネルギーであり、血・水は体を構成する要素です。

血は血液とその働きに相当し、水は体液やリンパ液など体内の水分を司り、気のエネルギーが原動力になって体の中を循環しています。

私たちが感じる体調不良や、薄毛・抜け毛などの症状は、この要素のいずれかのバランスを崩すことで起こります。

漢方が薄毛改善に期待できる理由

育毛を目的としたいわゆるAGA治療では、西洋医学に基づき、検査結果や数値で割り出した原因に対してピンポイントで治療します。

処方される薬はひとつの症状に対して直接的に作用するため、効き目がすぐ現れることが多いです。

これに対し東洋医学の漢方では、自然に体の治癒力を高めることで体質改善を図ります。

そのため効果が出るまでに時間がかかり、治療期間が長期に渡る傾向にあります。

西洋医学に基づいたAGA治療では5αリダクターゼを抑制することで抜け毛などの薄毛治療を行っていきますが、漢方では血行を促進するなどの体質改善を行うことで、結果的に抜け毛を防止することができるのです。

AGA専門機関によっては、プロペシアやミノキシジル等のAGA治療薬と漢方処方を併用して、効果の促進を図っている医療機関もあります。

自分に合った治療方法を探してみるとよいでしょう。

薄毛改善に効果が期待できる漢方薬

薄毛の原因は毛髪だけの問題ではなく、体内の健康状態と密接な関係にあります。

漢方の概念からみると、薄毛になる体質には大きく分けて3つのタイプがあります。

それぞれの体質の特徴と処方される漢方薬をご紹介しましょう。

血液の不足による「血虚」タイプ

髪と血液は深い関係にあります。

漢方では髪を血余といい、栄養分(血)の余りであり、血液の一部と捉えています。

血が髪に栄養を運びますので、不足すれば髪は細くなり、乾燥して傷みやすくなります。

ストレスにより「気」の巡りが悪くなると、血液が行き渡らなくなるため、髪に栄養が届かず抜け毛につながります。

*血虚と考えられる主な症状

・貧血
・動悸
・顔色が悪い
・肌が荒れやすい
・髪や爪が傷みやすい
・こむら返りをよく起こす

*血虚に処方される漢方薬

髪の毛を生成する原料である血液を補う漢方薬が使用されます。

・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
・十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)

気の不足による「気虚」タイプ

気とは一種のエネルギーです。

気虚の状態とは慢性的なエネルギー不足のため、やる気が起きない、あるいは元気がない状態です。

ストレスやプレッシャー等の精神的なダメージが加わると、薄毛や抜け毛が悪化したり、免疫力の低下、消化器の機能低下を起こします。

*気虚と考えられる主な症状

・疲労倦怠感
・だるい
・疲れやすい
・食欲がない
・胃がもたれやすい
・下痢しやすい

*気虚に処方される漢方薬

弱まった気のめぐりを改善し、自律神経を整える漢方薬です。

・柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
・桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

腎の低下による「腎虚」タイプ

漢方での「腎」とは臓器の腎臓のほか、生殖器、ホルモン代謝、自律神経、免疫等に作用する機能のことをいいます。

「腎虚」は端的にいうと「老化」なのです。

腎の働きが弱まると、加齢が進み、ホルモンバランスが乱れるため、抜け毛が増えて薄毛になります。

*腎虚と考えられる主な症状

・物忘れがはげしい
・抜け毛、白髪が増えた
・聴力低下、耳鳴り、めまい
・足腰がだるい、腰痛
・頻尿、または尿が出づらい

* 腎虚に処方される漢方薬

腎の働きを改善させることで、腎を活性化させ、抜け毛・薄毛を改善します。

・八味地黄丸(はちみじおうがん)
・ 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

高麗人参は薄毛改善にも効く万能薬

高麗人参は古くから漢方薬として親しまれ、健康を保つための万能薬として知られています。

有効成分の特徴は、ジンセノサイドという高麗人参特有のサポニン群を有していることです。

ジンセノサイドにはジンセノサイドRb1やジンセノサイドRg1を始め、約30種類の有効成分が含まれます。

例えば、ジンセノサイドRb1には、ナチュラルキラー細胞を活性化させて免疫力を高める作用、エストロゲン作用、血小板凝集抑制作用などの薬理作用があります。

万能薬といわれるだけに、食欲不振、虚弱体質の改善、抗ストレス作用など約17もの効用があり、なかでも血行促進作用は薄毛改善に効力を発揮します。

抜け毛や薄毛は、頭皮が血行不良を起こし、毛母細胞の働きが衰えてしまうことにより発症します。

血行を促し、髪の毛が成長するための栄養や酸素が頭皮に充足することで、抜け毛を予防することができるのです。

高麗人参は日本語名をオタネニンジンといいます。

育毛剤などの製品に高麗人参の有効成分が含有されている成分名

・オタネニンジン
・オタネニンジン根エキス
・ニンジンエキス
・サポニン
・ジンセノサイド

高麗人参の有効成分を含む3種類の漢方薬

・四君子湯(しくんしとう)
・六君子湯(りつくんしとう)
・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

高麗人参はAGAも改善することが実証

高麗人参のジンセノサイドとAGAに関する興味深いデータがあります。

男性型脱毛症のAGAは、男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという酵素の働きによってジヒドロテストステロンに変化することで発症します。

高麗人参のジンセノサイドRg3、 Rd、 RoがAGAを引き起こす5αリダクターゼを抑制することが明らかになっています。

高麗人参の製造・販売・研究開発を手掛ける、金氏高麗人参株式会社・研究開発室の実験結果によって、その働きが実証されました。

下記がその結果を裏付ける試験データです。

高麗人参にはAGAの改善をサポートする働きがあります。
AGAは、テストステロンが酵素の働きによって、ジヒドロテストステロンに変化することで発症します。
高麗人参の有用成分ジンセノサイドのRd、Ro、Rg3は、この酵素の作用を抑制することが試験で明らかになっています。


「出典:金氏高麗人参株式会社

高麗人参は5αリダクターゼを抑制する効果と、血行促進作用により、頭皮の毛母細胞を活性化させる効果を持つことが証明されたのです。

高麗人参はAGAと薄毛改善の一助となる心強い漢方薬といえますね。

漢方薬を服用する際の心構えと注意点


漢方では生薬を用います。

生薬とは天然植物の木の実・葉・根を乾燥や簡単な加熱などによって薬用に供する部分をいいます。

植物由来の天然物が多くを占めますが、動物性・鉱物性の天然物も使用されます。

漢方薬は多くの医療機関で処方されます。

進行速度や症状にあわせたいくつかの種類に分かれますが、一般の病院で健康保険が適用できる漢方薬はほとんどがエキス剤です。

エキス剤は、生薬を煎じた液からエキス成分を抽出したもので、インスタントコーヒーのように熱湯で溶かして飲みます。

また薬局でも漢方薬は購入できます。漢方相談の形で薬剤師に相談して、自分に合った漢方薬を選んでもらいましょう。

漢方エキス剤の飲み方

一人ひとりの症状にあわせて処方した煎じ薬が一番ですが、現代生活の中で30分~1時間かけて漢方薬を煎じて飲める人はごくわずかでしょう。

漢方のエキス剤でも飲み続けることで一定の効果が期待できます。

顆粒状や粉末状の漢方エキス剤の場合、インスタントコーヒーのように熱湯で溶かして飲むスタイルが基本です。

顆粒状のエキス剤は溶けにくいので、出来るだけ熱いお湯で溶かします。

普通の湯飲み茶碗の半分くらいの湯量に溶かして飲むのが適正です。

2種類以上のエキス剤を混ぜて飲む場合も同じ湯量で溶かしてください。

粉末のエキス剤は一度にお湯を注ぐと固まってしまうので、先にぬるま湯でよく溶かしてから熱湯を注ぎます。

このように元の煎じた液体状にして飲むと、胃への刺激も穏やかになり、効果的です。

外出先などでこの方法ができない場合は、エキス剤を口に入れて温かいお湯を少しずつ含みながら、口のなかで溶かして飲んでください。

飲む回数とタイミング

通常、漢方薬は朝昼晩の一日3回、食前(食事30分前)または食間(食後2時間後)に服用しよう。

漢方処方は複数の成分を混合して作られているため、単一の薬効成分からなる西洋薬と比較して個々の成分量が少なだぞ。

そのため、胃が空になっている食前・食間に服用することで、漢方薬の薬効を充分に引き出すことができるんだ!

但し、食後に飲んでも全く効かないというわけではないから勘違いしないでくれよな。

また漢方薬の場合は体に優しい分、効き目もマイルドです。

一度飲み忘れたからといって効果がなくなるわけでもありませんので、負担のならない範囲で服用を習慣にしていきましょう。

副作用について

漢方薬は化学物質や添加物を含まない生薬のため、化学薬品に比べれば安全性は高いですが、不適切な使用によって、食欲低下、胃腸にあわない、血圧があがる、むくみ、アレルギー症状を起こすなどの副作用を生じることがあります。

「メンケン反応」といって、病気が治る過程で一時的に起こる反応として、異常な症状がでることもあります。

漢方を処方する際は必ず専門家に相談しましょう。

漢方は更年期にも威力を発揮する

女性の場合、閉経前後の約10年間、年齢でいうと45歳頃~55歳頃に更年期を迎えます。

この時期は卵巣機能が低下を始め、エストロゲンの減少によりホルモンバランスが崩れます。

これにより現れる身体の不調が更年期障害です。

更年期障害はのぼせ、動悸、頭痛などの身体的症状や、イライラやうつ状態など精神的な症状などの自覚症状はあっても原因が特定できないため、不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼ばれます。

このよう複雑な症状の場合、漢方が効果を発揮します。

更年期においては、体調を崩すとともに加齢が重なって抜け毛を発症しやすい時期でもあります。

漢方の力を借りて体調を整えることで、薄毛を最小限に食い止めましょう。

更年期症状に効く漢方薬

人間の体を形成する3大要素「気・血・水(き・けつ・すい)」のいずれかの要素が崩れることで体調不良になるとお伝えしました。

不定愁訴は、気・血・水のうちの、気・血の不調から来る症状と捉えられています。

頭痛や肩こりは血の流れが滞る「お血(おけつ)」、また、めまいや気力・集中力の低下、睡眠障害、耳鳴りなどは血が不足する「血虚」、のぼせやほてり、頭痛、動悸などは気の流れに異常が生じる「気逆」と捉えます。

<更年期障害の症状を改善する代表的な漢方薬>

・ 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
・ 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
・ 加味逍遙散(かみしょうようさん)
・ 当帰薬散(とうきしゃくやくさん)

男性にもやってくる更年期

更年期は女性特有のものと考えがちですが、実は男性にも更年期があります。

もっとも多い年代は40歳~50歳代のはたらき盛り世代です。

発症の原因は女性の場合と同様、ホルモンバランスの乱れによるもの。

男性の場合は精巣ホルモンのテストステロンの減少が更年期の原因となっています。

男性更年期の症状は女性更年期とほぼ同様の症状が現れるのに加え、男性特有の性機能の症状として、性欲低下、勃起障害(ED)等があげられます。

<男性の更年期障害に処方される主な漢方薬>

・ 八味地黄丸(はちみじおうがん)
・ 六味丸(ろくみがん)
・ 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
・ 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

男性の更年期は認知度が低いため、症状が出ても更年期障害かもしれないと思い至る人がまだ少ない現状にあります。

うつ病だと思い込んで治療を続けていても回復しないなどの場合は、一度、更年期障害を疑ってみるとよいでしょう。

育毛シャンプー・育毛剤にも含まれる漢方エキス

内用薬としての漢方には薄毛改善に効果が期待できることがわかりました。

では育毛剤や育毛シャンプーに含まれる漢方エキスにも薄毛改善の効果が期待できるのでしょうか。

育毛効果が期待されるセンブリエキス

育毛剤や育毛シャンプーに多く含まれる漢方の代表としてセンブリエキスがあげられます。

センブリはリンドウ科の薬草です。

漢方薬として昔から、腹痛、消化不良、下痢に効能があるとされ、胃薬などに用いられてきました。

センブリエキスはそのセンブリからアルコール抽出したエキスです。

効能として、肝機能改善作用、抹消血管拡張作用、発毛促進作用、毛根の細胞活性化を促す働きがあります。

センブリには抗酸化作用を持つ、キサントン、血行促進作用を持つ、エルチアマリンなどの成分が含まれています。

これらの成分が頭皮に浸透して、頭皮の血液循環が活発になると、頭皮環境が改善され、育毛や抜け毛予防の効果が期待できます。

センブリの育毛効果は内服するより外用するほうが高いため、また重篤な副作用がない生薬であることから、育毛剤や育毛シャンプーに配合されるようになりました。

育毛剤や育毛シャンプー自体、人によって肌に合わない場合があります。

育毛剤を使ったことで、かえって頭皮が荒れてしまうケースもあります。

頭皮により優しく作用するという点においては、センブリエキス等、漢方エキス使用の育毛剤や育毛シャンプーは安心して使用できるといえるでしょう。

薄毛と漢方の関係性

漢方と抜け毛・薄毛の関係について、さまざまな角度でご紹介してきました。
まとめとして要約すると次の通りとなります。

漢方の概念では、薄毛の原因は気・血・水のバランスの乱れから起こります。

漢方の概念において、薄毛は次の3つの体質に分かれる。

血液の不足による「血虚」タイプ
気の不足による「気虚」タイプ
腎の低下による「腎虚」タイプ

3つの体質別に薄毛改善の効果が期待できる漢方薬

「血虚」タイプ

・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
・十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)

「気虚」タイプ

・柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
・桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

「腎虚」タイプ

・八味地黄丸(はちみじおうがん)
・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

高麗人参の有効成分が製品に含まれている場合に表示されている成分

・オタネニンジン
・オタネニンジン根エキス
・ニンジンエキス
・サポニン
・ジンセノサイド

高麗人参の有効成分を含む漢方薬

・四君子湯(しくんしとう)
・六君子湯(りつくんしとう)
・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

高麗人参は、AGA発症の原因となる5αリダクターゼを抑制する働きがあることが試験結果により実証されています。

漢方エキス剤はインスタントコーヒーのように、熱湯でよく溶かし、液体状にして飲むと胃への刺激も穏やかになり、効果的です。

漢方薬は朝昼晩の一日3回、食前(食事30分前)または食間(食後2時間後)に飲むと薬効を充分に引き出すことができます。

女性更年期に使用される漢方薬

・桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
・加味逍遙散(かみしょうようさん)
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

男性更年期に使用される漢方薬

・八味地黄丸(はじみじおうがん)
・六味丸(ろくみがん)
・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
・柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

漢方エキスが含まれる育毛シャンプー・育毛剤は育毛の効果も期待され、副作用の心配が少なく、安心して使用できます。

漢方薬の場合、安全性は高いですが、副作用や一時的な「メンケン反応」が生じる場合があるので、必ず専門家に相談して処方してもらいましょう!

女性は40代になったら注意!更年期障害が薄毛を招く

女性の男性に比べて老化が早い時期から始まるとされており、最初のターニングポイントは30代です。

そして、2回目のターニングポイントは更年期障害が出やすい40代の閉経期です。

女性にとっての問題は、更年期障害が薄毛の原因となることです。

更年期障害によるストレスが、さらに大きなものとなってしまうためです。

年を取ることは止められませんから、更年期は誰にでも訪れます。

そもそも更年期とはどのようなものなのか、なぜ更年期障害が薄毛の原因となってしまうのかなどについて、説明していきましょう。

女性の薄毛は40代から?!原因の「更年期」

40代の女性が薄毛になってしまう主な原因は、3つ考えられます。

AGA(男性型脱毛症)の一種であるFAGAとストレス、更年期障害です。

FAGA
男性のAGAと同様、DHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモン由来物質によって引き起こされる疾患です。

女性の体内でも男性ホルモンが分泌されており、DHTも生成されているため、男性と同様にAGAを発症するのはある意味、当然といっていいでしょう。

FAGAとAGAの違いは、発症に女性ホルモンが関係していることです。
女性ホルモンには頭髪の成長を促す働きがありますが、加齢による分泌量の減少によってDHTの働きが抑えられなくなるのが原因です。
※更年期障害と根は同じといっていいでしょう。

ストレス

女性も40代になるとストレスが増加する傾向にあります。

会社においては部下を抱える立場になってくるため、管理職特有の大きなストレスがのしかかってきます。

また、育児についても子供が思春期に入り、精神的に微妙な時期になりますので、ストレスが増えてくることでしょう。

更年期障害もストレスの原因のひとつなります。これらの要因が重なり合うことによってストレスが増大し、頭皮の血行を悪化させて薄毛の原因となるのです。

更年期障害

40代女性の薄毛の原因として最も大きなウエートを占めるのが更年期障害です。

更年期に起きるさまざまな心身の不具合が、薄毛につながっているのです。

女性の成長段階は小児期思春期性成熟期更年期老年期に分けられます。

小児期…第二次性徴前で女性ホルモンの分泌量が少ない時期
思春期…第二次性徴が始まり女性ホルモンの分泌量が増えていく時期
性成熟期…女性ホルモンの分泌が最も盛んな時期
更年期…女性ホルモンの分泌量が低下していく時期
老年期…女性ホルモンの分泌量が低下しきった時期

更年期における女性ホルモンの分泌量低下の原因は、加齢による卵巣の機能低下です。
女性ホルモンの減少によってホルモンバランスが崩れるため、卵胞刺激ホルモンの分泌量を増やして調整しようとします。

卵胞刺激ホルモンとは、卵巣に「女性ホルモンの分泌量を増やせ」という命令を出すホルモンです。
脳の視床下部の命令を受けて、脳下垂体前葉から分泌されています。

卵巣が元気な時期ならば、卵胞刺激ホルモンによって女性ホルモンの分泌量が増えるはずですが、加齢によって衰えた卵巣では「笛吹けども踊らず」になります。つまり、加齢によって女性ホルモンが増えないということです。

さらに卵胞刺激ホルモンを増やして頑張ってもらおうとしても効果はないため、最終的に視床下部が疲れてしまいます。これが更年期障害の原因です。

更年期障害としては、以下のようなものがよく知られています。

・ほてりやのぼせ
・冷え
・多汗
・肩こり
・イライラや抑鬱症状
・睡眠障害
・吐き気

※後述しますが、これらの症状が薄毛を招く原因となるのです。

女性ホルモンの減少の中でも問題になるのは、エストロゲンの減少です。

エストロゲンは別名を「卵胞ホルモン」といい、女性らしさにかかわっているためです。

エストロゲンの減少で考えられる症状

・ターンオーバーがうまくいかなくなり肌が荒れる

・骨が弱くなり骨粗鬆症のリスクが高くなる

・脂質の代謝が下がり太りやすくなる

・精神的に不安定になる

・動脈硬化をはじめ血管に問題が起きやすくなる

これらの症状も、薄毛につながっています。つまり、更年期の卵巣機能の低下によるエストロゲンの減少がさまざまな症状を引き起こし、薄毛を進行させているといっていいのです。

薄毛とおさらば!「更年期」に負けない40代になろう!

では、女性は40代になると、具体的にどのような変化が起きるのでしょうか。
まず、髪質が徐々に細くなっていき、地肌が見えやすくなってきます。

エストロゲンの減少

エストロゲンの減少によってターンオーバーがうまくいかなくなるため、肌荒れが起きたり、シミができやすくなったりします。

頭皮にも同様のことが起こり、炎症を起こしやすくなります。

また、体に脂肪がたまって太りやすくなるということは、皮脂の分泌量増加につながります。

頭皮は皮脂の分泌量が最も多い部位なので、ちょっとしたことで皮脂が過剰になってしまいます。

皮脂が過剰になると毛穴に詰まり、頭髪の成長を阻害する原因となります。

詰まった毛穴にマラセチア菌をはじめとする細菌が感染すると炎症を起こし、脂漏性脱毛症の原因となってしまうこともあります。

さらに、更年期障害の原因であるエストロゲンの減少そのものも、薄毛の原因となります。

エストロゲンには頭髪の成長を促進させる働きがあり、不足すると頭髪の伸びを抑えてしまうのです。

エストロゲンには、IGF(インシュリン様成長因子)の一種であるIGF-1の生成を促す働きがあります。

IGF-1は毛母細胞を活発に分裂させ、頭髪の成長を促す働きがあります。

女性が男性に比べて頭髪の伸びるスピードが速いのは、IGF-1の生成量が多いためなのです。

ところが、卵巣の衰えによってエストロゲンが減少するとIGF-1の生成量が減少し、毛母細胞の分裂が抑制されてしまいます。

これによって頭髪の成長が妨げられ、髪質が細くなってしまうのです。

更年期障害によってもたらされる症状も、薄毛を促進させる原因となります。

血行の悪化

例えばほてりと冷えは、いずれも血行悪化によってもたらされるものです。
血行悪化は薄毛の原因になります。

頭髪の成長にはタンパク質をはじめとする栄養素や、毛母細胞の分裂に必要となるエネルギーを生み出すための酸素が必要です。

これらは食物から摂取したり、肺呼吸によって取り入れたりするものなので、血液によって頭皮まで運ばれてくる必要があります。

ところが、血流が悪化すると栄養素や酸素が毛根にうまく届かなくなり、頭髪の成長が阻害されます。

AGAをはじめ薄毛の治療薬であるミノキシジルは頭皮の血管を拡張して血行を促進させる働きがありますが、この逆のことが起きていると考えていいでしょう。

エストロゲンの不足によってもたらされる動脈硬化が、血流悪化に拍車をかけます。

動脈硬化によって血管内部が狭くなり、血液が流れにくくなってしまうためです。

ストレス・イライラ

更年期障害によるイライラも、薄毛の原因となります。

ストレスを恒常的に受けている状態になってしまうためです。

ストレスを受けている状態では、自律神経のうち交感神経が活発になっています。

交感神経は末梢血管を収縮させる働きがあるため、血行悪化につながります。

ストレスを恒常的に受けていると血行が良くない状態が長引きますので、頭髪の成長が阻害されて薄毛の原因となるのです。

睡眠障害

これも薄毛につながります。

頭髪の伸びに関係している成長ホルモンは熟睡中に効果が大きくなるため、睡眠障害が成長ホルモンの効果を下げてしまうことにつながるためです。

また、成長ホルモンの効果の低下は、ターンオーバーの阻害にもつながります。

ターンオーバーがうまくいかないと頭皮が荒れて炎症を起こし、薄毛につながってしまうのです。

このように、エストロゲンの減少と、それに伴う更年期障害は、あらゆる意味で薄毛を促進させる原因となっているのです。

薄毛対策のためには、いかにしてホルモンバランスを整え、更年期障害の症状を和らげるかが重要になってきます。

更年期障害の症状を和らげるためには、症状緩和効果のある栄養素を摂取するのが効果的です。

次のような栄養素が、更年期障害の症状緩和に効果があるとされています。

・大豆イソフラボン
・ビタミンA
・ビタミンC
・ビタミンE
・カルシウム

大豆イソフラボン

エストロゲンと組成が似ているため、エストロゲンの働きを助けてくれます。

積極的に摂取することでホルモンバランスを整え、更年期障害の症状を緩和します。

ビタミンA

頭皮をはじめとする肌の状態を整えてくれます。

睡眠障害などによる肌荒れを防止することができ、頭皮の状態悪化による炎症を防止してくれます。

ビタミンC

ストレスを緩和してくれる働きがあります。

更年期障害に伴うイライラからくるストレスを緩和できれば、もうひとつの自律神経である副交感神経が活発になります。

副交感神経の働きによって、頭皮の血行促進が期待できるのです。

ビタミンE

血液をサラサラにして血行を促進させる働きがあります。
更年期障害の症状のひとつである血行悪化の防止につながります。
ビタミンCによるストレス緩和との相乗効果も期待できます。

カルシウム

ビタミンCと同様に、ストレス緩和効果があります。

カルシウムは骨の原料でもありますので、エストロゲンの減少によって骨がもろくなるのを防いでくれます。

更年期障害は、基本的には医療機関に診てもらう必要があります。

ただ、こうした栄養素を含む食物を積極的に摂取することが、治療効果をアップさせることにつながるのです。

薄毛対策には生活習慣の改善も必要!

ただ、エストロゲンをはじめとする女性ホルモンの分泌量減少は、更年期だけが原因で起きるわけではありません。

更年期以外にも、以下のような原因で女性ホルモンは減少します。

・食生活の乱れ
・睡眠不足
・ストレス
・タバコ
・過度の飲酒

過度なダイエット

エストロゲンの減少によって太りやすくなるため、ダイエットに励んでいる人もいるでしょう。

しかし、過度のダイエットによる食生活の乱れは、薄毛の原因となります。
頭髪に必要な栄養素が不足し、成長が妨げられてしまうためです。

食生活の乱れ

脂っこいものの取りすぎも薄毛につながります。

皮脂の分泌量が過剰になって毛穴に詰まり、頭髪の成長阻害や脱毛症の原因となるためです。

睡眠不足

更年期障害による睡眠障害以外の原因で、睡眠不足になることもあります。

パソコンやスマートフォンから出るブルーライトも、睡眠不足の原因となります。

仕事によるものなら多少は仕方ないかもしれませんが、寝る前のスマホ弄りはやめましょう。

ストレス

40代はストレスの多い時期なので、食生活以外でもストレス緩和を心がけましょう。

ストレス緩和のためのオススメは、ウオーキングなど軽い運動をすることです。

ストレス解消効果に加えて、運動によって心肺機能が強化され、頭皮をはじめとする全身の血行が良くなるためです。

タバコ

タバコに含まれているニコチンには、血管を収縮させる働きがあります。
血行悪化による薄毛促進につながります。

タバコによってビタミンCが大量に消費され、ストレス耐性が下がるのも問題です。

頭髪のためには禁煙が理想なのですが、ヘビースモーカーだと禁煙がストレスになってしまうという問題があります。

その場合、少しずつ喫煙量を減らしていき、最終的にゼロにすることを目指しましょう。

お酒

適量ならば血行を促進させ、頭髪の成長にとってプラスです。

飲み過ぎると頭髪の成長に必要なアミノ酸や亜鉛がアルコールによって消費され、薄毛の原因となります。

お酒の適量には個人差がありますが、1日当たりアルコール20グラムまでが適量とされています。

ビールだと中瓶1本分(500ミリリットル)、日本酒やワインならば1合(180ミリリットル)です。

大切な髪のためにも、酒量には気をつけてください。

加齢は避けられないけれど、薄毛は改善できる

誰でも年を取ることは避けられませんので、「更年期」という時期は必ず訪れます。

更年期障害についても、症状に個人差はあるものの、避けて通れないものだといっていいでしょう。

しかし、更年期障害による薄毛は、ある程度は防止することが可能です。

まず、更年期の症状と、なぜそれが薄毛につながるのかを理解しておきましょう。

そして、更年期障害の薄毛を悪化させるような生活習慣をしていないかどうか、チェックしてみましょう。

食生活、睡眠時間、タバコ、飲酒など、あらゆる点での点検が必要です。

自分の年齢と向き合い、体の状態や生活習慣を見つめ直してみてください。

それが、更年期という時期とそれに伴う更年期障害による薄毛の防止につながります。

大量の抜け毛は要注意!男性の貧血に潜む病気とは?

貧血は女性がかかりやすい病気で、抜け毛の原因のひとつだとされています。

しかし、男性が発症することも十分に考えられます。

男性の貧血の問題点は、消化器系の病気が潜んでいる可能性があることです。

男性が貧血になる原因と抜け毛との関係、貧血対策としてどのようなことをすればいいのかなどについて、説明していきましょう。

男性でも?!その抜け毛の原因は「貧血」!

男性の抜け毛というとAGA(男性型脱毛症)ばかりが注目されがちですが、貧血も理由のひとつです。

貧血には赤血球内のヘモグロビンが減るもの、赤血球そのものが減るもの、赤血球や血小板など血液の成分全体が減るものがありますが、まずはヘモグロビンが減るタイプの貧血について触れていきます。

ヘモグロビンが減るタイプの貧血は、鉄や亜鉛の不足によって起こります

ヘモグロビンは鉄を含んでいるため、体内の鉄が足りないとヘモグロビンの生成量が減ってしまいます。

また、亜鉛はタンパク質の生成に必要なミネラルですが、ヘモグロビンはタンパク質の一種であるため、亜鉛が足りないと生成がうまくいかなくなります。

この場合、鉄の摂取量が十分であってもヘモグロビンが不足し、貧血になってしまうのです。

鉄や亜鉛の必要量が増える幼児期や思春期は、貧血になりやすいとされています。また、不摂生によって鉄や亜鉛の摂取量が不十分な人も、貧血になりやすくなります。

貧血が抜け毛の原因になるのは、髪の元となる毛母細胞への酸素の供給量がダウンしてしまうためです。

同じ血液の量でも、酸素を運搬する働きを持っているヘモグロビンの量が少ないため、細胞に届く酸素の量が減ってしまうのです。

毛母細胞の分裂のためにはエネルギーが必要です。

しかし、エネルギーは糖分などを酸素によって燃焼させることで作るものです。

酸素が足りなければ細胞分裂のためのエネルギーの生成量が減少しますので、毛母細胞の分裂が妨げられてしまうことになります

エネルギー不足毛母細胞が活力を失うと、体は髪が成長を終えたと判断し、本来ならばまだ成長するはずの髪が抜けてしまうようになります。

これが貧血によって抜け毛が増えるメカニズムです。

また、酸素の供給量減少によるエネルギー不足は全身に起こるため、体が冷えてしまいます

体が冷えると血行が悪化し、さらに酸素の供給量が減るという悪循環に陥ってしまいます。

貧血が女性に多いとされているのは、生理などによって赤血球が失われることが男性より多いためです。

逆にいえば、男性の場合も何らかの理由で赤血球が失われるような状況が発生すれば、貧血になってしまう可能性があるということです。

男性の貧血の原因として考えられるのは、消化管からの出血を起こすような疾患だ。

具体的には、次のような病気が考えらる!

胃や十二指腸の潰瘍

大腸のポリープや癌

男性の貧血は生活習慣の問題で起きることもあるけど、こうした病気が潜んでいる可能性があることが怖いところなんだ。

<病気のサイン>男性の貧血症状には気をつけよう!

消化器から出血を起こすような疾患が起きていると、常に体内から赤血球が失われている状態になります。

出血が続くと鉄分を摂取してもヘモグロビンの生成が間に合わなくなり、貧血になるのです。

鉄欠乏性貧血の多くは、出血がからんでいるとされています。

一例を挙げれば痔の中でも切れ痔の場合、出血量そのものは多くないように見えます。

しかし、この出血が毎日のように続いていることが問題です。

1カ月単位で見ると、痔による出血量が生理を上回ってしまうケースもあります

内痔核のように出血量の多いものなら、より大きな問題となります。

長期にわたる出血を「たかが痔だから」と放置していると、確実に赤血球は失われていきます。

これによってヘモグロビンが足りなくなり、貧血になってしまうのです。

胃や十二指腸の潰瘍

痔と同様に潰瘍が進行すると、出血を伴うようになり、ヘモグロビンの不足を招いてしまいます

切れ痔のように量が少ないこともあれば、内痔核のように大量に出血することもあります。

出血が多い場合は、入院治療が必要となります。

大腸のポリープや癌

腫瘍そのものが出血を招く原因となっています。

便潜血検査を行わなければ分からないことが多いです。

しかし、腫瘍の部位が肛門に近いと痔のような出血になる場合もあります。

癌の場合は早期に対応しなければ命にかかわります。

ポリープも癌化の可能性があるので注意が必要です。

女性の貧血

女性が貧血になりやすいとされているのは、生理や妊娠・出産など、貧血を招く要因が男性よりも多いためです。

生理は毎月のように血液が失われる原因なので、出血量が多いと貧血の原因となります。

子宮筋腫や子宮内膜症など女性特有の疾患があると、出血量が増える傾向があります。

また、妊娠中後期には血液の量が30~50%増加します。

ただ、赤血球などはこれに比例して増えるわけではないので、血液が薄まって比重が下がり、貧血状態になってしまうのです。

付け加えると、ダイエットは女性の方が熱心です。

過剰なダイエットによる栄養不足が貧血を招くケースも、女性の方が多くなっています。

男性の貧血が厄介なのは、女性特有の原因がないうえ、女性ほど熱心にダイエットを行うケースが少ないのに起こってしまうということです。

それだけに、消化器疾患の可能性が高くなるというわけです。

抜け毛が増えてきたなと思ったら「たかが抜け毛」と放置するのは悪手でしょう。

内臓疾患からくる出血による貧血が潜んでいる可能性があるためで、処置が遅れれば命取りになるケースもあります。

念のために医療機関を受診してみる方がいいでしょう。

食生活から「貧血」を改善!病気を予防しよう

ただ、貧血を改善させるためにはクリニックで治療をしているだけでは不十分です。

貧血対策のためには普段の食生活を見直し、回復を早めてあげる必要があります。

内臓に異常がなく、純粋に生活習慣が問題となっているケースならばなおさらです。

まず摂取すべきは、ヘモグロビンの元となる鉄です。

食物に含まれているものとしては、動物系のヘム鉄と植物系の非ヘム鉄があります。

大きな違いは吸収率で、ヘム鉄が10~20%、非ヘム鉄は1~6%で、ヘム鉄の方が大幅に高くなっています。

ヘム鉄

吸収率だけを考えるのでしたらヘム鉄が有利なのです。

しかし、動物性のためLDLコレステロールなどを一緒に摂取してしまうという問題点があります。

非ヘム鉄

植物性の非ヘム鉄なら基本的にそうした心配は必要ありません。

なので、両者をバランス良く取る必要があるのです。

鉄分摂取によって貧血が改善しない場合は、亜鉛が不足している可能性があります。

この場合、亜鉛が多く含まれている食べ物を摂取するといいでしょう。

亜鉛

亜鉛は貧血予防だけでなく、髪の元となるタンパク質「ケラチン」の生成にかかわっているなど、薄毛予防のためには欠かせないミネラルです。

鉄分以上に積極的な摂取が必要かもしれませんね。

ビタミンB12・葉酸

鉄分、亜鉛が十分でも貧血が改善されないときは、ビタミンB12と葉酸の不足が原因で貧血になっているケースが考えられます。

この場合は赤血球内のヘモグロビンの量が十分でも、赤血球の数自体が少ないために貧血になってしまうのです。

ビタミンB12と葉酸は、遺伝子の元となるDNA(デオキシリボ核酸)の生成にかかわっています。

ビタミンB12、葉酸のいずれかの摂取量が不足しているとDNAの生成量が減少して遺伝子の複製がうまくいかなくなり、細胞分裂が妨げられてしまいます。

赤血球は骨髄内部での細胞分裂によって作られていますので、ビタミンB12もしくは葉酸の摂取量不足によって細胞分裂が抑制されると、赤血球の数自体が減ってしまい、貧血になってしまうのです。

例えば、鉄や亜鉛の不足による貧血が「器はあっても中身がない」状態だと仮定します。

そうすると、ビタミンB12や葉酸の不足による貧血は「中身があっても器がない」状態となります。

栄養素を摂取できる食べ物

ヘム鉄

<豚や鶏のレバー、ハマグリ、卵黄など>

非ヘム鉄

<青海苔やキクラゲ、パセリ、豆味噌など>

で摂取が可能です。

非ヘム鉄の吸収率を上げるためには、ビタミンCと一緒に摂取するのが効果的です。

逆にお茶などに含まれるタンニンや、ほうれん草などに含まれる蓚酸は鉄の吸収率を下げてしまうのでNGです。

亜鉛

<牡蠣や豚レバー、ホヤ、ビーフジャーキーなど>

亜鉛の吸収率アップのためにはクエン酸やビタミンCと同時に摂取するといいでしょう。

タンニンや蓚酸のほか、インスタント食品に含まれるフィチン酸やポリリン酸などは亜鉛の吸収率をさげてしまうのでこれらもNGです。

ビタミンB12

<シジミや赤貝、スジコ、焼き海苔、葉酸はレバーやウナギの肝、焼き海苔、枝豆など>

ビタミンB12と葉酸はビタミンB群に属しており、熱に弱いうえに水に流出しやすいので、調理に当たっては注意が必要になってきます。

貧血と抜け毛は「病気」や「体調不良」のサイン

男性は女性に比べて貧血になりにくいですが、貧血の裏に消化器疾患をはじめとする病気が潜んでいる可能性が高いので、注意が必要です。

「たかが貧血」「たかが抜け毛」

と軽く見ていると、命にかかわる病気を見逃してしまう危険性があります。

消化器疾患のベストの対処法は、信頼できる医療機関での治療です。

貧血や、それに起因する抜け毛に気がついたら、なるべく早くクリニックで受診し適切に対処をした方がいいわ!

素早い対処によって命拾いをしたケースもあるし、決して珍しいものじゃないの。

検査を受けてどのような病気かが分かったら、治療と並行して貧血対策のための栄養素を積極的に摂取し、改善に努めていくようにしましょう!

紫外線が及ぼす頭皮の老化!薄毛の原因に発展する可能性

薄毛の原因というと、AGA(男性型脱毛症)のような内分泌系の問題や、ストレスや不規則な食生活といった体内の問題が原因となっているケースが多くなっています。

しかし、外的要因が原因で薄毛になってしまうこともあります。

薄毛の外的要因のひとつが、紫外線です。

紫外線によるダメージは肌だけではなく、頭皮にも悪影響を与えてしまいます。紫外線のダメージが蓄積することで、脱毛症を起こしてしまうなんてことも…

そもそも紫外線とはどういうものなのか、紫外線は頭皮と髪にどのような影響を与えているのか、紫外線によるダメージを防ぐにはどうすればいいのかなどについて、説明していきます。

頭皮と髪が受けている「紫外線ダメージ」が薄毛の原因に?

まず知っておいてほしいのは、紫外線には3種類あることです。

波長の長い順からUV-AUV-BUV-Cと名付けられています。

UV-A

最も波長の長く、雲もガラスも通過し、真皮まで届いてしまうことが特徴です。
このことが薄毛の原因のひとつとなっているのですが、これについては後述します。

UV-B

波長が短いため表皮までしか届かず、ガラスを通過することもできません。

こう書くとUV-Aよりも問題が少ないように思えますが、実はUV-Bの方が有害性は高いのです。

UV-Bは表皮の細胞の遺伝子を破壊してしまう働きがあります。

このときの修復過程で遺伝子が突然変異し、皮膚がんの原因となってしまうことがあるのです。

また、白内障や免疫力の低下を引き起こす原因となることも知られています。

UV-C

現時点では心配することはありません。

なぜなら、UV-Cはオゾン層を通過できないので、地表まで届くことがないからです。

では、紫外線は頭皮と髪にどのような悪影響を与えるのでしょうか。

<主な影響例>

・頭皮の元となっているコラーゲンを破壊し、頭皮を硬化させる

・髪の成長を左右する毛母細胞にダメージを与える

・発毛の司令塔である毛乳頭細胞を傷つけ、ヘアサイクルが乱れる

・髪の細胞が破壊され、枝毛や切れ毛が増加する

・活性酸素の増加に伴う老化で白髪が増える

これを見ると、薄毛にならない方が不思議なくらいですね。

ちなみに、日本人の黒髪は欧米人のブロンドと比べて紫外線に強いとされています。

これは、メラニン色素が紫外線に強いタイプだからです。

ただ、最近はカラーリングやパーマによるダメージが髪に蓄積している人が増えています。また、ブリーチによって紫外線に強いメラニン色素が減少しているケースもあります。

このため、本来ならば大したことのない紫外線によるダメージも、大きな影響を与えてしまうことが増えています。

今や日本人にとっても紫外線による髪や頭皮へのダメージは他人事ではないのです。

日本人の髪は紫外線に強い!なぜダメージを受ける??

日本人の髪は欧米人と比較して、紫外線に強いとされています。

これは、髪に含まれているメラニン色素の種類が違うためです。

美白の敵として忌み嫌われているメラニン色素ですが、実はメラニン色素には紫外線を吸収してダメージを和らげてくれる働きがります。

紫外線を多く受けると日焼けするのは、紫外線から肌を守るためにメラニン色素が多く生成されるためです。

2つのメラニン色素が髪色に影響

メラニン色素にはユーメラニンフェオメラニン2種類があります。

ユーメラニンが含まれている髪は黒くなりますが、フェオメラニンは多くても赤毛止まりです。

日本人の髪には両方のメラニン、欧米人の髪にはフェオメラニンのみが含まれています

そして、ユーメラニンはフェオメラニンに比べて、紫外線のダメージを和らげる働きが強いです。

日本人の髪が欧米人よりも紫外線に強いとされているのは、ユーメラニンが含まれているためということになります。

ところが、ブリーチによって脱色すると、ユーメラニンが破壊されるのです。

これによって髪が紫外線に弱くなり、ダメージを受けやすくなってしまいます。

さらに、パーマを当てることでキューティクルが破壊され、メラニン色素が流れ出してしまうこともあります。

パーマによって髪の色が変わってしまうのはこのためで、これも紫外線のダメージ緩和効果を低下させてしまうことに繋がってしまいます。

そもそも、紫外線を浴びすぎること自体が、髪のメラニン色素を減らすことにつながります。

メラニン色素には紫外線を吸収する働きがありますが、紫外線を大量に浴びると吸収しきれず、分解してしまいます。

髪が「日焼け」して色が変わってしまうのは、このためです。

また、UV-Aは真皮にある色素幹細胞にダメージを与えてしまいます。

UV-Aによる色素幹細胞のダメージによってメラニン色素の分泌量が低下してしまい、髪が白っぽくなってしまうこともあります。

メラニン色素の減少によって、紫外線は髪そのものにダメージを与えやすくなります。

髪のタンパク質はシスチンというアミノ酸によって結合していますが、紫外線はこのシスチンを破壊してしまうのです。

メラニン色素の減少によって、シスチンが破壊されやすくなるのです。

髪の表面を覆っているキューティクルも、タンパク質がシスチンによって結合する形で作られています。

紫外線がシスチンを破壊すれば、キューティクルがバラバラになり、剥がれやすくなります。

髪が「日焼け」するとパサパサになるのは、紫外線がキューティクルを破壊したために起きるものです。

キューティクルは、髪の内部にある水分などが流れ出さないようにするための「バリア」のような働きをします。

弾力性に富んでいるため、キューティクルがちゃんとしていれば髪はしなやかに曲がってくれるのです。

ところが、紫外線などによってキューティクルが剥がれてしまうと、髪の弾力性は失われ、切れやすくなってしまいます。

キューティクルが剥がれた部分から髪の中身が出るため、枝毛の原因にもなってしまうのです。

このように、紫外線は髪そのものにダメージを与える厄介者です。

そして、紫外線がダメージを与えるのは、髪だけにとどまらないのです。

紫外線で起こる「老化現象」で抜け毛どころか薄毛に発展

紫外線のうち波長の長いUV-Aは、皮膚の奥にある真皮まで届き「光老化」という現象を起こすのが問題です。

これが頭皮に起きると、薄毛につながってしまいます。

光老化は、真皮のコラーゲン繊維が紫外線によって破壊されることで起こります。

コラーゲン繊維とはコラーゲンとエラスチンからなっており、肌を若々しく保つ働きを持っています。

体内には古くなったコラーゲンやエラスチンを分解するための酵素がありますが、紫外線はこの酵素を必要以上に増やすため、コラーゲン繊維が破壊されてしまうのです。

コラーゲン繊維が破壊されると皮膚は弾力を失って硬くなります。これが光老化です。

光老化は皮膚全体に起きますので、頭皮もその例外ではありません。

日光が当たりやすい頭皮は、むしろ光老化が起きやすい部位だといってもいいでしょう。

頭皮の光老化の問題点は、毛母細胞が活力を失ってしまうことです。

髪が活発に伸びるためには、毛母細胞が活発に分裂してくれなければなりません。

ところが頭皮の光老化によって毛母細胞が活力を失うと分裂がうまくいかなくなり、髪の成長が抑制されて薄毛の原因となってしまうのです。

紫外線によって活性酸素が増えてしまうことも問題。

活性酸素は病原菌を退治するなど、免疫力をアップさせる働きを持っていますが、増えすぎると健康な細胞を傷つけてしまったり、コラーゲンやエラスチンを壊してしまい、光老化に拍車をかけてしまいます。

活性酸素には、それ以外の問題もあります。

毛乳頭細胞や毛包幹細胞にダメージを与えてしまうことです。

毛乳頭細胞は髪に「伸びろ」と命令を出す司令塔的な役割を持っていますが、ダメージによってうまく働かなくなるとヘアサイクルが乱れ、抜け毛を増やす原因となります。

毛包幹細胞は髪の元となったり、メラニン色素を生成する色素幹細胞を維持したりする働きがあります。

毛包幹細胞は17型コラーゲンによって守られていますが、紫外線や活性酸素によって17型コラーゲンが破壊されると毛包幹細胞が維持できなくなり、薄毛や白髪の原因となるのです。

薄毛や白髪を防ぐためには、紫外線対策と同時に、活性酸素の働きを抑えることも必要になります。

※紫外線対策は後述しますので、ここでは活性酸素の対策について説明します。

活性酸素の働きを抑えるためには、抗酸化作用を持つ栄養素を含む食べ物を積極的に摂取するのが最も効果的です。

抗酸化作用とは、活性酸素によって細胞が傷つけられるのを防ぐことです。

抗酸化作用を持つ栄養素としては、以下のようなものがあります(カッコ内は栄養素を多く含む主な食べ物)。

・リコピン(トマト、スイカ、パパイヤ)

・ポリフェノール(カカオ、ブルーベリー、赤ワイン)

・イソフラボン(豆乳、豆腐、納豆など大豆製品)

・ペクチン(リンゴ、ミカン、パプリカ)

・βカロテン(シソ、モロヘイヤ、ニンジン)

・ビタミンC(パプリカ、アセロラ、芽キャベツ)

・ビタミンE(アン肝、スジコ、アーモンド)

・亜鉛(牡蠣、ホヤ、ビーフジャーキー)

・セレン(アン肝、タラコ、クロマグロ)

こうした栄養素を多く摂取し、活性酸素の働きを抑えることも、薄毛や白髪の防止につながるのです。

紫外線対策は肌だけじゃダメ!髪と頭皮を守って薄毛対策

髪と頭皮にダメージを与え、活性酸素を増やす紫外線は、あらゆる意味で薄毛を進行させる元凶だといっていいでしょう。

髪のためには、いかにして紫外線のダメージを減らすかが重要です。

<紫外線ダメージ軽減法>

・紫外線が強い時間の外出を控える

・日傘を使う

・帽子をかぶる

・日焼け止めを使う

外出時間

紫外線が強い晴れの日の時間帯に外出を控えることで、ダメージはかなり減少します。

ただ、これだけでは不十分です。

なぜなら、薄毛の原因であるUV-Aは曇りの日でもあまり減りませんし、ガラスを透過して室内に入ってきてしまうため、曇の日に室内にいてもダメージを受けてしまいます。

日傘

UVカット効果のある傘であれば、ある程度は紫外線を防ぐことができます。

白よりも黒のほうが、紫外線カットには効果的です。

ただ、日傘には照り返しを防げないという落とし穴がありますので、こちらも万全とは言えません。

帽子

髪と頭皮を完全に隠せますので、紫外線カットという意味では効果的だといっていいでしょう。

照り返しを心配する必要もありません。

帽子の問題は、通気性が良くないので被りすぎると汗によって蒸れてしまい、頭皮にダメージを与えることです。

適度に脱いで、蒸れないようにする必要があるでしょう。

日焼け止め

最近になって髪や頭皮用のものが発売されています。

スプレータイプが大半ですが、これはクリームタイプやローションタイプだと毛穴に詰まり、髪の成長を妨げたり、頭皮の炎症の原因となってしまったりする可能性があるためです。

ただ、気をつけていても頭皮に大量の紫外線を浴びてしまったということもあるでしょう。

そのような場合には、次のような対策が効果的です。

頭皮を冷やす

タンパク質とビタミンCを摂取

睡眠をしっかりと取る

頭皮を冷やす

紫外線によるダメージは一種の火傷なので、冷やすことでダメージを抑えられます。

頭皮の冷やし方のオススメは、冷えたタオルを頭皮に当てたり、温度の低いシャワーを浴びたりすることです。

頭皮を冷やすと同時に、頭皮の保湿力をアップさせることにもつながります。

タンパク質とビタミンCを摂取

紫外線によって破壊されるコラーゲンは、体内のアミノ酸から生成されるタンパク質の一種です。

コラーゲンを生成するアミノ酸の元であるタンパク質と、生成時に必要となるビタミンCをしっかりと摂取すれば、コラーゲンの生成量が増加し、コラーゲン繊維の回復につながります。

睡眠

紫外線によって頭皮を回復させるためには、成長ホルモンの働きが必要です。

睡眠を取れば成長ホルモンの働きが活発になり、頭皮の回復力がアップしてくれるのです。

特に午後10時~午前2時の成長ホルモンの分泌量が増える時間帯は、しっかりと睡眠を取りましょう。

もっとも、紫外線を全く浴びないというのも問題です。

紫外線には、次のようなメリットもあります。

・骨の生成にかかわるビタミンDの生成に必要

・ストレス緩和に効果的なセロトニンの生成に必要

・適度に浴びれば免疫力アップ

紫外線は浴びすぎても害がありますが、全く浴びないのも体に良くないのです。

特にストレスは薄毛の原因になりますので、髪のためにはセロトニンが必要です。

紫外線は適度ではありますが、浴びる必要があります。

紫外線のダメージを蓄積せず、髪と頭皮をケア

紫外線は「美白の敵」「皮膚がんの原因」というイメージが強すぎて、髪や頭皮にも悪影響を与えていることまで気が回っていない人も多いでしょう。

しかし、紫外線のダメージは蓄積すると、薄毛の原因の1つに。


きれいな髪を守るためには、髪や頭皮へのUVケアも必要よ!

帽子や専用の日焼け止めなので、しっかりと守ってあげてね。

ただ、紫外線を全く浴びないというのも、身体に悪影響を与えてしまうわ。

だから、対策をしながらも適度に紫外線を浴びる必要があるわね!

薄毛の原因になる抜け毛の量。毛根からチェックしよう!

抜け毛が増えると「薄毛になってしまうのではないか」と心配になってしまう人も多いでしょう。

ただ、薄毛になるときは抜け毛が増加しますが、抜け毛の増加は必ずしも薄毛につながらないというのが実際のところ。。。

薄毛につながらない自然脱毛と、薄毛につながる異常脱毛は、毛根などをチェックすれば見分けることが可能なのです。

抜け毛と薄毛の関係について、同じ頭髪へのダメージである切れ毛についても触れながら、説明していきましょう。

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体毛が濃い人は薄毛やAGA(男性型脱毛症)になるとは限らない

昔から、体毛が濃い人は薄毛やハゲになるという説があります。

しかし、体毛が濃くなる原因と薄毛やハゲになる原因は、男性ホルモンの分泌量の多さで濃くなることと各部位に存在する酵素や受容体の影響を受けることで薄毛やハゲになることと原因が異なります。

また、体毛が濃い人でも薄毛やハゲにならない人も多くいます。

つまり「体毛が濃いと薄毛やハゲになる」説は、正しい説とは言えないでしょう。

男性ホルモンであるテストステロンが薄毛やハゲに直接関係しているもの

前頭部と頭頂部に存在している

・5αリダクターゼⅠ型Ⅱ型の活性の高さ

・アンドロゲンレセプターの感受性の高さ

が原因で発症することです。

薄毛やハゲには遺伝性も含まれています。

上記の原因が遺伝的に伝わることで薄毛やハゲになる可能性が高くなる場合もあります。

つまり、体毛の濃さは薄毛やハゲにつながるとは限らないと言えます。

今回は、体毛が濃い人と薄毛やハゲになる関係性などを含めて、男性ホルモンであるテストステロンが影響する体毛の違いやサイクルなどを解説したいと思います。


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カプサイシンには血流改善の期待?薄毛改善に関係はあるのか

唐辛子やハバネロを食べると、汗が出る。
辛さで熱がどんどん上がる。
それは気のせいではありません。

唐辛子の主成分は、カプサイシンという物質、この成分がそのまま辛みとして感じられます。

カプサイシンの多い唐辛子ほど辛い!

ちなみに、見た目で判断は出来ません。カプサイシンは主に唐辛子の種とヘタの辺りに多いため、そこを目安には出来ます。
(正確に言うと、量より分子構造ですが。)

そしてカプサイシンには、血流を良くする働き、食欲を増進する働きがあります。

カプサイシンのユニークな点は、直接、皮膚の温度を上げること。

抗菌作用もあるため、貼り薬にも使われています。

カプサイシンが血流を良くする理由の1つに「適度なアドレナリン」を出すという理由があり、このため、筋肉の血行が良くなります。

アドレナリンは血圧や血糖値を上げたりしますが、カプサイシンには血圧を下げ、血糖値も下げる、またコレステロールも下げる!という、血管にはいいことづくしの効果があるのです。

しかし取り過ぎると怖いことも・・。

そんなカプサイシン、育毛にどんな働きをするのか、見ていきましょう。

カプサイシンで血行促進!

★血流を良くする
カプサイシンの持つ大きな作用の1つに「血流改善」があります。

末端の血管まで拡張させ、血行を良くするのがカプサイシン。

体内に取り込んだカプサイシンは、血流に乗って、体中を巡り、最終的に脳の血流も良くします。

カプサイシンンの面白い所は、皮膚の温度を上げ、血管を拡張する作用もある点です。

この理屈で昔から「温湿布」として活用されています。

育毛に大事なのは、毛母細胞が髪を作れと命令を出し、そこから髪の毛になっていくことの2点ですが、髪の毛の材料は血液から運ばれてきます。

主な材料はアミノ酸。

そのためには、当然血行が良くなくてはいけません。

カプサイシンは末端の血流まで良くする効果があるため、髪の毛の材料を安定供給できます。

★栄養をしっかり補給

カプサイシンンの働きの1つに、「食欲増進」があります。

カプサイシンの持つ刺激が、唾液量分泌をアップ、胃を保護する働きがあるので、

髪の毛を作るために必要な成分を、しっかり補給することが出来ます。

しっかり食べる!そしてメタボになる!=体の脂肪が増え、皮脂分泌過剰な皮膚になる。

ということも、カプサイシンは減らしてくれます。

★脂肪を減らす!

カプサイシンの持つ効果の1つに「脂肪燃焼」があります。

肝臓からリパーゼという脂肪分解酵素を出す働きを促進させるため、です。

人は食事をすると、血糖値が上がります。

そうするとインスリンが分泌されて、血液中の糖分を糖や脂肪として蓄積します。

そして、血中の糖が少なくなると、グルカゴンやアドレナリンというホルモンが出て、蓄積された糖が血中に出てくるため、血糖値は上がります。

この調整がリズミカルに行くことで、エネルギー補給がされ、適度な血糖値が維持されるのですが、インスリン分泌が減るなどホルモン分泌が狂うと、血液の糖分が増え、糖尿病になります。

糖尿病とは、絶えず高血糖の状態=血液が砂糖水のような状態、になるため、血管を傷める。

糖尿病が「国民要注意病」になっているのは、

・糖質を取り過ぎる人が多い
・血管障害からくる病気が多く命に関わる

この2点が挙げられます。

カプサイシンは面白いことに、アドレナリンを出す働きと、血糖値を下げる働きの両方を持ち、結果的に「血糖値を上げない」という状態を維持する働きがあります。

そして、コレステロールを低下する働きもある。

血圧を下げ、血糖値も下げる、脂肪燃焼の働きがある。

つまり育毛にNGな頭皮の皮脂剰分泌を抑え、血行を良くして、しっかり地肌に必要な栄養を届け、不要なものを捨ててくれる優れものがカプサイシンなのです。

育毛の土台を保つのに、ベストな食品。

だからといって、同時に糖質の多いものをガッツリ早食いしていいわけではありません。

その場合は、血糖値の上がり過ぎの悪影響が勝ってしまいます。

カプサイシンの大きな働きとして
「血流改善」「食欲増進」「脂肪燃焼」の3つがあるぜ!

血行が良くなるという事は、
体内の栄養素が上手く循環することにも繋がるぞ。

更に血糖値を上げずに維持する働きもしれくれるんだぜ!

キーワードはタンパク質を増やす「IGF-1」

実はカプサイシンの持つ皮膚刺激が、育毛にダイレクトに有効であるという説があります。

カプサイシンが知覚神経を刺激して、成長因子IGF-1を増やす働きがあるというもので「IGF-1育毛理論」が挙げられていますが、何とこの論文執筆者、元名古屋市立大学大学院教授、岡嶋研二教授(当時)の複数の不備が発覚!
(参考:日本学術振興会

現時点では、合っているとも、違っているとも言いきれないのが現状です。

そこで、今回はカプサイシンが持つアドレナリンの力に注目していきます。

ホルモンの1種であるアドレナリン

脳から出た指令が、主に肉体の刺激に反応、副腎皮質からアドレナリンを出すように指令を出します。

すると、血糖値が上がる、汗が出る、などの効果が出てきます。

中でも最大の効果は脂肪燃焼効果のあるリパーゼを排出、リパーゼには脂肪燃焼の働きがある。

アドレナリンはダイエット効果が見込まれるホルモンなのです。

このアドレナリンのユニークな所は少量の場合は、血圧を降下させ、多くなると逆に上げる点。

アドレナリンは、分泌過剰になると、血圧や心拍数が上がる、という難しいものですが、カプサイシン摂取で出される程度では、血管に優しい効果を発揮。
参考までに「アドレナリン 育毛」と検索してみてください。大量の「薄毛」注意報が出てきます。

過剰なアドレナリンは「ストレスの行き過ぎ」=薄毛に繋がる諸刃の剣なのです。

アドレナリンは、元々ストレスに耐えるために分泌されるホルモン、適度なストレスは心身に良いと言いますが、度を超すと害になる、これはアドレナリンの話と同じです。

またカプサイシンには、血圧を下げる効果があります。

心臓の血流を増やす、コレステロールを減らすという研究結果もあります。

そして血糖値を下げる効果もあります。

アドレナリンの働きと逆の作用をする働きを持っている不思議な成分なのですね。

アドレナリンは成長ホルモン分泌に関与します。

アドレナリンは筋肉に血流を多くし、育てる働きがあります。

筋肉に適度な負担がかかると分泌される、その後成長ホルモンが分泌。

日中に適度なアドレナリンが出ることで、深い眠りが得られ睡眠時にしっかり成長ホルモン分泌が行われます。

アドレナリンと成長ホルモンが時間差で脂肪を分解するため、成長ホルモン分泌の活発な若い人は、食べてもあまり太らないのですね。

糖質や血糖というと「悪者」イメージがありますが、本来は体を作る大事な資源なのです。

そしてこの成長ホルモンがIGF-1因子を増やすのです。

脳下垂体から成長ホルモン分泌指令が出ると、主に肝臓からIGF-1が分泌、体の色々な臓器の成長や修復がされるのですが、このIGF-1は毛乳頭にも存在するのです。

IGF-1(インスリン様成長因子1)は、毛乳頭では、毛母細胞を活性化、髪の成長期を伸ばし、退行期や休止期(髪が生えない時期、抜ける時期)を減らす、そして髪の毛のたんぱく質を増やす働きをします。

育毛には、色々な因子が必要ですが、その中の欠かせない1つ、つまりIGF-1因子が出ないと、髪は生えません。

男性型脱毛(AGA)は男性ホルモンから出来るDHTがIGF-1を減らすという説もあります。

もしAGAである場合、DHTを減らす方法を取るか、それ以上にIGF-1を多くするかになりますが、IGF-1が無いと髪はなし。

ということを考えると、どっちにしても成長ホルモン分泌は不可欠なことが判りますね。

また成長因子が頑張ろうとしても、土台になる皮膚の血行が悪く状態が悪ければ、きちんとした髪の毛にはなりません。

IGF-1の効果を活かすために、カプサイシンの持つ「血行促進」力や「食欲増進」力は大事とも言えます。

血管を傷めないので、なお効果的ですね。

IGF-1が増えると、皮膚のコラーゲンが増え、神経細胞も修復、ストレスに強くなっていきます。

IGF-1自体に育毛だけでなく、髪の毛を生やしやすい身体を作る働きもあるのです。

イソフラボンとの相乗効果は本当なの?

先に書いたねつ造論文「IGF-1」育毛理論の最大のウリは、イソフラボンとカプサイシンを同時摂取することで、育毛の効果が上がるというものです。

そのあらましは、というと、イソフラボンにはCGRPというペプチドがあり、この物質とカプサイシンで知覚神経を刺激すると増える(と言われる)IGF-1が組み合わされると、相乗効果でIGF-1が増えるというもの。

そのため、前述したIGF-1理論は、Wインパクト論とも呼ばれ、本当であれば、手軽にできる育毛法なのですが。。

ちなみに論文執筆者(前述、岡嶋研二元教授)は現在、独自にクリニック開業(参考サイト:名古屋Kクリニック
同時摂取商品を販売しているようでこれまた否定も肯定も出来かねるのが現状です。(2016年12月現在)

よって2つ合わせることによる効果倍増は、今の所無いものとして、単純にイソフラボンは育毛に有効であるとは言えます。

発毛を促すホルモンの1つが、女性ホルモン「エストロゲン」ですが、イソフラボンは非常にエストロゲンに近い成分なのです。

エストロゲンが育毛に有効な理由の1つは、血管の健康を維持すること、血管の柔軟性を高め、悪玉コレステロール値を下げる効果があります。

動脈硬化は男性患者が多いと言われる理由の1つが「女性はエストロゲンを多く持つ」からなのですね。

そして皮膚の真皮(毛乳頭のある位置)にあるコラーゲン量を維持する働きも持つエストロゲン、表皮の保湿維持にも関わっていることが判りました。

イソフラボンは、発毛のための畑=皮膚の健康を維持する役目が大きいです。

またエストロゲンは、セロトニンという幸福を感じるホルモンを分泌。
ここからノルアドレナリン~アドレナリンというホルモン分泌の流れにつながります。

エストロゲンが正常に分泌されることで、体内の色々なホルモンが極端に分泌されたり、逆にされなかったりという事態を防ぎ、バランスよく機能することで、肉体や感情のストレスなどを、コントロールしているのです。

エストロゲンの働きの1つが「ホルモンバランスの調整」と「自律神経機能を調整すること」

エストロゲン分泌が落ちていくときに起きる更年期障害に、色々な症状が出るのはこのためなのですね。

気を付けたい副腎疲労症候群

エストロゲンが出にくくなる原因の1つに「副腎疲労症候群」があります。

副腎皮質から出ているアドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールのすべてが最初は増えます。

アドレナリンの働きは「発汗、血糖値を上げる、代謝のアップ」など心身のSOSに対応するために起きること。

ノルアドレナリンも同じ、そしてコルチゾールは抗ストレスホルモンと呼ばれ、同じく脂肪分解をするのですが、アドレナリンやノルアドレナリンは分泌作用時間が短いのに対して、コルチゾールは長く出続けます。

すると「体や心が疲れた」状態になり、「うつ病のような症状」や疲労、不眠、甘いものが欲しくなる、など、育毛に逆効果なことばかりが起きます。

そして、卵巣からのエストロゲン分泌も減ってしまうのです。

エストロゲンは副腎からも、わずかながら出ていますが、それも邪魔されてしまいます。

副腎疲労がさらに進むと、これらすべてのホルモン分泌が減っていきます。

体を守る気力すらない、ということで、免疫機能が極端に低下、ちょっとした炎症が大事につながる可能性もあります。

もはや育毛どころの問題ではありません。

☆副腎疲労症候群の原因と対策

〇原因

・最大の原因は肉体的、精神的ストレスにさらされ続けること。
・糖質の過剰摂取など、血糖値を乱高下させる食事、抗ストレス作用のあるビタミンC、ビタミンB群不足
・睡眠不足、運動不足
・過度のアルコール
・化学物質(薬の作用など)

〇対策

・ストレスを溜めない~リズミカルな生活をする。特に運動と睡眠時間を意識。
・ビタミンCを取る(柑橘類など)
※唐辛子にはビタミンCが入っているため、副腎疲労を助けるのに有効です。

※漢方は逆効果になることもありますので、医師、薬剤師に相談してからにしましょう。

イソフラボンを取ることで、エストロゲンの乱れを最小限に出来ます。

カプサイシンは、血管を拡張するため、より成分をしっかり体内に取り込めます。

ホルモン分泌を維持するために、イソフラボンが有効、それを確実に体内で活かすために、カプサイシンが有効ということになります。

更に、毛を生やすための健康な肌作りにイソフラボンは大きな役目を果たします。

相乗効果が無くても、両方揃うことで、より発毛力は上がるのです。

カプサイシンの過剰摂取は身体に負荷をかけてしまう

カプサイシンは1つ間違えると毒になります。

★刺激過剰

皮膚に対して刺激になる、ということは行き過ぎると、痛みや炎症になります。

カプサイシン配合催涙スプレーというものが売られていますね。

痛覚も慣れると鈍化、味覚障害などが起きます。

★胃を荒らす

胃の粘膜も刺激が強すぎると、荒れてしまいます。

腸などの消化器系にも負担がかかります。

咳や息切れを伴うこともあります。胃がんのリスクを上げるという報告もあります。

★アドレナリン過剰分泌

アドレナリンが出過ぎると、脳の中にある海馬などが損傷、そのため、うつ、パニック障害などの精神疾患が起きます。
「火病」とも呼ばれます。

ちなみに、カプサイシンには致死量が存在します。

体重1キロにつき、60~75㎎が急性毒になります。

体重60キロの場合で、4,5gになりますが、唐辛子1gあたりのカプサイシン量は3㎎程度、唐辛子約1キロ摂取で、やっと到達する数字。
かなり稀なケースと言えるでしょう。

★がんのリスクを高める

他の物質と同時摂取でがんリスクを上げるという研究報告があります。

その他、排尿障害、胃食道逆流症、粘膜炎症、吐き気、嘔吐、高血圧といった
報告があります。(参考:農林水産省HP

イソフラボンも過剰摂取による害があります。

エストロゲンが多すぎると、女性ホルモン、プロゲステロンが量を増やそうとするなど、逆にホルモンバランスを崩してしまうのです。

適量は1日納豆1パック、豆腐半丁程度です。

1日に1度大豆製品を取る程度の意識で、ちょうどいいくらいの量、特に更年期~元々エストロゲン不足の場合は、大量摂取したときに極端にバランスを欠くことになります。

カプサイシン、イソフラボンとも気合を入れて食べまくる!ということは、避けた方が良いですね。

カプサイシンには刺激があるから胃が荒れてしまうこともあるのか…

辛い物を食べすぎるとピリピリして痛みを伴うこともあるしな。

摂取は少量でよさそうだ!

カプサイシンには血流促進作用があり、育毛には有効的

血圧や血糖値を下げる働きもあり、食欲を増やす=栄養吸収が増えるため、発毛しやすい身体や皮膚を維持できます。

・毛乳頭にはIGF-1という成長因子があり、これが毛髪を生やし育てる力の1つになっている。

・カプサイシンの力で成長因子(IGF-1)を増やす理論(IGF-1理論)があるが、未確定(論文不備のため)

ただし、適度なアドレナリンを出しつつ、血圧降下、血糖値を下げる作用もあることから成長ホルモン分泌に有効とは考えられる。

・カプサイシンとイソフラボンの両方を摂取するとより相乗効果があるという説(IGF-1理論、上記と同じ)があるが、これも未確定。

・イソフラボンは女性ホルモンエストロゲンの役目を果たすため、血管の健康維持には有効、育毛にとって大事な「健康な肌」維持に大きく役立つ。

カプサイシンの持つ力と合わせて、発毛力をより高める。

・カプサイシンの持つアドレナリンと、イソフラボンの持つエストロゲンは「副腎疲労症候群」により、分泌が狂ったり、低下することがある。

ストレスを避け、ビタミンCなどを取ることが大事。

・カプサイシン、イソフラボンとも過剰摂取は害になる。

・ホルモンは量ではなくバランス、栄養をバランス良く取りながら、有効成分を取り入れるという意識が、1番健康にも育毛にも望ましい。


カプサイシンが成長因子を増やすかどうかはまだ未確定なんだなあ。

けど、血圧・血糖値を下げたり食欲増進につながったりするから良い効果をもたらしてくれるんだなあ。

ただ、食べ過ぎは注意しないと。

薄毛になる原因の1つ「ストレス」改善のカギを握るのは亜鉛!?

薄毛の原因はひとつではありません。

AGA(男性型脱毛症)をはじめ良くない生活習慣、頭皮の状態の悪化、喫煙、飲酒、ホルモンバランスの乱れなどさまざまです。

そして、ストレスも薄毛の原因のひとつになっているのです。

現代ではストレスは避けては通れませんが、問題はストレスが薄毛につながり、薄毛によってストレスを感じるという悪循環です。

そして、ストレスと薄毛との関係のカギを握っているのは、自律神経です。

ストレスは自律神経にどのような影響を及ぼしているのか、そもそも自律神経はどのような働きを持っているのか、ストレス対策に摂取すべき栄養素は何なのかなどについて、説明していきましょう。

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タバコとお酒はほどほどに!血流悪化とアルコールによる作用から薄毛を招く恐れ

タバコとお酒は、日常生活での嗜好品の中ではメジャーなもののひとつです。男性も女性も、嗜んでいる人は多いのではないでしょうか?

タバコを吸うと気分が落ち着く、お酒を飲むとストレスが発散できると、常用している人も多いかもしれませんね。

ただ、大量のタバコとお酒は薄毛の原因となってしまいますので、大切な頭髪のためには控えた方がよいのが確かです。

なぜタバコとお酒が薄毛を招くのか、そのメカニズムと対策について説明していきましょう。

タバコとお酒は薄毛を促進させてしまう!

タバコとお酒には、薄毛を促進させる働きのある成分が含まれています。

もしあなたがAGA(男性型脱毛症)などで治療を受けている場合、効果が落ちてしまうのです。

タバコの場合、具体的には次の成分が薄毛を促進させる働きを持っています。

・ニコチン

・一酸化炭素

このうち、害が大きいのはニコチンの方です。

<ニコチンの問題点>

・交感神経を活発にして頭皮の血管を収縮→血行不良を起こす

・ビタミンCを破壊してストレスを増やす

・男性ホルモンを増やしてAGAの原因

・DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を促進

これ、いかにもと「薄毛になってください」言ってるようなものですよね。

これだけ問題点があると、タバコなんてやめた方がいいんじゃないかと思った人もいるのではないでしょうか。

お酒の場合は適度なら血行を促進させる効果があるのですが、問題は酒量が多くなってしまった場合です。

<お酒の過剰摂取による問題点>

・アルコール分解時にアセトアルデヒドという物質が作られ、頭髪の成長が妨げられる

・アルコール分解時にシステインとメチオニンが使用され、頭髪の栄養分が不足する

・カクテルなど糖分が多いと頭皮や血管に悪影響を与える

お酒の場合はアルコールと糖質が薄毛を招く原因となっているのです。

薄毛につながるタバコに含まれる2つの有害物質

タバコによって体にもたらされる有害物質は、ニコチンと一酸化炭素です。

これらは、どのような形で頭髪に悪影響をもたらしているのでしょうか。まず、ニコチンについて説明していきましょう。

・ニコチン

ニコチンには自律神経のうち、交感神経を活発にさせる働きがあります。

交感神経は体を攻撃モードにする働きがありますが、戦って怪我をしたときに出血量を減らすため、末梢血管を収縮させてしまうのが問題です。

末梢血管の収縮は血行の悪化を招きますが、これは頭皮にも起きてしまいます。

頭皮の血行が悪化すると毛根に十分な栄養分や酸素が届かなくなり、頭髪の成長が抑制されてしまうのです。

頭髪の成長のカギを握っている毛母細胞が活発に分裂してくれるためには、栄養分と酸素が必要になります。

その供給が滞ってしまえば、分裂が抑制されてしまうというわけです。

実際、AGA治療薬のひとつであるミノキシジルは、頭皮の血管を拡張して血行を促進させるという働きを持っています。

これによって毛母細胞に十分な栄養分と酸素を与えているというわけで、ニコチンとは真逆の効果を持っていると考えていいでしょう。

・ビタミンCの破壊

次に、ニコチンによるビタミンC破壊の問題点です。

これは大きなものとしては2つあります。

ビタミンCが破壊されることでストレスが増加してしまうことと、ビタミンCが足りないとビタミンEが十分に吸収されないということ。

ストレスを受けたとき、これを緩和するためのホルモンが副腎から分泌されます。

ホルモンを生成するためには、ビタミンCが必要になるため、副腎にはビタミンCが溜め込まれています。

ところが、タバコによって体内のビタミンCが破壊されてしまうと、副腎に溜め込んでいるビタミンCの量も減少し、ストレス緩和ホルモンの生成量が減少してしまうのです。

その結果、ストレスを受けてもうまく緩和することができず、蓄積してしまうことになります。

ストレスも交感神経の働きを活発にしてしまう原因のひとつです。

肉体的であっても精神的であってもダメージを受けていることに変わりはないと、体が判断してしまうためです。

これが頭皮のさらなる血行悪化を招き、頭髪の成長を抑制して薄毛の原因となってしまうのです。

そしてビタミンCの働きには、ビタミンEの吸収を促すというものがあります。

ビタミンEの働きのひとつは血液をサラサラにし、血行を促進させてくれるというものです。

タバコによってビタミンCが破壊されて不足してしまうと、このビタミンEの吸収がうまくいかなくなります。

結果として血液がドロドロになって血行が悪化し、毛母細胞に届けられる栄養分や酸素が減少してしまうというわけです。

・男性ホルモンの増加

ニコチンによる男性ホルモンの増加は、AGAの原因となるDHTの量を増やすことにつながります。

DHTには頭髪の成長を抑制し、薄毛を促進させる働きがありますので、DHTが増えればさらに薄毛が進みやすくなってしまうのです。

なぜこのようなことになるのかというと、アロマターゼという酵素が関係しています。

アロマターゼは体内に男性ホルモンが増えすぎないようにするために、一部を女性ホルモンに変える働きがあるのです。

男性の体内に女性ホルモンがある理由のひとつは、この酵素によるものです。

ところが、ニコチンはこのアロマターゼの働きを抑えてしまうのです。

アロマターゼの働きが低下することで男性ホルモンが増えても女性ホルモンになりにくくなり、体内の男性ホルモンは増加し、DHTも増えます。

これによって、薄毛が促進されてしまうというわけです。

・一酸化炭素

タバコの問題はニコチンだけではありません。燃焼時に発生する一酸化炭素を吸ってしまうのも問題になってきます。

一酸化炭素は、酸素以上に赤血球のヘモグロビンと結びつきやすいという性質があります。

問題は、一酸化炭素と結合したヘモグロビンは酸素と結合しにくいので、体の隅々に酸素を運ぶ働きができなくなってしまうということです。

タバコによって一酸化炭素を吸うことで、酸素を運搬できないヘモグロビンが増えていきます。毛母細胞の分裂には酸素も必要です。

タバコの一酸化炭素によって酸素が不足すると、毛母細胞の分裂が抑制されて頭髪が成長しにくくなり、薄毛の原因となってしまうのです。

昔からタバコは「百害あって一利なし」とまで言われており、呼吸器をはじめ体のあちこちに悪影響を与えることで知られています。

そして、それは頭髪についても例外ではないということなのです。

アルコール分解で発生する物質が薄毛につながっていた!?

お酒にはアルコールが含まれていますが、このアルコールを肝臓で分解する際に、2つの問題が発生します。

1.アセトアルデヒドという物質が生成される

2.システインとメチオニンが消費されること

この2つが、お酒による薄毛の原因となっています。

・アセトアルデヒド

少量のアルコールならば酢酸への分解がうまくいきますので、アセトアルデヒドが体内に回ることはありません。

ところが多量だと分解が間に合わなくなり、アセトアルデヒドが体内に回り、体にいろいろな悪影響を及ぼしてしまうのです。

アセトアルデヒドの一番の問題点は、男性ホルモンをDHTに変えてしまう働きがあることです。

DHTの増加は頭髪の成長を抑制し、薄毛の原因となります。

特にすでにAGAを発症しているような人は要注意といっていいでしょう。

アセトアルデヒドには睡眠の質を下げてしまう問題点があります。

頭髪の伸びは成長ホルモンによって左右されています。

成長ホルモンは睡眠中に効果がアップするという特徴があり、特に深いノンレム睡眠のときに効果が高くなります。

ところがアセトアルデヒドは、このノンレム睡眠を阻害してしまい、睡眠の質を下げてしまうのです。

アセトアルデヒドによってノンレム睡眠の時間が少なくなれば成長ホルモンの働きが弱くなり、頭髪の成長が抑制され、薄毛の原因となってしまいます

・システインとメチオニン

アルコールが肝臓で分解される際には、システインとメチオニンというアミノ酸が消費されてしまうという問題点があります。

なぜこれが問題になるのかというと、システインとメチオニンの消費は頭髪の原料となるタンパク質「ケラチン」の生成量を減少させる原因となるからです。

ケラチンは食物から摂取することはできませんので、体内のアミノ酸を使って合成するしかありません。このときには18種類のアミノ酸が必要になりますが、このうち最も多く必要なのがシスチンです。

実はシステインとメチオニンは、このシスチンの生成に関係しているのです。

システインが2つくっつくことでシスチンとなりますし、メチオニンからシスチンが作られます。

システインとメチオニンが肝臓で消費されると、シスチンになる分が減少し、不足してしまいます。

シスチンの不足はケラチンの生成量が減少することにつながってしまうということなのです。

いくら頭皮の血流が良くても、肝心の栄養分が体内になければ、頭髪の成長は期待できません。

お酒を飲みすぎるとケラチンの不足を招き、薄毛の原因を作ってしまうのです。

美味しくて甘いお酒は、髪には甘くない!

このように書くと、お酒は飲み過ぎなければ問題はないんじゃないか、自分は嗜む程度だから大丈夫だと考える人も多いでしょう。

ですが、摂取すること自体がダメなお酒もあるのです。

糖分が多く含まれる甘いカクテルは、それ自体が頭髪に悪影響を及ぼしてしまうのです。

まず、カクテルの問題点は、血糖値が大幅に上がってしまうことです。

アルコールそのものに血糖値を上げる働きがあるうえ、カクテルには糖分が含まれているので血糖値がマッハで上昇します。

血糖値の高い血液は血管の弾力を失わせ、血行の悪化につながるという問題点があります。

毛根に十分な栄養分と酸素が行き渡らなくなり、頭髪の成長が阻害されてしまうのです。

血糖値の高い病気といえば糖尿病が挙げられますが、糖尿病は薄毛の原因になります。

フリーアナウンサーの小倉智昭さんがカツラを使用しているのは有名ですが、これは糖尿病による薄毛が原因です。

これと似たようなことが、カクテルによってもたらされると考えていいでしょう。

また、甘いカクテルを摂取することは、皮脂の分泌量を増やすことにもつながります。

これは糖分摂取によってビタミンB1が消費されてしまうことが原因です。

そもそも頭皮は、皮脂の分泌量が最も多い部位なのです。

皮脂の分泌量が多い部位というと、額から鼻にかけての「Tゾーン」を思い浮かべる人が多いですが、頭皮の皮脂の分泌量はTゾーンの2倍になるとされています。

つまり、ちょっとしたことで皮脂が過剰になってしまうのです。

頭皮の皮脂が過剰になると、毛穴に詰まって頭髪の成長が抑制されます。

しかも、詰まった毛穴にマラセチア菌などの細菌が感染して炎症が起きると、脂漏性脱毛症の原因になってしまうこともあります。いずれにしても、薄毛の原因です。

これを防ぐ方法としては、糖分の少ないお酒を飲むという方法があります。

糖分が少ないお酒は、焼酎やウイスキー、ブランデーといった蒸留酒や赤ワインです。

蒸留酒はアルコール度数が高く、すぐに摂取過剰となってしまいますのでオススメできません。

その点、赤ワインでしたら度数もそれほど高くありませんので、適量に抑えることも難しくありません。

もし薄毛予防を考えているのでしたら、お酒を飲む際にはカクテルではなく、ワインにするというのも効果的なのではないでしょうか。

タバコもお酒もほどほどに。過度の摂取は髪にも体にも毒

タバコが頭髪に悪い理由は、次の2つです。

・ニコチンによって頭皮の血流が悪化する

・一酸化炭素によって頭皮への酸素が減少する

お酒については次の3つです。

・アルコール分解時に生成されるアセトアルデヒドによってDHTが増える

・アルコール分解時にシステインとメチオニンが消費され頭髪の栄養分が減る

・甘いものは頭皮の血行悪化と皮脂過剰による頭皮の状態悪化につながる

これらを防止する方法は、まずタバコについてはやめてしまうのがベストだ。

ただ、ヘビースモーカーの場合は禁煙がストレスの原因となり、頭髪の成長に悪影響を与えるというのが問題点になる…

その場合でも、本数を徐々に減らしていくようにすれば、ストレスを抑えることが可能だ!

最終的には禁煙を目指して、少しずつタバコを減らしていくようにするのが良いだろう。

一方、お酒の場合は適度ならば血行を促進させる働きがありますので、過度に摂取しないことが重要です。

個人差はありますが、厚生労働省はアルコールの適量は1日当たり20グラムとしています。
「参考:厚生労働省 健康日本21(アルコール)

お酒の目安は、ビールならば中瓶1本(500ミリリットル)、赤ワインならば瓶の4分の1(180ミリリットル)だ。

適量でも「一気飲み」は肝臓に負担をかけ、アセトアルデヒドが体内に回る原因になるぞ。

お酒の飲みすぎ、タバコの吸いすぎは身体に負担をかけてしまうから、ほどほどに!

女性にも発症する薄毛に注意!「FAGA」ってどういうものなの?

AGA(男性型脱毛症)はその和訳から男性に特有の疾患だと思っている人も多いでしょうが、実は女性もAGAを発症することがあるのです。

FAGA(女性男性型脱毛症)という別名で呼ばれることもあります。

実は女性の体内にも男性ホルモンがあり、FAGAはその由来物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)が原因であることは同じです。

ただ、女性と男性では発症メカニズムや症状に違いがあるため、別の名前がついているのです。

FAGAの発症メカニズムや症状はどういうものなのか、男性のAGAとどのような違いがあるのか、FAGAの対策にはどのようなものがあるのかなどについて、説明していきましょう。

AGAは男性だけの脱毛症じゃない!女性の薄毛原因―FAGA

AGAとFAGAの違いについて説明する前に、なぜDHTが頭部の脱毛や薄毛を進行させてしまうかについて知っておきましょう。

DHTは頭部において、TGF(トランスフォーミング増殖因子)という成長因子の一種であるTGF-βの生成量を増やします。

TGF-βは成長因子ではあるものの、実際の働きは毛母細胞の分裂を抑制してしまうというもので、これが頭髪の成長サイクルに影響を与えるのです。

頭髪は盛んに伸びる成長期、伸びが鈍化する退行期、伸びが止まり抜けるのを待つだけの休止期を繰り返しています。

TGF-βによって毛母細胞の分裂が抑えられると成長期が短くなり、十分に成長していない頭髪が抜けるようになります。

これが薄毛の原因で、この点についてはAGAもFAGAも同じです。

では、AGAとFAGAでは何が違っているのでしょうか。

それは、AGAは純粋にDHTの働きによって引き起こされるのに対し、FAGAは発症に女性ホルモンが関係していることです。

AGAが若年層で発症するケースが珍しくないのに対し、FAGAは若年層での発症は稀です。

これは、女性ホルモンの分泌量が盛んなことが関係しています。

女性ホルモンはIGF(インシュリン様成長因子)の一種であるIGF-1の生成を増やします。

IGF-1はTGF-βとは逆に、毛母細胞の分裂を促進させる働きがあり、これによって頭髪の成長期を伸ばします。

若年層は女性ホルモンの分泌が盛んなのでIGF-1の生成量も多く、これによってDHTによって生成されたTGF-βの働きを抑えているというわけです。

ところが加齢によって卵巣が衰えると女性ホルモンの分泌量が減少し、IGF-1の生成量も少なくなってしまいます。

IGF-1が減少するとTGF-βの働きを抑えることができなくなり、頭髪の成長期が短くなるのです。

これによって薄毛が進行するというのが、FAGAの発症メカニズムになります。

男性はDHTのブレーキ役といえる女性ホルモンの分泌量が極めて少なく、女性のピーク時の1割程度です。

そもそも体内の女性ホルモンだけでは、DHTの働きを抑えることができません。

なので、男性は純粋にDHTの働きのみによってAGAを発症しています。

つまり、FAGAの対策はDHTの生成抑制ではなく、女性ホルモンの働きを強める方向で行われる必要があるのです。

その為、治療法も男性とは当然のことながら変わってくることになります。

これで分かる!3つに分類されるFAGAの進行度

FAGAは急激に脱毛が進むものではなく、徐々に 薄毛になっていくのが特徴です。

進行度に合わせてⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型に分けられています。

Ⅰ型は、頭頂部の一部が薄くなってしまった状態です。

部位が部位だけに、この時点では気がついていないケースも多いのではないでしょうか。

Ⅱ型は、つむじの薄い部分がやや広がってきた状態です。

この時期になってくると、頭髪が薄くなってきたと気づく人が多くなってくるでしょう。

Ⅲ型は、頭髪の薄い部分が広がり、全体的に薄くなってきた状態です。

人によっては男性のAGAのように前頭部が薄くなってくるケースもあるとされており、いずれにしてもFAGAだとはっきり分かるような状態だといっていいでしょう。

FAGAは、頭頂部から頭髪が薄くなっていくため、発症に気が付きにくいという問題点があります。

これは、DHTの生成に必要になる5α-リダクターゼという酵素が頭頂部に分布しており、DHTの生成量が多い部分から薄毛になっていくためです。

FAGAもAGAと同じく、早期ならば薬剤による治療が可能ですが、対処が遅れると治療に時間がかかるため、常に頭頂部の状態に気を配っておくことが、FAGA治療の鍵を握ります。

ただ、FAGAの治療は男性を対象としたAGAクリニックではなく、女性の治療も対応しているクリニックで行う必要があります。

なぜなら、女性はAGA治療薬のひとつ、プロペシアの処方が認められていないからです。

DHTというと薄毛の原因ばかりがクローズアップされがちですが、実際には体毛を濃くしたり、体を筋肉質にしたりするなど、男性らしい体作りには欠かせません。

胎児期の男児の場合、DHTは男性器の形成にかかわっています。

ところが、妊婦がプロペシアを服用すると胎児の体内でDHTが生成されなくなり、男性器がうまく形成されなくなるのです。

こうした先天性異常を防ぐため、女性にはプロペシアの処方が認められていません。

実際、5α-リダクターゼがなく、DHTをほとんど生成できない男性が生まれてくることがありますが、男性器がなかったり、あっても極端に小さかったりしてしまいます。

男性にとってのDHTの働きは、実はかなり重要なものなのです。

ちなみに、女性はプロペシアの服用だけではなく、手で触ることすらできません。

これは皮膚からプロペシアの成分が吸収され、胎児に悪影響を与えてしまう可能性があるからです。

パートナーがプロペシアを服用している場合、取り扱いには注意が必要になってきます。

女性にプロペシアが処方できないことは、長年にわたってFAGA治療の問題点となっていました。

最近ではパントガールという女性用の治療薬が開発され、脱毛抑制にめどが立ちつつあるわよ!

女性ホルモンを減少させる 生活習慣は薄毛への道

いずれにしても、FAGAの発症を防ぐためには、女性ホルモンの分泌量を減少させないことが鍵を握っています。

加齢によるものは避けられないとしても、それ以外の原因は生活習慣の改善によって対策が可能なものばかりです。

加齢以外の女性ホルモンの分泌量減少の原因としては、以下のようなものが考えられます。

ストレス

まずストレスは、多忙な仕事や育児などによって恒常的に受けている状態が問題となります。

ストレスを恒常的に受けていると、自律神経のうち交感神経が常に活発に働いている状態となり、自律神経のバランスが完全に崩れてしまいます。

自律神経は大脳の視床下部と密接な関係があります。

視床下部は女性ホルモンを分泌するための指令を出しているのですが、ストレスによる自律神経のバランスの崩れは視床下部にも悪影響を与え、指令がうまく出せなくなり、女性ホルモンの分泌量を減らしてしまうのです。

軽い運動をしたり、仕事の最中でも適度にインターバルを入れたりするなどして、恒常的にストレスを受けないようにする必要があります。

睡眠

睡眠不足はストレスの原因にもなりますが、内臓の働きを弱めてしまうという問題点もあります。

これは卵巣の働きを弱めることにもつながり、女性ホルモンの分泌量を減らしてしまうのです。

睡眠時間を長くしても、睡眠の質が悪いと結果として似たようなことになってしまうので注意が必要になります。

対策は睡眠をしっかりと取ること(最低でも6時間)と、睡眠の質を上げることです。

最近、問題になっているのは夜遅くまでスマートフォンを弄っていることで、スマホの画面から出るブルーライトによって睡眠が浅くなってしまうということもあります。就寝前のスマホ弄りは控えましょう!

ダイエット

ダイエットについては、食事量を無理に減らすことで女性ホルモンの原料が不足してしまうことが問題となります。

中でも重要なのは脂質で、女性ホルモンの原料の一つとなっているのです。

脂質は太るというイメージで、必要以上に減らしてしまうと女性ホルモンが作れなくなってしまいます。

スリムな体になりたいという気持ちは分かりますが、ダイエットのやりすぎで薄毛になってしまっては意味がありません。

脂質はもちろん、タンパク質やビタミンなど、女性ホルモンの生成に欠かせない栄養素はちゃんと摂取するようにしましょう。

冷え

体を冷やすと血行が悪化し、卵巣の働きを低下させ、女性ホルモンの分泌量が減少します。

冬場はもちろん、夏場でも冷房の効いた部屋に長時間いると冷えの原因になりますので、注意してください。

ちなみに、運動不足などで筋肉があまりついていない人は、体が冷えやすくなっています。

熱は筋肉によって作られるもので、筋肉が足りないと発熱量自体が少なくなってしまうのです。

タバコ

タバコについては、ニコチンに女性ホルモンの分泌量を減らす働きがあるのが問題です。

吸えば吸うほど、女性ホルモンが減少してしまうようになっています。

ニコチンには頭皮の血管を収縮させて頭髪の成長に悪影響を与える効果もありますので、女性ホルモンとは関係なく育毛の敵です。可能ならば禁煙してしまいましょう。

アルコール

アルコールは飲みすぎると、卵巣の機能を低下させ、月経異常や排卵欠如などの原因となるという問題があります。

卵巣の機能が低下すると、当然のことながら女性ホルモンの分泌量も減ります。

1日当たりのアルコールの適量は20グラムで、これはビールにすると中瓶1本(500ミリリットル)と、意外と少ないです。

アルコール量の計算式 お酒の量(ml)×[アルコール度数(%)÷100]×0.8
例)ビール中びん1本 500×[5÷100]×0.8=20

出典:(社)アルコール健康医学協会

中瓶1本分(500ミリリットル)ならば簡単に飲めるという人も多いでしょうが、どんどんお酒を飲んでしまうと、完全に適量をオーバーしています。

この量を週に3日以上摂取すると、月経異常などが起きるとされているのです。

もちろん、女性ホルモンも減少し、髪の成長が鈍化します。

髪のためにも、アルコールの量には気をつけてください。

FAGA以外にもある!あなたの薄毛原因を見分けよう!

ただ、薄毛はFAGAによってのみもたらされるものではありません。他の疾患によって薄毛になってしまうこともあります。

女性の場合、FAGA以外の原因として考えられるのは以下の通りです。

・分娩後脱毛症

これは妊娠中には女性ホルモンの分泌量が増加していたものが、出産後に一気に減少してしまったため、頭髪の成長期が短くなってしまうものです。

FAGAのように頭頂部が集中的に薄くならず、全体的に頭髪が抜けていくのが特徴になります。

分娩後脱毛症は基本的に時間がたてば元に戻りますが、なかなか元に戻ってくれなかったり、完治しなかったりするケースもあります。高齢出産の場合に多いので、注意が必要です。

・牽引性脱毛症

ポニーテールなど結える髪形を続けていると、負担によって毛根が弱ってしまい、頭髪の成長が妨げられてしまうというものです。

結えることによって負担がかかる生え際に症状が出やすいという特徴があります。

対策は、髪形を変えて毛根への負担をなくすことです。

悪化すると治らないケースも出てきますので、長期間にわたって髪を結うのはやめた方がいいでしょう。

・粃糠(ひこう)性脱毛症

頭皮の乾燥などでフケが増えて毛穴に詰まり、炎症を起こして頭髪が抜けてしまうものです。

原因については不明なところもありますが、頭皮の乾燥などが関係しているとされています。

洗浄力が強すぎるシャンプーを使うことで頭皮の乾燥を招くケースがあります。

フケが増えてきたなと思ったら、シャンプーをアミノ酸系界面活性剤が配合されているものなどに代えてみてはいかがでしょうか。

・円形脱毛症

硬貨のような円形のハゲが頭部にできてしまうものです。

自己免疫性疾患で原因については分からないことも多いのですが、ストレスなどが引き金となっているとされています。

治すためには医療機関の力が必要になってきますが、少しでも治りを早くするために、上手にストレス解消などを行うことなどが必要になってくるでしょう。

女性の薄毛といっても、実はこれだけの原因があるのです。

それぞれ、薄くなる部分が違うという特徴がありますが、頭髪に異常を感じたら医療機関を受診してみるようにしましょう。

FAGAは女性の脱毛症。女性には女性の対策を!

FAGAについて知っておいてほしいのは、以下の3つです。

・AGAとFAGAの原因は同じDHT
・AGAとFAGAは発症に女性ホルモンが関係しているところが違う
・女性ホルモンの分泌量は生活習慣に左右される

つまり、FAGAを防ぐためには、まず生活習慣をチェックする必要があるということです。

「髪は女の命」といわれるほど大切なものです。

普段から生活習慣や頭頂部の状態に気をつけ、異常を感じたらFAGAを専門に診ている医療機関に相談するなど、女性ならではの対策を取るようにしていきましょう。


FAGAの原因は女性ホルモンのバランスが乱れていることが多いわ!

女性の場合、男性みたくハゲた状態になることはほぼないから疑いを持ったら生活習慣を見直してみて。

改善をしていても髪がやたらと抜ける場合は、FAGA以外の脱毛症が考えられるわ。

育毛する為に知っておくべき「髪が生える仕組み」!!!

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「毛根に刺激を!」というキャッチフレーズ、よく薄毛対策で耳にしますが、毛根と言っても、その中の構造は実に複雑です。

毛根とは、毛乳頭毛母細胞毛根鞘の3つからできている毛の根元のことを指します。
(皮膚の外に見えない部分すべてを毛根と呼ぶこともあります。)

その中心の毛乳頭が「髪を生やす、おしまい」という指令を出すため、毛母細胞が育ち、髪を成長させて発毛したり、逆に毛が抜けたりするのです。

毛根で髪の毛が作られ、皮膚の外側を覆う表皮を通り「髪の毛」として登場する仕組みなのです。

髪の毛は、成長期、退行期、休止期のサイクルがあり、毛乳頭はこの3つのバランスがうまく取れるように働いています。

この3つの時期が5年程度の周期で回転することで、一定量の髪の毛を維持しています。

しかし何らかの理由で、成長期の髪が一気に休止期に入ったり、狂ってしまうことで、髪が育たないままになったり、育ち切れないまま抜けたりすることがあります。

これが「薄毛」と呼ばれる現象です。

薄毛の原因には「毛乳頭の指令がおかしい」「毛母細胞が働かない」などいろいろな理由があります。

今回は、そんな髪の仕組みを詳しく見ていくことにしましょう。

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